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とんちき亭

ファイル 293-1.jpg宮ヶ瀬名物「とんちき弁当」の店。
「弁当」と看板にも幟にも出てたので弁当屋かと思って通り過ぎちゃったけど「食事処」とも書かれてたのを見かけたので引き返して寄ってみた。

店内はむしろ弁当屋ではなくちゃんとした飲食店だった。

その宮ヶ瀬名物と言う「とんちき定食」をたのんだ。
料理を待つ間、メニューにある解説を読んでみた。
「とんちき」は神奈川の名産ブランド豚「高座豚」を秘伝の味噌で漬けて、富士山の溶岩石プレートで焼くポークステーキ。
そしてご飯は此処で汲み上げた地下水でたいたものだそうだ。

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その「とんちき定食」
早速食べてみた。
!お!まるでハムのように柔らかく弾力のある豚肉!
これはうま、、、、、、、、、、、、、辛い (T"T)

うまいのにからい。つらい。
レタスでくるんで何とか食べた。
悲しい。。
辛いの苦手な同士よ。共に泣いてくれ。。
やっぱ味噌系は難しいなぁ。。

ファイル 293-3.jpg食後には豆挽きたての地下水コーヒーがサービス。
洒落たカップででてきた。

多分、一般的には辛くないレベルなんだろう、自分の舌でもコーヒー飲む頃には回復して、コーヒーは美味しく飲めたのがせめてもの救い。

会計のとき店の人に「とんちきの『ちき』って何ですか?」と訪ねたら、知らなかった。。
「想像ですけど、祭り囃子のトンチキチキチキがから来てるんじゃないかと思います」だって。
「調べてハッキリさせときますのでまた来て下さいね」だって。

願わくば、とんちきの塩焼きバージョンみたいな優しいのが有れば是非また来たいんだけどな。。

タグ:食:定 餐:肉 餐:飲 餐x辛x

村野常右衛門生家

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野津田公園内にある町田市指定有形文化財の家屋。
江戸後期の建物を大正期に改築した形で保存修復してこちらに移築されている。

村野常右衛門は明治大正の自由民権運動家。
この時代って安彦良和の「王道の狗」を読んだくらいで詳しくないけど、大阪事件に連座と読むと少し微妙なイメージ。
ともあれ、そんな見学無料の旧家屋は色々想像出来て面白い。

入ると玄関から台所まで細い土間が続いていた。
係員が「どうぞ靴脱いで上がってください」と声かけて呉れて喜んでお邪魔した。(帰りに色々質問しようかと思ってたけど忘れてた。。)

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ファイル 292-3.jpg畳の座敷は意外と広く部屋数も多かった。
元はこの地域の豪農の家屋ってわけなんだけど、とても文化的な感じの屋敷だった。
大正時代の改装の結果かな?

真中の座敷に屋敷の1/20の模型があった。
これは安政時代の創建時の姿。
味が有るなぁ。
茅葺屋根でガラス窓も無い。
ちゃんとその江戸末期からこの間取りのようだ。

そしてなんと階段で二階にも上がれた!
200年近い旧家屋で二階に上がれるのって珍しくない?城とか櫓とか以外で二階が有るのも珍しいよね。

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二階も座敷はほぼ一階と同じ様な間取りで六部屋。
んー。
自由民権運動家や立憲政友会の諸氏が集まって何やら話し合っていそうな、宴会してそうな、そんな想像も浮かびつつ、
のんびりした日曜日の公園を見下ろせる、落ち着けそうな座敷だった。

タグ:観:屋 観:模