記事一覧

道の駅 大坂城残石記念公園

ファイル 1241-1.jpg土庄町小海の県道沿いにある道の駅。
ここだけは前回も立ち寄ったので二度目の来訪。
前回来たときはまだ朝早く「残石資料館」も開いてなかった(開いてても入らなかったと思うけど)
ので、今回は入ろうと思ったんだけど、到着が5時過ぎではもう閉まってた。。

裏の中庭を覗くと、親子がキャッチボールしてた。
表の海側では釣りをするカップルがいて、地域の普通の公園みたいなほのぼのした感じだった。
木製のウインチ「ロクロ」と運搬用木枠の「修羅」という展示も見れた。

ファイル 1241-2.jpg

海は湖のように静かで、目の前に小島が浮いていた。
そしてここは石を運び出す港を再現してて、海から並ぶように石垣の台に載せられた残石が並んでた。
こんな沢山の立派な石が勿体無いよねぇ、他の城にB級品のアウトレット価格で売ればよかったのにね。

ファイル 1241-3.jpg

なんて思ってたら「残念石」という案内板で解説されてた。
石は運ばずに残されたものも含めて総て幕府の所有物なので「動かすな」という命令で2815個もの石が明治までの250年間放置されてたそうだ。
ああ、それで大坂城残石なのね。
大坂城以外の築城では残石無くちゃんと運び出されてたってことだね。
小豆島の石は大阪城に使われてたイイ石なんだぜ!ということじゃなくて、絶対権力のくそ幕府のせいで邪魔な大石がゴロゴロ放置させられて迷惑してたんだぜ!ということね。
いろんな歴史があるんだね。

タグ:観:石 観:装 景:海 景:島 道の駅