小豆島町苗羽にある醤油工場の資料館。
小豆島の名物オリーブ油の次は醤油のスポット。っていうか元々こっちの方がメインの気になってた場所。
醤油工場が多く集まるこの地域の中でもとくにこのマルキンの工場は大きく県道を跨いで建っているので、通過するだけでも印象的だし醤油の匂いに惹かれた上に「しょうゆソフトクリーム」の看板も興味惹く。
さっきオリーブ公園でソフト食べたばっかじゃん、と言わずに切り替え切り替え。オリーブはオリーブ、醤油は醤油。
ってわけで「しょうゆソフト」
これは意外と全然変な感じも無く食べやすいおいしいソフト。
みたらし団子っぽい甘さかなとか想像してたけどキャラメルっぽい感じ?へーこんな感じなんだ。
おいしかったけど、もっと変な味を期待してたので聊か拍子抜け。
あれ?他では「しょうゆソフト」って食べたこと無かったっけ?
んーよく有りそうで意外と無いかも。(岡山の閑谷学校で食べてた)
さて、せっかくだから売店だけじゃなく記念館も見ていこう、、と思ったら有料だった。
んーどうすっかと思いつつ、取り敢えず隣の見学無料の「もろみ搾り工場」を覗いてみた。
おお、なんかすごい。けどどういう行程なのかピンと来ず、工場見学は順に案内されないとよくわからないね。
で、結局やっぱせっかくだから210円払って「醤油記念館」に入館。
したら、入口で記念品の醤油の小瓶を貰えた。おお、そういえば醤油切らしてたんだ自分用の土産が出来た。ナイスwこれだけでも入館料トントンじゃないか。
中は国有形文化財の大正築工場の雰囲気だけでも感じられたら悪くないかな、、とか思ってたら意外と凝ってて洒落たレイアウト、30石の大桶を穴あけて通路にしてたり、覗く形の大桶とか麹室とか、模型展示もアリ、天秤棒で桶を担ぐ撮影コーナーあり(撮影しないけど担いではみた)で、わりと楽しめた。
そして奥にはまた売店があった。かわいい金魚のロゴのTシャツとかちょっと見てみてたらXLのサイズもあったのでついつい買っちゃった。
出口が裏の小さい戸口の扉なのが面白く、外に出ると海に続く工場の景観。
反対側は山をバックに工場の景観。味のある裏口だった。
そして表の県道に出たら、駐車場には戻らずにそのまま工場を眺めながら少し歩いた。
長くレトロな景観の土蔵造の工場をグルッとまわってやってきたのは、明治40年築の醤油蔵という「第四号天然醸造蔵」
ここでは100年以上昔から変らぬ木桶仕込みの醤油の醸造蔵を覗ける。
おおお。これはなんか凄い。
しかもボタンを押すと小窓からファンで中の空気が出されて香りが嗅げる仕掛け付き。これは面白い。
少し歩いてのど渇いたので、駐車場まで戻ったらまた売店に入って「醤油サイダー」を買ってみた。
これも悔しいことに飲みやすくておいしいサイダー。
これ醤油かなぁ?んーよくわかんないけど、ちょっと変った感じはする。
面白かったのはラベルにあった「醤油サイダーをまねてしょうゆ(本物)をサイダーのように飲むのは絶対におやめ下さい」という注意書き。了解です。
出発したのが丁度4時で売店も記念館も終了。夕方でギリギリの時間ながらタップリ楽しめてよかった。
いやぁそれにしても地元千葉県も東の醤油処。でも銚子のヤマサどころか近所の野田のキッコーマンでさえ行った事ないやw(調べたらその両方共に「しょうゆソフト」を販売してたらしい)
近いと行かないのに出かけ先だと楽しめるもんだ。
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