横手 ヤキソバ散策
横手に関しては、そういえばテレビか何かでやってたな。。という程度の予備知識しかなく、下調べは皆無のいきあたりばったりなので、取り敢えず駅前の交番でガイドマップをもらい、おまわりさんに何処が一番うまいか尋ねたら、「どこの店も味付けがいろいろで好みの問題」と誤魔化された。じゃあ一番よく道を聞かれる店は?と尋ねたら教えてくれた。
というわけで「ふじわら」という店にGO。
この店は焼そば専門店。小さなテーブル4つだけの小さな店だった。
初めて食べた横手ヤキソバの第一印象は「すごくサッパリ」薄味だけどイイ感じでソースの味がしみてて、更に半熟目玉焼きの黄身と混ざるとまろやかで確かにうまかった。

この店に入る迄はここ一軒だけのつもりだったけど、量も多くないし後味さっぱりなのでこりゃ二三軒食べ歩いても平気だなと思い、もらったガイドマップのコメントを頼りに次の店を探した。

二軒目は「末広屋食堂」
コメントに「横手で一番の汁気たっぷりやきそば!昔風?」とあった。
食べてみるとなるほど、さっきより更にウエットでジューシー。味もちょっと濃いめだけどやっぱりさっぱり。「あ、このくらいが丁度いいな」と思った。

次の店は「ふなやま」コメントは「こだわりの自家製麺でつくったホッとするやきそば」
二軒目がちょっと離れたトコにあったのでこの後すこし歩いた。それにしても横手の市街は閑散としてた。町の密度としてもだけど、昼時とはいえ平日のカンカン照りの真っ昼間にフラフラ歩いている人は誰もいなかった。駅から近いのに住宅街で高い建物はなく日陰もなく日射病で倒れるかと思った。。

そんなこんなで辿り着いた「ふなやま」は店に人がいなかった。

客は兎も角、店の人は何処いったんジャ〜!!しばらく待ったけど変化ないのであきらめた。

ってわけで次は「石山食堂」コメントは「サラサラ麺がするすると口に入っていきます。高校生多し!」
この店の探索が大変だった。地図通りに行ってみたけどそんな店はなくグルグル歩き回った。住所の番地で探してみると「石山」という表札発見!。。あ、この家って閉まってるの店だったのね。。下校時刻まで閉店とか?
!!横手散策の注意!!
上記の「ふじわら」の店の写真みてもわかるけど、休みで「のれん」や「のぼり」を仕舞っちゃうと店だかただの家だかわからなくなってしまうのもあるで、見つからない店は早めにあきらめましょう。
そしてやっと三軒目「七兵衛」
コメントは「比内地鶏の目玉焼きがとっても濃厚で絡めて食べてみて」
ここの店は郷土料理の居酒屋&レストラン。やきそば初心者向けに能書のチラシもくれて説明もしてくれて親切だった。
で、味は他の店に比べて濃かった。でも自慢の比内地鶏の目玉の黄身との絡みは絶妙でうまかった。ただ目玉焼きが小さかったのが残念なトコ。焼そばの量は多めだったのでここが最後で良かった。
でもさすがに郷土料理の居酒屋だけあってメニューを見てるといろいろ食べたくなってしまう。で、特に気になったのが「横手プリン」。やきそば三皿食べた後は特産のプリンか。。いいなぁ。とほくそ笑む。でもここでは食べなかった。歩いてて気になる店を見つけてたのだ。フフフ。
ってわけで少し戻って、デザートは「さわた」という店のプリンソフト。「ふじわら」のすぐ近くで、実は、はじめっからなんとなく気になってた(笑)そのままプリンとソフトクリームと果物の簡単なものだったけどうまかった。やや弾力の有る固めのプリンの個性がクリームに負けずにカラメルを絡まり苺もバナナもいいマッチングだった。
総評
横手焼そばは、ゆで麺、薄味、汁気、目玉焼。
が特徴の油っこくない後味さっぱり焼そば。
独特だけど親身な感じのやさしい焼そばでした。
気軽にちょっと食べるなら「ふじわら」ここのは毎日食べてもあきなさそう。初めて来て一軒だけでどんな感じか知りたいなら「七兵衛」がいいと思います。

もう一言いわせてもらうなら。
お願いだからもう少し店が集まっててくれ〜〜。
多少歩くのはそれはそれで楽しいけど、閑散としすぎてて寂しいよぅ。休日はどうなんだろう?