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道の駅 あぷた

ファイル 2859-1.jpg洞爺湖町入江の37号沿いにある道の駅。

ここも初めて寄った道の駅。北海道は道の駅多いしね、なるべくなら道の駅ばかりじゃないトコ寄りたいしね、そんなでけっこう寄ってない道の駅も多い。
連続で道の駅っていうのもどうかと思ったけど、トイレ行きたかったし坂の途中で海に面してて眺めよさそうだからいいかなと寄ってみた。

で、食堂が開いててくれたなら食事もしたいところだったけど、4時じゃ望み薄いよなぁ、、と店に入ってみたら、案の定食堂は閉まってた。。「噴火湾ほたてっ子丼」とか「うに丼」とかそそるメニューだったけど残念。。
とか思ってたら、レジ前のケースにテイクアウトの「うに弁当」が残ってた。あ、これ買って休憩室で食べればいいか!と購入。
それとレジ横に書きだされてた「ほたて串焼き」も作れるというので追加。でもホタテ焼くのには少々時間がかかって店内をウロウロ。民族衣装や器の展示コーナーもあったけど少し時間を持て余した。

で、「うに弁当」と「ほたて串焼き」を持って売店の隣のトイレの二階の休憩室に上がった。

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誰もいない休憩室で思った通りのいい眺め。虻田(洞爺湖町)の町並みから広い噴火湾(内浦湾)の海と港を眺められた。
っていうか西日が真正面で眩しく暑かった。海にも反射した陽光を燦燦と浴びて食事した。

「うに弁当」は単純にご飯と「折うに」柵のセット。乗せればうに丼の完成。
乗せ方が雑でひっくり返して乗せたら形くずれちゃったけど、内容は食堂で食べるのとほぼ一緒(味噌汁がつかないだけ)。いいねいいね。

早速食べた。
んー ウニだ!うめー。久々のウニだ。
北海道のウニというと日本海側って勝手なイメージもってたけど、穏やかな噴火湾のこっち側でも美味しいねー。
そしてもうウニだけを思いきり味わって食べてたけど、何気にご飯ももちっとおいしかった。ホントはゆっくり味わって食べたかったんだけどついつい止まらずに一気にペロリと平らげちゃった。いやー満足。

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そして一瞬忘れてたけど「ほたて串焼き」もあったんだっけ。
少し緩めの焼き方で柔らかかった。まぁおいしかったけど左程ではなく、もっとうまいのどこかで食べたな、、と思い返してみれば、3月に高知で食べた長太郎貝の方がうまかった。
ちょっと蛇足だった。
けど、逆にホタテの味を褪せさせるくらいウニがうまかったと思えば、引き立て役としてはGJ。

はからずもいい食事になった。
(けど、難を言えばこの休憩室、トイレの二階だけに流す音がずっと聴こえてて、食事する場所としてはどうかと思えたww まぁウニ一口食べたら全然気にならなくなったけどw)

ファイル 2859-4.jpg外に出て駐車場前でもちょっと海を眺めた。
もともと丘の上のいい場所なので二階の展望室でなくとも同じくらいのイイ景色が眺められた。

そして駐車場の端にはハマナスが赤い実がたくさん生っていた。
これおいしそうだよね。食べられるのかな。(これがローズヒップだそうだ)

連続して寄っちゃった道の駅だけど、どちらも楽しめてよかった。

タグ:食:弁 食:串 餐:魚 餐:貝 植:実 道の駅

道の駅 なないろ・ななえ

ファイル 2858-1.jpg七飯町峠下の5号沿いにある道の駅。

初めて寄った新しい道の駅。前来た時にもあったかな?(18年3月のオープンだそうだから前来た時には影も形もなかった)
北海道に来て最初の寄道が道の駅というのも何か面白くないけど、まぁいいか。

駐車場は連休なのに誘導もなく混雑してたけど、出る車も多くタイミングよく停められた。
そして建物は新しく、中に入ると洒落てる新型の道の駅。そして飲食店やチョイ食いスナックのメニューも色々そそられて目移りした。
まず名物のガラナソフト。気になったけど冷たい物より先に何か食べたかったので取り敢えずスルー。

ちゃんと食事しようと思ってたけど、座席は少なく空いてなさそうだったので、ちょっと軽く「きみこばあちゃんの いももち」を買ってみた。これは店の前で「87歳 きみこ」の名札を付けたおばあちゃんがホットプレートで焼いてる手作り感満点の芋餅。パックも少しベトベトなのも御愛嬌w

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入口近くのイスに腰かけて食べた。
んーんー柔らかくて最高。おいしくペロリと食べちゃった。
そういえばいつの間にかどこの居酒屋やコンビニでも見かける様になった「いももち」や「揚げいももち」だけど、昔からあったものでもなく、自分は初めて食べたのがこの函館。
初めて友達と来た北海道(90/8/1)で一泊した函館の居酒屋で初めて食べて「これいいなぁ東京でも食べたいなぁ」とか思って帰ってしばらくしたら都内でも見かけ始めた品。なので函館が発祥だと勝手に思ってた。そんないももちを今回最初に食べられて、なんか嬉しかった。

で、ガラナソフトは列になってたのでやっぱパス。
(北海道の人はガラナが好きらしいけど、馴染みなさ過ぎてそんなに魅力的に思えないし)
外に出てみると隣りにもう一棟別の建物があったのでそっちも覗いてみた。

「男爵いも発祥の地」とある街燈に食い込んだジャガイモのモニュメントの先の「THE DANSHAKU LOUNGE(男爵ラウンジ)」という建物は、入ると倉庫風でお洒落な空間。
まず入口最初にあったのが日本初の自家用自動車「ロコモビル蒸気自動車」の展示。そのオーナードライバー1号が「男爵いも」の生みの親である川田龍吉男爵なんだそうだ。

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おおお かっこい!蒸気で動いたのか。男爵が横浜にいた明治35年(1902)に購入してそっちで乗ってたようだけど、後に函館にも運んでこの七飯の農場でも乗ってたそうだ。

ついつい車が先になっちゃったけど、その男爵と芋をテーマとした素敵なラウンジで、工具や道具も飾り並べて土産売り場前には小さなステージもありチムニーを囲んだ座席も洒落ていた。PAと共にさりげなく「ラブレターを大切に保管してた金庫」とか並んでてこれまたお洒落。英国嬢との遠距離恋愛とかかっこよすぎ。

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何か土産を買って行きたかったけど、見るトコ盛りだくさんで土産など見ずに奥に進んだ。奥には食事処もあったけど並んでたのでパス。けど、脇のファストフード風テイクアウトコーナーは一組だけで早そうだったので並んでみた。

買ったのは「ザ・男爵プレミアムチップス」というフライドポテト。オイルフレーバーとディップを選べるんだけど、よく分からないから店員さんのおススメを聞いてオイル:プレーンとディップ:塩辛にした。
外で食べようかと思ったけど階段の上の客席がガラガラだったのでそこでラウンジを眺めながら食べた。

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これはウマイ芋。外はフライドポテトだけど中はふっくら蒸かし芋で芳ばしく優しい美味しいポテト。
そしてちょっと変化球の塩辛ディップがまたすごくイイ味で最高だった。
ポテトも北海道を代表とする象徴的食材だけど、そういえば北海道に来てそのポテトをメインとした食事は初めてかも。
一番おいしいポテトで北海道ドライブの始まり!ドライブの神様ありがとう。

食べ終わって外に出ると、他にも戊辰の役の幕府遊撃隊隊長「人見勝太郎」の案内円柱とか、芝生の中に親水コーナーとか(遊んでたのは犬だった、、)見どころ満載の濃い道の駅だった。
来た時は混んでるしー 洒落てるしー 広大な北海道で何でこんな密なトコに最初に寄っちゃったかなー とか正直思ってたけど、これは寄ってよかった!気分上がった。

タグ:食:串 餐:餅 餐:揚 餐:菜 観:車 観:具 観:発 道の駅

青函フェリー 青森港

ファイル 2857-1.jpg青森市沖館にある青函航路のフェリー乗り場。

コロナのせいにするわけだけど、どうも思いっきり北海道へ!という気分ではなく、いや、行きたいは行きたいんだけどね。もう少し平和な時に気兼ねなく行きたいのよ。

てな感じで予約もせずに港へ来たら次の便は予約いっぱいだそうで、キャンセル待ちに申し込んだけど、ダメだったら東北ドライブでもいいやってつもりだった。

ところでこのフェリーターミナル、きれいになったよね。建て替えたのかな?
2階の待合室も広く数人しか人がいなかった。
売店はなかったけど裏にコンビニがあるのを見かけてたので、コンビニで何か買ってきてここで休憩してようと思った。

そのコンビニも行ってみたら場所柄なかなか分かってて、青森っぽいものが揃ってた。
で、前から食べてみたかった青森のソウルフード「イギリストースト」を購入。それと気になった「バター煎餅」を買ってきた。

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港を見下ろしながらのんびり「イギリストースト」を食べた。
味はまぁ思った通りの砂糖マーガリン。パンは柔らかく二枚で挟んでたので結構腹にたまった。
砂糖マーガリンのパンは東京住だった子供の頃の自分も一時期(小一くらいの頃)ハマって家でもやって母親に下品な食べ方とイヤな顔されてた憶えがある。。懐かしい。

食べ終わってスマホいじってたら、そのスマホが鳴ってキャンセルの知らせがきた。
まぁほぼ毎回こんな流れなのでキャンセル待ちでこぼれることはないだろうとは思ってたけどね。
順調に手続き済ませた。窓口の人が親切丁寧で感じよくとても好感持てた。

JAF割きいて19900が16000。
これ、Web予約だと更に割引になると聞いて帰りの券はすぐに船に乗るまでの待ちでスマホで済ませた。(キャンペーンで13200になった)別会社の大間航路よりも安いのでもう向こうには行けないなぁ、、と思った。

ファイル 2857-3.jpgそして少々待って乗船。

船は「あさかぜ5号」1958tで98年就航のやや古めの船。
客室も小さく感じたけど客は少なめで全然余裕で場所確保。

そういえばいつも北海道行きはガッツリ睡眠とってその先のドライブに備えることが多く、毎回客室で場所とったらすぐ寝てた。
なので今回も寝る体制だったけど、そういえば青森湾の景色は一度も見たこと無かったぞと思い、甲板に出てみた。

後方を見るともう青森港は遠く小さくなっていた。
市街の後ろには八甲田山がクッキリ見えていた。右手東側の山並みの脇にうっすら岩木山も見えててスッキリした朝だった。

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先を見ると右手に夏泊半島が近く、左手の津軽半島はやや遠目。
先にぼんやり見えるのが北海道かと思いきや、それは下北半島。ずっと陸地が見えてるので眺めてられる。

ファイル 2857-5.jpg時折日差しも海面を照らしていい感じ。
だけど、甲板にはベンチもないしずっと見てる渡る距離でもないから適当なとこで客室に戻った。

で、さっき買った「バター煎餅」を食べつつ、眠くなってきてから眠った。

正味二時間くらい寝たかな。
北海道でもそんなに遅くまで走り回るつもりはないので、夜変に寝付き悪くてもやだから昼寝もほどほどにしておいた。やっぱ今までの北海道行きとはちょっと違ってきたね。

バター煎餅は小さなサイズの南部せんべい(津軽せんべい)で、しっかりバターの感じと甘さがいい感じ。北秋田のバター餅からの流れって感じ。
函館に着くまでには食べきった。これはまた青森に行ったら買って食べたいな。

タグ:楽:乗 楽<待 景:海 観:船 餐:麭 餐:菓

堀越城跡

ファイル 2856-1.jpg弘前市堀越柏田の7号沿いにある城跡公園。

7号を走ってたらすぐ横に見えたので寄ってみた。
っていうか、いつ整備したんだろうか、今まで通ってて見かけた憶えはないから新しいんだろうな、、と思ってたら、案の定入口からして新しく、車を停めて歩くと案内も多くて有難かった。
(今年4月に全面公開されたばかりだそうだ)

この城は初代津軽藩藩主の津軽為信の最後の居城だそうで、2代目の信枚が弘前城を築城して移ったそうだ。
戦乱記の城だけに攻防や内乱もあった城で、敵の南部との最前線みたいな位置の城でもあったようだ。

それにしても新しく整備された城跡はやっぱりどこも立派だね。
土塁の間の堀は水たまりできれ水堀みたいになってた。
そして二重になった土塁を見つつ広い三の丸に進んだ。

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この三ノ丸が国道から見えたトコで、実は国道の向かい側まで三ノ丸だそうで、見事に城内を横切ってたようだ。

三ノ丸から内堀を橋で渡って本丸に進む。
この橋の周りには建物跡の礎石位置の標示と案内がそれぞれ丁寧にあって丁寧だった。

そして内堀もやっぱり水が溜まって水堀常態。おかげでなかなか城らしい城跡。かっこよかった。

本丸もやっぱり建物跡の案内が丁寧で建物の想像図なんて有り難い。見てまわって楽しめた。

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そして西の奥の土塁に階段があって展望台になってた。(土塁の上を歩けるのかと思ったけど、それはできず展望台だけだった)
ここからは二ノ丸とその先の町が見え、その先に雲を被った岩木山が見えた。
赤い鳥居は本丸にある熊野神社の鳥居で、こらは往時からあった神社らしい。この城が整備されるまではこの神社の森だったそうで、こっちの裏側が町からの入り口になってたと思うと面白い。

朝一の軽い寄道だからこんなもんでイイかな。車に戻るかな。と思ってたけど、橋を戻った三ノ丸にも南側の土塁に展望台があったので上ってみた。

こっちは4Km南西にある南部方の前線基地である石川城の正面。こんな盆地の真ん中の平城で不安だと思う。

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そして土塁の先に国道とその先の三ノ丸も見おろせた。向うには古民家みたいなのがあるのが見えて行きたくなっちゃった。。
んーどうしようかと思いつつもう歩き始めてて、国道をこえるトンネルをくぐった。

トンネル内には地域の小学生の新聞形式の研究成果が貼り出されてた。いいねぇ。

ファイル 2856-5.jpgそして渡った東側の三ノ丸は建物跡がひとつと、さっき見えてた古民家があるだけだった。

古民家は豪農の旧石戸谷家住宅。城跡とは全然関係なかった。
文政5年(1822)築で弘前市街北西にあったものを10年ほど前に分解移築、修繕して今年公開したそうだ。
とはいえ早朝から開いてるわけもなく外見を見るだけ。それよかトイレ行きたかったんだけど、トイレも閉まってた。。
なのですぐに折り返し、後で見ようと思ってた建物跡も見ずに来た道を足早に戻った。

正直こっち側に歩いたのは蛇足になってしまった。
けどまぁまたまともな時間に通りかかったらそっち側だけでもまた寄れるだろうからいいかな。(っていうか城跡は城跡、古民家は古民家で別のスポットにするべきだ思った)

城跡はとても立派にかっこよく整備されてて案内も行き届いててすごくよかった。
朝の出だしから満足の寄り道。今までは北海道行くつもりの時にその手前で城跡を歩くなんていう余裕があったことは一度もなかったけど、今回は気侭で気軽で本調子。成熟したのか衰退したのかわからないけど大満足。

タグ:観:城 観:池 観:屋 景:山

道の駅 ひろさき

ファイル 2855-1.jpg弘前市石川泉田の7号沿いにある道の駅。

ここに来たのは二度目かな。前も夜寝るだけの立ち寄り。
今回起きたのは5時くらいで、まだ暗かった。
(暗いうちに起きれば車の横でさりげなく着替えができるから都合イイ)

そして気温も寝た時と変わらず17度。このくらいが丁度いいね有り難い。
スパッと準備して、出掛ける前に水かお茶でも買っておこうと自販機を見てみた。
ら、「青森県産品」のリンゴジュースの自販機とかあった!

おお、店開いてない時間でも地域の物が味わえるのは有難い。
コカコーラとJAとのコラボらしく、上の段にリンゴジュース、下の段は限定デザインボトルのコーラになってた。

ってわけで図らずも朝からJA青森のリンゴジュース「希望の雫」を味わった。

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ん、んまい。

そういえば昨日極端に酸っぱいリンゴジュースを飲んだ後だったので、しっかりリンゴの豊潤な甘さが嬉しい。
っていうか、いつもの青森のリンゴジュースとも少し違うと感じてラベルを読むと「ストレート果汁 密閉搾り」だそうだ。

ファイル 2855-3.jpgいやー地域振興を理念とする道の駅ならば、すべからくこういう自販機があってほしいと思う。(岐阜の道の駅「美濃白川」のお茶とか

出発する頃には夜白んで建物もハッキリ見えるくらいになってた。
がっちり「JA」の建物なのね。
気分よく出発した。

タグ:餐:飲 観:装 道の駅