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中華そば 櫓屋

ファイル 2873-1.jpg北斗市七重浜の228号沿いにあるラーメン店。

北海道の締めは今回も函館の塩ラーメンだーとか思いつつ、函館市街の人気店とか探す気もないしこの時間だとやってる店なさそうな気もして、取り敢えずどこでもいいから(本州でも見かけそうなチェーンじゃない)普通のラーメン店が沿線にないかな?と思って進んでて見かけたのがこの店。

コッテリ系の今風なラーメンっぽかったけど、まあOK。
店に入ると半端な時間の割にはお客さん入ってて人気の店のようだった。

ファイル 2873-2.jpgカウンター席についてメニューを見ると「豚骨・鶏ガラ・白湯スープとかつお系和風スープのダブルスープ」という「櫓そば」がメインのおすすめのようで、、北海道まできてコッテリ醤油豚骨っていうのも余裕あり過ぎててカッコイイ気がしたけど、塩ラーメンもあったので軟弱な僕はそっちにした。(櫓塩ラーメンというのもあったので、どう違うか聞いてみたら「トッピングが違うだけでスープと麺は一緒」と言われた)

たのんだのは「塩そば焼豚増し」炭火炙り焼豚も「櫓屋のこだわり」とメニューにあったので素直に増してみた。

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うん、おいしい。もうアラフィフにはこのくらいが丁度いいわw
塩はやさしくしっかりした味で、炙り焼豚の味わいとメンマの味わいもほどよくおいしく楽しめた。麺の感じもよく、最後にスープをかけて食べて下さいと出された小さなご飯も洒落ていた。(ご飯とも合うので逆に茶碗くらいで欲しくなった)

まぁ函館の塩とは違うけど(っていうかそもそも函館市でもないし、、)北海道のラストの締めの塩ラーメン。ごちそうさまでした。

ちなみに、
ネットで見てみたら、宇都宮の店の分店なんだとか、、うわぁ余裕あり過ぎかよw

タグ:餐:ら

えさし海の駅 開陽丸

ファイル 2872-1.jpg江差町姥神町の江差港にある船型の幕末資料館。

日本の歴史でも幕末の混乱は、割と若いころから興味あって榎本武揚も本で読んだりしたもんだけど、前に此処に来た時はこの開陽丸には寄らずに先の鴎島を歩いただけだったし、その後何度か江差を通ることや町を歩くことなどあったけど、開陽丸に行こうとは思わなかったし通過してた。。

開陽丸は幕府海軍の艦隊で最大の軍艦で、その後の戊辰戦争でも旧幕府軍榎本艦隊の旗艦として戦力の要を担っていたもの。
蝦夷地へ来て、その戦力をもって一時ながら諸外国に蝦夷共和国を承認させたものの、この江差で暴風雨により座礁沈没。
ぶっちゃけ威張ってただけで大した戦果はなく(最大の戦果は慶喜の大阪脱出かな)お飾りのまま無駄に沈んだって事で言えば、後の戦艦大和以上のハッタリ艦。(個人の夢想としては本当は独立する気などなかった榎本がうまくいきそうになって怖くなってわざと沈むように仕向けたんじゃないかとさえ思える)宇宙戦艦にでもなって地球の独立のために活躍するアニメでも作ってあげたいもんだ。

そんな開陽丸を平成2年(1990)に実物大で外観復元したのがこの「開陽丸記念館」
榎本武揚も開陽丸も眉唾に捉えていたし、復元した資料館ということで興味持てず今までスルーだったけど、年のせいか最近はこだわりも薄くなって、復元建造物とか観光用歴史風スポットとかそれはそれでいいじゃんと思えてきてて(っていうか、自分の歴史の知識も興味もほんの齧りかけの中途半端で御粗末ななものだし)、逆に実物大の幕末最大の軍艦って凄いじゃん!此処にしか無いじゃん!なんて素直に思えてきた(年とるって素晴らしい事だw)

さて、また前置きが長くなってしまって申し訳ない。
まずは駐車場前の海の駅の建物から入る。この建物の脇には大小三つの大砲が置かれていた。
そして建物内には1/50の開陽丸の模型があった。細かい作りで立派だったし帆を張った姿がカッコよかった。そして他にもミニーエ銃弾やピストルなどの引き揚げられたものも展示されていて概要の解説もあったし土産コーナーも充実していた。

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そして外に出て実物大の開陽丸模型を眺めた。ここまでなら無料なのでもう充分な気がしたw
けどまぁせっかくだから有料の「開陽丸記念館」の艦内に進んだ。(JAF割きいた)

館内は大砲がいくつも並んでて壮観だった。
これは海底から引揚げた本物かな。砲はドイツ製のクルップ砲で命中率高く4㎞もの射程でアウトレンジ攻撃できたそうだ。すこし明るさを抑えてたけど実際の船内は暗かっただろうね。

ハンモックのコーナーでは寝ている人形の上に「寝ています おこさないでください」とのシートが置かれてたw(この先もこういった遊び心旺盛のスポットかと思いきや、ここだけだった、、)このコーナーではハンモック体験できるそうだけどコロナで休止。

奥の方には人形を配置した大砲もあった。人形はリアルだけど砲兵の服も顔もきれいで臨場感は薄かった。
ガトリング砲もあった。え、積んでたの?もったいない。(弾があっただけで本体は発見されてないそうだ)
大砲体験室というのもあったけど、これもコロナで休止だった。

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特に気になったのは海から引き揚げられた砲弾。大砲の脇や柱の脇や壁際の至る所に並べて置かれていた。
っていうか、こんなに砲弾残して沈んで勿体ない。。打ち尽くすほどの海戦はないにしても半分くらいは新政府軍に食らわせてから沈めばよかったのになぁ、、、と思えるくらいの大量の弾薬だった。(そう考えると後の戦艦大和の海上特攻作戦も理解できそうに思えた)

そして船の辿った時代解説コーナー。区切りよく見やすくわかりやすかった。
それぞれの項目に船窓のような丸い窓があって、覗くと模型ジオラマがあったんだけど、どれもこれもほとんど一緒で海を眺めている姿ばかりで面白くなかった。。
実際に軍艦どうしで戦闘になったのは「阿波沖海戦」の一度だけだそうで。砲撃25発で命中弾なし。。ケチらんともっとバンバン打てやw

階段を下ると引揚げたものが沢山展示されてて、船の装具以外にも刀やサーベルから洒落た日用品までいろいろあったけど、それでもやっぱりあちこちに並んだ砲弾の印象の方が強かった。

全部見て、階段上がって甲板に出た。

おー、高いマストと青い空。広い甲板とまわりの海。気持ちい展望だった。これだけでも来た甲斐はあった。
っていうかでかい船だよね。横須賀の戦艦三笠よりもでかいんじゃないか?(いや、調べたら三笠の方が倍近くデカかった、、)

艦首左舷に江差の町が見え、艦首の南に続く半島は洲根子岬へと長く伸びていた。

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艦尾の北側はこの開陽丸が沈んだ江差沖の海。今は穏やかすぎて座礁したのがウソのような青い海。
先に見える陸は岬が重なってるのか奥尻島も重なって見えてるのか、手前の鴨島とつながって内海の湾のように見えていた。

そして右舷目の前に横たわるのが鴨島。
そういえば前に歩いたのは手前の海沿い(遊歩道の橋)だけだから、ゆっくり灯台まで登ってみたいなぁ、、とか思ったけどそこまでゆっくりする気はなく(時間もないでしょ)この眺めで満足。
(鴨島の手前で子供に水着着せて海で遊ばせてる家族がいた。確かにTシャツでいいくらいの暑さではあるけど海水浴は驚いた)

艦首と艦尾を行ったり来たりしながら見て回って堪能して階段を下って船を出た。

ファイル 2872-5.jpgあらためて舷側の間近に見る船体は堂々としてたけど、錆びだらけで残念だった。
木造船なのになんでサビ?とか一瞬外観復元された建物だってことを忘れそうになってたw きれいに塗装されてたら木造船とも見えなくもないだろうけどまぁ仕方ないかな。

振り返って全体のシルエットを見つつ、海の駅の建物に戻った。

さてさて最後にチョイ食いで何か食べられないかなーと思ってみてみたら、売店の奥の食事コーナーはもう終了してた。。
けど、ちゃんと食事するほど腹減ってたわけではなかったし、中華まんが売ってて「江差カニまんプレミアム」とかあったのでむしろ丁度良くそれ買って食べた。

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うん、おいしいカニ。あっさりめだけど甘くていい味。江差産のベニズワイガニ使用だそうだ。
「カニの身ギッシリ」と書かれてたほどギッシリではなかったけど、程よい満足度のちょい食いだった。よきよき。

タグ:観:船 観:軍 観:装 観:具 観:史 楽:眺 景:海 景:島 餐:饅

道の駅 江差

ファイル 2871-1.jpg江差町尾山町の227号沿いにある道の駅。

ここも初めての立ち寄りかな。あ、今日は三連続で道の駅ネタだ。まぁそれだけ気持ちよくドライブに集中して楽しめてたってことかな。

ここは並んだ幟に「日本一小さい道の駅」とあった。え、そうなの?もっと駐車場も狭くて小さそうな道の駅は幾らでもありそうだけど、、と思ったけど、トイレと売店の建物の敷地面積は間違いなく日本一小さいんだそうだ。

確かに建物は小さく、そして売店はトイレよりも小さかったw

そんな小さな売店に入ってみると、中は駅の立ち食い蕎麦屋くらいのスペースで、壁にかかったガラス棚には「小さいものミュージアム」と言う名のミニュチュア模型や小さな地域案内が飾られていた!
おお!いいねいいね。こういう小ささは大好物!撮影OKなので写真撮りまくってじっくり眺めた。

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地域の名所や名物の模型で鰊そばとか可愛らしく、「まめねこ」というのもかわいかった。

案内にはこの道の駅のリニューアルの話が出てて、実はクラウドファンディングで集まった資金で去年リニューアルしたばかりなんだそうだ。へー。
ニシンの話もあって、江差でもニシンはずっと獲れなくなってたけど放流などで近年は獲れるようになってきてるそうだ。へー。

売店で売ってたのは土産品がメインで、すぐ食べられそうなちょっとしたものは、、羊羹とビスケットだけだった。
なんか申し訳ないけど何も買わずに外に出て海を眺めた。

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広く眩しく穏やかな日本海。眺めながら駐車場を歩くと先に変な像があった。「江差の繁次郎」と書かれたハッピを着たおっちゃんの像で、なんかよくわからなかった。(江戸時代の江差にいた庶民の人気者のトンチ名人だそうだ)

あとは地図見て出発しようかな。。
と思ったけど、やっぱり気になって戻ってフリ-ズドライビスケットというのを買ってみた。
「どんな感じのものですか」と聞いたら「カロリーメイトみたいな感じです」と言われた。

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車に戻って開けて食べてみたら、なるほどこれはカロリーメイトだね。
「小さくて長持ち」とあったので、すぐに食べずに持って帰って来た方が小さな思い出って感じで良かったのかも。。

タグ:観:模 観:一 観:像 餐:菓 景:海 道の駅

道の駅 みなとま~れ寿都

ファイル 2870-1.jpg寿都町大磯町の寿都港の道道沿いにある道の駅。

初めて立ち寄った。新しいのかな?(08年オープンだそうだからそうでもない)洒落た雰囲気の建物で、町からの坂にあって裏の坂の下の港側の駐車場から見ても洒落た外観だった。

坂の下なので裏口の入り口は階段をのぼる。その階段の前に木造の漁船が置かれていた。
「保津船」というニシン漁に使われた船で、大正から昭和初期まで使われていたものだそうだ。
その案内板の裏には大正初期のニシン漁の写真が並べて貼られてて驚いた。もっとちゃんとした目立つトコに飾ればいいのに。。でも港の真ん前の船の脇だからこそしみじみとその風景が伝わってイイのかもね。

そして寿都港の解説もあった。江戸時代からニシン漁で栄えた港町だったそうで明治には小樽、積丹に次いで三番目の漁獲高だったそうだ。(そんな町なのに、ここに来るまで「寿都(すっつ)」って読めないくらい印象ない町だった、、ごめんなさい)

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店内もやっぱり洒落た感じで、すっきりもしつつ色々飾りもありつつ面白い空間。
まず売店の奥の軽食コーナーメニューがいろいろ面白い物があって、ここで何か食べて行こう!と思わせた。けどどれにしようか迷った「たことしらすのホットサンド」とか「寿都産秋鮭といくらの塩ラーメン」とか、、やっぱニシンだよなぁと「鰊のアンチョビパスタ」とか、、、どれも捨てがたく、ニシンの町なのに何故かおススメのご当地グルメは「ホッケめし」だそうでそれも興味深い。。
と、しばらく迷ってウロウロしてた。

ご自由にの水はレモンとバジルが入ったガラスのサーバー。ファイターズの地元選手のパネルや弁慶の顔ハメ(前に行った弁慶岬がこの近く)それと明治時代の商店の歴史的な漆喰の扉などがあった。

で、やっぱもう昼だからしっかり丼飯が食べたいと思い、1日10食限定という「ねぎ塩ほっけ丼」にしてみた。
たのんで番号札持ってテーブルついて大型テレビの寿都町PR動画を見ながら待った。小女子漁の映像とか見ててシラスが食べたくなっちゃった。。(小女子漁ってなんかヤバい字面だよね、、ちなみにコウナゴはイカナゴの稚魚の呼び名で、イカナゴは漢字で書くと玉筋魚、、、ふざけてるでしょ絶対w)

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ってわけで「ねぎ塩ほっけ丼」
昨日釧路で刺身で食べておいしかったホッケを今日は塩だれソテーでお洒落な丼。
ネギと塩だれならどんな魚でもおいしい気もするけど、ちゃんとホッケもホッケらしいおいしさで厚みある身で食感もよかった。(上の赤いのだけ辛くてのけた)

ペロリと完食。やっぱ丼飯がいいね。満足満足。
なんかニシン漁の船見たからニシン食べてみたい気分だったけど、多分ニシンよりホッケの方がおいしいよね。(ニシンは殆ど食べる事がないのでどんなだったか思い浮かばないけど)

ファイル 2870-4.jpgっていうか、実はニシンは昔の話で昭和初期からガクンと減って全然獲れなくなったそうだ。(乱獲による絶滅だとしたらいたたまれない。お魚は大事に食べたいと思う)
今現在の寿都港で一番獲れるのがホッケで7割以上と断トツ。(残りは鮭、玉筋魚、鮟鱇)沿岸定置網漁での水揚げ量では日本一だとか。
なるほどそれならば名物にするしかないよね。っていうか変にニシンにこだわらなくてよかったw

写真は館内二階の展望室からみた寿都港。
もっと海が広くみえるかと思ったらそうでもなく、一階とからの眺めと左程かわらず、子供連れの休憩所って雰囲気の展望室までわざわざ階段上って来た甲斐はなかった、、w

タグ:食:丼 餐:魚 観:船 観:具 楽:映 道の駅

道の駅 シェルプラザ・港

ファイル 2869-1.jpg蘭越町港町の229号沿いにある道の駅。

前にも寄ってて二度目(三度目?)の立ち寄り。前回はもっと早朝だったので初の点景。
白く雰囲気ある建物だけど売店と喫茶コーナーだけの小さな道の駅。売店も直売店とかではないので惣菜の販売とかもなく何か食べるものあればなぁ、、と思ってたら土日祝限定のスナックメニューがあった!
やった!と思ったけど、まだ揚げ物は油の温度上がってなくて用意できないと謝られてしまった。。とほほ

また今回もトイレだけの点景無し休憩かぁ、、
とか思ってたけど、そのトイレの貼紙のストロベリーフローズンヨーグルトバーというアイスが気になった。農場の無農薬イチゴとチーズ工房の濃厚ヨーグルトのコラボだそうだ。

どこにあるんだと店内を見たら隅にさりげなくアイスボックスが置かれててそこに入ってた。アイスバーにしては高価だったけど買ってみた。

そして外のベンチで食べてみた。
アイスは硬かったのでのんびり日向ぼっこ気分で食べた。なるほどイチゴもヨーグルトも濃厚でおいしかった。
青空眩しく日差し暑くなってきてたけど、ムシムシせずアイスも慌てて食べるほど溶けずにゆーっくり楽しめた。

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で、ゴミ箱ないかな?と店内に戻ってみたら、幾つか揚げ始めてて販売できるものもあるそうだった! ので、一番気になった「蘭棒」というライスコロッケをたのんでみた。ら、「それは温度が違うのでまだできないんですよー」だそうで、、
他に面白そうなものは、、と見て「パンかま」というのを買ってみた。

これも外のベンチで食べてみた。
蒲鉾をパンでくるんで揚げたもの。なんでわざわざ蒲鉾をパンでくるんで更に揚げるのかな、、とか思ったけど、これが意外とおいしくて驚いた。蒲鉾の味わいと油とパンの相性がすごく良く食感も面白かった。ペロリと食べちゃった。

さて軽いチョイ食いだけどまぁ満足で、こんなもんかなと車に戻った。
けど、何気に道の駅の案内板を見たら、奥の方に「蘭越町貝の館」というのがあるのを見かけて「え?なにそれ」と興味持って戻ってみた。
ら、貝っぽい形の博物館があった。え、全然知らなかった。。
そういえば「貝の館」って看板があったっけ、、で、道の駅の売店で土産と共に貝殻が売られてて「これで貝の館っていってるのか、、」とか思ったけど、そうじゃなくてちゃんとしたのが別にあったのか。。(ていうか道の駅の方でももっとわかりやすくアピールするべきだと思う)

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「蘭越町貝の館」は有料だったけどまぁせっかくだからと入館(JAF割り50円引きで300円)
入口のおさわりコーナーでヒトデを触りつつ、中に入ると、やや暗めな館内に大きな模型のイカみたいな古代の貝がドーンとあって、その周りに宝石屋のようなケースで沢山の貝殻が展示されていた。

貝の事なんかチンプンカンプンでどう見たらいいか戸惑ってたら、館のお兄さんが「よろしければ軽くご案内しましょうか」と声をかけてくれた。

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ここは竹下内閣のふるさと創生事業の交付金で造られたんだたそうだ。なんでもその使い道を住民で話し合って実は投票で水族館に決まったんだけど、、、何故か貝の博物館になってしまったそうだ。一億円で水族館は厳しいかな。(造ったとこもあったらしい。調べたトコは閉館してたけど、、)

さて、宝石ケースの展示の貝殻は珍しいもの綺麗なもの風変わりなものなどさまざまなものがあり、シロート目にもキレイで面白くなかなか楽しめた。(長太郎貝もあった)そうだよね貝殻って気に入れば大事に持っていたいようなちょっとした宝だよね。
これは沢山の貝好きの人達が寄贈してくれたものだそうだ。こうして宝石のように並べられたら嬉しいだろうね。

ゆっくりと全部見てまわって、「3Dシアター」がコロナでやってなかったのは残念だけど、「貝殻をさわってみよう」のコーナーはそのままあった。
大きな貝を持ってみたり、軽くコンコンと弾いて音たててみたりしてたけど「貝の口に耳をあてて音を聞いてみよう!」とも書かれていた。(それこそシアターよりダメな気がするけど、、)ので、大小色々な貝の音を聞いてみた。面白かった!っていうか一つの貝でも角度変えれば音が変わったりして楽器になりそうだと思えた。(貝の楽器は吹くのしかないよね)

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他にも企画展「深海展」で海底資源のレアアース(と探査潜水艇の模型)などがあった。

奥からは連絡通路でつながった別館があるようで意外と奥深い館だった。学習展示などを見ながら進んだ。

その別館(新館?)は小さめのフロア。
海流と漂流するゴミと海洋プラスチックごみの問題の展示がメインで、プラの(きれいなw)ゴミの実際に流れ着いた大型のゴミなどが展示されていた。

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一番奥は「南極展」の展示。南極の砂とか石とかオキアミの標本とかが展示。
それよりも何よりも、なぜかその中に円筒形の水槽があって、何が入ってるのかな?と覗くとクリオネだった!(南極は関係ないよな?)

ファイル 2869-7.jpg小さなクリオネが数匹ゆらゆらチョコチョコと泳いでいて可愛らしかった。
このクリオネは館の人(さっきのお兄さん?)がオホーツク海で採取してきたものだそうだ。へー。
じっくり眺めつつ、写真も何枚も撮ったんだけど、水槽の苔にピントが合いがちだったし、クリオネはクリオネで意外と落ち着きはなくてずっと泳いで動いていて写しずらかった。(帰って見てみるとやっぱりブレたのばかりでがっかりした。。)
クリオネじたいは他の水族館でも見た事あったけど、まさか北海道をドライブ中に見ることがあるとは思ってなかったのでとても嬉しく、そして綺麗な貝殻を見た後だったのでまるで動く宝石のように見えて可愛らしく感激。
他に人もいないあので飽きるまでじっくり眺めた。

折り返して出る前に館の人にクリオネについて話を聞いてみた。
なんでもクリオネの餌(近い種類の浮遊性巻貝)はオホーツクの海じゃないといなくて、心苦しいけど餌を与えられていないんだそうだ。それでも元々食事じたい滅多にというか殆どしない生き物なので、もうその状態で何年も生きてるとか、、

じっくりたっぷり楽しめる所だった。中途半端な水族館より全然イイ。気がつかずに出発しないてよかったー。

タグ:餐:冷 餐:揚 観:館 観:模 観:地 楽:話 楽:触 楽:音 動:虫 道の駅