真岡市下籠谷にある公園。
日本の都市公園100選のひとつだそうだ。大きな森の公園で何度も来てるけど、もっぱら併設する日帰り温泉が目的なので公園は歩いたことはない。それでも何度かは公園に何かあるかなーと思って奥の駐車場まで進んだことはあったけど、天気悪かったり植物園ぽい施設は有料だったりで興味持てずに温泉に折り返してた。
今日は軽く何か食べられないかなーとか思って来てみた。
ら、駐車場前にはレストランみたいなちゃんとしたモノではなく軽飲食店「泉のほとり」というのが営業中だった。寧ろ丁度いい。
青空に映えた梅の花を見て香りつつ歩いた。
温室の植物園のような店内に入ると軽食よりも軽いスナックコーナーで、400円の焼そばを買ったら「もう3時過ぎてるから」と半額にしてくれた!「他にはなにか」と言われそれじゃあと芋もちを追加したらそっちは半額にはならなかった。まぁね。座って食べた。
さて、軽く公園を歩くかな、、と思ったけど、ちょっと向かいの「花ちょう遊館」を覗いてみた。
あー入館料600円かぁ。。500円以内だったらなぁと躊躇しつつ、毎回怯んで進歩ないしたまにはケチらずに入ってみようかなという気にもなって思い切って入館してみた。
温室に入るとドーナツ型の回廊風。最初の「トロピカルゾーン」は立体的になってて、上から見おろしつつトンネルを下って折り返す順路。
っていうか「オニオオハシに注意」というのがあって、鳥が間近に飛んでくることがあるらしい。こないかなこないかなと期待してたけど飛んでこなかった。。残念。
滝の池の緋鯉を見つつ、頭上のバナナを見上げつつよく知らない熱帯の植物を雰囲気だけ楽しんで進むと、そのオニオオハシはゲージの中だった。ああ、この鳥ね。ケロッグのイラストで馴染んでたかも。ゲージから出す時間とかあるのかな。。飛ばしてほしいなぁぁ。
その先にはグリーンイグアナがいた。でかっ。日焼けサロンでボケーッとしてた。豆腐サラダが好きなんだそうだ。
「サバンナゾーン」はスッキリしてて赤い小さな花が多かった。
そしてここもゲージでルリコシボタンインコというのがいた。
バオバブの木というのもあった。写真で見るのは太い肥満な感じだけどここのはスリムだった。これから太るのかな。
そして次は「チョウゾーン」。あ、蝶園もあるのか、、「花ちょう遊館」の「ちょう」は鳥かと思った。
で、ここは入ると蝶だらけ。沢山の蝶がヒラヒラ舞ってて楽園だった。落ちない花びらのような、なんかこうも平和にヒラヒラ舞ってると幸福感あるよなぁ。
肩に留まられたりという事はなかったけど人なつこく周りを回って足元にとまったり、すぐ横の花に留まったりと人を避けてないのが嬉しい。
蝶はオオゴマダラとかアサギマダラとか沖縄のが多かったけど、黄色いの(キタキチョウ)も沢山群れてて顔の近くでも飛んでたし、普通のモンシロチョウもいた。タテハもいたけどこの子はイケズで羽開いてくれなかった。
アゲハはさっきの足元のがシロオビアゲハ、黒一色がクロアゲハ、黒基調に赤白入るのがナガサキアゲハ、かな?案内に出てた蝶全部は見つけられてなかったのはちょっと悔しい。
でもなんか幸せな気分。と気分良くゆっくり眺めた。
そして温室を出ると順路の最後に「高山植物館」というのもあった。
中に入ると中央に川が流れて少し傾斜のある順路。水芭蕉が咲いていた。いいねぇ。こういう小さな花とかが好きだわ。
県内の高山植物がメインぽいけど、北海道で見たかったクロユリとかも咲いてて北海道産も多かった。四国の花とかもあって色々。レブンコザクラも咲いてて礼文島を思い出した。
いいなぁ此処、これは600円ケチらなくて良かったわーと満足で外に出た。
後は少し園内を歩こうかな、、とも思ったけど広すぎそうだし、曇ってきてたし、ヒザも悪いのでヤメた。
代わりってわけでもないけど「グリーンサロン」というのも覗いてみた。
ここは「次の展示の準備中」とあったけど、奥のネイチャーセンターという資料コーナーは見れた。
標本メインでパッとしなかったけど、カモの説明で椿の果皮で作ったカモがかわいくてよかった。で、その隣りには更に木の実を交えて作った動物がかわいかった。
リスのコーナーは「交通事故で死んだリスの標本」という剥製があったけど、リスってこんな大きいんだっけ?ネズミくらいの印象だったけど倍以上だった。
そして「リスの情報板」には目撃情報。一月下旬のものだけだった。温かい時季の方が目撃情報は多いのかな。歩く人も多いだろうし。リス見たいなぁ。
暖かい季節に来たら少しは園内を歩いてみようかなー、とか思うだけで車に戻った。
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