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多胡碑

高崎市吉井町池字御門にある国特別史跡の石碑。

日本三古碑にも選ばれる奈良時代の古碑だそうだ。
石碑には全然興味がないんだけれど、以前宮城の多賀城に行ったとき(→)に同じ日本三大古碑の「多賀城碑」があって、ボランティアガイドの人に「同じ特別史跡の貴重な石碑なのに群馬の古碑は昔から立派な屋根付きの堂内に保存されてて優遇されててずるい、、」という話を聞いていたのが印象深く、この吉井はよく通るからこの「多胡碑」の場所はなんとなくわかってるので、一度くらいは行って見てみようかなとは思っていた。
んだけどねぇ、、
城跡とか国府跡とか神社とかにあるなら寄っただろうけど、石碑だけを見に行くのはなかなか足が向かなかった。

ファイル 2435-1.jpgで、今日は牛伏山がなかなかよかったので、この吉井町(現:高崎市吉井町)で折り返そうと思ったので、だったらやっぱりこっちも寄っておくかーと思って来てみた。

県道からの案内は鏑川の手前で曲がって吉井運動公園の広い駐車場に誘導。
ここから「吉井いぶしみの里公園」と「多胡碑記念館」を経た先に石碑があるらしい。

まず公園には古墳のような塚が並んでいた。取り敢えずスルー。
記念館は立派な大きい建物でもちろん閉まってた。スルー。

ファイル 2435-2.jpg

そして公園の奥にその石碑の御堂が見えると、その手間にも駐車場があった。。。
なんだよこっちのほうが近いじゃん。。
多分、途中の道が宅地内で細めだから、現地の案内で来るくらいの輩は広く安全な方から歩けって事なんでしょうよ。

と、
元々興味薄い上に宮城の愚痴も重ねた上でこの駐車場で、好感度低いまま石碑に進んだ。

で、
なるほど確かに「多賀城碑」がうらやむのもわかる立派な建物の中に石碑があった。
けど、暗いしガラス窓は周りが映り込んでよく見えない。敬礼するように手をかざして覗き、手をかざして写真撮った。

ファイル 2435-3.jpg

ら、
後から来た人が電灯のボタンを押してくれた。あー照明があったのね。失礼失礼。
うがった目で見てると文句付けることしか考えないからダメだよね。。w
とかなんとか思いつつ石碑を眺めた。

ファイル 2435-4.jpg地震から守るためという台座も気になったけど、それより石碑の文字が気になった。
なんか下手くそじゃね?
どうもバランス悪いというか、、小学生が書いたような拙い感じ、、
逆に言えば小学生でも読めそうな解りやすい字でもあった。
旧字もパッと見「國」くらいの今でもたまに使いそうな字くらいだし。
これ、ホントに奈良時代に彫られた字?
ホントに国特別史跡?

と、結局文句で終わってしまったw

内容は行政区分として多胡郡が設置された事を記してあるそうだ。

さて、まぁこんなもんかと公園を戻る。
帰りは少し古墳(の説明)を見ながら園内を廻った。

古墳は「片山1号古墳」と「南高原1号古墳(石室)」
子供が喜んで遊びそうな片山1号は、4世紀末から5世紀初頭に築造された32.6mの円墳で、埋葬された主体部の粘土槨だけを移築したものだそうだ。
南高原1号は7世紀に築造された17mの円墳で、入口付きの横穴式石室を有する二段築成。石材は地元の牛伏砂岩だそうで、こちらも移築したもの。

ファイル 2435-5.jpg

古墳はともかく、鳥の多い公園で鳴いて飛んで賑やかだった。
現地では種類が分からないシロートなので写真を撮って帰った。
調てみたらシメという鳥だそうだ。
へー初めて知った名前。色んな鳥がいるんだねぇ。

結局、石碑も古墳もやっぱりあまり興味深まりはしなかったけど、その割には纏めるのに手間取ってしまった。。
点景は写真並べて「こんな感じ」で余計なこと書かなくてもいいのになぁ。反省。

タグ:観:石 観:史 観:遺 動:鳥

牛伏山

ファイル 2434-1.jpg高崎市吉井町多比良にある山。

山の上に城っぽいのが見えてたのが前から気になってて来てみた。
そんなのがあるくらいだから山の上まで車で行けるだろうとは思ってたものの、途中の道は細めでマイナーっぽくて不安だった。
けど、山の上は駐車スペースも広く窮屈さはなく開けてた。

すぐ手前に見えた城っぽい建物よりも先の方が頂上らしく、その中間の未舗装の駐車スペースに車を停めて、まずは少し坂を下って上ってして、その城っぽい建物に歩いてみた。
ら、こっちはこっちでちゃんと舗装された駐車場になってた。。なんだ、こっち折り返して登ってみればよかったのか。

ファイル 2434-2.jpg

「牛伏山展望台」とある案内によると「牛伏山は東西二峰から成り、西峰は金毘羅山とよばれ、東峰は一郷山という~」とあり、室町時代の永享の乱で鎌倉から退いた上杉憲実がこの一郷山に築城。
後の戦国時代に武田信玄に攻められた際、「防戦のため、山頂から落とした大石は、真下の見銘寺を押しつぶし、火災となり城は全焼、婦女子は急崖に身を投げ、落城した。」そうだ、、、

ってわけで、一応は城跡らしく、一郷山城跡に造られた模擬天守風展望台ってことらしい。ふーん。
(分類としては、天守なんかなかった城跡に造られたものが「模擬天守」、城でもなんでもなかったトコに造ったのが「なんちゃって天守」。この差は大きい)

さて展望台。ちょっと殺風景で見る気しなかった内部の資料館はスルーで階段を上った。三階最上階のジオラマ模型だけは付近の山の感じが分かりやすくてよかった。

そして眺望。かなりいい眺め。
広く群馬の中心部から関東平野が見渡せて、その周りの山も一番東の筑波山からよく見えた。
(けど、その肝心の北正面の写真は帰ってから見たら明るくとんじゃっててイマイチ、、残念)

ファイル 2434-3.jpg

東に廻って南側はゴルフ場なので割愛。西側にもう一つの山頂「金毘羅山」が見え、その脇に妙義山と浅間山が見えた。
北の群馬の市街部は群馬県庁のビルだけが高く目立っていた。あそこの展望台も眺めよさそうだね。県庁の後ろの赤城山は上の方は薄っすら白かったけど、今年は雪少なめかなって見えた。

風もなく左程寒くなく、ゆっくり二周して眺めて満足して下りた。

さて、この城っぽい展望台が目的だったからこれで山を下ってもよかったんだけど、せっかくだからと一旦車に乗って少し先まで登って停車。西側の金毘羅山も登ってみた。

こっちはこっちでいろいろあって、まず「鐘つき堂」というのがあった。取り敢えず通過。
その裏にはちいさな神社があった。こちらも取り敢えず通過。

ファイル 2434-4.jpg

その先の電波塔(FMの放送大学を発信してる所だそうだ)の裏まで進むと、そこが頂上だった。
金毘羅山ではなくて「牛伏山」とあった。
まあね、さっきの一郷山より標高高いからね。こっちこそ山頂!で異存はない。標高490.5m。

山頂ではあるけど電波発信所の裏だけにマイナーな雰囲気でいっぱいだった。
山頂の裏手には寂びれた檻があった。あーかつては案内図に書かれてた兎とか孔雀と鹿とか猿とかかが飼われててミニ動物園になってたのかな。

電波発信所の脇の崖ギリの細道を戻った。
そして一応神社をお参り。ここにあるのは「琴平神社」、金毘羅山って名前なくらいだからね。
そういえば去年も山の上の神社(神奈川の衣笠山)が初詣だったっけ。眺めよさそうで登ってみた山の上の神社で初詣ってドライブらしくていいよね。(自画自賛かよw)

ファイル 2434-5.jpg

そして神社の前の鐘つき堂。ん?なんで神社で鐘なんだ?
まあ細かいことはいい。鐘には「平和の鐘」とあったから、別に寺からの寄贈とか(戦国時代に全焼した寺の鐘だったりとか)そういう事ではなく観光用だろうね。
せっかくだから一突き鳴らした。ごーん
大きくいい音したけど、しばらく鳴り響くからヤマビコは聴こえないね。

後は周りを見ながらゆっくり下って車に戻った。
周りが樹でも隙間から展望が覗けて、高い山の上にいるって実感があって気分いい。天気よくて良かった。

ファイル 2434-6.jpg

最後に「天狗松」や、大岩で彫られた「牛伏山の牛」を眺めつつ山を下った。
ここの案内板によると、この山には昔、天狗が住んでたそうで、その天狗が惚れた村の娘の所に牛に乗ってコクりに行ったそうだ。で、むげもなく見事フラれてしまい、もっと奥の山に隠れて朝日岳という山になったそうだ。で、残された牛がこの山を牛の形に変えたという伝説があるそうだ。。
きっと、、
フッた村の娘はこの山を見るたびに天狗を思い出して「あいつなーw牛に乗って来て「つきあってください」ってありえねーつーのww天狗なら飛んで来いよなwwwマジウケル」とか言って平和に暮らしたんだろうね。

タグ:楽:眺 楽:登 楽:音 景:山 景:町 観:楼 観:城 観:閣 観:模 観:宮 観:具 観:伝 植:樹

道の駅 おかべ

ファイル 2433-1.jpg深谷市岡の17号深谷バイパス沿いにある道の駅。

何度も寄ってる道の駅だけど来たのは久しぶり。前回は、、具合悪くて第二駐車場でうなりながら寝てた時以来かな。。

ここは食堂が朝からやってて、ご飯がおいしいので、ここで朝ごはんなーんて思ってたけど到着したのは11時半前になっちゃってた。。
あーもう混んじゃってるかな、、とか思ったけど、左程でもなく悠々と席に着いた。(「おひとりさまはカウンター席へ」と移動させられた。そんな席前からあったっけ?)

そして、いつも数量限定で売り切れで食べたことなかったメニュー「煮ぼうとうセット」もまだあるそうなのでそれにした。あーむしろ11時過ぎに来れて丁度よかったかも。(と、思ったけど朝食メニューだけの時間は7時から10時だそうだ)

ファイル 2433-2.jpg

さてその煮ぼうとう。北埼玉の地元料理。
巾広めな平たいうどんくらいの麺「ほうとう」の鉄鍋焼き汁。根菜もたっぷり入っててホクホクでおいしかった。
セットで付いてるかき揚げ天は何につけて食べるのかな?それともそのままで味がしみてるのかなとか思って齧ったけど、あ、そっか鍋に入れちゃえばいいんだと気づいて半分は投入。後半は天ぷらほうとうにして変化も楽しめた。

ゆっくり食べたけど、意外と量があって食べきったらもう満腹だった。。いやーくったくった。
後から来た隣の席の女性も「煮ぼうとうセット」をたのんでたけど、食べきれるかな、、(いやいや意外と女性の方が大食いおおいし)

ファイル 2433-3.jpgってわけで、表の屋台で焼いてた「深谷ねぎフライ」も食事の後で食べようと思ってたけど無理であきらめた。(ならんでたし)
まぁ前来た時に食べてるからね。常駐の屋台だろうからまた次きたら食べよう。
 
 
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