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星座石

ファイル 1678-1.jpg釜石市唐丹町本郷にある石。
入り口の案内は可愛らしい星のマークだったので、オブジェ的な奇石とかかな?なんて思いつつ、、案内に沿って細い石段を登った。

ん、、
なんか想像と違うかも、、と神社の裏っぽい丘の上に登ると、なにやら石碑が並んでた。

あー石碑とかか、、
と少々期待はずれのような気分。周りは木々であまりひらけてはいないけど合間から覗ける下の景色を少し眺めた。

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案内の石を読むと、「測量の碑」「星座石」「遺愛碑」の3つが並び、「測量の碑」は、かの伊能忠敬が測量で来たのを讃えて、当地の天文学者の葛西昌丕が建立したものだそうだ。
あーそっちか。
よくわかんなかったけど我が千葉県のヒーロー伊能忠敬の足跡的な物というので誇らしい。(千葉出身なだけで偉業を成したのは隠居して江戸に出てからだけど)
後世になって讃えるのでなくて測量直後にこうして石碑に残したものはひじょうに珍しいそうだ。

っていうか、二つの石碑はわかるけど、肝心の「星座石」はどこだ?と探した。
ら、石碑の前にある台座みたいな石が「星座石」だった。

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「北緯の度数を中心に、その周りに横道十二宮と十二次といわれる星座名を配列」されてるそうだ。
測量と星座かぁ、測量は星を基準に測ってたんだねぇ。
、、とは思うけど、いまいちピンときてなく、よくわからないまま丘を下った。

県道に下りて、停めた車を過ぎてその先の「津波記念碑」というのも見てみた。
星座石の丘の先の根に並んで置かれた石碑で、
一つは明治29年(1896)の津波、もうひとつは昭和8年(1933)の津波、そして平成23年(2011)と三時代並んでた。

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平成の津波記念碑には被災した地元の小中学生の文が載っていて、ついつい読んでて、涙でた。
子供たちの文章はぐっとくるわ。

そして少し歩いて湾と工事中の堤防を見てみた。
波はこの堤防をゆうゆうと越えていったんだ、、こわいなぁ。

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タグ:観:石 景:海 楽:読 楽:眺

道の駅 釜石仙人峠

ファイル 1677-1.jpg釜石市甲子町の283号沿いにある道の駅。
新しい道の駅(去年出来たばかりらしい)で初めての立ち寄り。
トイレ行きたかったトコで丁度よかった。

もちろん、早朝で店は開いてないから点景記事にすることはないかなーと思ってトイレだけの軽い休憩。
車中泊の車も多かったけど、まだ寝てるようでトイレは空いていた。ナイス。

ファイル 1677-2.jpgそのトイレは、扉が湾曲してて回すように横に引いて開けるタイプ。
へーこれいいな。やっぱ新しいトコは違うね。
デブには引いて開けるドアだと狭くなって出ずらかったりするのでこれは有り難かった。

そんなことを記事にしたくて無理矢理周りを眺めた、、ってわけじゃないけど、建物の裏には甲子川が流れてて早朝のヒンヤリ感を演出しつつ朝日に照らされていた。

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川の先を見ると、お、水鳥が魚獲ってる。  。。ように見えたけどズームして写してみるとカモに見えてガッカリ。でも魚くわえてるようにみえるよね。

川を見た後に陸を見ると、こっちにはシジュウカラ(じゃなくてハクセキレイ。良く見る鳥の名前くらい憶えたい、、)早朝は鳥が元気で賑やか。

ファイル 1677-4.jpgそして自販機で地元の釜石鉱山の水「仙人秘水」を買った。
これはスッキリしておいしかった。

幟の「醤油ソフト」とか気になったけど、今回はどうせ腹の調子がイマイチだから、店開いてる時間に来てても食べなかったろうな。

朝日眩しい雰囲気を味わいながらゆっくりして、「あ、あの朝日に向かって走るのか、、キツそうだな、、」と思いつつ出発した。

タグ:景:川 動:鳥 餐:飲 観:装 道の駅

不動の滝

ファイル 1676-1.jpg八幡平市高畑にある日本の滝百選の滝。

駐車場で車を降りたのが5時45分。
滝の音がしなかったからここから少し歩くようだったけど、どのくらい歩くのか距離は書かれてなく案内図もなく、暗くなる前に戻れるかな、、と少々不安に思いつつ、まぁ日も延びたし平気かなと歩いてみた。

取り敢えず少々急ぎ足でやたらといろいろくぐる参道を進んだ。
鳥居くぐって、扉の屋根(門?にしては横向き)をくぐって、灯籠の間を進むと横に「桜松神社」の拝殿があった。急いではいたけど一応お参りしてから進んだ。

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薄く簡素な門をくぐって、「縁結びの木」を横目に通過、その前の狛犬の台座が苔むしてて素敵だった。

そして入口から六分ほどで「不動堂」に出た。
音的にも名前的にも滝は近くだとわかって一安心。
その不動堂は切り立った崖の下に嵌るように在って、周りを見ると崖岩を脚立で登って参る祠とかがいくつもあった。(ちょっと足元怖そうなので登らなかった)

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その不動堂の前を下ると滝に出た。
これが日本の滝百選の「不動の滝」
岩の割れ目の奥をまっすぐな幅で帯みたいな感じに流れ落ちていた。

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そんな帯みたいな滝は中断の滝つぼも隠れた感じで、そこから風流な渓谷風な流れで段々の岩を落ちる独特な印象の滝だった。

横から眺めて、滝の前の赤い橋に下ってまた眺めた。
やっぱちょっと暮時なのが勿体なかったかな。木陰のコントラスト強い時間に来れたらもっと良かったかもだけど、写真もあまりぶれずに、そしてゆっくり眺められるだけの明るさのある時間に辿り着けて良かった。

帰りは滝から流れる渓谷沿いの道を歩いてみた。多分こっちからも戻れるだろう。

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この川が、細い流れながらなかなかいい感じの渓谷で、赤い岩肌を滑る面白い部分もあったりして、飽きずに歩けた。
水の溜まった淵では水鳥が泳いで潜ってしてたり、カジカガエルの鈴を転がしたような鳴き声も聞こえてたけど写真には収められず。
代わりに水芭蕉を撮って歩いた。

駐車場に戻ったのが6時過ぎ。なんとかラストの時間で歩けて良かった。
、、、と思いきや、入れ替わりに3人の若い人たちが滝への参道を歩いて行ってた。 これからで大丈夫か?灯りなんかないから真っ暗になっちゃうぞ、、と心配に思いつつ(思うだけで)出発した。

タグ:景:滝 景:川 観:選 観:宮 観:寺 観:橋 植:苔 植:花

八幡平 見返り峠

ファイル 1176-1.jpg八幡平山頂近くの岩手県八幡平市と秋田県仙北市の境にある峠。

うわ、駐車場有料かぁ、、と思ったけど良く見たら8時半からとあったので、じゃあ早朝のこの時間はただなのね♪と悠々駐車。
この駐車場も県境の上みたいで半分は秋田県、半分は岩手県らしい。朝日のさす岩手県側に停めた。

その広い駐車場の一番奥に木製の展望台があったので登ってみた。
(展望台は峰のやや東側なので岩手県かな)

おーおーおーこれは360度の大パノラマ。いいねー。

まずは東の岩手県側の眺め。

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日が差す方向で眩しかったけど、手前の万年雪や樹海から遠く雲海まで広がってていい眺め。
雲海から飛び出た岩手山もよく見えた。

左手の駐車場の先が八幡平頂上。ここからは見えてないと思う。沼もあるそうな。
ここから歩いて20分と書かれてた。んー太らなきゃ登ったかもね。いやいや短パンサンダルじゃ場違いかw

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南側は県境に沿った尾根の眺め。
いいね峰の続く感じ、稜線の流線。んー山の上って実感。
そして西は秋田県側の眺め。
あまり高い山はなさそうだけど深い森が広く続く。

しばーらく雲海とか、万年雪とか気分よく眺めてた。

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目の前の空を大きくカッコイイ鳥が飛んでて、目で追ってたら木の上に止まったので最大ズームで写真撮れた。
この鳥はタカかな?ワシかな?ハヤブサかな?(ハイイロチュウヒっぽい?)足元には花も咲いていた。

存分に見返って気分のいい峠の展望だった。

タグ:楽:眺 景:山 植:花 動:鳥

焼走り熔岩流

ファイル 1175-1.jpg八幡平市西根町平笠の岩手山の裾にある溶岩流の岩原。国の特別天然記念物。
岩手山への登山客らしき装備の人達が多かった駐車場前から「焼走り熔岩流自然観察路」という道があるようなので、短パンサンダルの僕はそっちに進んだ。

これはこれは随分と起伏無く広い岩原で不思議な風景。
噴出から260年以上経っても地形の変化無く樹木でも覆われない熔岩流の岩原は珍しいんだそうだ。

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霧でその先に見えるはずの岩手山も全然見えず、霧雨が舞っていた。
片道1kmで展望台のあるトコまで横断できるようだけど、、んー、歩こうかヤメようか迷いながらも取り敢えず歩いた。

黒澤明の「夢」の鬼になったいかりや長介が喚きながら出てきそうな風景。サンダルだし、この霧で単調な景色を1km歩くのは気持的にもつらいな。

ファイル 1175-3.jpgちょこっと進むとホントに霧で視界きかず、熔岩だけのあの世だかこの世だか分からないような取り残された場所な感じ。これはつらい。

ってことで少し進んだけどやっぱヤメ。
岩に着いた苔とかその説明とか読みながらゆっくり戻った。
その展望台のあるトコは車で行けそうなので、駐車場に戻って車で移動。

道路上には「自然観察路」という案内は出てたけど「展望台」とは出ておらず通り過ぎちゃった。
随分進んでこんな先じゃない筈だと戻って「自然観察路」に折れてみたら展望台があった。
展望台の下には宮沢賢治の「鎔岩流」という詩碑があった。

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展望台からは真っ白。
やっぱり霧も濃くて何も見えない風景だし、なんか霧雨は小雨になってきちゃってたので歩かなくてよかった。

でもこっち側もちょこっと歩いてみた。
何も見えないし、岩の感じも雰囲気もやっぱ同じだと確認して戻った。(こっちの方が少し苔が多いかな)
凄い風景と雰囲気は楽しめたので悪くなかった。

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タグ:景:岩 景:原 観:然 観:道 観:地 植:苔

明治百年記念公園

ファイル 1174-1.jpg八幡平市松尾寄木にある公園。
水路の水を利用した水車の小水力発電所があって、14世帯分の電力を発声させられるそうな。
へー。

なんか水車もカッコイイ。
最新のデザイン見たいな細かく鋭い切れた印象。
来たときは8kw~9kwくらいの発電と変動しながら標示されていた。

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でも目的はそこじゃなくてその先なので、さらっと見て進む。

その先の水車に流れ込む水路、これが「松川温水路」というもの。
延長4kmの段々が続く水路。
山からの冷えた雪解け水を温度を上げて水田で使うためのもの。
「大きな階段になった川」として某TV番組でも取り上げられてたらしい。

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面白い風景だなと興味もってネタ帳に載せてたけど、実際来てみると、、水は冷たいし、水路は単調だしでそんなに面白いもんでもなかった。。
それに此処には何の説明も解説なく長くずっと続いてるだけだった。

それでも小さな段の滝の音は心地よく、少し歩いて朝の散歩。
進めど進めど変化ない繰り返しの風景に飽きる辺りまで歩いて引き返した。

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あーちょっと歩き過ぎちゃったな、、戻るのかったるいなーと足元見て歩いてたら、セミの幼虫を発見。
羽化しようと出てきたけど幹を登ってて落ちたって感じで、取り上げてみたら掻き足で登ろうとしてた。

せっかく出てきたのに羽化できず終いじゃ可哀相だと思い、車の近くまで戻ってから適当な木の幹に留まらせてあげた。
けど、好みがあるのか登りたがらない木や、前足が引っ掛かりづらい木があるみたい。すぐにポテっと落ちたりしたので、幾つかの木や葉を紹介あてがってみた。

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っていうかこいつ、羽化する気ないんじゃん?
体がむずむずするから本能のままに地中から出てきてみたけど「あー土の中の方が楽でよかったなー」とか「こんなの僕は望んでないんだけどなー」とかグダグダ言ってるような気がしてきて、登らんなら知らん!とサポート終了。自立しろw

なんかセミってさぁ
七年もの長い間土中で暮らして、やっと日の当たる外に出て一生懸命飛び回って啼いて廻って、10日間で命を終えるとか聞いて(実際には何年土中で、何週間飛べるかハッキリわかってないらしいけど)儚いなぁと思い、「もっと飛び回りたいだろうにねぇ、、一生懸命お啼きなさい」 
、、とか思ったけど、意外と実際は、土の中でいる方が楽で心地いいから七年間も出てこないだけで、出てきたら「わーしっぱいしたー」とヤケになって騒いでるだけのような気がしてきた。(「惜しいつくづく」とかいってるやつもいるしね)

セミと戯れるだけの朝の散歩スポットになっちゃった。

タグ:観:園 観:装 景:川 楽:浸 楽:触 動:虫

招き猫神社

ファイル 1173-1.jpg八幡平市松尾寄木にある神社?

なにやら幟が立ち並んでて「招き猫神社」とかなんとかあったので咄嗟にちょっと寄ってみた。

これはどういうものなのか、神社というかなんというか、招き猫が祀られているだけの場所で、手作りっぽい案内(マンガ付き)は雨の影響か色落ちてはっきり読めなかった。。
いいや、帰ってからネットで見れば解るだろうとか思ってた。

脇に「招き猫神社発祥の地」という標柱があった。
発祥ってどういうこと?
何か昔からの由縁のある場所なの?
とか、
何もわからずに「ふーん」って感じでその場を後にした。

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で、帰ってきてからネットで調べてみた。
けど
何ものってなかった。。
招き猫といったら今戸神社か豪徳寺しかでてこない。
ここは「招き猫」の発祥ではなく「招き猫神社」の発祥ってことなのかな?(他にもあるのか?)謎だ。
ちゃんと読んで来ればよかった。

なにはともあれ、朝一でちょこっとでも寄り道できるのは気分乗った証拠。いろいろ関心もって充実したドライブになりそう。

タグ:観:宮 観:発 観:像

道の駅 たのはた

ファイル 1040-1.jpg田野畑村‎菅窪の45号沿いにある道の駅。
トイレーのつもりで寄ったけど、「産直販売プラザ」という名の売店の食堂部は開いてて厨房に人がいたので、ダメ元で「何時から食事出来ますか」と訊ねたら、
「今火入れたからソバとかなら15分くらい待ってくれればできる」だそうだ。
おおーナイスかも!
全然急いで無いので、道の駅フラフラして待つことにした。

この道の駅は「思惟大橋コミュニティ公園」という広い公園になってて園内にも売店があった。
もちろんそっちは完全に閉まって暗くなってたけど、貼り紙見るとソフトとかバーガーとか惹くものがあった。また来るべし。

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さて、案内図を見ると裏の橋を眺める展望台があるみたいなので歩いてみた。
けど、
全然林で展望にならない感じ。。
あれ?ここでいいんだよなぁ、、と、もっかい案内図を見たけど間違えてはいないみたい。
よく見たら他に国道を渡った側にも展望台があるみたいなので行ってみた。
そういう時に限って車の列が切れなかったりして、なかなか渡れなかったけど、暇を潰してるトコなので丁度よかった。

ファイル 1040-3.jpgで、そっち側の展望台はちゃんと整ってて橋もきれいに眺められた。
「思惟大橋」は谷間を跨ぐ高さ120m長さ315mの橋。
これ確か前に着たとき谷間の下の道を見上げて通った気がする。(09年5月)

でまたなかなか渡れない国道を渡って店を覗いたら、準備オーケー。
赤い幟で気になってた名物?の「鴨ラーメン」を食べた。

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おお!これは美味い。
正直、ラーメンは昨夜も食ったし、ラーメン専門店でもないしで、あまり期待はしてなくて、この時間に食事出来るだけで満足ってくらいのつもりで食べたんだけど、あにはからんや。うまかった。
さっぱり系だけど全然味しっかりしてて鴨の旨み出てて大満足。
ただ、「お好みで特性の味噌を入れてみてください」と言われてどらどらと思ったけど、、箸の先で味見しただけで辛くてアウト。悔しかった。

ファイル 1040-5.jpgそれとやっぱちょっと腹物足りない感じだったので、割引で気になった「大豆ドーナツ」を買ってみた。(320円が200円だった)

これ、走りながらゆっくり食べようと思ってたんだけど、一口食べてみたら、、「え、味薄っ!」と全部食べられるか不安になった。。
けど、舌が慣れると豆乳風味のいい味で「あっれ?うまいじゃん!」と一転。逆に止まらなくなって一気に続けて全部食べちゃった。
うまかった。大満足。腹もいっぱい。

タグ:餐:ら 餐:菓 観:園 観:橋 道の駅

堀内駅

ファイル 1039-1.jpg普代村第20地割にある三陸鉄道の駅。
いわずもがな、今やってる朝のドラマ「あまちゃん」の舞台となった「袖ヶ浜駅」のロケ地。
主人公の家のある最寄り駅。

ここは、さっきの小袖海岸や久慈市街からは結構離れている。
まあ多分この海沿いに開けた眺めいい駅と言うことで採用されたのだろう。

でもプラットホームから見ると割りと景色のいい北側より、すぐ先がトンネルの南側の方がドラマ的には印象的。
駅から見下ろす景色はそういえばドラマでは映ってなかったかも。目の前の港は小袖漁港よりも大きく、雲ってたからか思いの外いい眺めでもなかった。

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ファイル 1039-3.jpgホームの待合室を覗いたら、地元の人のものらしいドラマとロケに来たクルーに対する感謝のカードが何枚も何枚も下がってた。
これはいいね。少し読みあさってたら胸が熱くなった。観光客が喜ぶ場所じゃなく地元の人の喜びが見える場所。そしてドラマを通じて視点こそ違えど楽しみを共有出来たようで嬉しい。立ち寄って良かった。

さて、またホームに出て先まで歩いてのんびり眺望。

「ぜったい東京いくぞーーー」とか叫んでみたくなっちゃうなぁ、、

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なんて思ってフラフラしてたら、柄悪く制服を着崩したヤンキーのあんちゃんがやって来た。
現実の地元の高校生はこんな感じなのね。。。。(こんなちゃんとした時間に登校するくらいだからワルでは無いのかもしれないけど、、)

なにも叫ばすに静かに車に戻った。

タグ:観:鉄 観:ロ 景:海 楽:眺 楽:読

小袖漁港

ファイル 1038-1.jpg久慈市宇部町にある漁港。
いわずもがな、今やってる朝のドラマ「あまちゃん」の舞台となった「袖ヶ浜海岸」のロケ地。
そしてドラマの始まる前からも「北限の海女」として名所となってたそのままの漁港だそうだ。

漁港の入口には「ようこそ海女の国へ 海女センター」という看板と、「歓迎 ようこそ北限の海女の古里へ」の横断幕が掛かっていた。

その中に歩いて進むと、早速この辻。ドラマでは漁協事務所や「海女カフェ」があった場所。撮影終わった今は何もないんだね。。案内板てかスピーカーとかポストまでセットだったのか。。

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いろんなシーンを思い起こしながら「ロケ地ガイド」の看板と見比べてたら、地元のお婆ちゃんが犬の散歩で通りかかって挨拶かわした。
「ドラマ見て思ってた以上に景色いいトコですね」と言ったらニコニコと「なーんにもねえとごだよ」といわれた。

さてさて、港の奥に進むと、仮設の「小袖海女センター」。
トラックの移動式キッチンも含めて観光地らしい賑やかさ。と、言っても勿論全部まだ閉ってるけどね。

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プレハブの建物の前には「どちらからお越しですか?」と、来たトコにシール張るボードがあって、関東あたりまでは埋まり掛ける勢い。一人も来てない県はひとつもなく海外や沖縄からなんかも結構来てた。
千葉に一枚ポチっと貼った。

その目の前が、海女が潜る湾なんだけど、取り敢えず素通り。
もっと先に歩いて対岸の埠頭に進んだ。
振り返ると港とその背景の山が朝日に照らされていた。ズームを使うと、山の上の監視小屋もよく見えた。

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埠頭の段の上は、ドラマのオープニングで主人公が駆け抜けてる場所だけど、登る階段は立入禁止だった。。
そして先まで歩くとこれまた印象的な白い小さな灯台があった。
けど、、ここも立入禁止だった。

自己責任って事でちょこっと覗いてみた。

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眺めよくて気持ちいい場所だった。

ちゃんと灯台の袂には「STOP」の文字があった。
これ撮影用だよね。けっこう剥げた感じだけど「海死ねウニ死ね」の文字は読めた。

目の前の海を覗くと、思ったよりも浅そうで海面下に岩が見えていて、ここでドラマみたいに海に飛び込んだら大変なことになりそうだ。あのシーンは合成かぁ。
角度的に監視小屋からも埠頭の陰になって見え無さそう。。実際に来てみるとそういうのわかるね。


埠頭から戻って、最後にゆっくり海女が潜る湾を眺めた。

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ファイル 1038-7.jpg透明度高そうな印象だけど、今朝はわりと波があって水面下は覗けなかった。

もちろん海女さんも誰もいなかったけど、波に揺れながら浮かび泳ぐ鵜を発見。海女さんの代わりに何度も潜ってくれてた。
いいサービスだww(ウニは獲ってくれないけど)
潜った位置と浮かぶ位置が離れてるので、探りながら見てて面白かった。


このドラマ「あまちゃん」は、宮藤官九郎脚本のやんわりコメディーなんだけど、登場人物が小さな端役に至るまで味があって面白く、小ネタも展開も面白いんだけど油断してるとホロリと泣かされてしまうウマイ物語。
ここ三陸がメインの舞台の現代劇なので、当然終盤には震災の回もあるんだけど、「震災の辛いトコ悲しいトコは沢山伝わってるみたいだども、元気でやってるところは全然伝わんねぇ」というとこが良く、そういう描き方で最後まで秀逸なドラマだった。

でも、
ドラマ関係なく、ここは景色いいトコなのでまた是非ドライブがてら来たいと思う。

タグ:景:海 景:岩 楽:証 観:灯 観:ロ 楽:話 動:鳥