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胞衣―みしゃぐち

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十日町市東下組にある掘削的オブジェ。
ここは駐車場が無く目の前の坂道の途中に路駐。車の通りないしね。

薦められて来てみたのでどんなもんかまるで知らず、名前からも想像つかなかったけど、来てみてもパッと見では何だか解らなかった。
ちょっとワクワクしながら、なんか塹壕のように掘られた通路を進むと入口があった。

塹壕の先の堡塁みたいな入口を入ると中は円形の回廊になってて、高く掘り残された土の壁や横に支える木の柱が神聖な雰囲気を醸してた。

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土壁の合間を抜けると中心は丸い中庭のように細い樹が植わってた。
ふーん。
土と緑に覆われて籠って塞がれたような場所だけど、妙に開放的で面白かった。
入口までは軍事的というか秘密基地的な感じしてたけど、中に入るとそんな感じは全然なくてポジティブな感じだった。

奥に出口があって外に出れた。
でもこの口の先の道は行き止まりの高台で、外への道には繋がってなかった。

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上から中が覗けるかなと脇まで行ったけど、ヘリが高くて覗けなかった。(登れば覗けたけどそれはヤメといた)
そのかわり正面の道や田圃や集落が見下ろせて少し眺め良かった。

また中に戻って来た道を戻った。
やっぱ芸術とかよく解んないけど、なんか面白いトコだった。

タグ:観:宮 観:藝