浦幌町東山町の38号沿いにある神社。
38号を通って見かけて、ちょっと気になったので戻って来て寄道。
昨日の道内での寄道が道の駅だけという事もあって、どこかしら寄りたい気持ちが強かったので積極的に寄ってみた。
神社はその国道に面した斜面の少し上にあって坂を上ってまわると、人んちの裏のような駐車場があった。
車を停めて境内に歩くと「鐵馬御守」と「バイク交通安全名刺奉納所」というのがあってバイク用の駐車場はこの前中央。バイクで来てる人は早朝からチラホラいてバイク向けの神社でもあったのかと思った。
けど、気になったのはバイクの神社ではなかったので気にせずに進み、まず浦幌神社にお参り。
浦幌神社は天照皇大神と八幡大神を祭神とし、明治29年(1896)の建立で何度か遷座して今の社殿は昭和49年(1974)からで平成8年に改修したそうだ。
伊勢風な形式ではあるけど妙にカラフルで民族風というかちょっと違う感じがして北海道っぽく感じた。
社殿の前からは浦幌の町が展望できた。
浦幌といえば、2001年の7月に来た時に夜寒くてジャージを買った町。その時のスーパーってまだあるのかな?と見下ろしたけど分かんなかった。
そして「夫婦桂」という御神木があるそうなので社殿の先の森にも歩いてみた。
あまりパッとしない樹ではあったけど、静かな森の中で清々しかった。
この樹は縁結び・恋結び・夫婦円満の象徴だそうで、短冊に願いを書いたものが沢山吊られてた。(僕は別にいいので書かなかった)
その奥には稲荷神社もあり、民族風な形の「樹霊塔」というのもあった。
見所が多いけど最初に気になったのはまだこれから。
浦幌神社社殿に戻り、その横に並んだ小さい末社のような祠の「乳神神社」に参った。
国道で見かけた看板で目にとまってた「おっぱいの神様」である。
由来を読むと、大正中期におっぱいに似たコブを持つ楢の大木を信仰したのが始まりで、昭和中期に木が倒れてしまってからそのコブを祀った祠を建立したそうだ。え、中にそのコブがあるの?
まぁ子宝も安産も関係はないけど「いいおっぱいに巡り逢えますように」と願ってお参り。
その横には「乳石(自然石)」というのがあった。
二つの玉がくっついたような石で、おっぱいっぽい。けど、どちらかというとお尻のように見えた。
それより手前にあった小さい石がばっちり乳首でナイスだった。
「触れると乳神様のご神徳が授かります」とあったので、優しく触れてみた。いいねいいね。いい丸さだね。朝から元気をいただいた。
社務所の窓に木彫りのお守り「おっぱい守」が見えた。まだ閉まってるから買えなかったけどお土産にほしかったなぁ。
そして他にも「円満石」という石もあって、こっちは素直に丸かった。浦幌は丸い石が多いのかな?いや滅多にないから祀られているのか。
こっちは家族円満・夫婦円満・仕事円満・人生円満だそうで何でもいいけど撫でてみた。
その隣のおみくじコーナーには、天然石おみくじなど何種類もの御籤が並んでいた。いろいろあるなぁ。
という気まぐれな寄道。神社の感想としてはどうかとも思うけど、楽しかった。
さてどんなおっぱいに巡り逢えるか楽しみである。