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蛙のゴム靴像

花巻市街の国道から街に向かうメインストリート中間の交差点。
ええと、、なんでココがネタ帳にメモってあったかというと、、
カエルの像の街角シリーズですな。

この交差点の角四隅に、宮沢賢治の童話「蛙のゴム靴」に登場する四匹のカエルの像が立ってます。
(あれ?なんで自分、カエルの像にこだわってたんだっけ、、、)
カエル達は花に飾られてのんびりと佇んでた。

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主人公の「カン蛙」がゴム靴履いて立ってて、友達の「ブン蛙」「ベン蛙」は胡座かいて座ってて、リボンつけたヒロインの「ルラ蛙」も立っていた。

なんかこの「蛙のゴム靴」って物語は、よくわからない話。
靴でアピールして娘と結婚して、出し抜かれた友達に恨まれて、揉め合って、死にそうになって、助かって、おしまい。。
はたから見ると、狡いような呑気なような酷いような楽しいような、、そういう関係のカエル模様。まぁカエルだからいいかな。

ファイル 636-2.jpgそれはさて置き、その交差点には「南部粉物本舗 まん天」という店があって気になってた。。
岩手の南部小麦を使用した粉物のスタンド店。
ちょっと間食にもアウトな時間だったんだけど、、タマにはいいかな?と脱落の一歩。

「キャベ玉」と「たいやき」を買っちゃってその場で食べちゃいました。(あーあ)

ファイル 636-3.jpg「キャベ玉」はキャベツと卵の薄焼き。味はソースマヨじゃなくて醤油にしてみた。
さっぱりして美味しかった。
「南部たいやき」はポークステーキが欲しかったけど売り切れ。クリームにしてみた。
粉っぽくって妙に美味しかった。

地元の学生登下校向けの店かな?学生の寄書きみたいなのが飾られてた。オリジナルメニュー豊富で面白い店だった。

タグ:観:像 観:蛙 餐:焼 餐:菓

白糸まちなみ交流館

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金ケ崎町の重要伝統的建造物群保存地区にある案内所的な施設。
っていうかもう閉館時刻だそうだけど、、「いいですよ」と入れてくれた。今日はどこへ行っても丁寧で感じのいい人ばかりで嬉しい。

ファイル 635-2.jpgこの家自体、明治建築の農民家を移築修繕したものだそうだそうで、昭和五十年代までは普通に生活されてた屋敷だそうだ。
この金ヶ崎は小さな城下町だけど、こうした帰農した武家の屋敷が多いんだそうだ。へー。

閉館時間なのについつい色々聞いちゃった。
おっといけない、、と気づいたとこで遠慮して、立派なパンフをもらって街を廻ってみようと、表に出た。
(街の見所だけはサラリと訊いとけばよかった。。)

タグ:観:館 観:屋

小角食堂

一関市千厩町の食堂、、おそば屋さんかな。
前に一度来た時は夜で閉まってたので、一応調べてネタ帳に載せてたんだけど、、今回も「準備中」。。ネットにはこの時間が休憩とは出てなかったなぁ。

ファイル 634-1.jpgでも電話してみたら「大丈夫ですよどうぞいらしてください」とのことで無事来店。

この店も町の表通りに面しているけれど、また駐車場の裏口から入店。
思いきり民家だけど暖簾はかかってた。

さて、お目当てはオリジナルで名物の「あんかけカツ丼」
メニューには「カツ丼」としかないけど、全部あんかけ~だそうだ。
なんとなく蕎麦とのセットにしてみた。

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この組み合わせだと僕はまず蕎麦から食べる。普通の蕎麦屋の蕎麦でおいしかった。

さてカツ丼。
お!お!これは、、!んまい!
餡は和風のあっさりながら酸味甘味がほどよくいい味わいなのに、出しゃばらずにカツの豚肉の味を引き立ててた!
っていうか、この豚肉がまた美味かった。
館ヶ森高原豚と言う一関市内の地元の銘柄豚だそうだ。「テレビでもよく出る」豚肉らしい。へー。
そんな豚を中心にキャベツも米も調和とれてまとまった丼飯。
これはさすがの名物だね。
奇をてらった変わり種メニューという印象はまるでなく、なんで他にはないのか不思議なくらい完成した料理だった。


ファイル 634-3.jpgさて、帰りも裏口から出た。なんか裏から出入りして一人だけの店内で食事って、不思議な感じ。
裏の駐車場の前には田舎っぽい納屋の小屋とかあって、お宅訪問みたいな感じ。
店の人も感じ良く「電話いただいて良かった」と言っくれてたから親近感がわいた。
是非また岩手に来たら食べに来たい。

タグ:食:丼 餐:揚 餐:麺

道の駅 おおさと

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大郷町の県道沿いにある道の駅。
国道から離れているので今まで通ったことなく初めて来た。

まずは店より食堂の方が先に入りやすい作りで、その食堂の入り口にソフトコーナーがあった。
これはソフト食べるしかないよね。
「モロヘイヤソフト」とかあったので食べてみた。

ファイル 633-2.jpgモロヘイヤって何だったっけ?ここらの特産なのかモロヘイヤ蕎麦なんてのも食堂メニューにあった。

味は結構はっきりベジタブル。菜っ葉な風味。でも青豆とかそういう美味しい青っぽさで、なかなか良かった。

モロヘイヤって菜っ葉だよね。どんなんだったっけ、、
奥の農産物直売所を見てみたけど、粉になった物しか売ってなかった。

タグ:餐:冷 道の駅

多賀城跡

ファイル 632-1.jpg多賀城市にある陸奥国国府跡。
律令政権時代の政庁兼、蝦夷に対する大和王朝の制圧拠点の城(柵)
多賀城と言う名で呼ばれてはいるけれど前線には出城を多数構えていたので、実質的には城ではなく政庁跡な訳だけど、ナビの検索でも城で出るね。

駐車場は表にあったみたいだけど、知らずに政庁裏の駐車場に停めた。マイナーな丘の裏の北西門跡から入る。

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広い野原の政庁跡は整備発掘中だったけど、ちゃんと本殿、側殿、立派だったらしい南門の礎石跡が標されてた。
おお、ちゃんと国衙。

門跡の先は眺めいい丘の段でいい風が吹いていた。
政庁南門から外郭南門までもメイン道路。
その広い通りの斜面をおりてみた。

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下までおりると、車道の先に小屋に入った石碑があった。
日本三大古碑で国重文の「多賀城碑」だそうだ。

ファイル 632-4.jpg眺めてたらボランティアガイドのおじいちゃんが話しかけてくれて色々と話を聞けた。
台湾の李総督が来た時の話とか面白かった。

この石碑の林が外郭南門跡だそうで此処から長く外郭の柵の仕切りが続いていたらしい。
正面口前なので全体の模型もあった。

ファイル 632-5.jpg林の東側は菖蒲園になってたけど何故か一部しか咲いてなかった。
この咲いてたのはアヤメだそうだ。
他の全体のショウブが咲く頃には毎年菖蒲祭があって30万人とか集まるそうだけど、昨年の震災以来広い駐車場が瓦礫置き場になってて今年も祭典は中止なんだそうだ。。


ファイル 632-6.jpgさて、駐車場が丘の上のなので、また引き返して丘を登った。
政庁跡の草原に登ると、またボランティアガイドの女の人に声をかけられた。空いてたのもあるけど随分とサービスいい所だよね。
この人が話うまく面白く、ついつい長話。
まだ未発表の発掘研究事項から推測から歴史全般、地質や風土や地震と津波の話まで、(多賀城市にはコンビニが無いなんて話も)たっぷり楽しく話を聞いた。
あーこういう人が学校の先生だったら、もっと興味持って点数も取れて人生変わったかもしれないなぁーとか思った。(自分の学校の歴史・社会の教師は揃いも揃ってつまらない人物だった)
すっかり話込んで気が付けば昼過ぎ、、
アレー?ここ来たの10時半くらいだったよなぁ。。
サラリと眺めるくらいの積もりがたっぷり二時間も楽しんでしまった(^^;
ボランティアガイドの皆さんありがとうございました。

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