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道の駅 あいおい

ファイル 2868-1.jpg津別町相生の240号沿いにある道の駅。

阿寒湖では食事するの忘れて出発しちゃったから、何か食べれるトコあったら寄ろう!と思ってたトコに道の駅があった。っていうか道の駅くらいしかなかった。

来てみてまず目についたのが「クマヤキ」の黄色い幟。
道の駅の建物にも大きくクマのマークと「クマヤキ」とあり、自販機も黄色いクマヤキカラーだった。
そして外のクマヤキ売り場には行列ができていて、車から降りたらまず並ぶというような感じだった。

そんな人気な「クマヤキ」ってどんなもんかと脇からちょっと覗いてみた。クマ肉を使ったお好み焼きとかだったらいいなーとか思ったけど、そんなわけなく、クマの形で餡の入った焼き菓子だった。
んーそれじゃ食事にはならないし並ぶのヤだからパス。道の駅の店の方へ行った。

もう3時半だから食堂は閉まってそうだなーと思ってはいたけど、やってた!らっきー。
店はそば屋で店頭の写真メニューでは「きつねそば」がおススメとあった。1000円のきつねそばってどんなんだ、、と興味は持てたけど、温かい汁より冷たいざるを食べたい気温だったのでヤメて、地名の入った「相生セット」にしてみた。

そういえば北海道って蕎麦もおいしいんだよね。関東でも「北海道産の粉を使ってます」って蕎麦屋よく見かけるし。それに実は蕎麦の生産は北海道が堂々の一位で圧倒的シェアだったりするんだよね。
とはいえ、さすがに北海道まで来て蕎麦を食べようという気にはなかなかならず、振り返ると音威子府で食べたのと、江差でニシン蕎麦をたべたくらいかなー。
と、モヤモヤ考えつつ、窓から外の静態保存された列車を眺めたりして料理を待った。

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で、「相生セット」登場。豆腐とがんもと厚揚げとのセット。
まずは蕎麦!真っすぐ堅めな蕎麦は風味ばっちり十割の田舎蕎麦。
これはうまい。
関東なら探していくような店の本格メニューみたいな蕎麦が道の駅のセットメニューで食べれてしまうなんてさすが北海道。
そしてその蕎麦の合間に食べる豆腐類がまたおいしかった。そうだよねー大豆も北海道だよねー(自分が毎朝食べてる納豆は米国産大豆だけど)お豆の味しっかりして香ばしくておいしかった。この厚揚げがドカンと乗ったキツネソバは確かに興味深いわ。寒い時期に来ることがあったら是非食べよう。(そんな機会があるとは思えないけど、、)

そういえば今回の北海道はジャガイモから始まってたので、蕎麦や大豆の「意外と今まであまり食べてなかった北海道らしい食材」を味わえて、より肩の力の抜けた自然なドライブが出来てるようで満足。(かとおもえばツルやマリモとかのキャッチーな北海道も楽しんでるし)いい食事できた。

外に出ると雨が降り出してた。
急ぎ足で車に戻り、傘をとってもうちょっとフラフラ。食事中に窓から見てた列車のコーナーに歩いてみた。

「相生鉄道公園」と昔の雑誌風に書かれた案内板を見つつ、白樺の並木の先の列車に進むとその先に駅舎があるのが見えたので先にそっちまで歩いてみた。

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駅は旧北見相生駅、大正14年(1925)開業の国鉄相生線の終着駅。昔は森林開発で賑わったそうだけど国鉄分割民営の終焉を見ずに昭和60年(1985)相生線廃線で廃駅になったそうだ。

その駅舎はなんとその廃業当時の姿で保存されていた。レトロ感ある駅舎というわけでもない面白味の薄い昭和の末期の駅の雰囲気は、妙に整っているけど過疎感が否めない不思議な空間だった。
鉄道公園で歴史を記すなら大正時代のレトロな駅舎に建て替えれば人気も出そうだし嘘はないと思うけど、敢えてそれをしない所が素敵だと思えた。

そして駅のホーム先にはきれいに塗装された除雪車と貨物車が並んでいた。
この除雪車(キ703)は後ろから見たら厳めしくゴツゴツしてたけど、前から見ると本体は意外と細くてなんかへっぽこなロボットって印象でかわいらしく思えた。

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駅舎前を間隔あけて青い客車(スハフ42)が置かれてた。
これはライダーハウスとして使われてるらしいけど現在は休止中だそうだ。

その後ろには相生線の主役、ディーゼル気動車(キハ22)がこれまたきれいな塗装で佇んでいた。キハ20の寒冷地仕様ね。赤一色のより赤肌二色の方が古いんだっけね。(昔ちょこっと齧ってた)
この駅にも鉄道員(ぽっぽや)の映画みたいにドラマがあったのかねぇーなんて思いつつ外観を見て回った。

さてこれで出発、、と思ったけど、やっぱりクマヤキは気になった。
ので、
せっかくだからおやつにしようかと並んでみた。
っていうか、雨は弱く小雨ポツポツになってたけど、みんな傘も持たずに並んでるのが不思議だった。北海道の人は雨に濡れて平気なのかな?

なんかクマヤキは何種類かあるようで並んでる間どれを買おうか迷ってたけど、結局決まらずに自分の順番になっちゃって、えーいならばと全種類(売切れの以外の四つ)購入した。

そして道の駅で飲み物も買って車に戻った。飲み物もクマヤキのラベルのガラナジュース。クマヤキだらけだったw(店内にはクマヤキデザインの土産コーナーやカーリング女子に囲まれたクマヤキの顔ハメもあったw)

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クマヤキは、普通のクマヤキがつぶあん入り。これだけ先に食べてから出発。
あー生地からうまいわ(豆腐屋の豆乳を混ぜた生地だそうだ)。なるほどこれは人気もわかる。
そしてガラナが意外とこのクマヤキに合っていた。ガラナは北海道民いがいは馴染みのない飲み物で、うちらからするとコーラ擬き。ややフルーティーで薬っぽくてドクターペッパーっぽいかな。プルーンのような嫌な感じはなく飲みやすいけど独特で慣れてないと飽きそう。

そして走りながらゆっくり続きを食べた。
まず「ヒグマ」豆乳カスタードクリーム。これがうまかった。クリームがいい感じ。ゆっくり食べようと思ってたけどこれで加速付いてしまい続けてパクパク。。
次は「季節限定」のカボチャクリーム。これもイイ。かぼちゃの甘みが優しくてしつこくなくてスマート。今まで食べたカボチャ味系の菓子で一番いいかも。
生クリームとつぶあんという一番うまそうな「ナマクマ」が売り切れだったので、次がラストの「シロクマ」で、これは白いもっちり生地につぶあんとタピオカが入った変わり種。しかも冷たい。ひんやりしててもっちもちでおもしろくおいしかった。

どれもこれもおいしく、最初はせっかくだからってオマケの気分で買ったけど、思った以上に気に入って大あたり。並んでまで買ってきといてよかった。
っていうかむしろそれぞれを2個づつ買えばよかったーとか思った。(Tシャツも買って来ればよかったーw)
けど、これでもうお腹いっぱいになっちゃった。まるで予想外の充実した凄い道の駅だった。満足満足。
(腹持ちよく、まさかこれがこの日最後の食事になるとは思わなかった、、)

タグ:餐:麺 餐:豆 餐:菓 餐:飲 観:鉄 楽:買 道の駅

阿寒湖畔エコミュージアムセンター

ファイル 2867-1.jpg釧路市阿寒町阿寒湖温泉にある阿寒湖周辺の自然を案内展示する施設。

天然のマリモが見れる施設を検索して来てみた。
建物の外観はなんかキチっとした堅い雰囲気で気軽に入っていいのか戸惑ったけど、興味の方がうわまってて気にせず入館。
入館無料で写真もOKとあった。ありがたい。

中もすっきりしててやっぱりキリッとした印象。自然を紹介する施設としては洗練されてて意外だった。
展示は広いフロアひとつだけで、床が地図になってるので靴を脱いで上がる形式。珍しい。スリッパに履き替えて入ってみた。

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これはとてもユニークな解説展示。地図の位置に合わせて解説が立てられてて三角柱キューブを回して名称と資料を見たりできた。
そして、ポイントだけでなく動植物や地質などいろいろ点在してて面白く見れた。

けどやっぱ一番気になったのが奥に青く光る水槽。
オブジェの一つのようなキレイな窓のようなその水槽にはまずヒメマスが泳いでいた。
そっか、ヒメマスはこの阿寒湖の固有種だったっけ。他の湖にいるヒメマスは全部ここから移植された魚でここが発祥なんだよな。

隣りの水槽にはイトウがいた。さっきの湿原展望台のイトウよりは小さいけど、顔がキリっとしててカッコよかった。

その隣は緑に光る水槽でここに国天然記念物のマリモがいた。
土産用に丸めたマリモじゃなくて自然に丸まったマリモ達。これは神秘的だよなぁ。
実はマリモは阿寒湖以外にも生息していて本州にもいるけど、キレイな球体で大型になるのはこの阿寒湖だけ。不思議だなぁ。

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他にも展示で鳥や動物が模型で点在してた。
ゆっくりと色々見つけて回れる楽しく面白いフロアだった。

あとはゆったりくつろげるソファーとモニターの休憩室とかマリモの研究の展示コーナーとか小さな売店コーナーとかがあり、建物の裏口のような「ボッケ遊歩道」への出口があった。

ファイル 2867-4.jpgちょっと売店前の案内受付で「ボッケって何ですか?」と質問してみると「泥火山の噴口です。遊歩道の先で火山ガスを噴出しているのが見れますよ」だそうだ。(あ、案内フロアの解説で見てた。。)
そんなのが湖まで行く手前で見れるのか!と興味引かれたので「そのボッケまでの道って高低差ありますか」と聞いてみたら、坂はほとんどない15分くらいのフラットな道だそうだ。それなら是非とも見に行こうと歩いてみることにした。

まず建物を出ると裏は木道が架かってて雰囲気ある道でグングンと森へ進んだ。
少し進むと木道は終わり、温泉街からの道に合流。歩きやすい道で話の通り高低差は全然なかった。

運動不足と太りすぎで早くは歩けない足だけど、10分も歩かない森の中で柵を見つけたので覗いてみたらそのボッケが見えた。

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湯気の下に見えた灰色の泥水の中でたしかに「ぼっけ、ぼっけ(ボコボコ)」といって噴出してる泥の泡の口が何カ所もあった。(ボッケはアイヌ語で煮え立つという意味だそうだ)

道に戻って森を抜けると表側からもボッケの泥池が見れた。ちょこっと紅葉した木の葉も見えて静かさと躍動感がひとつになった不思議な光景。硫黄臭もあって雰囲気満点、こういうのって山の上の方でしか見れない印象だったからなんか不思議に思えた。

そしてそのボッケの前を少し進めば阿寒湖が見えた。
湖にはちょこっとだけ高低差あって展望台になっていた。ちょうど目の前を遊覧船が通るところだった。
この遊覧船に乗って渡る島に「マリモ展示観察センター」があって更に濃くマリモが見れるらしくホントはそっちに行きいけど、時間(と料金)かかりそうだから選択肢から除外してた。
そのくらいゆっくりしてもよかったのかなぁーとも思ったけど、ボッケとか面白い風景が見れたのでやっぱりこっちに来てて良かったと思えた。

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阿寒湖は広さこそ近くの屈斜路湖に比べれば左程でもないけど、それでも北海道内五位の広さではあるそうだ。
雄阿寒岳の噴火でできたカルデラ湖で大昔はその雄阿寒岳の北東の二つの湖(パンケトーとペンケトー)も繋がる大きな湖だった時期もあったそうだ。それでも屈斜路湖ほどではないかもだけど、やっぱ阿寒湖の魅力は固有種の個性と神秘性だよね。火山の影響なのかな。

道は湖岸まで下れて(この高低差は仕方ないw)間近でも湖面を見れた。
湖面には水鳥の群れ(カイツブリの仲間だとは思うけど種類わからない、、)が泳ぎながら潜りながら元気に進んでいった。

そしてこんな湖面の間近にもボッケがあってボッケボッケと噴出してて、湖面との間の狭く白い浜も薄っすら湯気を立てていた。ひょっとしたら岸の水は温泉になってるかもね。でも柵で浜には出れなかった。
さすがに水は透明度高く澄んで底が見えていた。
もちろんマリモなんか転がってないけど石に藻はついててこのまま何十年も過ぎたらマリモになるのかなぁ、、とか想像させてもらえた。

さて、来た道を戻るのは嫌いなタチなので、湖岸に沿って進む「湖のこみち」というコースで廻って戻った。
湖が木の間からのぞく気持ちいい道で、やっぱりたまに紅葉っぽくなり始めた葉も見えて秋の始まりも感じられた。そして雲が多く陰りがちだった日が時折眩しく森に差したりして清々しかった。

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途中、岸に出れそうなところもあったので湖面を覗いてみた。けど魚影はなく静かだった。
手を浸してみたら思ったほど冷たくもなかった。けどもちろん温泉なわけもなかったw

最初はずっと廻って町まで出ようと思ってたんだけど、この湖岸の道はちょっと遠回りのルートで途中でトイレに行きたくなっちゃったし疲れてきちゃったので森に折れて、坂を上ってエコミュージアムセンターに戻った。

正味45分ほどの散策だったけど汗かいてクタクタ。。エコミュージアムセンターではトイレ行った後、しばしソファーの休憩室で休憩。4Kのモニターで阿寒の自然のビデオを見てくつろいだ。
最後に売店を見た。満足度からいえばTシャツの一枚でも買っていきたいところだけどけど、とくにこれというものもなくお金使わずに、案内してくれた受付の人に会釈して車に戻った。

阿寒湖を存分に楽しめて満足のスポット。来てよかった。

タグ:観:館 観:模 観:然 観:発 観:地 観:船 景:森 景:噴 景:湖 景:浜 楽:歩 楽:眺 楽:浸 楽:映 動:魚 植:草 動:鳥

阿寒湖アイヌコタン

釧路市阿寒町阿寒湖温泉の温泉街の一部にあるアイヌ民族の民芸品商店街。
単なる商店街ではなくて実際にアイヌの人々が暮らす区画でもあるそうだ。

ここはそういえば初めて来た時(90/8/4)に車を停めた所。(ひょっとしたらその次に来た20年前の99年だったかもしれないけど)表通りにタイミングよく停められて、そのまま阿寒湖まで歩いて戻ってきて食事して土産を買った所だったっけ。でも今回はその表通りの駐車スペースに空きはなく案内に沿ってそのまま進み坂の上の裏の奥の駐車場に停めた。

ファイル 2866-1.jpgで、その駐車場の前には何やらかっちりした感じの建物があって、入ってみたら「阿寒湖アイヌシアター イコㅁ」という劇場だった。
ここではアイヌ古式舞踊などの公演をしているようで、これはケチらずに見ていこう!と思った。次の公演に少し時間があったので、先に買物して来ようと(「北海道はゴールデンカムイを応援しています」というボードを見つつ)外に出た。

そして車で通って来たばかりの表の商店街に歩いた。
初めて来た30年前とまるで変らぬ濃い雰囲気の通りだけど、民族伝承を守ってるから変わるわけもないよね。
そういえば前は坂の上までも歩いてなかったのか、藁の屋根の小屋「アイヌ生活記念館」も初めて見かけた。
入館無料とあったので入ってみた。

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ら、表の外観とは裏腹に中はキレイに整って新しい雰囲気で、民族衣装や道具を見やすく並べてあった。ゆっくりひと回り眺めた。

ファイル 2866-3.jpgそして店を眺めながら坂を下ってコタンの入口に歩いた。
本来ならこっちを最初の画像にしたいトコだけど裏から来たから仕方ない。

取り敢えずこのまま湖まで歩こうと思ったけど、そういえば古式舞踊も始まっちゃうなぁ、、とか考えて、ふと思えば、別にアイヌ民芸を見に来たわけじゃないし、湖もそんなに眺めたいわけでもなく、阿寒湖での興味の対象は天然記念物のマリモでそれが見れるのが(手前の道の駅で調べて向かってた)エコミュージアムセンターだったのを思い出した。まさかここからそっちまで歩くのは遠すぎるから、やっぱ有料でも近くの駐車場に停めて行こう!と思い直した。

で、入り口の先で折り返して商店街の坂を上って、途中の店で買物。
装飾品のお土産。「相手のお名前を掘りましょうか?」と言われ、ああそういえば30年前は掘ってもらってたっけ、、とか懐かしく思い出しつつ今回は「いいです」と断った。

あとそういえば食事くらいしていこうと思ってたけど、もう気分はエコミュージアムセンターだったので、真っすぐ駐車場に戻った。けっきょく古式舞踊も見ずに出発した。

タグ:観:街 観:キ 観:館 観:具 楽:買 楽:懐

道の駅 阿寒丹頂の里

ファイル 2865-1.jpg釧路市阿寒町上阿寒の240号沿いにある道の駅。

初めての立ち寄り。
ちょうど昼時だけに駐車場が混み合ってて、遠くの方でやっと停められた。

構内のマップを見ると混雑も納得、なんか色々あるところだった。
中心にある建物は「赤いベレー天然温泉」という日帰り温泉。
その向かいにあるのが「クインズテラス」という道の駅のお土産物産店。他に裏にはキャンプ場があるらしく、パークゴルフや「炭鉱と鉄道館」というのもあるらしい。
更に国道をはさんだ向かいには「阿寒国際鶴センター」に「釧路湿原美術館」というのもあるようだ。

まぁ僕は単純にトイレ休憩のつもりで来ただけで、ついでに何か食べれたらいいかなってくらいだった。

で、赤いベレー天然温泉でトイレに入りつつ、すぐ出て、大きなカボチャを転がした芝生を抜けて、煙のにおいに釣られて「クインズテラス」に来てみた。
煙の元は店の外でやってる網焼きポーク。「阿寒ポーク ステーキ150g」おいしそう。早速購入。
電飾の折鶴を眺めながら焼けるのを待って店の前のベンチで食べた。

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んん、おいしい豚肉。食べやすく切られつつも食べ応えあり。
欲を言えばもう少し脂身が欲しかった。豚は脂こそ味だのに。
ペロリと食べちゃった。

そして店ものぞいた。
折鶴のピアスが素敵だったので似合いそうな子にお土産に買ったw
それと、ソフトクリームも気になった。そういえば今回はソフト食べてなかったっけ、、というわけで最初のソフト「丹頂ソフト」を買った。

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赤いのを丹頂の頭に例えて、細長い足を例えたポッキーを挿したニュアンス的な見た目のソフト。
まぁ赤いのはフルーツジャム系だろうと思いこんで食べてみた。ら、なんだこれ、、、、
ちゃんとポスターを見てみると「赤はパプリカソース」とあった。。
パプリカっすか。言われてみれば何となくピラフっぽいわw あれー?前に岡山の方でピーマンのジェラード食べたときは違和感なかったけど、これは違和感ありありで面白いわぁ。

さて、そういえば食堂は、日帰り温泉の方にあったけど、肉食べてソフト食べた後に行く気もなく、これで車に戻った。混んでたし。
で、出発したけど、そういえば向かい側にある「阿寒国際鶴センター」というのも見ていこうかと気づいてそのままその向かいの駐車場に進んだ。(そういえば「炭鉱と鉄道館」というのも行ってみようと思ってて忘れてた、、、)

ファイル 2865-4.jpgこっちも道の駅一個分の広い駐車場があるけどこちらはガラガラだった。
そして道の駅の構内図があったので、以前はこちらが道の駅のメインで、「クインズテラス」というのができて売店が移ってあっちがメインに変わったんだなと思えた。

売店は向かい側に移転しましたという張り紙があってガランとした建物はトイレも閉まってて、そこまではいいけど、奥にあった「阿寒国際鶴センター」の看板を見ると料金480円とあった。あ、有料なのか。。と躊躇。せっかく来てみたのだからそんなのケチらず見ていこうかなと思いつつ、やっぱ野生の丹頂を何度も見掛てたからお金払ってまで見ることもないよなぁと思い、少々迷いつつも結局ヤメ。入り口まで進まずに車に戻っちゃった。

タグ:食:焼 餐:肉 餐:冷 植:実 観:飾 楽:買 道の駅

釧路市湿原展望台

ファイル 2864-1.jpg釧路市北斗の道道沿いにある展望台。

実は此処、13年前(07/8/21)にも来ていて、有料と知ってケチって入るのをやめたりしてた。
その頃は湿原ってもっと水辺に草が生えてる感じかと勝手に想像してたけど(尾瀬の写真みたいな)、実際はパッと見一面の草野原でピンと来なくて興味薄く、別にお金払ってまで展望したいとも思わなかった。

けど、その後に何箇所か湿原を歩いたりすることあって分かってきたし、(歳と共に)だんだんと自然に対する興味も増えたと思うので、今ならケチらずに展望しても楽しめるかなーと思った。

ってわけで13年ぶりの来訪。なんかロボの頭みたいな変な形の展望台だと思った。
(湿原に生えるスゲの瘤「ヤチボウズ」をモチーフにしているとか)

ファイル 2864-2.jpg料金払って中に入るとガイドさんみたいな人がいたので、頼んだらガイダンスしてくれるのかなー、、とか思って近づいたら違ってて、ここから延びてる遊歩道の案内役だった。
一周2.5㎞でゆっくり歩いて1時間という遊歩道「どうですか」とすすめられたけど、ジオラマ模型の地図を見ると高台の上をまわるような遊歩道で、湿原の中を歩くのでは無くて森を進んで時折の展望所で見下ろすような形なのであまり惹かれずパス。高低差ありそうだし。

それよか展望展望。エレベーターに乗ってツルっと屋上に上がった。
屋上の外に出ると円形の展望台で300度位の展望。ひろーーく眺められた。けど、、
ちょっと湿原まで遠いいよねぇ。
手前に森の丘が連なってて、それが例の遊歩道コースなんだろうけど、その先に湿原。遊歩道のコースを見下ろす展望台って感じだった。

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同じように「湿原まで遠いいなー」と言ってる人がいて共感。
「これじゃ鶴も何も探せないですよね」と言われ「来る途中の道の方が湿原が近くて鶴が見れたんですけどね」というと「え!鶴をみたんですか?すごいですね」と驚かれた。
どうやら同じ道で来てた筈なのに、、他の人はドライブ中の景色とか見てないもんなのかなぁ。「丹頂鶴って冬じゃなくてもいるんですかね」という話になって、写真も撮れてないと思ってたから少し自信なくなった。「いやまさかアオサギとは見間違えないと思うけど、、」

あとはやたら飛び回るトンボを眺めてたけど、どこにも止まらずに飛びっぱなしだから種類が分からなかった。。

そして階段で下に降りた。
ひとつ下の三階は大きなガラスの展望室になってた。天気悪い日はここで展望できるってわけだ。(天気悪い日にここで展望してもなぁ、、)
この展望台を設計した建築家の毛綱毅曠の展示もあった。
釧路のフィッシャーマンズワーフもこの人だったんだ。そういえば面白い形してたっけ。

二階は釧路湿原の資料展示館になっていた。
まず丹頂のコーナー。鳥や食べ物などの模型や解説があって、生態の説明で夏の終わりの今くらいは子育ての時季とあり、さっき見た鳥が鶴だという事に確信持てた。
他にも「ミズゴケ湿原の植物」とかもあって花や草の模型があった。スゲの瘤「ヤチボウズ」というのがカワイらしく、こんなのがボコボコ生えてる景色とか面白そうだと思った。

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鳥と植物は模型だったけど魚は水槽で飼われた本物だった。おお。
泳いでいたのは大きなイトウと小さなヤマベ(ヤマメ)。ヤマメは元気だったけどイトウはヌボーっとして鈍重な感じだった。「釧路湿原の食物連鎖の頂点」と説明されていた。いまでは国内では北海道にしかおらず数も減ってるレアな魚ではあるけど、その割に淡水魚系の水族館ではいろんなとこでよく見かけてるので、絶滅危惧と言われてもピンと来ないんだよなぁ。

魚だけゆっくり見て一階に下る。一階へは二階の中央が穴のような階段になっていて、よく見るとその暗い所にも動植物の模型が並んでいた。

一階で遊歩道案内の人にまた話しかけてちょこっと鶴について聞いてみた。やぱりこの時季に見かけてもおかしくはないけど、見れる場所とか必ず見れるとかそういう事はなく運が良ければ見れるというくらいだそうで、「来る途中に見たんだけど鶴かどうか自信なくて」と話すと「写真がないと何とも言えないけど丹頂の可能性は大ですね」と、あたり前に見れるものではないようなので嬉しかった。「もし実物をちゃんと見たいなら」と空港近くの丹頂鶴自然公園を薦めてくれた。

まぁ正直、湿原の展望台としては有料の割にイマイチ過ぎると感じた。けど「丹頂を見かけて来た」と言って「すごいですね」とか言われたのか嬉しく気分いい寄道だった。

さて、湿原西側の展望台やネイチャーセンターとかにも行ってもう少し釧路湿原を深く廻りたいとも思っていたけど、それよりダメ元でもさっきの場所に戻って確かめたいという気持ちが強く、その流れで「丹頂鶴自然公園」っていうのに行ってみよう!と思って出発した。
 
 
ら、まだいた!
結構のんびりウロウロしてるもんだ。。さっきは二羽一緒だったけど今は離れてて草の合間に隠れがちだったけど、片方はなんとか写真に撮れそうだったので車を路肩ギリに寄せて停車して写真撮った。

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うんうんこれは間違いなく丹頂鶴だね。
やったー国の天然記念物!ヒブナは見れなかったけど丹頂はバッチリ。一時は絶滅しかけたくらい稀少だった鳥なんだよね。
啄ばみながら歩いてるのは鳥だなぁ~って姿だけど、やっぱりキレイな白で目立つし妙に曲線美を醸すスタイル。流麗だよね。 罠にかかちゃってたら助けてあげたいよね。 そんで恩返しに来てほしいよね。 反物なんか織らないでいいから一生愛でたいよ。 なーんて思って眺めた。

タグ:観:館 観:建 観:模 観:然 楽:眺 楽:話 景:森 景:原 動:虫 動:鳥

釧路和商市場

ファイル 2863-1.jpg釧路市黒金町のJR釧路駅近くにある市場。
裏の駐車場から入ったので外観の写真を撮ってなかった。。あしからず。

ここはもうなんといっても「勝手丼」の市場。
ずーっと前から興味持ってて来てみたかった所。なんか釧路ってだいたい夜に来ることが多くて、フィッシャーマンズワ-フなんかは行ってたけど、この勝手丼の市場は来たことなかった。(そういえば泊まった事が一度あったけどどうしたっけ?と日誌を見返したら、ホテルのパン食べてすっかり忘れて出掛けてた。。まぁ前の晩は居酒屋でおいしい魚食べてたようだから仕方ないね)

勝手丼とは市場で丼飯に好きな食材を乗せて作る自分好みの海鮮丼。いつのまにかいろいろな所で同じようなサービスをするところが増えて、自分もよそで何カ所か味わったこともあり、珍しくはなくなってきちゃった。
けど発祥は間違いなくここ。昔はここでしかやってなかった元祖の名物。やっとくることができた。

さて、やっぱり中は賑わってて列ができているところもあった。
よそで何カ所か勝手な丼のサービスは試してたけど、そういえばどこもそれぞれシステムは違ってて、ここはどんな段取りなのかとどんな店があるのかと取り敢えずひと回りして見てみた。

ちょっと意外だったのは基本のご飯もそれぞれ別の店で、僕が並んだ店は白飯と酢飯が選べて量のサイズも四種ほどあり、カニ汁も売ってた。
まずは酢飯の中でカニ汁を付けた。

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そしてもっと意外だったのは、いくつかの店をまわって気になった食材を買うのではなく、一店に決めてそこで並んだ食材を選ぶという事と、自分で乗るのではなく選んだ食材を店の人が乗せてってくれるというところ。
あまり好き勝手できなさそうな気がしたけど、旬とかおススメとか珍しいのとか聞きつつ、知らない名前の魚の質問したりとか、なるべく釧路産のものをと注文したりとかできて満足度高かった。
勝手にするんだから任せちゃダメなんだよね。マグロの大トロとか見た目肉みたいなすっごいのもすすめられたけど釧路はマグロのイメージじゃないと却下しちゃったw

で、何乗せたっけ。トキシラズ・サーモン炙り・ハッカク・ソイ・ホッケ・甘エビ・フクラギ・イクラってとこかな。結構行くかと思ったら1000円チョイだったもっと乗せてもよかったかも。

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なんかもういろいろでどれがどれだかわからなくなっちゃったけど、とにかくおいしかった。
初めて食べたトキシラズは意外とサッパリ薄味で上品。刺身では初めて食べたホッケがいい味わいでおいしかった。ここらへんは北海道じゃなきゃ食べられない仲間。
ハッカクやソイなんかも多分初めてだと思うけど、ここらへんは白身でとにかくおいしかった仲間。
そして甘エビとイクラはやっぱり北海道では食べたい定番の仲間。(ウニは昨日食べたからパス)っていうかイクラはまだこの先どこかでたっぷり食べるつもりだった。

毎回こういう多種盛の海鮮丼を食べると思うんだけど、ぶっちゃけ自分はおいしい食材をメインでとことん味わう丼の方がどちらかといえば好きである。
そんなことを言っちゃぁ元も子もないけど、この食事はそんな食べる楽しみだけでなく、選ぶ楽しみ、試す楽しみ、知る楽しみ、そして好きにできる贅沢感を楽しむアトラクションみたいなもの。存分に満足で最高の朝食だった。

そして食後は買物。
北海道へ行くのがバレて「カニカニ」言われた妹に花咲ガニを送ってやった。試食もおいしかった。(そういうつもりだったから丼にはカニは乗せなかったw)
カニ買った後で別の店で「トキシラズ鮭」をしつこく勧められて(カニが食えない甥のために)追加しようかと迷ったけどヤメといた。
市場は魚だけじゃなくて土産屋もあったのでお菓子とかの持ち帰り土産もここで購入。最近にしては珍しく土産をいろいろと買って観光客気分だったw

タグ:食:丼 餐:魚 観:発 観:市 楽:験 楽:買

春採公園

ファイル 2862-1.jpg釧路市春採の市街地にある春採湖の周りの公園。

目的はの春採湖に住む国天然記念物の「ヒブナ」が見たいと思って来てみた。なんでも生まれた時は黒いけど成長すると朱色になる特殊な鮒だそうだ。水槽で常時展示してる所は無いらしいけど、赤いなら水面覗いて見れないもんかと期待しつつダメ元で来てみた。

で、春採公園の標示に従ってきたのは湖の西側。「ヒブナ幼稚園」の裏に公園の駐車場があり、停めて春採湖へ歩いた。
春採湖は「湖」と名がついてるけど印象では池とか沼って感じ。曇ってたせいもあるだろうけど、北海道の湖というイメージからはちょっと違ったイマイチな雰囲気。とはいえ町の公園だけに歩く人走る人結構いてラジオかけてる人もいて賑やかだった。地元の人の憩いの場だね。
さっそく水辺に張りだした展望デッキから水面を覗いたけど水も濁ってて透明度がなく、魚なんて全然覗けなかった。あちゃー

公園の案内板は野鳥の事ばかりで野鳥観察舎もあった。魚より鳥の方が覗き甲斐が有りそうだけど、鳥もとくに見かけなかった。

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朝の湖で魚が水面あたりで戯れてーーなんていうのを期待してたけど、ちょっと夢見過ぎたね。
まぁ天然記念物なんてだいたい空振りが多いのでこんなもんだろう。簡単に見れるくらい居るなら常時展示してる所だってあるだろうさ。(それにここにしかいない珍しい魚とはいえ赤いだけの鮒だからねぇ、ぶっちゃけ元も子もない言い方だけど多分見た目は大きくなりすぎた金魚みたいなもんだよね)

てわけでわりとすぐ諦めた。けど、場所変えたら分からないかも、、などと些未練あり、歩いて湖をまわるような体力はないので車で移動。

春採湖の北側中央あたりの春湖台の市立博物館の前の駐車場に来てみた。
ものの、、
ここは高台で、湖に下る道もあるにはあるけどちょっと登るのがヤな高さ。諦めて上から眺めるだけにした。

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そしてまた移動。東に進むと「春採湖ネイチャーセンター」というのがあるけど当然まだ開いてないので通過。「鶴ケ岱チャランケ砦跡」という国史跡もあるけどそこ用の駐車場はなさそうさなので通過。(実はあったらしい)

湖の南側の中間に東屋みたいなのが見えたからそこまで行ってみようと思ってたけど、南側に入る道が分からず一旦通過。ターンできずに坂を上っちゃった(「ヒブナ坂」という坂だったw)
で、戻って来て入りこめた。未舗装の道だった。
ずっと真っ直ぐの長い道で、歩く人や走る人がいたのでゆっくりとよけて進んでたけど、道は中間手前の下水ポンプ場までで、その先は細くなって車両進入禁止になってた。ポンプ場に曲がるとその前から森の方を進む道もあったけどちょっと怪しいので進む気にはならず、取り敢えずポンプ場に停めて降りてみた。

森の道と歩道の間に砂利道っぽいのもあったけど、これは鉄道の線路跡で道ではなかった。(旅客ではなく臨港線という石炭輸送の貨物列車専用路線だったそうで、廃線は去年だったそうだ)
っていうか、ここらの湖岸は蘆原で水面が離れていて覗き込めない。。これじゃ少し先の東屋まで歩いても無駄になりそうだな、、と考えてたトコにウォーキングしてた人が通りかかったので声をかけて「ヒブナが見たいんですけど水面が覗けるような場所ってありますか?」と聞いてみた。
ら、「このずっと先の橋の所なら見れるよ、ヒブナはどうかわからないけどコイなら見れるはず」と教えてくれた!ありがとうございます。

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ってわけでまた移動しようと車に戻ると、森の道のすぐ先に大きなシカが現れた。
でけー
一瞬ビビったけど、シカに襲われることはないだろうから暫らく眺めた。
立派な角のオスのエゾシカ。こんな大きいのは昨夜の石狩山脈でも見かけなかったのに、こんな住宅地のすぐ近くで遭遇するなんて、、さすが北海道。

鹿が森に消えてから出発。表の道に戻り、ヒブナ坂を上って道道に出て、また西側に戻った。
で、こっちにもあったポンプ場の前で車を停めて、教えてもらった橋まで歩いた。

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橋の手前に看板で「野良猫にエサを与えないでください」とあった。(魚には与えていいのね)

橋は木の橋と接続されてて、春採湖はその木の橋から見えたけど少し離れてた。。
で、その先の沼尻川の口にかかる沼尻橋。川を覗いてみたら魚がワラワラと集まってきた!
飼ってるの?っていうくらいの愛嬌あるコイがパクパクと丸い口を開けてエサをおねだり。意外な展開にちょっと驚いた。
で、そんな中に赤いやつもいた。お!ヒブナ!いるじゃん。いるもんじゃん。
と一瞬湧いたけど、落ち着いてよく見ればヒゲがあってコイだったw

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いやいやいやいや、いつも思うけど魚を見るならパンくらい持って歩かなきゃダメだよね。
ごめんねーなにももってなくてーと謝りつつ来た道を戻った。
橋の端からみると最後まで付いて来ててうしろめたいくらいだったw

まぁ思った通り天然記念物のヒブナは見れなかったけど、コイは可愛かったし、シカも大きかったし割と楽しめたのでOK。
旅行先で来るような所じゃないけど気侭なドライブならアリの楽しい休憩だった。

タグ:観:園 観:然 景:湖 動:獣 動:魚

M7・8パネル館

ファイル 2861-1.jpg白糠町和天別の39号沿いの駐車帯にある資料展示舎。

登坂車線でダンプを抜いた後だったので通過したいとこではあったけど、まぁその先にも大型車がいるのは見えてたのでいいかと寄ってみた。

手前から案内の柱が幾つもあって地域の推しのスポットかなと思ってたけど、ながーーーい駐車帯の真ん中あたりにポツンとある木の小屋のような展示舎がそれで、中には色あせたパネルが並んでいた。

内容は道東の大地震の記録。地震の規模とか道路を復旧させるパネルとか興味深い内容だけど、パネルだけだと少々興味が続かず半分はパーッと見て出た。
造るだけ作ってほったらかしのような印象なのが残念だし、トイレが遠くはなれていたのも残念。

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虫とかカエルかといないかなーと小屋の周りのデッキを歩いて見てたけど(どんなスポットでもカエルが見れればイイ場所みたいな安易な発想。。)、腐食で割れて抜けてる箇所があったのでヤメといた。
取り敢えずカッコいいキノコとアゲハの幼虫だけ見て車に戻った。

タグ:観:P 観:館 楽<残 動:虫 植:茸

浦幌神社

ファイル 2860-1.jpg浦幌町東山町の38号沿いにある神社。

38号を通って見かけて、ちょっと気になったので戻って来て寄道。
昨日の道内での寄道が道の駅だけという事もあって、どこかしら寄りたい気持ちが強かったので積極的に寄ってみた。

神社はその国道に面した斜面の少し上にあって坂を上ってまわると、人んちの裏のような駐車場があった。
車を停めて境内に歩くと「鐵馬御守」と「バイク交通安全名刺奉納所」というのがあってバイク用の駐車場はこの前中央。バイクで来てる人は早朝からチラホラいてバイク向けの神社でもあったのかと思った。
けど、気になったのはバイクの神社ではなかったので気にせずに進み、まず浦幌神社にお参り。

浦幌神社は天照皇大神と八幡大神を祭神とし、明治29年(1896)の建立で何度か遷座して今の社殿は昭和49年(1974)からで平成8年に改修したそうだ。
伊勢風な形式ではあるけど妙にカラフルで民族風というかちょっと違う感じがして北海道っぽく感じた。

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社殿の前からは浦幌の町が展望できた。
浦幌といえば、2001年の7月に来た時に夜寒くてジャージを買った町。その時のスーパーってまだあるのかな?と見下ろしたけど分かんなかった。

そして「夫婦桂」という御神木があるそうなので社殿の先の森にも歩いてみた。
あまりパッとしない樹ではあったけど、静かな森の中で清々しかった。

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この樹は縁結び・恋結び・夫婦円満の象徴だそうで、短冊に願いを書いたものが沢山吊られてた。(僕は別にいいので書かなかった)
その奥には稲荷神社もあり、民族風な形の「樹霊塔」というのもあった。

見所が多いけど最初に気になったのはまだこれから。
浦幌神社社殿に戻り、その横に並んだ小さい末社のような祠の「乳神神社」に参った。
国道で見かけた看板で目にとまってた「おっぱいの神様」である。

由来を読むと、大正中期におっぱいに似たコブを持つ楢の大木を信仰したのが始まりで、昭和中期に木が倒れてしまってからそのコブを祀った祠を建立したそうだ。え、中にそのコブがあるの?

まぁ子宝も安産も関係はないけど「いいおっぱいに巡り逢えますように」と願ってお参り。

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その横には「乳石(自然石)」というのがあった。
二つの玉がくっついたような石で、おっぱいっぽい。けど、どちらかというとお尻のように見えた。
それより手前にあった小さい石がばっちり乳首でナイスだった。
「触れると乳神様のご神徳が授かります」とあったので、優しく触れてみた。いいねいいね。いい丸さだね。朝から元気をいただいた。

社務所の窓に木彫りのお守り「おっぱい守」が見えた。まだ閉まってるから買えなかったけどお土産にほしかったなぁ。

ファイル 2860-5.jpgそして他にも「円満石」という石もあって、こっちは素直に丸かった。浦幌は丸い石が多いのかな?いや滅多にないから祀られているのか。
こっちは家族円満・夫婦円満・仕事円満・人生円満だそうで何でもいいけど撫でてみた。

その隣のおみくじコーナーには、天然石おみくじなど何種類もの御籤が並んでいた。いろいろあるなぁ。

という気まぐれな寄道。神社の感想としてはどうかとも思うけど、楽しかった。
さてどんなおっぱいに巡り逢えるか楽しみである。

タグ:観:宮 観:石 楽:触 観:塔 植:樹