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ぐうたら

ファイル 540-1.jpg三鷹市大沢の東八通り沿いのラーメン屋。
店の前の大きな店名の横に「たまぞう」とあった。
あ!府中で行こうと思ってた店じゃないか!
系列店かなぁ。これは偶然。(二号店だったらしい)

店に入ると食券機。
少し迷ってたら店員さんが親切にメニューを解説してくれた。

てわけで、おすすめの「豚爆醤油」
岩海苔サイドと菜っ葉サイドに別れた面白い見た目のラーメン。

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これはなかなか味が濃くて麺もモチモチ。おいしかった。
背脂浮いてたからコッテリかと思ったけど、ギトギト感は無く、胡椒とか醤油とか(ナッツ?とか)それぞれの味が立ってていい感じ。
一気に汁を飲み干せた。

此処は場所的に多磨墓地の墓参りの帰りにもいいな。
またこよ。

タグ:餐:ら

石垣山一夜城歴史公園

小田原市早川の城跡。
豊臣秀吉の小田原攻めの時に本陣を置くために開いて建てた城跡。
一夜にして建てた総石垣の城郭と言う演出で小田原勢を驚かせた為に一夜城と呼ばれた。
ん?本当の名前は何て言ったんだ?
石垣城?石垣山っていうのは此処に石垣の城郭が出来上がってから呼ばれ始めたと解説されてたけど。。
それと、小田原陥落後はいつまで使われて廃城になったのかという解説はなかった。。使い捨て?
そんな廃城跡だけど、ちゃんと道も整備されて気軽にピクニック出来る自然公園になっていた。

ファイル 539-1.jpg僕は城跡を見に来たので、敢えて少々崩れ気味の城郭の石段を登って入城。

南曲輪、西曲輪と進んだら、行き止まりだった。。
でも道にはなって無い先に進むと崩れたままの城郭の大石が見れて「おお!廃城」っていう雰囲気を楽しめた。

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ファイル 539-3.jpgそのまま裏から回って登った上が天守台跡だった。

此処がこの石垣山の頂上らしく、ちゃんと水準点(261.16m)もあった。
天守あったのかなぁ?
不明らしいけど、なかったでしょう。多分。

そして天守台の前の林の広場が本丸跡だった。

築城当時にどれだけ崩して均したか知らないけど、城にするのに最適な山だねぇ。
その本丸の先に展望台があった。
眺めはばっちり。小田原市街が手に捕るように見下ろせた。
さすがそのために作った城だね。

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小田原城もハッキリ見えた。もっとも今ある小田原城天守は江戸時代に建てたものの復元だから、往事は全然違う小田原城を見下ろしてたんだろうけどね。

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本丸の下の開けた広場が二の丸跡。
ボール遊びをする家族や弁当を広げる家族連れを見かけた。
トイレもあってピクニックにいい広場。
往時は馬屋があったそうだ。

ファイル 539-6.jpg広場の端にこんもりと櫓台跡があって、その奥の北側(北曲輪?)の先も展望台になってた。

箱根の山々をバックに早川の谷間と小田急線が見下ろせた。
西湘バイパスの箱根口出口のかまぼこ屋と美術館が並ぶ大渋滞ゾーンだ。
ちゃんとここからも東に小田原市街まで見渡せて、小田原城も見えた。

展望台手前の櫓台跡を曲がって少し下ると、クレーターみたいな窪みの広場の井戸曲輪。
此処の石垣は往事のものの侭の姿だそうだ。へー。

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これで全部かな?
いやぁ、なかなか眺め良く歩き安く、情報も程良く少なく、想像しながら歩けるいい城郭跡だった。

最後は枕木が並んだピクニック道で山を下りた。

タグ:楽:歩 観:城 観:石 観:史 景:山 景:海 景:町 楽:眺

走り湯

ファイル 538-1.jpgぜんぜん知らずに名前に惹かれて来て見た。
表示のある海岸前まで来ても、まだよく分からず、温泉?入れるの?と、とりあえずタオル一枚ポッケに詰めて車を降りた。

案内を読むと、
「1200年前に発見された珍しい横穴式源泉」
「山腹から湧き出た湯が海岸へと飛ぶように走り流れるさまから『走り湯』と名づけられ」
おお、つまり、観光用の源泉って事ね。
(バスタオルまで持って出なくてよかったw)

案内に従って階段上って進むと、建物の裏路地の先にポッカリ明いた洞穴があって、其処が「史跡 走湯温泉跡」だそうだ。

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史跡の割にはちょっとなんだか、、って感じだったけど、入り口の案内読んでたら穴の中から声がした。

ファイル 538-3.jpgあ、入れるのか。
そういえば明かりも灯ってるっぽいので、腰を屈めて入ってみた。
入り口からもうすでに凄い蒸気のモヤ。
すぐにメガネも曇って何も見えない。
中は暑かった。これは天然のサウナだね。
先に入ってた人たちもサウナ気分でのんびり腰掛けてた。

そして奥で源泉がボコボコ勢いよく沸いていた。
おお、源泉源泉。
その一番奥に「もと湯出口」とあったけど、これは何にも見えなかった。。

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これはなかなか珍しく、雰囲気も面白く、来てみて良かった。
軽くあったまって外に出た。

タグ:景:噴 景:洞 楽:湯

江の島

どうも朝飯前のこの時間って歩きたくなっちゃうね。
江の島だって少しは上り下りあるだろうけど、そんなに大きくは無い筈だから軽く歩いてもそんなにかからないだろうとか思って歩いてみた。

ファイル 537-1.jpg児玉神社から石段の坂を登ると、すぐに視界が開けて島の東側の海が良く見えた。
ちょっと展望台っぽくなってた。
さすがに観光地、少し歩いただけで何かしら見る物がある島と言うのも凄いね。

島の道はこの先もこんな感じで、ちょっと進んでは立ち止まれるコースになってた。
もっともサーっと軽く歩いて回るだけの積もりだったから、立ち止まらず進んだ。

ファイル 537-2.jpgこのすぐ上が江島神社の中津宮。
小さすぎる小銭しかなかったけど一応御参り。

社殿横に「水琴窟」と言うのがあって、水を流すとイイ音がした。
これは昼間の喧騒より早朝の人気無い静かな時間に聴くべきだね。(^^)v
染み入るような玉の音で良かった。

宮のすぐ先にエスカー(有料エスカレーター)乗り場があるけど、まだ営業時間前。
歩いて登ったらキツイのか?と思ったら、、「え??」と言うくらいの登りですぐに山頂。
朝の通勤の西日暮里駅の乗り換えの階段より楽々だった。

山頂の公園「サムエルコッキング苑」も展望塔も営業時間前。
開いてたとしてもケチだから通過したと思う。

山を下ると西側の山との中間の峠がちょっと展望台になってた。
「山二つ」と言うトコだそうだ。
断崖から覗く海の先に大島が見えた。

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島内はやっぱり猫が多く、餌を与えてるオバサンもいた。
よそに比べて毛並がキレイな猫が多く、観光客に触られまくってる様子。凄く馴れてて逃げなかった。
野鳥も多く近くの枝に止まってさえずってた。やっぱり早朝がいいね。

ファイル 537-4.jpg軽く西側を登ると奥津宮。
此処は力石、亀石、拝殿の天井画の亀など色々あった。

すぐ先に龍宮。
竜の洞穴みたいな神社。
ツルッと通過。

食堂の続く石段を下ると西側の磯の海岸。
「稚児ヶ淵」という所。一気に視界が開けて好展望。
相模湾から箱根の山まで良く見えた。
けど、雲あって富士山は見えなかった。

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階段を下りきって先に進むと「岩屋」と言う有料洞窟。
此処もまだ営業時間前。
平らな磯場の海岸に下りて海を眺めた。
釣り人だらけで賑やかだった。

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グルッと海岸を歩いたけどすぐ先までしか道はなく、結局、奥の院まで登って歩いて、グルリと山肌に沿って下り正面の土産屋の並ぶ参道に下った。
そろそろ観光の時間帯の始まりらしく、沢山の人とすれ違った。
此処までガラガラの道を歩けて良かった。

軽く回る積もりでいて結局ゆっくり見て歩いちゃったなぁ、、とか思ったけど車に戻ったのは9時前、1時間ちょいしか歩いてなかった。

そういえば江ノ島なんて来て歩いたのは、かなり昔の子供の頃だけど、坂が多くて「もう歩きたくない」と親にブーたれた記憶がある。
でもこうして歩いてみると、ぜんぜん楽々で山というほどの坂でもなく歩きやすく散歩に丁度いいくらいの島だった。

タグ:楽:歩 楽:眺 景:島 景:海 景:磯 景:崖 観:宮 楽:音 動:獣 動:鳥

児玉神社

ファイル 536-1.jpg日露戦争時の陸軍大将児玉源太郎を祀った神社。
日露と言えば乃木神社はあちこちにあるけど、もっと囃されていい筈の大功労者の大軍神児玉源太郎の神社は、此処江ノ島と出生地の徳山にしか無い。

昨年末にドラマでやってた「坂の上の雲」で高橋英樹が演じたのが記憶に新しい(映画「二百三高地」の丹波哲郎よりはまだいいが少々クドかった)けど、小説で読んで憧れ始めたのはずーっと昔。
実はその「坂の上~」よりも先に「天辺の椅子」と言う児玉源太郎を描いた小説を先に読んで知り馴染んでた人物だっただけに旅順のくだりは感動ひとしおだった。

て、わけでもうずっと前から江ノ島には来てみたかったんだけど、、江ノ島ってコテコテの観光地じゃないすか。
早朝なら!と思ってはいたけど、ドライブ的には早朝には急ぎ通過しちゃいたい混雑ゾーンの中心なので、なかなか来る事はなく今回やっと来れた。

ファイル 536-2.jpg神社は観光地っぽい江島神社とは対照的に山の東側にひっそり静かに鎮座。
でも正月で紅白の幕が張られてたので少しはあでやかだった。

石段を登ると蒋介石や山縣有朋などの詩碑と共に二○三高地の石なども寄贈されてた。

そして御参り。

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ファイル 536-4.jpg狛犬はちょっと変わった形で、口の中に玉が入ってた。
この狛犬は結構有名で、狛犬のサイトなどでは必ず見かける。
(お尻の穴が秀逸な作りらしい)

児玉源太郎は台湾総督もやってて台湾からの寄贈の物が多く、この狛犬も石鳥居も拝殿から本殿から額まで台湾からのものだそうだ。
そう、今現在、台湾が親日傾向にあるのも、かの児玉総督と後藤新平長官の徳のある統治による改新の功労が大きいと言えよう。
ああ、また台湾行きたいなぁ。

ファイル 536-5.jpgそして境内脇には太平洋が見え、少々木が多かったけどいい眺めだった。

江ノ島は此処だけが目的で、後はすぐに車に戻って観光の時間が始まっちゃう前に島を抜けよう、、
とか思ってたんだけど、なんか目的済んで一安心って言うか、やっぱり折角だから少し歩くか、、って気になって、結局引き続き江ノ島を散歩した。

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