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すすり屋 しんぞう

ファイル 2700-1.jpg坂東市岩井の八坂公園前にあるラーメン店。

よく通るルートで曲がる角ひとつ裏なので今まで見かけることもなく、前回たまたま東から来て芽吹に折れずに西に通過した時に見かけて、蔵と云うか櫓っぽい外観に興味持った店。
調べたら地鶏ラーメンの店だそうで、いずれ忘れないうちに行ってみようと思ってて、すぐに来れた。

店の前にある駐車場に停めて店内に入ると、5時過ぎはまだ半端な時間かな他に客はおらず悠々とカウンター席に着いた。

ファイル 2700-2.jpg店内に会津地鶏の幟が貼られてた。おお会津地鶏だったのか。
(っていうか外には掲げないのかな)
先々週東北行った時に田島で会津地鶏そばの店とか通過しちゃって惜しく思ってたトコだからリベンジだ。
と、「地鶏ら~めん」をたのんだ。(リベンジでなくとも基本メニューなのでそれをたのんでたと思う)

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麺は優しい細麺で、汁は醤油で鶏の味がドライな感じなスキっとしておいしかった。
鳥を酸化する手前まで煮詰めたかんじかな。酸っぱさはないけどまろやかでもない直線的な味で意外だった。
汁のむと鳥の風味でいっぱい。ごちそうさまでした。

次きたら「鳥白湯ら~めん」をたべてみようかな。

タグ:餐:ら

大堰自然の観察室

ファイル 2699-1.jpg行田市須加の利根大堰にある魚道の観測室。

何度も来てる埼玉で一番お気に入りの場所。
点景にも何度もしてるし、今年は大雨台風多かったけど四回は来てるかな。(五回来てた、、)
今日も鮭の遡上時季とはいえべつに点景にするつもりはなかったので観測室の入り口の写真は撮ってなかった。

埼玉水路などの灌漑用水路に流す水を取水する利根大堰で、魚の遡上を妨げないように造られた魚道を横から覗けるようにした施設で、季節ごとに多彩多種な自然の魚たちが見れるのがいい所。
でも水族館ではないので常に魚が見れるわけではなく、実際に妹や甥や友達を連れて来た時なんかはちんまい雑魚がかろうじてみれるくらいだったりして、川魚や自然が好きでネバれるくらいの人でないと楽しめない場所である。
だいたいいつも、来てから十分十五分は何も現れないと言う日が一般的。

そしてアクリルガラス窓は三つ並んでて、いつもだいたいよく見えるのは一番奥の下流側。
とくに鮭などの遡上する魚は三番目で見れれば順番に二番目一番目と現れるから追えるしね。

ってわけで、何故か混んでた一番目二番目を無視して今日もいつも通り三番目で見てた。
ら、今日は水の流れが弱く見やすく、すぐに小魚の群れ(主にオイカワ)が現れた。最近はボウズが多かったのですぐに登場は嬉しい。

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そして今日は珍しくブラックバスが見えた。
今までも何回かそれっぽいシルエットは見えたことはあったけど、ハッキリ見えて写真に撮れたのは初めてかも。

でも鮭はなかなか来ないなーとか思ってフト隣を見たら、二番目の端に鮭の尾鰭が見えた。え?
普段なら即行で通過する二番目で鮭なんて、、と意外に思いつつ、ひょっとしたら、、と一番目に行ってみたら。。

あー鮭いるじゃん。

鮭は3匹いてウロウロしててハッキリ見れた。なるほど一番目二番目が混んでるわけだ。
これは何?流れをゆるくして柵を下ろして閉じ込めた感じかな。。
遡上シーズンの見学サービスなのかな。今まで何度かこの時季に来た事あったけど、こんな状況は初めてだった。

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鮭はそれぞれが何度かジャンプして遡上を試みてたけど、かわいそうに柵が降りてて無駄だった。
見てる人は「ジャンプした時イクラがこぼれた」とか言って喜んでた。

まぁ、正直一応遡上中の野生の鮭がしっかりとよく見えるのは嬉しいし、見に来た人もその方がいいんだろうけど、ライブ感は無くて盛り上がりもワクワク感もなくてつまらなかった。

やっぱり個人的には、いつ来るか分からない鮭を三番目で待ち構えて、通ったら周りにも声かけて二番目、一番目と追って移って遡上する姿を見るのが楽しくて好きだし、満足感も強い。
毎年そういう感じで見てたから、この初めて見る状況には少々複雑な気分。
今日のは、金魚すくいで掬わずに最初からオマケの金魚をもらってるような感じで満たされなかった。

ファイル 2699-4.jpgとはいえ、そもそも堰が本来の川を閉じて遡上を邪魔してるわけだし、それを横から通して覗けるようにしてるこの施設じたい見せるための演出でもあり既に自然のままではないわけだから、変なこだわりよりありがたがって楽しんで見ればそれでいいのかもしれない。

とか思いつつ、やっぱりずっと閉じ込められて変化ない鮭を見るのは、魚が現れない普段以上にすぐ飽きて、一番目を見始めてから10分ほどでもういいやと外に出た。(鮭の時季にありがちな、後から来て周りを全然気にしないでど真ん中を占領するような親子の登場もあったしw)

という感じで、これはこれでいままでにない状況だったので一応点景に上げておこうかなと思った次第。
 
 
ちなみに前回の点景は二年前の鮎

タグ:動:魚 観:館 観:堰

赤花そば祭り

ファイル 2698-1.jpg久喜市(旧栗橋町)間鎌と伊坂で「栗橋やさしさ・ときめき祭り」と併催されたイベント。

この時季になると「赤花そば畑」という看板が毎回通る県道に立ってて、まぁ、車で通ってちょこっとだけ見て行こうと思って来てみた。
んだけど、天気よくていい感じだし臨時駐車場(目の前のJA)もあったので、せっかくだから停めてゆっくり写真撮って点景にするかなと思った。

ってわけでゆっくり蕎麦畑。
やっぱ蕎麦って言ったら白い花だから全然蕎麦って感じしないね。
花はマゼンタで茎が赤。どちらかと言うと花より茎の赤さでいっぱいで一面の赤って感じ。花が咲いてなくても赤そうだw

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花も間近で観賞。そばってこんな感じに咲くんだっけ。白い普通のもあまりまじまじとは見たことなかったかも。

そして畑の前のテントではスタンプラリーの用紙が配られていた。
もう一ヵ所「栗橋やさしさ・ときめき祭り」会場の文化会館でスタンプ押せば抽選ガラガラで景品がもらえるそうだ。
んー少し距離あるみたいだけど、天気イイし散歩がてらせっかくだから行ってみるかーと思って歩いてみた。

県道に出て東武線の線路に歩き、行き交う列車を何本か見ながらゆっくり歩いて10分弱。(思ってたより距離あった、、)

まず会場入ってすぐにスタンプラリーの抽選所があったんだけど、スタンプ台は会場の中だというので先に進んだ。

消防の梯子車が梯子伸ばしてたり陸自の装甲車もあったけどどちらも子供さん向け撮影スポットなので通過。
屋台の並ぶ会場内は人だらけ。人をよけながら取り敢えずどんな店があるのか見ながら奥へ進んだ。

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中央の栗橋文化会館イリスの建物前のスタンプ台は取り敢えずスルー。一番先までどんな店あるか見て歩いて折り返して来ようと思った。
その一番先は「B&G海洋センター」という体育館。とりあえず特別埼玉らしい食べ物とか栗橋オリジナルっぽい興味引くものは見あたらず「赤花そばの蕎麦くらいあればいいのに、、」なんて思って折り返したら、体育館前で「赤花そば茶の試飲」とあって紙コップでお茶を配ってた。
ナイスナイス。とひとつ貰って飲んだ。温かくておいしい蕎麦茶だった。(赤くはなかったw)

配ってるおばちゃんに「赤花そばの蕎麦は食べられないんですかね」とか話してみたら「体育館の中で蕎麦打ちやってて食べられる」そうだ!おお、そうだったんだー聞いてみるもんだ。
でも今食べてきたというお客さんが「朝一で来たけど40分くらい並ばされたよ~」なんて言っててちょっと怯みつつもどんなもんか入ってみた。

ら、体育館は赤花そばの資料コーナーもあり、職人蕎麦打ちコーナーと並ぶ列と食べる席があった。列はちょうど昼という割には左程長くなく、40分は最初の内だけでは?とか思って並んでみた。

けど、この列がなかなか進まなかった。。
けど、横で蕎麦を打つ何人もの職人さんの作業を見てたり赤花そばの解説を読んだりしてたので飽きずに並べた。(赤花そばはヒマラヤ高地原産のものを品種改良した「高嶺ルビー」という品種だそうだ。なんだ埼玉原産じゃないのか、、)

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食券を買うまでの列が20分。そば湯(+だし)を飲みながら席が空くのを待って5分、席に着いて蕎麦が出るまで20分、、、結局45分かかった。
けどまぁここでしか食べられない赤花そば入りのもりそばを食べられた。(赤花100%ではなく北海道産キタワセとのブレンドだそうだ)

もちろん赤くは無かったし、特別クセや個性があるわけではなかったけどさすがに打ちたて新鮮でおいしかったので佳。
ちゃんと「赤花そば祭り」で赤花入りのそばが食べれて満足。(っていうかホントは群馬でうどん食べるつもりだったんだけどまあいいかw)

さて、それでも腹五分目くらいなので何か他にも買って食べようと思いながら屋台の間を戻った。
そして文化会館入り口横のスタンプ台で忘れずに判を押した。

買ったのは鉄板で焼いてたチキンステーキ。おいしそうだった。

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でも食べる所がなくて少しフラフラと歩き回った。ん?他の人はみんな持ち帰って食べるのかな?
結局、文化会館の中に入ってロビー横のベンチくらいしか座れる所はなった。
その文化会館の外の脇ではバンドがベンチャーズを演奏。それを聴きながらゆっくり食べた。けどこの室内は暑すぎて汗かいちゃった。

文化会館の二階では鉄道模型の展示があってちょっと覗くと、昔ほしかったロープウエイの模型が懐かしかった。
外に出てもまだバンド演奏はつづいてて、一曲だけチェッカーズもやってた。

そして入り口の自衛隊の向かいでは、市指定文化遺産の「吉田家水塚」というのが公開中になっていた。
お祭りだからってわけではないんだろうけどね。
へーと思って2mの塚の大谷石の石段を登ると、塚の上のふたつの蔵も昔からの現存物だそうで、中に入って資料展示を見た。

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蔵は共に木造二階の切妻造の桟瓦葺。手前の「大蔵」は江戸時代末期、奥の「向う蔵」は明治時代のもの。大蔵のほうが少し小さく二階が閉じているのに対して、向う蔵の方が照明あかるく二階も覗けて梁の木に「明治三十七年~」とか書かれててカッコよかった。

そういえば千葉でも「水塚→」って案内見かけるけど、こんな風に蔵があって中見せてくれるのかなぁ?

ファイル 2698-7.jpgそして最後にスタンプラリーの抽選ガラガラ。
コロンと出た玉は三等賞!何がもらえるかと思えば「鉄道むすめ」の栗橋のキャラの入った赤花そばのクリアファイルだった。それとポケットティッシュは沢山残ったのか「もっと持ってってー」と5個くらい貰った。

そしてまた赤花そば畑まで歩いて戻った。やっぱり十分かかった。

ちょこっと見るだけのつもりで寄った赤花そば畑だけど、二時間のんびりたっぷり楽しめた。
目的地に急ぐだけのドライブより、こういう自由気侭な寄り道を優先した方がいいね。

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