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湖北ほくほく亭

ファイル 3605-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにあるラーメン食堂。

道の駅の近くだけど少し町からは離れた場所で夜は真っ暗な中で一軒だけ明るく目立ってたので思わず寄って食事。この時間ではもう町に出ても飲み屋しかやってなさそうだったので助かった。

店内は広く悠々とテーブル席に着いた。

ファイル 3605-2.jpgメニューを見るとラーメンも色々あって「牛ホルモンラーメン」とか「ほくほくちゃんぽんメン」とか少し迷ったけど、店の看板にラーメンと焼肉とあって肉食べたかったので定食かなーと思いつつ「焼き肉丼」にしてみた。

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思った以上に甘め強い味付けだったけど美味しく食べられた。
でもやっぱ面白そうな麺類にしとけばよかったかな。

次また同じような感じで此処を通ることがあるか分からないけど、この時間のここらには普通に気軽に食事できる店があるとわかって収穫だった。

この日の日誌

タグ:食:丼 餐:肉

滋賀県立琵琶湖博物館

ファイル 3604-1.jpg草津市下物町にある博物館。

実は2007/5/10にも来てて、その時はブラックバスバーガーが目当てだったけど、とっくに販売終了してて空振りだった。そのころはまさかドライブ中に博物館の寄道とかありえねーと思っててチョイ食い目的だけったので退散しちゃったけど、最近はよく寄道するようになり、特にここだけはちゃんと行きたいと思い始めてた。
というのも、ここ、博物館といいながら水族館のエリアが充実しているらしく、琵琶湖にしかいない固有種とかたくさんみれるそうで、日本の淡水魚のメッカとでもいうべき所。
で、近年、ドライブで寄ろうかと思う機会がありつつも、月曜休みでダメじゃんと空振り続き。。今頃になってちゃんと曜日合わせてやっと来れた。

さて、駐車場から少し歩いて入館は4時苺前になってしまった。
でもまぁ博物館の一部だからミニ水族館くらいだろうと、一時間もあれば充分だろうと思って慌てずに進んだ。(完全に甘かった)

さすがに特別展示エリアまで見る気はなく通常チケットで入館。
さっそく「水族展示室」に進む。
廊下で繋がった別棟のようで、ますますミニ水族館くらいかとの確信と箱物的な簡素な展示かもとまで想像したけどアニハカランヤ。まず展示の水槽に一つ一つテーマのようなパネルがあって、飼育員の愛が溢れる興味深い解説で魚の特性や視点がわかりやすく、見やすい水槽が並んだ濃い水族館だった。

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「鰌、恍惚」「魚界のベジタリアン⁉」「どんこにキュンです。」「幸福を呼ぶ⁉ベンテンナマズ」等々、、「学芸員が見つけたよ!」というのは新種記録されたヨドゼゼラ。「チャットでお問い合わせ」は回答が長くて立体的だったり「置物ではないです」でヒキカエルもコミカルに。

細かく見た後の足元からの大きな水槽「内湖ヨシ原水槽」も気分いい。そしてその中で泳ぐ大きめのタナゴ「カネヒラ」が婚姻色で綺麗で目立ってた。

続いてトンネル水槽は水が抜かれていた。
今年の2月にオオナマズの大型水槽が破損して100トンの水が流出する事故があった後に点検したらこちらにも小さなヒビを発見したので水を抜いているそうだ。あら残念。
個人的には午前中に越前でトンネル水槽をくぐってきたトコなので、残念度は薄かった。

非難した「ビワコオオナマズ」は別の水槽でのんびりしてた。
ここら辺からは普通の水族館のテンションで「くらしの中の魚たち」琵琶湖固有種の魚の水槽が並んでて、全部写真撮ってたけどここには俯瞰でのだけにしとこうかな。特筆するとイワシの様に群れでクルクル回ってた「スズモロコ」が可愛かった。それと、自分が初めてルアーで釣りあげた魚「ハス」もいた。そっかこれも琵琶湖が原産なんだったっけ。

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外来種のコーナーもあったけど、ブラックバスは剥製標本だけだった。。そんな扱いなんだ。雷魚は大きいのが泳いでたのに。
一瞬クロダイかな?と思ったのはオヤニラミだった。こんな大きいのは初めて見た。一応国内外来種ということらしい。

川魚屋のコーナーもあって川魚料理が模型で並んでいた。この店はモデルがあって実際に琵琶湖の魚が並んでいるそうだ。「道の駅でも買えるから是非」とか書いてあった。(食べたばっかだけどね)

ちょこっと中庭に出ると川の流れを再現した水槽にアユが泳いでた。やけに小さいなと思ったけど、ああ、これが琵琶湖の大きくならない「コアユ」かな。鮎の禁漁の幟も立ってた。滋賀は8月下旬から禁漁なんだ。他の県はどうなんだろう。

中に入ると中流域のコーナー。大きな水槽の前で一生懸命に覗いてるカップルがいた。なんだろうと思って後から見たらオオサンショウウオ(交雑種)だった。オオサンショウウオは先月日光で存分に見てたから「なーんだ」って感じだった。

橋を渡って上流域のコーナー。イワナは「ナガレモンイワナ」という虫食い状の特殊斑紋のあるタイプ。希少なので滋賀県では捕獲禁止になっているそうだ。

なぜかその隣に水鳥コーナーがあってカイツブリがもぐりまくってた。これは下流域だよね。
そういえばイワナはともかくマス類といったらビワマスっていないの?それが見たかったんだけどなぁ、、とか思ってたら「海外の古代湖」のコーナーにいた。なぜ??(元はトンネル水槽にいて避難移動したんだそうだ)

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「今日のバイカル湖」とかあってリアルタイムのバイカル湖の水中を映すモニターもあった。
そして「バイカルアザラシ」。。世界一の古代湖にはアザラシまでいるのか。
逆にアフリカの古代湖のマラウイ湖なんかは綺麗な魚だらけでサンゴ礁のような熱帯感。あ、熱帯か。

そしてチョウザメでかっ!広い水槽を悠々と泳いでた。そして解説にも驚いた。昭和の初期までは北海道の川にも遡上して来てたそうだ!へー。それが河川工事で絶滅してしまったそうで。あらら。

あとはふれあいコーナーやマイクロアクアリウムなどあったけど、もう40分だったのでサーっと流して見て通過。時間足りなかった。。二周まわるつもりだったけどとんでもなかった。。

で、一応水族展示室以外もパーッとみておこうかなと上の階に上がってみた。

蘆原の入り口で烏丸半島周りの自然と小動物の紹介。うぉぉこれも面白そうだ。じっくり見たいところをサーっと流して進んだ。リアルな模型が多かったけど、カエルとカメとスッポンは実物で生きていた。すげぇ。

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そして農村の暮らしのコーナーでは民家が再現(移築?)されていた。懐かしいくらいの建物で、座敷にも上がれるけど、あがらすにサッとながめた。池にはコイがいて水路から水を取り込むところも水がちゃんと流れてた。

更には生き物コレクションのコーナー。ここは模型だけど琵琶湖の生き物が並んでて壮観。キノコの模型もよかった。うわぁちゃんと見たいけどもう50分。閉館10分前のアナウンス。悔しいけど展示室を出た。

この展示室がC展示室。まだAとBがあったようだ。全部見るなら丸一日コースか。。まぁとりあえず水族展示室はちゃんと見れたからOK。でもまたもう一度来たいなぁ。
とか思いつつロビーまで戻ると、売店はまだ開いてて見てるお客さんがたくさんいた。
自分も急ぎ足で見て廻って、自分用にTシャツと、土産用にハンドタオル、そして衝動買いでオオナマズのぬいぐるみとか買っちゃった。そして閉館ギリギリで館を出た。

駐車場の前の林を抜ける時、木々の合間から琵琶湖の先に沈まんとする夕日が見えた。
ああ、沈みそうだ、、と歩きつつ駐車場のトイレに寄ってたら、しっかり沈んでた。それでも烏丸半島の先っぽで琵琶湖は広く見えるので少し眺めた。琵琶湖大橋もよく見えた。

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そして車でゆっくり宿検索。周りの車もみんな出て気が付くと自分だけでガラーンとしてた。もっと日が長い時季に来てゆっくりしたかったなぁ。あ、いや、夏は暑くてたまらないか。暗くなってきてから出発した。


この日の日誌

タグ:動:魚 動:虫 動:鳥 動:獣 観:館 観:模 観:蛙 観:屋 観:橋 景:湖

道の駅 草津 グリーンプラザからすま

ファイル 3603-1.jpg草津市下物町の県道沿いにある道の駅。

ここは何度も何度も寄ってるおなじみの道の駅。だけど、店開いてる時間に来たのはこれで二度目くらいかな?だから点景も二度目かと思ってたけど振り返ったら初だった。。そうだっけ?

ここは毎度、夜寝るために立ち寄る定宿みたいなトコで、西からの帰りの最終日にここまで来てれば安心できるという目安にしてた地点。でもそれもCR-Xに乗ってた頃が一番多かったかな。竜王に道の駅ができてからはそっちの方か寄りやすく、高速使っちゃうつもりならもっと手前でもよかったし、最近はちゃんと宿とることの方が多いかも。

ってわけでちょっと懐かしのトイレ前の好ポジションに停めて店に入ってみた。

まず、あおばなのソフトクリ-ムがあったので買ってみた。

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味はよくわからなかった。そもそもあおばなってなんぞ?(草津の花だそうでつゆくさの変種だそうだ)よく考えたら、これ、前にも食べたかも。点景にしてたりして。(してなかった、食べたのは2007/5/10だった)

ファイル 3603-3.jpgさて、なんか昔はブラックバスの煮物とか鮒ずしとかあったような気がしたけど、そういうものはなかったしそういう方向の面白いものもなかった。

琵琶湖的にはホンモロコの甘酢漬けとかあったので買ってみた。
ホンモロコは琵琶湖が原産の固有種で、関東にもいるのは移入種。こっちがホンモノ。開けたら実にキレイに形崩れずホンモロコ。
でもあまりおいしくなかった。。(埼玉のはうまかったんだけどなぁ)

久々の立寄りで懐かしくもあり、馴染みない昼間の姿に気恥ずかしさ感じたりしてくすぐったくてよかったけど、時間的にも味覚的にも些余計な立ち寄りになってしまった。。


この日の日誌

タグ:餐:冷 餐:魚 楽:懐 道の駅

道の駅 塩津海道・あぢかまの里

ファイル 3602-1.jpg長浜市西浅井町塩津浜の8号沿いにある道の駅。

何度も寄ってる所だけど、点景は二度目かな。
前にもここで食事してるので、また今日も軽く済まそうと店を覗いた。
また鮒ずし食べちゃおうかなーとか思ったけど、鮒ずしは「絶賛発酵中 令和四年度の鮒ずしは終了致しました」とあった。。あら残念。
じゃあ普通でいいやと焼き鯖ずしとかき揚げそばのAランチセットにした。

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したら、意外とちゃんとしてておいしい焼き鯖寿司でいい味だった。
そばはつるりと汁はあっさりのオスマシ風だけどかき揚げとあっててまぁまぁよかった。

食後、ちょっとふらふらして裏に出てみたら「おはなばたけだいさくせん」とあってコスモスがいい感じで咲いていた。
雨上がりの空はもう少し青空が見えてくれてたら花も映えるトコだけど、トーンが低かった越前を抜けて華やかな近江に出れた気がして気分良く眺めた。

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ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:麺 餐:鮨 植:花 道の駅

生もっちプリン専門店

ファイル 3601-1.jpg敦賀市大比田の8号沿いにあるプリン販売店。

「変なプリン」という幟とその変なイラストや特異な雰囲気の店が気になって、一度通過したけど戻ってきて立ち寄ってみた。
洒落た感じでもあるしプリンの店だし、ちょっと腰引けてたけど、こんな天気で他に客もいなさそうなので停めて傘さして店に歩いた。

店の前には牛の像があって「この乳牛さんにぜったいにさわってください!」とあった。やっぱ変だ。
乳を触るのはなんかヤだったので角を握ってみた。

商品名は「変なはぶたえ生もっちぷりん」だそうで、今までにない甘さと食べにくさで、食感注意、のびすぎ注意、満腹注意との詫び案内があった。変だ。面白い。
小さな店内もぷりんの瓶を吊るしたりしてお洒落なんだけど妙な感じで面白かった。迷わず一つ購入。

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店の屋上や横のコンテナ積んだ上にソファーやテーブルがあって晴れてればそこでゆっくり食べられたんだろうけど生憎の雨。
積んだコンテナを見てみると先にはブランコが吊ってあり、横には「MOM」の大文字のフォトスポット。斜めになったコンテナには「コノヘンテコナナナメコンテナニ絶対に登ってください!」とあった。仕方ないなぁ、、と喜んで登った。

なんか斜めで変な気分の階段部屋。
でもこれって雨でも平気だし、一番上はガラス張りで海方向展望できるし、上の方は座席っぽくなってるしってことで、一番上で買ったプリンを食べた。

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っていうか、なるほどこれはこれは おもしろい!
解説の通り、あまくておいしいけど、粘りが強くてなんとも食べづらい。ズルズルいってプリンを食べたのは初めてだ。なんじゃこりゃ?と楽しくなった。

ファイル 3601-4.jpgいやいや変テコだけどしっかりしてる。このスポットも含めて実に面白いスイーツで楽しめた。
これってやっぱカップルとか女子向けなんだろうな。。
おっさんが一人ではしゃいでて更に異様だったかなw

雨降っててガラガラで良かった。思い切って寄ってみてよかった。
敦賀の面白いもの味わえて満足。


この日の日誌

タグ:餐:菓 観:像 景:海 楽:触 楽:験

道の駅 越前

ファイル 3600-1.jpg越前町厨の305号沿いにある道の駅。

ここは初めて寄った。っていうか、何度も通ってる305号だけど全然認識してなかった、、こんなトコに前からあったっけ?
っていうか、しっかりした建物の日帰り入浴施設で昼から風呂入るつもりはないので「まぁ通過だけどね、、」とか思ってたら向かいに「越前がにミュージアム」という施設と「越前うおいち」という海鮮市場があってこっちも道の駅と出てたので思わず寄ってみた。

越後の能生みたいにカニ食えないかなーとか期待したけど、越前のカニは11月からの解禁、さすがに冷凍ものは並んでたけど全部土産用。解禁寸前で安くなってる等という事もなく、モチロン買ってすぐ食べるというような雰囲気でもなく、見てまわるだけの冷やかしで終わった。。

さて「越前がにミュージアム」も覗いてみた。もちろん有料だけど500円と安め。入り口の雰囲気はちょっと子供連れ向けかな、、と思ったけど、空いてそうだし雨降ってるしハズレでもワンコインならいいかと入ってみた。

まずエレベーターで三階に上がる順路。
そこにあらわれたのが海中ジオラマ。おお。これはイイ。
なんと縦ジオラマで港の海上から表層-中層-深海と三階吹き抜けで深さを実感できる造りになっていた。

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越前は岸から一気に深く成る地形でカニの絶好の漁場、そういうのはなんとなく知ってたけど、こうして深い深い底にカニがいる情景を見ると、こんな深い所にいる生き物が甘くうまいというのも不思議だし、それを引揚げる漁師もすげえなぁと思える。

そんな港の出航前の雰囲気や夜の漁村もよく造られた細かい模型で眺めがいあるし、下の層に螺旋の階段で潜って、見上げる水面の高さも感じられ、一気に引き上げられるカニはたまったもんじゃないなと、カニに生まれなくてよかったと胸をなでおろした。

さてさて、その螺旋の階段の途中には柱に窓があって、そこにも模型が置かれて漁の解説などが見れた。

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中層にはズワイガニ漁の歴史などパネルや漁具の展示が作業小屋に入るようなレイアウトで楽しめた。

そして深海層には潜水艇の調査の模型。カニって人が潜れない様な深い所の生き物なんだよなぁ。。宇宙人みたいなもんだよな。とか、いろいろと感じさせてくれてなかなかいい博物館だと満足してたら、まだ序の口。ちゃんと実物のカニも樽型の水槽で泳いでた!
なんだちゃんとカニが見れるんだ。知らなかったので嬉しかった。
水槽は幾つかあって雄雌分けられてた。

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これで満足してたけど、更に進むと「海遊歩道」という水槽トンネルがあってプチ水族館にもなっていた!マジか。これは驚いた。まさか魚まで見れるとは。これで500円は破格でしょ。

小さいカニやエビの小さい水槽も並んでたし、更に「ふれあい水槽」もあった。
空いてたのでヒトデをひっくり返したりしてたけど、この水槽には魚もいた。珍しい。っていうか魚は素早くて触れ合えないよね。

そして人だかりになってたのはトリックアートのフォトスポット。最近のはやりがわかってるねぇ。お客さんは団体さんで一気に混んだりしたけど、ゆっくりまわってたら二周目ではゆっくり見れた。ひとりだとゆっくり見れていいわ。

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カニの研究の模型も見つつ、パノラマの大型スクリーンの映像も見たし、漁船体験シミュレーターなんかもやってみた。超難しかった。

存分に楽しいで外に出た。寄れてよかった。雨のおかげだ。城、寺、とハズした後だっただけに嬉しかった。

いやいや、こんなに楽しんじゃったらカニでも買ってかなきゃ申しわけないかな、、とか思って市場をもう一回まわってみたけど、やっぱり今食えないカニは買う気にならず店を出た。
ら、店先でイカと貝の串焼きを焼いてたので、イカを買った。

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これは何ていうイカなんですかと種類を聞くと「ヤリイカですよ」と言われたので、え?こっちのヤリイカってこんな小さいの?とか思いながら甘いヤリイカを想像しいて食べた。のが失敗。おいしく食べれなかった。小さいのってこんな感じかぁ。ちょっと蛇足になっちゃった。
 
 
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タグ:観:館 観:模 観:具 動:虫 動:魚 楽:触 楽:映 楽:験 餐:魚 食:串 道の駅

道の駅 蓮如の里あわら

あわら市吉崎の305号沿いにある道の駅。

新しい道の駅だろうか、初めて見かけた気がする。(今年の四月オープンだそうだ)っていうか、この第二駐車場のカフェが気になって思わず立寄り。これは寺のお堂?何の説明もなかったけど「京都本格珈琲純喫茶イクスカフェ」とあり、額には「鳳凰閣」とあった。

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カフェは10時からでまだ閉まってた。開いてたら腰引けて駐車場にも入らなかったかも。。(京都は嵐山と祇園にある大人気のカフェだそうだ)
横には道の駅の施設なのか「蓮如館」というのがあって中は「蓮如上人記念館」だそうだ。9時からなのでまだ開いてなかった。(以前は鳳凰閣が「蓮如上人記念館」だったそうだ)

「鳳凰閣」は高床式になっててその桁下から裏の北潟湖と島のように見える鹿島の森が覗けた。うわーこんな景色見おろしてのカフェはなんか贅沢すぎでお洒落過ぎで、やっぱ縁なさそうだわー。と思いながらじろじろ見て車に戻った。

で、
第二駐車場というくらいだから第一もあるわけで、道の斜め向かいすぐ先にあったのでそっちも寄ってみた。

道の駅の店も9時からで開いてなかったけど、ここはすぐ裏に「吉崎御坊跡」という国史跡がある所で、寺には関心のない自分でもどんなもんかちょっとは気になった。
吉崎御坊というのは室町時代に蓮如上人が布教の中心として建てた坊舎。大人気で門徒が集まりまくって一大宗教都市になったけど、戦乱や火災で何度も焼失して跡地になってしまったそうだ。

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駐車場のすぐ前に「西御坊」の石段があったので上ってみた。その石段の上の「念力門」は天正19年(1591)に豊臣秀吉が西本願寺に寄進したという門で、幕末の蛤御門の変の時には本願寺を守ったそうだ。昭和24年(1949)に京都から16台の荷車で移したそううだ。なんかすげぇ。450年物の門には見えない堂々たる姿。戦国と幕末に触れる思いでくぐった。

「西御坊」というのは西本願寺の別院。わくわくして門をくぐったもののやっぱり寺院はどうも勝手に入っていいものかどうか戸惑いあって、本堂で一礼しつつササッと横に出た。

道に出ると今度は「東御坊」東本願寺の別院があった。
ここは門の先に石段があるのだけれど、門をくぐったらびっくり。あれ?ここって城だったっけ?と思わず勘違いしたくなりそうな楼閣が石垣の上に建ってるじゃありませんか。え?なにこれ?とまたワクワクしながら石段を上った。

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この建物は宝物館だそうだ。延享2年(1745)に大工小屋として建立、屋上の太鼓堂は名古屋城の櫓と同様式だとかで江戸時代に時計台といて親しまれたとか。ちょっといろいろと時代がごっちゃになる。。
北潟湖と鹿島の森なんかチラリと見えて湖岸の城。江戸時代には幕府に睨まれなかったのかねぇ。(お城ファンのサイトでは完全に城と認識している所もあったw)

鐘楼が単体でもう一つあってこちらは寛政3年(1791)のものだそうで、鐘は御坊で法話があることを信者に知らせる合図として鳴らしたそうだ。

「嫁おどし肉附の面拝観所」というのもあった。なにそれ。。
その拝観所への案内に沿って進むと裏口のような細い参道に出た。ここには「室町時代からの唯一現存する参道です」とか出てた。室町の細道、でもちゃんとコンクリの道にはなってて歩きやすそうだった。まぁ拝観所はまだ開いてなくても史跡の御坊跡への道だそうだから、と、進もうとしたら、ここまでパラパラと舞うくらいだった小雨が、一気にサーッとちゃんと降り出した。。さっきの城跡に続いてまたかぁ、と諦めて道の駅に戻った。

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下り坂を滑らないように気を付けて戻っているうちに本降りになって濡れてしまった。それでもすぐ諦めて戻ってよかったと思えるくらいに雨脚は強まって、すっかり土砂降り。

道の駅は開店五分前で入れず、前の屋根付きテラスで雨宿り。
外からはガラス越しに越前瓦で造ったという「あわら伝説 嫁おどし物語」の像が覗けた。

伝説は、、信仰心のない姑と信心深い嫁の物語。
御坊へ通う嫁を姑が諫めようと夜道の竹藪から鬼の面を付けて「親をないがしろにして御坊へ通うとは何事じゃ!」と現れ、ビックリした嫁が蓮如上人に祈ると、姑は動けなくなり面が取れなくなってしまい、御坊へ連れて行って祈ったら取れて、姑も信心深くなったという話。
どうしても邪な僕はこういう話は素直に取れなくて、、面は嫁が用意してたんじゃね?とか嫁の策謀に思えてしまう。いかんいかん。
っていうか、外にはコミカルな顔ハメもあった。。頭が温泉の盥になったマスコット絵だけど、鬼の面をかぶろうとする姑の顔ハメってどうよ。抜けなくなったら面白いよね。あわら温泉に行ったら取れるのかな。

雨はやみそうにないので濡れるの覚悟で車に走って乗り込んだ。少し地図見て出発した。
 
 
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タグ:観:建 観:寺 観:門 観:楼 観:道 観:像 観:伝 景:湖 道の駅

大聖寺城跡

ファイル 3598-1.jpg加賀市大聖寺地方町にあった城跡。

北陸の歴史には詳しくなく城も有名どころくらいしか知らなかったけど、そういえば何年か前に大聖寺駅の駅前のホテルで泊まった時に駐車場にあった案内板で「大聖寺藩のあった町」と知って、それで今回「大聖寺城跡」の案内が気になって、気まぐれで立ち寄ってみた次第。気になった先からなのでこんもりとした小山をぐるっとまわっちゃった。

その小山の東側に城址公園の駐車場があって、案内板がいくつも立ってた。

まず案内を読むと、南北朝時代に構築された城で、戦国時代には一向一揆の拠点となり、その後に入った豊臣秀吉家臣の溝口氏が天正11年(1583)に修築して現在に残る城郭になったそうだ。
江戸時代初期の元和元年(1615)に一国一城令で廃城。藩政時代は入山禁止だったそうだ。。あら、大聖寺藩の城じゃなくてもっと前の時代の城跡だったのか。

んーどのくらい登るんだろうか、、と躊躇しつつ進んでみると、登り口にはパンフレットが木箱にあった。ありがたい。

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パンフはカラーで見やすいイラストマップになってて、約100分のじっくりコースと、約30分のいいとこどりコースが紹介されてた。ありがたすぎる。よし行こう!
と、登り始めるとすぐ先に「贋金造りの洞穴」というのがあった。
明治元年に新政府に弾薬の供給を命ぜられた大聖寺藩はこの洞穴で贋金を製造したそうだ。責任者は後に切腹。。あんまりだ。

坂をちょこっと登ると城郭らしい急斜面が見えた。「切岸」と案内板が立ってて「自然の傾斜を人工的に絶壁にした防御施設」とあった。ほんと案内丁寧で楽しんで登れそうだ。
と、気分乗ってきたとこで雨降って来た。。雨具もってなかったから引き返した。

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うーんどうしよう。ポンチョのカッパはあるけどそこまでして登るほどではないし、、なんか熊注意とかあるし、、と言い訳ばかり考えて城歩き諦めた。
「ご城印ご希望者へ」というのにあった「歴町ふるさと館」というトコに行ってみようかな、、とか思ったけど朝の8時に開いてるわけないかと諦めた。

公園の入口だけで退散してしまった城廻りだけど、まぁ概要分かったし興味持てたからいいかな。
最後に駐車場の裏の忠霊塔を見て出発。またいずれゆっくり来れたらいいな。


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タグ:観:園 観:城 景:洞 楽<残

卯辰山公園

ファイル 3597-1.jpg金沢市末広町にある山の自然公園。

「奥卯辰山健民公園」から山の上の道でつながってたのでそのまま来てみた。ちょっとどこら辺がどう公園なのかよく分からなかったけど、幾つもの展望台スポットや運動場がある山全体の公園らしい。(以前は行楽施設や動物園などもあったらしい)

「横空台」という所に駐車場があったので停めて歩いてみた。
駐車場の先には配水池があるけど勿論閉鎖されていた。見てどうのという池ではないのでしょう。別に池とかアピールしなくていいのにね。

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ちょっと紅葉っぽい坂をドングリぱきぱき踏みながら進むと、上の池の手前に東屋のある広場があった。展望は山の奥の方の眺め。紅葉にはまだ早くてイマイチかな。(天気よければ立山が見えるそうだ)

「横空台」を奥に進むと「月見台」に出るらしい。坂を下るのは躊躇したけど進んでみたらちょこと下って橋渡って同じ分上るだけだった。

ってわけで「月見台」。ここは周りが樹木に覆われて展望台ではなかった。月見できないじゃん。。っていうか夜に来るトコじゃないよな。。

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でも、月の代わりに木々の合間から朝日が差した。おお、いい感じ。
そして標高138米と出てた。(実は石柱の少し奥が卯辰山の頂上141mだったそうだ)
展望は望めなかったけど横空台に戻る間の橋で見下せた公園の下の方の朝もやの漂う感じがよかった。

さて、横空台の駐車場をぬけて道の対向側に進むと、こっちは「望湖台」。
少し登るとちゃんとした展望台があって、ここはしっかり展望所になってた。
金沢市街の北西部を金沢港への日本海を背に広く見渡せた。

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左手奥から朝日が覗き金沢市街を照らし始めてた。まだ日本海の方は雲ってるようで照らされてなく、手前の石川県庁がクッキリ見えていた。
ん?でもなんで望海じゃなくて望湖?と思ったら、ちゃんと案内に「河北潟を望むことができたから」とあった。(河北潟は金沢市街の北にある海跡湖、干拓前は五倍の面積の湖だったそうだ)
のーんびり眺めてたかったけど小雨パラパラ降ってきたので車に戻った。

気持ちいい展望とちょこっとの山歩きで満足して出発。あーでもトイレ行きたかったんだよなぁ。。とか思ってたら東へ下る坂の途中にも「眺望の丘」というのがあったので寄ってみたら、広い駐車場に新しいきれいなトイレがあった!ナイス。

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一応階段上って眺望してみた。方向は「望湖台」と同じだし、さっきより天気悪いのでパッとしなかった。贅沢な話だ。

ところでこの「卯辰山公園」、最後まで初めて来た所だとばかり思ってたんだけど、点景見てみたら2015年に来てたw
えー全然気付かなかったー、、と思って見ればサモアリナン、前に来たのはまた違う場所で、「卯辰山公園見晴台」という南側の展望所だった。そっかー。

この「眺望の丘」の前の道は通ってたみたいだけど、「眺望の丘」は2019年に整備された所だそうで、ピンと来なくて当然なわけだ。
すっかり忘れて再度来てても、違う角度を見て補完できたのは優秀優秀。よかったよかった。
 
 
ちなみに前回の点景  この日の日誌

タグ:観:園 楽:眺 景:町 景:山 景:陽 植:実

奥卯辰山健民公園

ファイル 3596-1.jpg金沢市若松町にある公園。

山の上の公園なので眺めいいかなと思って来てみた。
広い駐車場はガラガラで、その奥の方が公園の入口。開園は8時からで閉まってた。
案内を見るとどうやらレクリエーションとかピクニックとかそういう公園のようで、早朝からご老人が散歩するような公園でもなさそうで、展墓台とかもないようだった。
そしてどうやらこの駐車場が一番標高高いっぽい感じだった。

ので、入り口側の道路側の端に車を停めなおしてそこから町を見下ろして眺めて見た。

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金沢の南側の眺めかな。どこがどうか全然わからなかったけど、夜降った小雨はやんで雲が割れて朝の青空が開いて朝日を待つ市街。
まぁ取り敢えずひと回りしてきた市街を見下ろせてプチ満足。

これで充分。(点景もこのくらいの情報量くらいだと楽でいい)

ちょっと城壁みたいに見えたのをズームしたら道だった。へへ。

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それと駐車場の端は部分的に紅葉っぽくなってて、秋っぽかった。
ちょこっと小休止して出発した。

この日の日誌

タグ:観:園 景:町 楽:眺 楽<残