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青い池

ファイル 1016-1.jpg美瑛町白金にある池。

この「青い池」というのは池の名前ではなく実は名前が付いていないただの水溜まりだそうで、昭和末期に十勝岳噴火の火山災害保全のために建設された堰堤にたまたま水が溜まって池になっちゃった場所だそうだ。
そんな地図にもない水たまりが口コミで有名になっちゃったという観光地。というのを以前からネットで見掛けて気になってて来てみた。

ら、ば、
なんかスゲーもろ観光地で人ゾロゾロ。。
駐車場待ちの車も列になっちゃってるくらいで少々辟易。
でも折角だから、そんな人の列に混ざって歩いてみた。

ファイル 1016-2.jpg駐車場から少し歩くとその池に着いた。
列が止まる、、邪魔だ、、
近くの子供が「ぜんぜん青くないよ、緑だよ」と騒いでた。

コスプレして写真撮ってる人もいれば、「ここはなんていう池なの」としつこく質問してる老人とか、「今日はちょっと風があってダメだね」なんて話してる人やら、、池に関する話してる人はまだマシで、「ちょっと聞いてよー」的な世間話してる人の方が多く、周りが気になって落ち着いて見れる場所ではなかった。。

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んー空いてたら雰囲気あるいい場所なのかな。。
感激してる人は一人も見掛けなかった。
青さもどこかの子供が言うとおりそんなでもなく常磐線くらいの青さ。空の映り込みの青さに負けていた。(少し曇ってる位の方がイイのかな。。)

取り敢えず順路に随って池の脇を先まで歩いた。
うん、手前より奥の方が池を振り返る感じでイイ感じかも。

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そして堰堤の先には美瑛川が流れてた。

あ、
こっちの方が水青いじゃん!

雨とか色々要素あってコンディションもあるんだろうね。
この川の青さを見て池の青さも想像でプラスして良しとしよう。

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タグ:楽:歩 楽<残 観:池 景:川

道の駅 自然体感しむかっぷ

ファイル 1015-1.jpg占冠村中央の237号沿いにある道の駅。

ちょうど昼で混んでそうなのに、腹もへってないしトイレも平気なのに、何気無く寄っちゃった。
ちょっとこの先の道を調べたり北海道出身の友達にメールで聞いたりしたかったのだ。

ファイル 1015-2.jpg車を降りたら目に付いたのが建物脇で売ってたカットメロン。
そういえば北海道に来ると、よくお土産に買って帰るメロンだけど、実は自分では食べた事が一度もなかったww

そんなわけで、これまた初めて北海道で食べるメロン。甘くておいしかったー!
話を聞くとこのメロンはすぐ脇で作った占冠産メロンだそうで、もう夕張やら富良野やらのブランド関係無くどこのも美味しいんだな。

建物の中は混雑してて、とりわけ人気だったのが牧場直送の牛乳のソフトクリーム。
北海道の人達でもこういうの並んだりするんだねぇ。。って、当たり前か。皆が皆牧場やってるわけじゃないもんな。
これは並ぶからパス。
それより気になったのが、十勝小豆のおはぎ。
でもこれは蕎麦屋のメニュー。。これだけ食べるのに蕎麦屋には入りずらいので断念。

さて、食べ物以外では、、
なにやらさりげなく置かれた水槽を見掛けた。
「エゾサンショウウオ」だそうだ。
イモリとオタマジャクシのち中間みたいなニョロとした可愛いヤツで、顔はカエルっぽかった。

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ファイル 1015-4.jpg他にも付近の自然をさりげなく紹介。
なんてフラフラしてたら「うーーーーーーーー」とサイレンがなった。
ああ、北海道の町って正午になるとサイレンなるんだっけ、、ビックリしたー。空襲警報かと思った。(そんなの知ってる歳じゃないけど)

友達のメールでこの先のスポットの場所を確認したりして、少しのんびりした。

タグ:餐:果 動:虫 楽:音 道の駅

道の駅 むかわ四季の館

ファイル 1014-1.jpgむかわ町美幸の町中の235号沿いにある道の駅。
七年前に来た時は、気になってたネタがあったものの夜寝るだけの利用だった。
で、今回は今回で来てみたら駐車場を半分閉鎖して「グルメフェスタinオータム」というイベントが開催されていた。
でもタイミングよくいい場所に停められたので休憩できた。

ファイル 1014-2.jpgイベントは、チェーンソーの木彫り彫刻の実演バフォーマンスや、舞台ではダンスグループの踊りなどで賑わっていた。
けどまぁ僕なんぞは美味しそうな屋台テントの方が興味あった。グルメフェスタだしね。

で、(そんなに腹へってないのに)ついつい買ってしまったのが「ほっきバター」
苫小牧で旨いほっきを食べて来たばかりで、これこそ蛇足かも、、とは思いつつも衝動買い。

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したら、これ、んめー!
刺身だけじゃなく(コロッケだけでもなく)バター炒めでもこんなにウマイんか。
北海道のほっき恐るべし。。

さてさて、狙いはほっきじゃないじゃん、と思いだして見て回った。
イベント会場には無く、道の駅の建物も覗いてみた。
ら、売場の奥のほうにコーナーになってた。

その狙いとは「シシャモ」
この鵡川は、世界で唯一の「シシャモ」の獲れる場所なんだそうだ。
普段、我々が食べてるシシャモは実は外国産の偽物で種類すら別の魚なんだそうだ。で、本物は此処じゃなきゃ食べられないんだそうな。
あーでも土産用じゃ食べられないな、、とか思ってたら、なんと試食コーナーで鉄板で焼いてのを頂けた!ナイス。

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(写真撮るの忘れてて食べてからの写真、、申し訳ない)

一口食べたら、、、
ん?シシャモじゃん。
自分らの知ってるあのシシャモの味がした、、、あれ?同じ?
とか思ったけどそれは最初だけで、全然味わい深く後味も良くて驚き!うまい!これはイイ!やっぱ違うんだ。

ファイル 1014-5.jpg買っていきたかったけど、もちろん要冷蔵だということなので(これもクールで送ろうかとかも思ったけど)やめて、乾き物のそのまま食べれるツマミタイプの物を買った。
食堂にはもっと他にシシャモの料理があったみたいだけど、まだ開いてないし腹も減ってないので今回はパス。(ししゃも醤油ソフトクリームなんてのもあった、、)
また今度があるといいな。。

いやぁ、ほっきに続いてシシャモという地味ながら北海道らしい、ならではの食材で続けての感激。
さい先いいね!
でも少しのんびりし過ぎちゃったね。。

タグ:餐:貝 餐:魚 楽:催 楽:演 楽:買 道の駅

海の駅ぷらっとみなと市場

ファイル 1013-1.jpg苫小牧市港町にある公設卸売市場。
朝から食事できそうだったので来てみた。

仮設住宅がくっついたような親近感あるような平たい市場を、車を停めた裏口から入ると、中の飲食店コーナーは全店普通に営業してた。ナイス!
っていうか、どの店で食べようか迷っちゃってウロウロ。取り敢えず先に一通り見て回った。

奥の方に飲食店が集まってて、表の方が海鮮市場になってたけど、飲食店の方が広い感じだった。
他にもチョイ食いの惣菜屋とか八百屋とか雑貨屋とかの生活感ある市井の市場な感じもあり、休憩スペースには手作り感丸出しの顔ハメに御当地キャラ?の「ほっきちゃん」(おにぎりにしか見えない、、)とかあったりして楽しい空間だった。

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で、少し高めだけどやっぱりネタ帳に載せてた「逢海」という店で食事。
食べたのは勿論苫小牧名物の「ほっき丼」
ネットで見かけて気になってた。

ほっき丼は以前、福島県の相馬で食べた事あったけど、それは店もイマイチだったし炊き込みでホッキの味もよく解らずで失敗してた。正直、名物とは言え北海道に来て最初の食事にしてはパッとしない食材になっちゃったかな、、なんて思いつつも食べてみた。

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らば、、、

おお!
これは、んまい!!
正直驚いた。

新鮮な生のホッキ刺身の丼で貝の甘味がたっぷり味わえて感激!
ホッキってこんなにウマイもんだったんだーと目から鱗。
方向性としてはフジツボのような爽やかな甘みって感じで、個人的にはホタテより好きな味!これはイイ。
北海道だからかな?福島でもちゃんとした店行けばこんなにうまいのかな?
北海道に来て最初の食事は大満足の朝食になった。

さて、
満足の朝食だったけど、次にもう一つ、さっき歩いて見ててきになった「ほっきコロッケ」を食べてみた。
これは「元気ころっけ」というのが店名なのかな。
欲張って蛇足にならなきゃいいけどね、、と思いながら購入。

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おお!これも、んまい。
中はクリームコロッケになってて、ちゃんとホッキの風味が遺憾無く味わえてグー。
名物食材のコロッケとかってあんまし味よく分からない物が多い印象だけど(普通にコロッケ自体が旨いコロッケはさすがだと思うけど)これはバッチリ独得な風味を味わえて美味しかった。ほっき凄いね、こんな形でもやっぱおいしいんだ。

ファイル 1013-5.jpgと、あまりにホッキに感激したのでそのまま魚介売場へ行って土産にホッキをクールで送ることにした。
まぁ一応ホッキだけだと寂しいから、シャケとボタンエビも付けた。

行きには土産を買わない主義だったけど、やっぱ旨かった物を送るのが素直な土産だよね。

ファイル 1013-6.jpgさてさて
外に出ると、構内には「ホッキ貝資料館」というのがあって入場無料なので覗いてみた。

中は外見と同じように貝殻で作ったオブジェが並び、手書きのホッキ資料が張られた手作り感満載。
くじとか貝合わせとかミニゲームみたいなのもあったりして文化祭の様な雰囲気だった。

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客が自分一人だったので話好きっぽい館長が色々説明してくれて、ホッキの話もたっぷり聞けて満足。
最後は貝殻に願いを書いたりして、たっぷりのホッキ三昧で楽しめた。

いやー、北海道の食材と言ってホッキ!とはなかなか出てこないかもだけど、こんなに旨いなら、もう少し有名になって欲しいなぁと、思った。

朝早くからいい食事の寄り道になった。

タグ:食:丼 餐:貝 餐:揚 楽:買 観:市 観:館 観:飾 楽:話

白鳥湾展望台

ファイル 1012-1.jpg室蘭市崎守町の37号沿いにある展望駐車場。
駐車場の横の丘の上にちょこんとある展望台で、いかにも眺め良さそうな感じでついついフラッと立ち居寄った。

で、展望台を登って見ると、ちょっと海まで距離あったけど室蘭港入口辺りの内浦湾が一望!
思った通りのいい眺めだった。

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室蘭で印象的な湾岸の工場はモクモク煙吐いてた。
正面の内浦湾の先には駒ヶ岳がクッキリ見えてた。
グルッと回って駐車場側には来た道の先に険しい有珠山も見えていた。

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ファイル 1012-4.jpgそうそう、この展望台は一応白鳥大橋のビューポイントって事らしく橋の説明とかがあったけど、
当の白鳥大橋はちょーっと遠く、ちょっと橋を見るには、、って感じ。工場の煙に半分隠れてた。
今日はすっきり晴れててよく見えるけど曇った時とかは見えるのかな、、って感じだった。

タグ:楽:眺 景:海 景:山 観:橋 観:工 観:P

史跡北黄金貝塚公園

伊達市北黄金町の37号沿いにある縄文時代の集落遺跡。

自宅の最寄り(バスで行くので最寄りとは言えないかもだけど)駅が「北小金」という駅なので、この「北黄金」という地名とは漢字は違うけど同じ名前で何となく気になってたトコに丁度あったので寄ってみた。

そういえば貝塚って一度も行ったことなかったけど、ここはちゃんと広い駐車場のある広い公園になってた。
ちゃんと案内もあって六千~四千前の縄文人の村跡だそうだ。
ああ、そういえば前回も北海道で最初の寄り道は遺跡系だったな。

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案内読んでからまず、小鳥の多い木立の道を朝日が覗く草原の丘を横目に見ながら歩く。
うん、朝イチで気持ちいい散歩。
少し歩くと「情報センター」のあるエントランスに出た。
勿論まだ閉まってるので通過して、正面の丘が気になりつつも奥の「縄文の森散策路」という林の道も気になって歩いてみた。

普通の林の道だけど、回るように丘を登る道程だったので順路として正解だったようだ。
林を抜けると広い草原の丘の上にポコンと出た。

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この朝日を背にした丘からの眺めがなかなか良かった。
長く伸びた自分の影のずっと先には海まで見えて、清々しすぎる朝の空気と広い景色に北海道に来たことを改めて実感。

そしてその丘の上にゴルフ場のバンカーのような貝殻の窪地があった。
ほうほう、これが貝塚っていうのか。そういえば初めて見た。

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もっとこんもり盛られた塚なのかと思ってたけど、そういうわけでもないんだね。
、、、っていうか、もちろんこのまんまずっと残ってたわけじゃなくて、復元されてこういうきれいな形になってるわけで、貝が積もればこんもりしたのかもね。

そしてその先にも更に広い貝塚があった。
こっちには動物(多分シカ)の骨なども置かれてた。

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案内によると、クジラやオットセイなどの骨が出てきたそうで、人骨も発見されたとか。
この貝塚というのは縄文人のゴミ捨て場などではなく、生き物全ての墓場と捉えてた神聖な場所だったそうだ。

ファイル 1011-5.jpgゆっくり眺めてのんびり深呼吸。そして丘を下った。
その丘を下った麓には竪穴式住居が復元されていた。
最初から気になってたんだけどね。
どうせ早朝は中に入れないだろうから最後でイイヤ、、なんて思ってた。
らば、
どっこい、入り口は開放されてて中に入れた!
(勝手にキャンプできそうじゃん、、したくないけど)
おーおー太っ腹。
暗いけど土間の炭の匂いの小屋の中はしっかりしてていい雰囲気だった。

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ゆっくり竪穴式住居を見て満足しつつその先に進んでみると、「水場の祭祀場」という川原になってた。
ここは発掘したまま(昔のまま)の水汲み場跡で、壊した土器や石器が転がっているそうだ。壊れたり使わなくなった道具をここで壊して祀った儀式の場所でもあるそうだ。

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へーへー
どれが土器だろ、、、んんーちょっとハッキリ解らなかったけど、いろいろと想像できて面白かった。
なにより再現とかじゃなくて発掘したままの姿っていうのがいいね。

北海道は未開発の部分が多かったせいかこうした縄文時代の遺跡が多い気がする。
北海道の縄文人も本州と同じ文化だったそうだ。
舟で渡って行き来してたんだね。
で、そんな縄文人は西から来た弥生人と北から来たアイヌ人に侵略されつつ混血しつつ滅んだんだそうだ。
色んな要素が混ざる前のピュアな日本人は平和そうでいいね。

楽しい朝の散歩になった。
(けど、靴とズボンの裾は朝露でビショビショになっちゃった。。)

タグ:楽:歩 楽:眺 観:園 観:遺 観:屋 景:陽 景:原

大船遺跡

函館市(旧南茅部町)大船町にある縄文時代の集落跡で、国指定史跡。
実は見つかったのが最近で平成8年からの発掘だそうだ。

ファイル 717-1.jpgさて、やっぱり時間が時間だけに「展示館」は閉まってた。
っていういか、展示物の多くはさっきの道の駅の博物館に移されて、ここには簡単なパネルとかしか無いらしい。

それはさておき竪穴住居跡の「縄文のにわ」は普通に歩いて見れるので、そっちの目の前に車を停めてフラフラと歩いた。

おお。
幾つもの竪穴がきれいに掘り起こされてて、骨組み再現や小屋まで再現したものとバリエーション多く並んでて面白かった。

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ファイル 717-3.jpg結構住居穴って深いんだ。(地熱利用とかかな?)
穴もそれぞれ形が違って、各々個性的な生活をしてたようだ。
へー。

中には重なりあった住居跡とかもあった。
これは建て増し?ずらして立て替え?
こっちは浅い穴だから、家にも種類有って、一戸建てと長屋的なものが有ったのかもね。もしくは旅人とか一時的に留まる人用の家とかかな。(無教養での勝手な想像でスイマセンが)

盛土遺跡という廃物を埋めて盛った場所もあった。

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今回の北海道は図らずも縄文に始まって縄文に終わったなぁ。
いろいろ夢想できて面白かった。
縄文人とアイヌの歴史(一緒かと思ってたら全然別の可能性が強いんだそうだ)とか、大和人との関わりとかも興味もてる。
ちゃんと記述で残ってれば色んな事があったんだろうね。

タグ:観:遺

星龍軒

ファイル 716-1.jpg函館市若松町にある昭和26年創業の函館塩ラーメンの老舗店。

函館朝市の脇の観光客も流れてきそうな良い場所ながら、地元でも人気の有名店らしいけど、さすがにこの半端な時間で店には他に客がいなかった。
ラッキー。

やっぱり塩ラーメンが好きな僕は、実は札幌とかよりも函館こそラーメン食べたい町。
過去にも二軒ほど食べて、どちらもうまかった。
今回の北海道も函館塩ラーメンだけは外せないな、、、とか思ってはいたんだけど、とーにかく今日は暑かった、、えー北海道もこんなに暑いのー?しょーじき言うとあんま食欲なかった、、
っていうか、ラーメンよりアイス食いたい気分。
されど!うまいラーメンがそんな気分を吹き飛ばしてくれる、はず、、と願いつつ塩ラーメン食べたわけだ。

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汗が出る
汗かきながらも、やっぱり汁を残さず飲み干したいうまさ。
あーやっぱ函館塩ラー最高。
元気出た。
透き通った汁は素直な「塩」で庶民的ながら中華の風味も顔出してた。
麺もストレートながらよくからんでもちもちでおいしい。
あー函館がもっと近ければなぁ、、
(そして橋で渡れたらなぁ)

ファイル 716-3.jpgさて、一気に元気になって少し朝市を散歩。
もちろんもう全部閉まってた。
っていうか朝市が夕方に開いてたら詐欺だよね。
もともと狙いはラーメンだし、高い土産を買うような経済力はないから言い訳に丁度いい感じ。

とか思ってたら、市場脇のメロン専門の青果店は何軒も開いてた。
メロンはそんなに値張らず程々の高級感と北海道らしさがあって喜ばれる良い品物。
これくらいならと土産に買った。(試食も沢山して値切った上にトウモロコシもおまけしてもらった)

タグ:餐:ら 餐:果 観:市 楽:買

道の駅 しりうち

ファイル 715-1.jpg知内町湯の里の228号沿いにある道の駅。

また道の駅でゴメンなさい。
ついつい寄っちゃうんだよね。
でも各駅停車じゃないです、隔駅停車です。

ここは車停めた目の前にソフト売場。
まっすぐ購入。
農場直入の牛乳ソフト。おいしかったー。
しかもJAF証で割り引き。うれしいね。

ファイル 715-2.jpgトイレはどこかなと思ったら、道を挟んで隣の別エリアの大きな駐車場にあって、こっちがメインの道の駅らしい。
ちゃんと道の駅の名の建物もあった。
道の駅の裏は鉄道の駅になってた。ああ、兼用の駅なのね。

中は農産物店。
目についたのが知内名産の春一番ニラを使用の「知内ニラクッキー」
ニラの香りと甘みというのが気になって購入。
ニラは大好きだけど、クッキーってどうんなだろうね。
(帰って食べたらもろにニラの風味バッチリでスゲーうまかった!)

ファイル 715-3.jpgあれ?鉄道の駅はどこだ?
と思って外から見たら、脇にオマケのようにJR津軽海峡線「知内駅」の入口があった。。
ちっちゃ。。

中を見たらベニア張りの簡単すぎる駅。。
これはあんまりだなぁと思いつつ時刻表を見たら、、一日上下線二本づつだけの停車。ああ、まぁ、これならオマケみたいでも仕方ないか。

ファイル 715-4.jpgそれと、トイレの脇に「日本最古の墓・歴史モニュメント」というのがあった。
この場所で、旧石器時代の墓と縄文時代のストーンサークルが発掘されたそうだ。しかも国重文。
おお、またお墓の遺跡か。 え?どこどこ?
でも何故か此処にはモニュメントしかなかったし、場所の案内もなかった。。
(帰って調べたら、江別の「埋蔵文化財センター」にその石を移動しちゃって再現してるそうだ。。)

タグ:餐:冷 餐:菓 観:鉄 観:遺 道の駅

松前城

ファイル 714-1.jpg北海道松前町にある江戸後期築城の城。
天守代りの三階櫓は、昭和まで現存しながらも太平洋戦争後に出火で焼失。鉄コンの外部復元で再建された。
門は現存の「本丸御門」(国重文)が残る立派な城。
北海道での唯一の城らしい城だろう。けど、逆になんか北海道らしくない感じがして今まで来たことなかった。

でも実はここの殿様の家系の松前氏(蠣崎氏)は昔ゲーム「信長の野望」で愛用してたキャラでして、勝手に親近感あったりして一度は来てみたかった。(城は全然時代違うけどね)

さて、城はそんな御三階と門だけの城址公園だろうなんて想像して来てみたら、あにはからんや、ちゃんと城郭の形になってて気合入った城じゃありませんか。

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石垣や堀やらはどこまでが昔のままのものなのかという説明はなく、青緑の整った石垣は公園的にも見えた。(けどこれはちゃんとした修復だそうで、往時からこういう感じの石垣だったらしい)

ファイル 714-3.jpgそして350円払って松前城資料館(いわゆる天守閣)に入館。
ここ、館内も撮影オーケーなんだって。へー珍しい。
よくある昭和の資料館。ツルツルっと見て上に上がる。
アイヌの乱の時に松前側に協力して鎮めたアイヌの絵図とか焼失前の内部写真とかは面白かった。

そして展望。
実質的には櫓なだけに展望台には成っておらず狭い窓から覗く形。
でも写真はつなげてパノラマにしてみちゃいました。

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↑松前の町から正面の海方向。click:2500×550

なんかさっきからずっと太鼓みたいな音がするなと思ったら、出口の扉が風で揺れて当たる音だった。
そんな出口の手前で新選組と松前城の本があったので、しばし立ち読みしてから外に出た。

海に対する威嚇が主目的の城だったそうで、搦手から進攻してきた土方歳三にはたやすく落とされてしまったそうだ。
でも、戦闘を経験してる城ってやっぱポイント高いよな。

そして「本丸御門」。脇の石垣のボコボコあいた穴は戦闘時の弾痕だそうだ。

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門の横にはアジサイが咲いてた。
え?八月も下旬なのに北海道ではアジサイなんだ。。

ファイル 714-6.jpgその奥には桜の木に隠れるように「本丸表御殿玄関」があった。
(何故隠れるように?)
ホントに玄関の部分だけだけど、これも列記とした現存物。
鶴と亀の彫刻が素敵だった。
この玄関は昭和57年まで小学校の玄関として使われていたそうだ。

城内は他にも櫓台跡、砲台の台場跡など色々見れて充実してた。
模型もあって、それを見ても割と往時に近い形で修復整備した城跡のようで素晴らしい。
最後は天神坂門から出て天神坂を町に下りた。

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タグ:観:城 観:櫓 観:閣 楽:眺 景:海 景:町 観:飾 観:模 観:門 観:重 植:花