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麻賀多神社

ファイル 3197-1.jpg成田市台方の464号沿いにある神社。

友達と「どっかでお茶しようか」と話してて「初詣がてら神社とかでも」という話になって来てみた神社。

自分は何年か前の真夏の午後に来て以来二度目。(真夏でも涼しく雰囲気いいからまた来ようとか言ってて来てなかった。。)友達のとりとりさんはもっと前にやっぱり一度来て以来だそうだ。
で、「初詣がてら」とか言いつつ実は二人ともそれぞれ他で初詣は済ませており、正確には「初詣の雰囲気が若干残った寂しくないくらいの神社でもフラっと行ってみよう」というニュアンス。
そもそも「初」しか行かない詣でを初詣というのは違うと思う。

さて、神社は西日を隠した森の中で、木々の背に見える空の明るさと影と木漏れ差した黄色い西日で不思議な雰囲気だった。

「麻賀多神社」というのはこの地に数多く点在してて(18社だそうだ)ここがその総社、佐倉城の麻賀多神社の本宮でもある。
ついつい下総北総というと「香取神社」ばかり浮かんでそっちは何度も行ってるけど、頻繁にドライブしまくってる近場のこっちこそ来るべきだったと思った。

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まっすぐ歩いて拝殿はまだ新しい木材色の柱、近年再建したようだ。裏の本殿は赤だけど、さりげなく飾り気薄い伊勢式。
御祭神は稚日霊命と和久産巣日神。

お参りした後は大杉に進んだ。
何度見ても(二度目だけど)立派なまっすぐ伸びた太い杉。樹齢1400年以上で東日本一を謳ってる。
とりとりさんはお参りだけして帰ってたそうで、この大杉は知らなかったと驚いてた。

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あとは末社を見ながらひとまわり。
そういえば奥の裏への道があって、その先に古民家カフェの案内板が立ってたのでちょっとどんなもんか進んでみた。


森を抜けた先に何やらレトロな建物。「金鳥」とか「ヤンマー」とかのレトロ看板はあざといなと思いつつ出てみると、雰囲気イイまさに隠れ家的な古民家カフェがあった。
その隣には廃バス車両を配したドッグランカフェというのもあり、された空間。
神社の表側にはやってるかやってないかわからない寿司屋があるだけなのに裏にはこんな店があるなんて思ってなくて、これは驚いた。

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もともと「どこかでお茶しよう」というモードだったので、せっかくだからとその古民家カフェ「きのこくらぶ」に入ってみた。

席は奥の方の神社からの通りに面した狭い席まで進んで、隠れ家感を楽しみつつゆっくりお茶した。意外とこの神社からの道は人通りが多く、こんな場所のカフェって大丈夫か?などと心配する必要はなさそうだった。

そういえば店内には「鯖の文化干し」の貼紙が多く、食事メニューも充実してるようだった。(水のグラスが若干サバっぽかったのはご愛敬?)他にも徳之島の貼紙も目についてて、とりとりさんのたのんだコーヒーには黒糖が付いていた。「コーヒーには溶けないので齧ってお楽しみください」だそうだ。
セットのケーキはキャロットケーキだそうで、自分は食事したばかりだったから(そっちでタルトケーキも食べてたし)紅茶を単品で。

ゆっくり40分ほど話して5時前に店を出た。
日が暮れて暗くなってからの店の雰囲気も良かったけど、暗くなってから神社を抜けて戻るのは足元が心もとないのでギリギリってトコかな。

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そしてライトアップされてた大杉もカッコよく、少し眺めて神社を抜けた。
思いがけない発見で寛げた。どこもそうだけど分かった気になってないで、やっぱいい感じのトコは何度も行くべきだよね。

今日は楽しかったありがとうと、とりとりさんとはここでわかれるつもりで挨拶して出発した。
 
 
ちなみに前回の点景

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