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瓢湖

ファイル 991-1.jpg阿賀野市水原にある湖(、、というか池だよな)
ちょうど「瓢湖ハスまつり」の時期だったらしくゲートや幟が立っていた。
でも、まつりといってもステージも露店もなく、何をするというイベントではないようだった。
まあ、取敢えず湖面いっぱいに浮いたハスに咲いた花を眺めるだけでも悪くない。

とりあえず湖畔の際に手作りの灯篭が並んで浮かべられていた。イベントは夜かな?照らしたらきれいだろうな。

それと、この瓢湖は「ラムサール条約登録湿地」で「国指定鳥獣保護区」とおいう大きな看板があって、入口近くの湖面には鴨や白鳥がいて人が集まってた。
その人の群れとは別に、立派なカメラを構えた人達も集まってた。
何を撮ってるのかなーとカメラの方向を追って見たんだけど、被写体の鳥がどれだか判らなかった。。まさかあのでかい白鳥の頭じゃないよなwww

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蓮の花は駐車場からのゲートのある入口よりも、北側の奥のほうが濃く密集してたので少し見ながら歩いた。

中間あたりにちょこっと湖面に突き出た展望テラスがあったので、そこでゆっくり見回した。
五頭山の山並みをバックに広がる湖面にびっしり生えたハスの緑の葉に浮いたピンクの大きな花が見応えあった。

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ハスの咲く場所ってわりと多いけど、いつも時期逃しててこれだけ咲いたハスは初めてかも。
特に、近所でよく行く手賀沼なんか、いつも微妙に時期外しちゃってチラホラしか咲いてなくて悔しかったのが、ここで晴らせた感じで嬉しかった。

しばらく眺めて満足。ホントは周りを一週歩こうかな、、とか思ったけど、やっぱ広いし、雨降りそうだし、、ってことで来た方向に引き返した。

戻りは花じゃなくて湖面に浮き泳ぐ魚や、ヒュんヒュん飛び回るトンボを見ながら歩いた。

ファイル 991-4.jpgハスの葉の上に多く見かけたのが縫針のような小さなトンボ「クロイトトンボ」。かわいいなー。

そしてシオカラトンボもよく見かけた。
ん?何か食べてるな、、とデジカメのズームでアップにして見てみたら、、イトトンボを食ってた。。
イトトンボ達は食われちゃうのに全然気にせずシオカラトンボの周りに無防備に止まったりしてて哀れだった。。

入口まで戻ってきたけど、まだ雨も降ってきてなかったので、もうちょっと散歩。反対側の並木の道に進んでみた。

そしたら、またカメラの集団。
何がいるんだろう、、とまたファインダーの方向を追って見た。
ら、今度はわかった!
ハスの葉の上をヒョコヒョコ歩きまわる身軽な鳥がいた。
「ヨシゴイ」という小型のサギだそうだ。
飄々とハスの葉の上を渡り歩いて可愛かった。合間で魚を啄いて捕食するシーンも見れた。

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と、鳥を眺めてたら雨がポツリポツリと舞いだした。
時間切れかな。面白いもの見れて良かった。

タグ:景:湖 植:花 観:飾 動:虫 動:鳥

新発田城

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新発田市大手町にある新発田藩の城跡。
四年振り二度目の来訪。
前回来た時はちょうど桜祭りをやってて華やかに賑わってた。
今回は真夏の緑一色でこれまた違った感じでいいもんだ。

堀越しに天守代わりの三階櫓、隅櫓と眺めながら表門に歩いた。

ここは無料なので気兼ねなく歩けるね。

まずは「本丸表門」現存物で国重文。
この門と両脇の石垣だけが往来の姿の物で、他の石垣は後から造った物で往時は土塁だったそうだ。

お、中に入れるじゃん。たしか前回来た時は入れなかったんだよな。と喜んで中に入った。

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んー。いいね。門櫓の現存物。中には櫓の修復資料や模型が並んでた。

ファイル 990-3.jpg表に出て土塁から本丸を見下ろすと、そこは一面の自衛隊駐屯地。
この城は明治時代から陸軍を経て自衛隊に使われていて、復元した「三階櫓」は完全に自衛隊敷地内で行くことができない。

会津にくみせず官軍についた藩の城にしては地味な気がするのは、これはやっぱ東北の周りに怨まれないように気遣ってって事かな、、とか勘ぐっちゃうね。

そして東の端には「辰巳櫓」。平成に入って三階櫓と共に復元された新品櫓。
お、こっちも入れるんじゃん。と喜んで中に入った。

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なんか新品だけに立派にできてて櫓って感じがしなかった。
でも造りは忠実らしく階段も急になってて捕まる紐が垂れていた。で、二階からは新発田の町から東の二王子岳方面の山が見渡せた。

そして歩ける範囲の城内西側には「隅櫓」。これは前回も入った記憶がある。
現存物だけど別の場所にあった移築物。元々は二の丸の隅櫓だったんだそうだ。

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んーでもやっぱ現存物のしっとりした感じがいいな。
二階からの眺めは正面の堀と公園部分と南の町並み。

二回目だけど無料で見て回れてなかなかイイ城だよね。
歩ける部分が少ないから、ちょっと休憩くらいな感じで丁度よかった。
会津側から見れば官軍に早々に寝返った藩の城だけど、もともと嫌がってたのを人質とってまで無理に列藩同盟に組み込もうとしたんだよね。会津も会津だという面もあるよね。


ところで、帰ってから自分のサイトで前回行ったときの日誌を見てみたら、、「本丸表門」も「辰巳櫓」も中に入ってたみたいね。
サイトには載せてないけど写真もちゃんと撮ってた。。
記憶なんて曖昧なもんだ。っていうか色んな城の記憶が混ざっちゃってて、あんまし行き過ぎるのも良くないねー、、とか思いつつ、行っても忘れて、二度目なのに新鮮に楽しめるというのも悪くないなとか(おのれの莫迦を棚に上げて)思ったりした。

タグ:観:城 観:櫓 観:門 観:重 観:閣 楽:眺 景:町 観:模

みやむら食堂

ファイル 989-1.jpg新発田市大手町にあるラーメン食堂。
四年ぶり二度目の来店。

この店はなんと言っても名物「もつラーメン」の店。
前に来たときに美味しく食べて、新発田と言ったら城と同じくらいの印象で頭に浮かぶようになってた。
また食べたいなと思いつつ、そうそう新発田の町に来ることもなく四年ぶり。
あ、前の車の時だから点景記事にはなってなかったんだ。

さて、「もつラーメンともつ丼のセット」というのにヒジョーに惹かれたけれど、そこまで腹も減っていないので「もつラーメン」だけにした。

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うん。やっぱおいしい。
このコロコロしたモツ(どこの部位だ?)ももちろん可愛らしくて美味しいけど、それ以前にラーメン自体がさっぱり醤油のやさしい味わい。
美味しいラーメンで思わずニヤける。

やっぱ新発田はここだな。

タグ:餐:ら 餐:肉

道の駅 R290とちお

ファイル 988-1.jpg長岡市栃尾宮沢の文字通り290号沿いにある道の駅。

去年来たばかりだから今回はいいかな、、と思ってたけど、そういえば朝から何も食べてなかったし道も詰まってたので寄ってみた。

もうここに来たら言わずもがな。名物の「栃尾あぶらげ」
揚げたてを売るスタンドは10時半から既に行列になってた。
人気だよね、列が切れたトコを(夜以外)見たことない。
並ぼう!と思ったけど、ちょっと覗いたら食堂も開いていた。
そっちはすいてたので、たまにはこっちでいいかと思い食堂で食事。


メニューを見たら「焼き油揚げ定食」以外にも「煮油揚げ定食」なんてのもあった。
煮たのってどうだろう、、と気になったのでそっちにしてみた。

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うん。これは、甘くてフツー。。
栃尾あぶらげの香ばしい良さが煮ると薄れて、これなら厚揚げでもいいんじゃないかな、、って感じ。甘いものではご飯もあまりすすまず、ちょっと残念な朝食になった。。
失敗。やっぱ栃尾あぶらげは揚げたてが一番だな。
暑くても並ぶべきだった。。
いや、たぶんこの先、いつかは気になってこっちを食べただろうから、一経験として教訓になったからいいか。
(並んだ去年の点景

さて食後
食堂の前ではみんなソフト食べてたので僕もソフトいくか。と思ってたけど、少し見てて気になったのが「銀杏アイス(&もなか)」。
銀杏好きだしこっちにしてみた。

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食べたのはもなかタイプの方。匙より手持ちの方が好き。
銀杏を練りこんだのはアイスの方で、もなかは砕いて炒った銀杏入りだったそうで、粒入りだった。
んー冷たくて銀杏の風味がわからない、、、やっぱ銀杏は銀杏で食べるべきか?

ファイル 988-4.jpg外に出るとやっぱり行列。
みんなどっちがうまいかちゃんと判ってるんだな。。
あぶらげもう一丁くらい行けそうな気もしたけど、、、ヤメた。
たまには失敗も思い出だ。

ちょっと悔しい気分で露店を見て回った。

タグ:食:定 餐:豆 餐:揚 餐:冷 楽<残 道の駅

胞衣―みしゃぐち

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十日町市東下組にある掘削的オブジェ。
ここは駐車場が無く目の前の坂道の途中に路駐。車の通りないしね。

薦められて来てみたのでどんなもんかまるで知らず、名前からも想像つかなかったけど、来てみてもパッと見では何だか解らなかった。
ちょっとワクワクしながら、なんか塹壕のように掘られた通路を進むと入口があった。

塹壕の先の堡塁みたいな入口を入ると中は円形の回廊になってて、高く掘り残された土の壁や横に支える木の柱が神聖な雰囲気を醸してた。

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土壁の合間を抜けると中心は丸い中庭のように細い樹が植わってた。
ふーん。
土と緑に覆われて籠って塞がれたような場所だけど、妙に開放的で面白かった。
入口までは軍事的というか秘密基地的な感じしてたけど、中に入るとそんな感じは全然なくてポジティブな感じだった。

奥に出口があって外に出れた。
でもこの口の先の道は行き止まりの高台で、外への道には繋がってなかった。

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上から中が覗けるかなと脇まで行ったけど、ヘリが高くて覗けなかった。(登れば覗けたけどそれはヤメといた)
そのかわり正面の道や田圃や集落が見下ろせて少し眺め良かった。

また中に戻って来た道を戻った。
やっぱ芸術とかよく解んないけど、なんか面白いトコだった。

タグ:観:宮 観:藝

うぶすなの家

ファイル 986-1.jpg十日町市東下組にある茅葺き民家。
「大地の芸術祭の里」の芸術作品。
芸術祭自体は三年に一度なので今年はないけれど、芸術祭じゃなくても建物などの作品は常時見物できるものが多いようで、毎回この地域を通る度にひとつづつとか見ていくのも面白いというかちょっと楽しみである。

で、今回気になった名前のもの「うぶすなの家」に来てみた。
ここは案内も駐車場もちゃんとしてたけど、等の家の外見があまりにも普通の民家だったので一瞬どれがそれかわからなかったw

ファイル 986-2.jpgでも、そういえば何も考えてなかったけど、まだ朝の8時45分。。開館時間10時からとあった。。
そうだよね、野晒しの芸術オブジェじゃあるまいし、いつ行っても見れるわけじゃないよね、、、

と、残念がりながら家の周りを見て回ってたら、ここは一階が食堂にもなるようで朝の下ごしらえで来てた厨房のおばちゃんが「せっかくだから、案内無くてもいいならどうぞ中も見ていって」と入れてくれた。ありがたい。

外見は普通の古民家だけど、中は入るとすぐに陶芸の釜戸から煙突が二階迄突き抜けて伸びてて洒落た造りになってて、さすがの芸術作品。
奥の広い囲炉裏と座敷が食堂になるのかな?ここら辺も洒落ていた。

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階段を上ると二階は煙突を囲んだ廊下があって下を覗けた。
その廊下の両側に「闇の茶室」と「光の茶室」というのが作られていた。
極端に違う印象の対の茶室だけど、どちらも落ち着いてなんか面白い。

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そしてその奥に広い板の間の「風の茶室」
ここは一番雰囲気良かった。
「風の~」というだけあって、外に面した小窓からは風が通り、覗けた外の緑も眩しく新鮮。
中に面した足元の小窓からは一階の座敷全体が見下ろせた。

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ファイル 986-6.jpgあちらこちらにさりげなく飾られた小物もいいけど、やっぱりこの家そのものの素材が良く、こういう形でじっくり見て回れて嬉しく楽しかった。

おばちゃんに少し話を聞いたら、この家は実はそんない古くなくて大正時代の築だそうだ。(それでも充分古いと思うが)
この地域の一般的な民家で、「光の茶室」以外はほぼそのままの造りだとか。へー。
こういう民家に上がれることもそうそうないから嬉しいね。気安く楽しめる有り難い芸術の里だわ。

と、ゆっくり楽しんっだつもりだけどまだ時間は9時。
残念だけど食事は出来なかった。
帰り際におばちゃんに、この道の先にあるもうひとつの芸術作品を紹介された。ありがとう。

外に出ると小雨が降ってた。。。
いけね、屋根開けっ放しだった。慌てて車に戻って屋根閉じて車内拭いて出発した。

タグ:観:屋 観:藝 楽:話

大地の市

ファイル 742-1.jpg津南町の市街ちょい裏の広場に作られた「大地の芸術祭2012」出展のアートオブジェ。

大地の芸術祭は三年に一度の開催で、この地域のあちこちにオブジェ的な芸術作品を展開するイベント。
詳しくは知らないんだけど、この地域をドライブしてると期間中じゃなくても参加作を見かけたりして面白い。
五月には「脱皮する家」(→)を見て面白かった。

ファイル 742-2.jpgさて、今日の「大地の市」は街の表通り一つ裏の広場にあった。
まずは、ちょっとした台があって少し見下ろせた。

白く塗った襖を組み合わせたものが林のように広げられてた。
「どうぞくぐったり跨いだりして中に入り込んでください」
というので入り込んでみた。
何か楽しい。

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ファイル 742-4.jpg「建具ノモリ」というオブジェで、このそれぞれの空間に店が入って「大地の市」になるんだそうだ。

もう芸術祭も終盤で今日は二つしか店が入ってなかったけど、なるほどそういうことか。
沢山入ってたら楽しそうだな。

芸術とかはよく分からないけど、面白そうで楽しそうでなんかワクワクする物っていいよね。

タグ:楽:催 観:藝

月徳飯店

ファイル 728-1.jpg糸魚川市大町にある中華料理店。

B級グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」の店としてネタ帳に載せてたので来てみたんだけど、、
なんかちゃんとし過ぎた中華料理屋っぽくて少し怯んだ。
でもちゃんと「糸魚川ブラック焼きそば」の幟も出てたし、B級グルメ出すんだから構わないだろうと気にせず入店。

ファイル 728-2.jpg店内も思った通りのちゃんとした中華料理店。
コースとかがメインのメニューを一応見ながら「糸魚川ブラック焼きそば」を注文。
したら、黒い紙エプロンとお手拭きが出た。
ああ、ブラック焼きそばは確かイカ墨料理だから跳ねてシミにならないようにって事ね。
B級なのにちゃんとしすぎてる。。

そして「糸魚川ブラック焼きそば」

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しつこくないいい味のイカスミ焼きそば。
ペロリと完食。
イカ墨料理は滅多に食べないけどおいしいね。
っていうか全然B級って感じしないんですけど(^^ゞ

タグ:餐:焼

道の駅 笹川流れ

ファイル 719-1.jpg村上市桑川の345号沿いにある道の駅。

ここは駐車場もあまり広くなくいつも混んでる印象で寄らないことも多いけど、今日はさすがに平日の朝でガラガラ。
ここの道の駅といえばやっぱり目当ては「塩ソフト」。でも朝だから無理かなぁ、、と思いつつ覗いてみた。

一階の土産売場はもうやってたけど、二階は食堂もソフトコーナーも11時からと出てた、、、まだ9時半過ぎ。。ダメか。

一階でダメ元でとぼけて「あれ?ソフトクリームってどこですか?」なんて聞いてみた。
ら、「今、二階の人が来たところだから10時くらいになれば出せると思いますよ」なーんて言われた。ほんとに?いいの?聞いてみるもんだなぁwww
20分くらいならウロウロしてりゃすぐだろう、ってことでウロウロした。

まずは二階からつながった歩道橋で国道を渡って展望台になった陸橋端から海を眺めた。

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場所としては笹川流れの岩場から少々下った浜だけど、それでもやっぱりキレイな海。いい眺め。
日差し強く眩しく、振り返れば道の駅の建物も窓が鏡のように海を反射してきれいだった。

一旦道の駅側に戻って下に降りた。
そうそう、ここの道の駅は国道と並んで走るJR羽越本線の桑川駅も兼ねてるんだっけ。ちょっと駅を覗いてみた。

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ちゃんとした無人のローカル駅だった。
時刻表を見れば、まぁまぁ停車本数もあった。
海はすごく綺麗だけど、やっぱ北海道とは違うよね、と妙に納得。

んー気にしてると意外に時間は流れないもんで、まだまだ全然時間経ってない。。

国道渡って浜に降りてみた。
階段で気軽に降りられる形になってて、磯場と砂浜が並んでた。
思わず足ポチャ。んーホント真水みたいな水面。

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そして磯にはカニも沢山いた。
でも素早くて捕まえられなかった、、昔はカニ捕まえるの得意だっただけどなぁ。。トロくなったか?
よく見ると小型のカニを抱えて合体してるカニもいた。暑いなぁ。

そうこうしてる内にやっと10時になった。
二階の人は「まだなんだけどなぁ、、」と、渋々って感じだったけどやってくれて、無事にソフトゲット。
もう一回陸橋渡って海を見ながら食べた。

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塩味の「日本海ソフトクリーム」
久々に食べたけどやっぱ美味しい。海と同化しそうな青さが綺麗なソフト。
海には正面にぼんやりと粟島も見えていた
駅には通過の列車が何本か通ってた。

タグ:景:海 楽:浸 動:虫 観:鉄 餐:冷 道の駅

清津峡渓谷トンネル

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十日町市小出にある日本三大渓谷の峡谷。国指定名勝天然記念物。
実は先々月十日町に来たときに道の駅でその界隈の観光地とか案内みてて、棚田よりも気になった場所がこの「清津峡」だったりする。
その時は戻るような方向だったからヤメてやっぱり棚田に行ったけど、こんなにすぐに来れて嬉しい。

さて、無料の広い駐車場に停めて歩くと、目の前が清津川。
川原に降りて水辺で足チャポしたい気持ちを抑えて進むとその先で歩道は途切れで有料の観光用歩行者トンネルがあった。
あーやっぱ、お金払わないと見れないのか、、と若干厭な気になったけど、ココで帰るのもつまらないから、まぁ少しはケチらずに観光しようじゃないかと¥500払ってトンネルに入った。

ファイル 671-2.jpgトンネルに一歩はいるとすげー涼しく、うれしく気持ちよく歩けた。

トンネルは割と新しく広くしっかりしてて、ちょっとした資料館的な展示や飾りがあり、飽きさせないような工夫もされてた。
まぁ最初の外が見れるトコまで700mだからね。歩き馴れない人はダレるよね。

そして横穴の口。
峡谷を横から覗く「見晴所」。
おお!これはいいね。

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柱状節理の岩壁の合間を流れる渓谷をおいしい具合に見下ろせる。
逆に言えば、片側の岩崖に穴開けちゃったわけだから、ある意味すごい自然景観破壊でもあるんだけど、こんな気軽にこれだけの自然の荒々しい景観を楽しめるのは有り難いことだ。

この横穴は10m感覚で3つ並んでた。
それぞれ角度が変わって見え方が違うのと、見る人が一箇所でノンビリせずに次々に流れるから悠々見れる。

ファイル 671-4.jpgそして最後のビュースポット「パノラマステーション」だけは少し間隔開いてた。

ぐるっと回り込むようにU字に折れた峡谷の折れた所から見返す形で覗ける一番大きな穴。
目の前から峡谷が続いているような真正面の眺めが楽しめた。

みれば、峡谷には崩れた歩道があった。
以前はココ、あの「絶壁を伝って進む危険な遊歩道」で来てたそうだ。
昭和の末期に落石事故で死者が出て閉鎖。
でも逆にうまくバブル期にこのトンネルを造れたようで怪我の功名っていうか、ありがたいね。


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たっぷり景観を楽しんでゆっくり戻った。

外に出るとトンネル内の涼しさに慣れちゃった分余計に暑くキツく感じた。

峡谷自体は勿論トンネル部分より奥にもずっと続いてて、滝とか色々名所もあるみたいだけど、いける道あるのかなぁ?
ま、ドライブついでにちょこっとだったらトンネルだけで十二分。
ケチらずに入って良かった。

タグ:楽:歩 楽:映 景:崖 景:川 景:谷 景:岩 観:然 観:地 楽:眺