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黒茶屋

あきる野市小中野の都道沿いにある高級懐石料理店。

妹のリクエストでの立ち寄り。上の満車の駐車場は停まってた車も高級車で場違い感しかなかったけど「喫茶もあるはず」という妹を信用して門をくぐった急坂の下の駐車場はあきもあったし普通の車も多かった。喫茶狙いで丁度いい感じ、坂のすぐ前に停めると車の後ろに秋川渓谷が見下ろせた。

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そして店は本館の裏の下の庭園から入れて、入口に水車が回り、茅葺の門は修繕中だったけど、横には小屋でおやきの店があった。
とりあえず門をくぐって中に入ると、小屋の店が並んだ谷の森の庭園でテーマパークかいろり山賊かって雰囲気でワクワクした。
すぐ先にはかき氷の茶店があった。けどメニュー見ると1500円でスルー。しゃれた小物の土産屋もあったけどそれもスルー。

あとは離れの客室を見つつ奥の池まで進んで折り返したら坂を上がって本館の裏口に来ちゃった。慌てて戻ろうとしたら店の人が出てきて「こちらから通り抜けられますよ」と広い裏口玄関に入れてくれた。
庭園の案内をしてくれて店のパンフや庭園マップをいただけて「ぜひ次回はお食事にお寄りください」と通り抜けるだけの客に感じよく接してくれて余裕のある店だなぁと思った。(でもちょっと貧乏人にはその次回はなさそうな献立だった。。)

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その庭園マップを見ながら下って裏に出ると、「川魚供養塔」と茅葺の東屋があり、足元のタケノコを見つつ先に下ると渓谷が覗けるテラスに出た。

下の秋川渓谷が見えていい眺め。
対岸に人が見えてBBQかと思ったけど浴衣みたいな軽装でゆったりしてた。「あのテントがサウナになってんのかな。。」というと妹が「いいなー川原のサウナ」とこの後しばらく思い出しては「サ活したい!」とぼやいてた。
それと「なんか変な生き物いるよ」と妹が見つけたのをカメラのズームで見たらカモだった。頭だけ潜って川底をつついてた。流れあるトコで魚獲れるかなぁ。

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そして「おやき」だけでも買って食べようと来た道を戻った。
カキ氷が1500円だからおやきはいくらだろうと恐る恐る「竹庵」という売り場を覗いたら、、ひとつ150円とリーズナブルで驚いた。小豆餡と葱味噌とあって葱味噌を二つ購入。これで一応客になれたw

「川原に下りて食べよう」と妹、下ったらまた登るのがかったるいなぁ、、と渋ったけど行く気満々だったので続いて下った。
駐車場の脇から下ると「三遊亭歌笑の碑」とかあったり「水の音」という喫茶テラスがあったりした。「なんか飲んでいく?」と聞いたけど妹は「高いから、、」と止まらずに通過。

川原に出るとカジカの声が聞こえたので、声のする方を探ったけどやっぱり姿は見かけなかった。難しいよね。
そして川原の手前に黒茶屋のお客専用というテラス席もあったのでそこでおやきを食べた。

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よかった辛くなかった。それだけでおいしく思え、こんなお高めの店で150円だったら具なんか入ってなくても不思議じゃないくらいに考えてたけど、妹は「んーやっぱり長野のと比べるとイマイチ」と辛口評価。でも駐車場とテラスと庭園と渓谷を思えば150円で済んだのはラッキーだというのは同意見。

ゆっくり食べて渓谷を眺めてみてたら、外人の家族が続いて降りてきて川ではしゃいでた。彼らは懐石食べたお客様?けっこう駐車場も開いてたから店はチラリと見るだけで渓谷休憩が目的で来てる人も多そうだと思えた。いや150円×2ばかりの買い食いしかしてない自分らも似たようなもんだけどね。

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