鋸南町下佐久間の127号沿いにある寿司屋さん。
127号は番号の割にローカルな道で、君津以南の内房の港町ではバイパスもなく(有料の館山道がバイパスという位置)いちいち町中を通る上に、道も折れ曲がって交差点で詰るという昭和のまんまのルートになっている。で、この勝山の町も渋滞しやすくトロトロ進む中で見かけて気なってた店がこの寿司屋。
わかりやすくリーズナブルなら寄ってみたいと思いつつ、対向車側なので通過してた。
で、今日は手前の保田の町もすいてて渋滞がが無かったので、だったら寄ってみようと思ってたので寄れた。
駐車場は店より少し先に同じような看板が立ってて分かりやすく空いてるのも一目でわかった。
店に歩いて看板を見つつ中に入った。
こういう港町の寿司屋さんなんかは入ってみたいよな~と思いつつも値段もメニューも判らないから、多少派手すぎてもセットメニューが書かれた看板があるとありがたいね。
店内はカウンターと小上がりの座敷二卓。(奥にも座敷はあるようだった)カウンターが二組の客でいっぱいだったので小上がりの席に着いた。
看板見てたのむのは決まってたけどメニューも一応見つつ、貼紙の今日のおススメも見た。「きりおとし丼」とか単品の「なめろう」200円とか気になる物もあったけど、やっぱりメインのリーズナブルな「地魚にぎりAセット」1050円にした。
昼から食事してたような他の客の後だったので料理も早かったし、食べる頃には他の客も店を出てすいた店内で悠々だった。
で、「地魚にぎりセットA」
まぁ地魚といっても一般的なアジとかアナゴとかがメインなんだろうなとか思ってたらアニハカランヤ。
アジは焼鯵で味噌汁にドンと入ってるだけだった。
「この順番に握ってます」と親切に渡されたネタのメモ書きを見ると、、
ガンゾウヒラメ、コショウダイ、イラ、アカサバ
イシダイ、ブダイ、メジナ、タチウオ
というモロ地魚!
っていうか知らない魚が半分でわくわくした。
どれもこれもさっぱりして味良くおいしく、でもやっぱり石鯛や太刀魚はしっかりうまかった。
メジナなんかは小さいのを釣ったことあったけど刺身で食べるのは初めてで嬉しかった。
焼鯵味噌汁までおいしくごちそうさま。満足の昼食。
観光向けの見栄えするメジャーな魚料理もいいけど、こういう地魚料理が食べたかったんだよね~。お品書きのメモもありがたい。
きっと季節によってネタは違うのだろうから、是非とも冬にも立ち寄りたいなと思った。