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道の駅 湯西川

ファイル 994-1.jpg日光市西川の五十里湖湖岸にある道の駅。
121号からはちょこっとだけ脇に入る。

んー寄ったのは三度目かな。
ここは鉄道の駅(会津鬼怒川線「湯西川駅」)も兼ねてて、目の前の五十里湖を周る水陸両用バスの乗り場でもあったりして、観光的にはキーポイントになる場所。
でもさすがに日曜日の夕方も日没後ともなればかなり閑散としてて、お客はチラホラ。

ファイル 994-2.jpgちょっと売店覗こうとあるくと、その前に足湯があって「あ、そうだ、ここってたしか温泉もあるんだよな」と思い出した。
こんな閑散としてたら風呂も空いてるかな?とか思ってここで入浴することにした。

風呂は二階。
思ったとおり空いていた。っていうかガラガラ。

ファイル 994-3.jpgあれ?営業中だよな?ちゃんと受付済ませたしな。。
と一瞬首傾げるくらいガラガラ。
っていうか客自分だけ?
女湯は覗いてないから知らないけど、男湯に関しては貸切状態。
うわーこんなの久々かも。
そんなに広い風呂でもなかったけど一人なら悠々広々。
ちょっと子供みたいに泳いだりしながらゆっくり入浴。

ファイル 994-4.jpg気分良く風呂上がって一階に下りたら売店閉まってた。
あ、しまった、先に見てから入ればよかった(^^ゞ

でもま、この時間は穴場かも。
田島の道の駅に寄れなかったおかげでいい湯に浸かれて良かった。

タグ:楽:湯 道の駅

白森清水

ファイル 993-1.jpg昭和村大芦の400号沿いにある清水の汲み場。

この道は割とよく通るけど、人がいないと寸前まで気がつかなかったり、人が多ければ「今回はパス」と思っちゃってて、毎回見かけては通過してた所。
今日は汲んでた人が汲み終わって出発するっていういいタイミングだったので、車を停められた。
そういう場所って結構あるよね。

ファイル 993-2.jpgってわけで、今回のドライブラストの飲み水を補給。

甘くて飲みやすかった。

タグ:楽:汲 観:水

越後府跡

ファイル 992-1.jpg阿賀野市中央町の48号沿いにある史跡の公園。
国道走ってて見かけた櫓が気になって寄ってみた。

ら、この越後府は明治維新後の新政府が置いた府庁機関だそうだ。
ああ、そうか律令政権の越後国府は直江津の方だったっけ。。
すぐに廃藩置県になり「実際に置かれた期間は1年あまり」だそうだけど、そんな物が史跡として建物復元したりしてるのは珍しいよね。

で、台地の上の「越後府矢倉」にちょっと登ってみた。

ファイル 992-2.jpgんー
復元されたのが平成11年とあったので、新しいような少し疲れてるような、ちょっとした公園の休憩所くらいの風格。

下の説明には「再建計画がまとまり第一段階として矢倉部分を再建」とあったけど、第二段階は頓挫したのかそれ以外のものは何もなかった
けど、一応少し歩いてみた。。

ファイル 992-3.jpg庁舎のあった部分は広い芝生の公園になって、、、、
と思いきや、ただの雑草の広場で、あまり人が立ち入ってないような自然な雑草が繁って雨に濡れて、踏み込むと一発で足元びしょびしょの湿地状態。。
説明板も一切なく、ここはおそらく桜の咲く時期以外は人が来ない場所って雰囲気だった。。

ファイル 992-4.jpg反対側から下に降りて国道に出るとこっち側には大きく「史跡 越後府跡」との標柱と説明版。
こっちの説明は矢倉の下の物より少し詳しく書かれててた。
この場所は戊辰戦争時には会津軍の本営が置かれ、維新後に越後府が置かれ、廃藩置県で水原県県庁となったけど翌年には廃止。だそうだ。

んー。
ひょっとしたら新潟の中心はここになってたのかもしれないって場所なんだね。
歩くにも歴史的にもちょっと地味すぎてパッとせず、矢倉に騙されたような気もする史跡だけど、明治初期の統合や分離の目まぐるしく変わる地域の形に興味持って夢想するには面白いきっかけになる場所だと思った。

タグ:観:園 観:府 観:櫓

瓢湖

ファイル 991-1.jpg阿賀野市水原にある湖(、、というか池だよな)
ちょうど「瓢湖ハスまつり」の時期だったらしくゲートや幟が立っていた。
でも、まつりといってもステージも露店もなく、何をするというイベントではないようだった。
まあ、取敢えず湖面いっぱいに浮いたハスに咲いた花を眺めるだけでも悪くない。

とりあえず湖畔の際に手作りの灯篭が並んで浮かべられていた。イベントは夜かな?照らしたらきれいだろうな。

それと、この瓢湖は「ラムサール条約登録湿地」で「国指定鳥獣保護区」とおいう大きな看板があって、入口近くの湖面には鴨や白鳥がいて人が集まってた。
その人の群れとは別に、立派なカメラを構えた人達も集まってた。
何を撮ってるのかなーとカメラの方向を追って見たんだけど、被写体の鳥がどれだか判らなかった。。まさかあのでかい白鳥の頭じゃないよなwww

ファイル 991-2.jpg

蓮の花は駐車場からのゲートのある入口よりも、北側の奥のほうが濃く密集してたので少し見ながら歩いた。

中間あたりにちょこっと湖面に突き出た展望テラスがあったので、そこでゆっくり見回した。
五頭山の山並みをバックに広がる湖面にびっしり生えたハスの緑の葉に浮いたピンクの大きな花が見応えあった。

ファイル 991-3.jpg

ハスの咲く場所ってわりと多いけど、いつも時期逃しててこれだけ咲いたハスは初めてかも。
特に、近所でよく行く手賀沼なんか、いつも微妙に時期外しちゃってチラホラしか咲いてなくて悔しかったのが、ここで晴らせた感じで嬉しかった。

しばらく眺めて満足。ホントは周りを一週歩こうかな、、とか思ったけど、やっぱ広いし、雨降りそうだし、、ってことで来た方向に引き返した。

戻りは花じゃなくて湖面に浮き泳ぐ魚や、ヒュんヒュん飛び回るトンボを見ながら歩いた。

ファイル 991-4.jpgハスの葉の上に多く見かけたのが縫針のような小さなトンボ「クロイトトンボ」。かわいいなー。

そしてシオカラトンボもよく見かけた。
ん?何か食べてるな、、とデジカメのズームでアップにして見てみたら、、イトトンボを食ってた。。
イトトンボ達は食われちゃうのに全然気にせずシオカラトンボの周りに無防備に止まったりしてて哀れだった。。

入口まで戻ってきたけど、まだ雨も降ってきてなかったので、もうちょっと散歩。反対側の並木の道に進んでみた。

そしたら、またカメラの集団。
何がいるんだろう、、とまたファインダーの方向を追って見た。
ら、今度はわかった!
ハスの葉の上をヒョコヒョコ歩きまわる身軽な鳥がいた。
「ヨシゴイ」という小型のサギだそうだ。
飄々とハスの葉の上を渡り歩いて可愛かった。合間で魚を啄いて捕食するシーンも見れた。

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と、鳥を眺めてたら雨がポツリポツリと舞いだした。
時間切れかな。面白いもの見れて良かった。

タグ:景:湖 植:花 観:飾 動:虫 動:鳥

新発田城

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新発田市大手町にある新発田藩の城跡。
四年振り二度目の来訪。
前回来た時はちょうど桜祭りをやってて華やかに賑わってた。
今回は真夏の緑一色でこれまた違った感じでいいもんだ。

堀越しに天守代わりの三階櫓、隅櫓と眺めながら表門に歩いた。

ここは無料なので気兼ねなく歩けるね。

まずは「本丸表門」現存物で国重文。
この門と両脇の石垣だけが往来の姿の物で、他の石垣は後から造った物で往時は土塁だったそうだ。

お、中に入れるじゃん。たしか前回来た時は入れなかったんだよな。と喜んで中に入った。

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んー。いいね。門櫓の現存物。中には櫓の修復資料や模型が並んでた。

ファイル 990-3.jpg表に出て土塁から本丸を見下ろすと、そこは一面の自衛隊駐屯地。
この城は明治時代から陸軍を経て自衛隊に使われていて、復元した「三階櫓」は完全に自衛隊敷地内で行くことができない。

会津にくみせず官軍についた藩の城にしては地味な気がするのは、これはやっぱ東北の周りに怨まれないように気遣ってって事かな、、とか勘ぐっちゃうね。

そして東の端には「辰巳櫓」。平成に入って三階櫓と共に復元された新品櫓。
お、こっちも入れるんじゃん。と喜んで中に入った。

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なんか新品だけに立派にできてて櫓って感じがしなかった。
でも造りは忠実らしく階段も急になってて捕まる紐が垂れていた。で、二階からは新発田の町から東の二王子岳方面の山が見渡せた。

そして歩ける範囲の城内西側には「隅櫓」。これは前回も入った記憶がある。
現存物だけど別の場所にあった移築物。元々は二の丸の隅櫓だったんだそうだ。

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んーでもやっぱ現存物のしっとりした感じがいいな。
二階からの眺めは正面の堀と公園部分と南の町並み。

二回目だけど無料で見て回れてなかなかイイ城だよね。
歩ける部分が少ないから、ちょっと休憩くらいな感じで丁度よかった。
会津側から見れば官軍に早々に寝返った藩の城だけど、もともと嫌がってたのを人質とってまで無理に列藩同盟に組み込もうとしたんだよね。会津も会津だという面もあるよね。


ところで、帰ってから自分のサイトで前回行ったときの日誌を見てみたら、、「本丸表門」も「辰巳櫓」も中に入ってたみたいね。
サイトには載せてないけど写真もちゃんと撮ってた。。
記憶なんて曖昧なもんだ。っていうか色んな城の記憶が混ざっちゃってて、あんまし行き過ぎるのも良くないねー、、とか思いつつ、行っても忘れて、二度目なのに新鮮に楽しめるというのも悪くないなとか(おのれの莫迦を棚に上げて)思ったりした。

タグ:観:城 観:櫓 観:門 観:重 観:閣 楽:眺 景:町 観:模

みやむら食堂

ファイル 989-1.jpg新発田市大手町にあるラーメン食堂。
四年ぶり二度目の来店。

この店はなんと言っても名物「もつラーメン」の店。
前に来たときに美味しく食べて、新発田と言ったら城と同じくらいの印象で頭に浮かぶようになってた。
また食べたいなと思いつつ、そうそう新発田の町に来ることもなく四年ぶり。
あ、前の車の時だから点景記事にはなってなかったんだ。

さて、「もつラーメンともつ丼のセット」というのにヒジョーに惹かれたけれど、そこまで腹も減っていないので「もつラーメン」だけにした。

ファイル 989-2.jpg

うん。やっぱおいしい。
このコロコロしたモツ(どこの部位だ?)ももちろん可愛らしくて美味しいけど、それ以前にラーメン自体がさっぱり醤油のやさしい味わい。
美味しいラーメンで思わずニヤける。

やっぱ新発田はここだな。

タグ:餐:ら 餐:肉

道の駅 R290とちお

ファイル 988-1.jpg長岡市栃尾宮沢の文字通り290号沿いにある道の駅。

去年来たばかりだから今回はいいかな、、と思ってたけど、そういえば朝から何も食べてなかったし道も詰まってたので寄ってみた。

もうここに来たら言わずもがな。名物の「栃尾あぶらげ」
揚げたてを売るスタンドは10時半から既に行列になってた。
人気だよね、列が切れたトコを(夜以外)見たことない。
並ぼう!と思ったけど、ちょっと覗いたら食堂も開いていた。
そっちはすいてたので、たまにはこっちでいいかと思い食堂で食事。


メニューを見たら「焼き油揚げ定食」以外にも「煮油揚げ定食」なんてのもあった。
煮たのってどうだろう、、と気になったのでそっちにしてみた。

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うん。これは、甘くてフツー。。
栃尾あぶらげの香ばしい良さが煮ると薄れて、これなら厚揚げでもいいんじゃないかな、、って感じ。甘いものではご飯もあまりすすまず、ちょっと残念な朝食になった。。
失敗。やっぱ栃尾あぶらげは揚げたてが一番だな。
暑くても並ぶべきだった。。
いや、たぶんこの先、いつかは気になってこっちを食べただろうから、一経験として教訓になったからいいか。
(並んだ去年の点景

さて食後
食堂の前ではみんなソフト食べてたので僕もソフトいくか。と思ってたけど、少し見てて気になったのが「銀杏アイス(&もなか)」。
銀杏好きだしこっちにしてみた。

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食べたのはもなかタイプの方。匙より手持ちの方が好き。
銀杏を練りこんだのはアイスの方で、もなかは砕いて炒った銀杏入りだったそうで、粒入りだった。
んー冷たくて銀杏の風味がわからない、、、やっぱ銀杏は銀杏で食べるべきか?

ファイル 988-4.jpg外に出るとやっぱり行列。
みんなどっちがうまいかちゃんと判ってるんだな。。
あぶらげもう一丁くらい行けそうな気もしたけど、、、ヤメた。
たまには失敗も思い出だ。

ちょっと悔しい気分で露店を見て回った。

タグ:食:定 餐:豆 餐:揚 餐:冷 楽<残 道の駅

胞衣―みしゃぐち

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十日町市東下組にある掘削的オブジェ。
ここは駐車場が無く目の前の坂道の途中に路駐。車の通りないしね。

薦められて来てみたのでどんなもんかまるで知らず、名前からも想像つかなかったけど、来てみてもパッと見では何だか解らなかった。
ちょっとワクワクしながら、なんか塹壕のように掘られた通路を進むと入口があった。

塹壕の先の堡塁みたいな入口を入ると中は円形の回廊になってて、高く掘り残された土の壁や横に支える木の柱が神聖な雰囲気を醸してた。

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土壁の合間を抜けると中心は丸い中庭のように細い樹が植わってた。
ふーん。
土と緑に覆われて籠って塞がれたような場所だけど、妙に開放的で面白かった。
入口までは軍事的というか秘密基地的な感じしてたけど、中に入るとそんな感じは全然なくてポジティブな感じだった。

奥に出口があって外に出れた。
でもこの口の先の道は行き止まりの高台で、外への道には繋がってなかった。

ファイル 987-3.jpg

上から中が覗けるかなと脇まで行ったけど、ヘリが高くて覗けなかった。(登れば覗けたけどそれはヤメといた)
そのかわり正面の道や田圃や集落が見下ろせて少し眺め良かった。

また中に戻って来た道を戻った。
やっぱ芸術とかよく解んないけど、なんか面白いトコだった。

タグ:観:宮 観:藝

うぶすなの家

ファイル 986-1.jpg十日町市東下組にある茅葺き民家。
「大地の芸術祭の里」の芸術作品。
芸術祭自体は三年に一度なので今年はないけれど、芸術祭じゃなくても建物などの作品は常時見物できるものが多いようで、毎回この地域を通る度にひとつづつとか見ていくのも面白いというかちょっと楽しみである。

で、今回気になった名前のもの「うぶすなの家」に来てみた。
ここは案内も駐車場もちゃんとしてたけど、等の家の外見があまりにも普通の民家だったので一瞬どれがそれかわからなかったw

ファイル 986-2.jpgでも、そういえば何も考えてなかったけど、まだ朝の8時45分。。開館時間10時からとあった。。
そうだよね、野晒しの芸術オブジェじゃあるまいし、いつ行っても見れるわけじゃないよね、、、

と、残念がりながら家の周りを見て回ってたら、ここは一階が食堂にもなるようで朝の下ごしらえで来てた厨房のおばちゃんが「せっかくだから、案内無くてもいいならどうぞ中も見ていって」と入れてくれた。ありがたい。

外見は普通の古民家だけど、中は入るとすぐに陶芸の釜戸から煙突が二階迄突き抜けて伸びてて洒落た造りになってて、さすがの芸術作品。
奥の広い囲炉裏と座敷が食堂になるのかな?ここら辺も洒落ていた。

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階段を上ると二階は煙突を囲んだ廊下があって下を覗けた。
その廊下の両側に「闇の茶室」と「光の茶室」というのが作られていた。
極端に違う印象の対の茶室だけど、どちらも落ち着いてなんか面白い。

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そしてその奥に広い板の間の「風の茶室」
ここは一番雰囲気良かった。
「風の~」というだけあって、外に面した小窓からは風が通り、覗けた外の緑も眩しく新鮮。
中に面した足元の小窓からは一階の座敷全体が見下ろせた。

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ファイル 986-6.jpgあちらこちらにさりげなく飾られた小物もいいけど、やっぱりこの家そのものの素材が良く、こういう形でじっくり見て回れて嬉しく楽しかった。

おばちゃんに少し話を聞いたら、この家は実はそんない古くなくて大正時代の築だそうだ。(それでも充分古いと思うが)
この地域の一般的な民家で、「光の茶室」以外はほぼそのままの造りだとか。へー。
こういう民家に上がれることもそうそうないから嬉しいね。気安く楽しめる有り難い芸術の里だわ。

と、ゆっくり楽しんっだつもりだけどまだ時間は9時。
残念だけど食事は出来なかった。
帰り際におばちゃんに、この道の先にあるもうひとつの芸術作品を紹介された。ありがとう。

外に出ると小雨が降ってた。。。
いけね、屋根開けっ放しだった。慌てて車に戻って屋根閉じて車内拭いて出発した。

タグ:観:屋 観:藝 楽:話