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塩釜水産物仲卸市場

ファイル 3358-1.jpg塩竈市新浜町にある一般向けの魚市場。

四年ぶり二度めの来訪。
朝早くから食事できるとは思ってたけど、少し余裕もって8時半に来てみた。ら、少し遅いくらいだったようで駐車場混んでた。。7時半からだったようだ。(前回も8時くらいには食事はじめてた)

で、
もう要領は分かってたので、最初からマグロ狙いで市場を見てまわった。
だいたいどこも同じような感じだったけど、中には面白そうな刺身が並んでる店もあって、塩釜港産というマゴチ、メダイ、マコガレイに並んでたボッケ(ケムシカジカ)というのが気になって、ちょっとオマケのつもりで買ってみた。

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マグロは意外と近海ものじゃないのも多かったのと、逆に近海ものの「ひがしもの」というものは値段がガンと上がっててちょっと怯んだ。
一通り見てまわって少し迷いつつ、何軒か聞いてまわって、解体してるマグロがドンとある店で「うちはひがしもののラベルはつかないけど全部近海もの」というお手頃な店があったので、そこで丼用に赤身と中トロで1000円分購入。

そして奥の市場食堂でご飯セットと席ゲット。食事にありつけた。

まぐろ丼にする前にボッケだけは先に食べてみた。うんさっぱりしつつ甘くておいしい。マグロの前に食べておいて良かったー。これでご飯一杯いけちゃいそうなのをこらえて味わった。

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そしてマグロを思いきりご飯に乗せてまぐろどーーーん。さすがに少し多かったかなと思いつつその分遠慮なく掻っ込めて思いきり味わえてマグロ天国。んーんーんーんまい。

ちまちまといろいろなの乗せて海鮮丼にするのも悪くはないんだけど、メインの一番おいしいものを分かってたらそれだけで包まれたいよね。
まぁ鮪だけと言っても赤身と中トロの二色なので、サイドチェンジしながら最後まで思いきり味わえた。

いやぁ満足満足。
っていうか、、満足しきっちゃって、昼に合わせて行こうと思ってた亘理のはらこめしとかどうでも良くなってしまった。。まぁ食べた直後だからね。しばらくすれば今度はまたそっちモードでテンション上がるかな。
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:食:丼 餐:魚 観:市

鹽竃神社

ファイル 3357-1.jpg塩竈市一森山にある神社。陸奥国一宮。

言わずと知れた東北一の有名な神社で、勿論名前は知ってたけど確か他に興味を持った「何か」特別なものがあったような気がしてて、それが何だか思い出せなかったし境内の案内図も見たけどピンとこなかった。まあ行けば思い出すかな、、と思って取り敢えず歩いた。

雨は小雨ながら傘ささないとキツイくらい。雨の日のお参りってまずいんだっけ?(むしろ「雨払い」でいいらしい)
お参りしてた人は他にもいたしそれでも全然すいてて悠々と歩けた。っていうかまるで城のような神社で、先ずは庭園を横目にゆるい石段を登ると「甑炉型鋳銭窯」というのがあった。江戸時代に仙台藩が石巻の鋳銭場で使用されたものだそうだ。

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鳥居くぐって階段のぼったら門(東神門)があった。
門をくぐってやっと鹽竃神社の境内。(何気なく写真撮ってたけどここで写してた桜の木は此処にしかない固有種の「塩竈ザクラ」という国の天然記念物だったようだ。まぁ花が咲いてなきゃどうという事もないし、これが気になってた「何か」でも無さそう)
「撫で牛」という牛の像があって撫でようかと思ったらコロナの為「直接手で触れないで心の中で撫でてください」とあった。。まぁこれは他の神社でも見かけるものだから「何か」では無いだろう。

唐門をくぐって入ると中の建物は殆ど国重要文化財。この唐門も国重文。宝永元年(1704)のものだそうだ。
拝殿はまず正面の大きい拝殿は右宮と左宮がひとつになった珍しいタイプ(全国でもここだけだとか)
ちょうど朝の掃除の時間で巫女さんや宮司の方が雨の中掃除していた。そのタイミングだからか拝殿は奥まで開かれてた。

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そして横にはもう一つの拝殿で別宮があった。実はこっちが主祭神の塩土老翁神を祀ってるんだそうでこちらも拝んだ。(右宮と左宮は武甕槌神と経津主神だそうだ)

そして境内で目についたのが「銅鐵合成灯籠」。江戸時代後期の文化6年(1809)のものでカッコよかった。
それと「文治の燈籠」左右2基あった。こっちは鎌倉ちょい前の文治3年(1187)のもの。奥州合戦の前で源義経が平泉に戻ったくらい。それ故、後に訪れた松尾芭蕉が歌にした燈籠だそうだ。

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別宮の前にあった柱のような木はタラヨウの古木だそうで、関東より南西で生える樹がこんな北で立派になってるのは珍しいそうだ。

最後に唐門の前の随身門から表坂という正面の真っすぐの石段を見下ろした。いやぁ駐車場上の方で良かったーと思った。

あとはゆっくり駐車場に戻った。
なんか見所多くいろいろあった神社だったけど、結局気になってた「何か」が何だかは分からなかった。んー別の神社と勘違いしてたのかなぁ?
でも、雨ながらこの神社に寄れてよかった。

タグ:観:宮 観:門 観:重 観:装 観:像 観:然 植:樹

麺queen・めん食

ファイル 3354-1.jpg南会津町田島後原にあるラーメン店。

田島の町で飲食店ないかまわってて見かけて寄ってみた。ここらの店は調べたこともなかったのでかなり冒険。
表通りの街道沿いの店ではないのでやっぱり夜は居酒屋的な店かな、、と思いつつ入るとそんな感じだった。
小上がり二卓と店の人がすわってたカウンター席二席だけの店かと思いきや、奥にテーブル席四卓あってそっちについた。
早めの時間だからか一組だけだけど、思った通り地元客が飲んでた。

ファイル 3354-2.jpgメニューはやっぱりおつまみの方が多かったけどわりとシンプルで、ラーメンは普通と塩とカレーとマーボー。冷やしマーボーとかもあったのでマーボーが売りなのかと思えたけど、辛いだろうからパス。
「塩ラーメン」にした。
ラーメンだけ食べに来る客はあまりいないんだろうな、、と思いつつ、ラーメン屋でラーメンだけ食べて悪いことがあるわけない!と場違い感を掃った。

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ってわけで「塩ラーメン」
正直いってあまり期待はしてなかったんだけどアニハカランヤ。これはうまいラーメン。
細めの手打ち風縮れ麺で「塩」があるトコは白河っぽく思えたけど、汁はまろやかないいコクの会津風。塩で会津風は初めて。(っていうか会津ラは「牛乳屋」と「ばんげ」と「うえんで」しかいってないけど)おいしかった。
そしてチャーシューもうまく、これはチャーシューメンにすればよかったかもと思える味わい。

っていうか実は会津若松まで行って食事ーーと思ってたんだけど、まだ先だからどう考えても飲みの時間だし、(第一希望はカツ丼だけど)ラーメンなら喜多方よりも会津が食べたくて、見つけ出すのも難しいかと思ってたので、「もう何でもいいや早めの時間で普通に食事しよう!」とか思って寄った田島で、求めていたような会津ラーのまろやかさを味わえて大満足。冒険の成功例。

ファイル 3354-4.jpgと、満足で店を出て、無断で停めてた目の前の南会津町役場の駐車場に戻った。
この役場は江戸時代の「田島陣屋跡」だそうで案内板が立ってた。戊辰戦争でも陣を構えたそうだ。跡地には何もないけど。

それよりもやっぱり明るい月が夜空に輝いてて、その横に見えた星は、ちょうどこの日大接近して見える木星だろう。
ちょっと眺めてから出発した。

タグ:餐:ら 観:光

道の駅 鳥海ふらっと

ファイル 3342-1.jpg遊佐町菅里菅野の7号沿いにある道の駅。

ここはもう随分前から何度か寄ってるけど割と通過しがちな道の駅で点景は二度目。
その前回(八年前)の点景の時に食べた「いくら丼」がすごくおいしくて、北海道まで行かずにウマイイクラが味わえるスポットとしてまた来て食べたいとずっと思ってたんだけど、食事の時間に通ることがなく何度も通過。。なので今回こそは食べようと意気込んでて、実はここのいくら丼がメインの目標のドライブだったりする。

それで、早朝から何ヶ所も寄り道して時間調整して、やってきたのが8時半過ぎ。
たしかーーここって朝早くて8時ごろから食事できたと記憶してたけど一応余裕もって8時半に来てみた。(来る前に営業時間を調べればいいんだろうけど、遅い時間だったら諦めちゃいそうだと思って運まかせにしてた)

けど、8時半から営業してたのはパン屋だけだった。。
他の営業時間はバラバラで、炭焼きの串焼き店と売店が9時から、目的の食堂は9時半からだった。。
えーまだ一時間かぁ。。

ファイル 3342-2.jpgいやぁゆーっくりしても一時間はもたないなぁ。。(キレイな池と川ですらゆっくり廻って魚見て45分だからなぁ。。)と諦めつつ、とりあえず空腹なので開いてるパン屋に入ってみた。

「人気」とあったクリームのパンにしようかと思ったけど、「ぽっぽバーガー」という注文してから作るバーガーのPOPに気付いてそれにした。「3分ほどかかりますけどお時間大丈夫ですか」とか言われたけど全然大丈夫w

そして出来たてのバーガーを店の入り口横のイートインでゆーっくり食べた。

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うん、肉もゴロっと食べ応えあって、手作り感あっておいしかった。まぁこれが食べたかったわけではないんだけどそれは考えないようにして、ゆっくり味わって食べた。

で、少し道の駅を歩いて回ってみても車に戻ったのが9時前。んーあと30分ちょい。
まだあと30分かぁ、、気侭なドライブってタイミングが大事だよなー、なかなか食べられないプレミアム感も必要だよなー、、また今回も縁がなかったと諦めるかぁ。

と思って出発した。
 
 
 
けど、その先の7号はコッテリ渋滞。工事?事故?(事故らしい)全然動かなかった。。
で、こんなトコで時間とられるくらいだったら道の駅で待って食べたいもの食べた方がイイ!と思ってターンして戻った。

ファイル 3342-4.jpg手前のスタンドで給油して道の駅に戻ったら9時半ちょい。店も開いてた。
よっしゃ。

ってわけでなんとか食事。
なんか以前のように「いくら丼」をウリにしてる感はなくて少し気になったけど、メニューにはドンと一番高いメニューで君臨してた。
たぶん、知らないで始めて来てたらケチな自分のことだから800円の「庄内豚の冷しゃぶ定食」数量限定をたのむだろうな、、と思いつつ迷わずに「いくら丼」3500円をたのんだ。(ちなみに「まぐろいくら丼」とか「鮭いくら丼」は2500円だった)

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ってわけでお待ちかねの「いくら丼」
少々不安に思いつつ食べてみたら、やっぱりうんまかった!
これこれ、この食感と味。いやぁとろけるねぇ~。行ったり来たりした甲斐あったよ。

会計の時に店の人に「やっぱりおいしかったです、本州で一番うまいいくら丼です、いつも時間が合わなくてやっと来れました」と思わず話したら「冬になってからの作り立ての時季のイクラはもっとおいしいですよ」と12月以降の再訪を勧められた。。けど、いやぁ冬は雪で来れないよなぁ。。
「そういえば、さっき行った鮭の孵化場がガラーンとしてて閉鎖しちゃってたから、よそのイクラに代わって味落ちてたらと不安に思ってたけど、、」と聞いてみたら「あそこは鮭の季節以外は閉まってますよ」だそうだ。ずっと変わらずここで採れたイクラだそうで安心した。

ファイル 3342-6.jpgってわけで、大満足。
これで今日は後他の事はタイミング悪い一日でも全然OK。
なにはともあれ食べたいもん食べれていうことなし。
とかいいながら一応売店も覗いてみた。(イクラのTシャツでもあったら買おうとか思って)
とくにほしいものもなく完全に冷やかしだけど、一応水だけ買った。
「鳥海山水」
やっぱここらは水がイイんだよねーとか思ったけど、裏を見たら採水地は酒田市内だった。
一応鳥海山からの伏流水ということで同質の水ではあるのでモウマンタイ。
まだしばらくイクラの口でいたいので飲むのは出発してからにした。


ちなみに前回(八年前)の点景

タグ:餐:ば 食:丼 餐:卵 餐:飲 楽<待 楽:話 道の駅

丸池様・牛渡川

遊佐町直世荒川にある池と川。

前のスポットでの案内板で見て来てみた。場所は「鮭孵化場」を目指して来てみたんだけど、ナビ地図見て方向で進んだら道間違えちゃった。途中で見かけた案内通りに一旦吹浦の町に入って進んだらこれた。

ファイル 3341-1.jpgその「鮭孵化場」の前に駐車スペースがあって案内板立ってたので、停めてそこから歩いた。
「鮭孵化場」はなんか閉鎖されちゃったのか廃墟っぽく見えた(鮭の季節以外は閉鎖されてるそうだ)

で、その前の水路のような川に沿って歩くのが経路。まずこの水路が「牛渡川」だそうで、雰囲気のない川だなぁ、、とか思ったけど、覗いてみたらアニハカランヤ、水がキレイ過ぎて驚いた。これはすごいとその先の池には期待持てた。

で、水路が股になるトコに橋があって、渡る側が池へのコース。
森から流れ込む水路の合流地点で小さな滝のような流れがイイ感じ。整備された川だけどこれは水が流れる水槽でも見てるようでいい感じだった。

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森側の水路には、生い茂った水草(梅花藻)の小さな白い花が咲いてて可愛らしかった。

ちょっと歩くのゆっくりで花を眺めつつ進むと、池へのコースは水路から別れて森に進入。
え?ひょっとして少し山登るのかな?とか思ったけど、森に入ってすぐ横目に青いきらめきが見えた!

おーおーおーこれが「丸池様」かぁ。

木と木の間から覗く朝日に照らされた青い池。さっきの整備された川とはウラハラにこっちは完全に自然のままの森の中の池で、道を進んで回ってみたけど岸からは距離を保ってて、広く見渡せる場所もなく森にひっそりと降臨したような神秘的な池だった。

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広く見えない上に映り込みも激しくて写真にはうまく撮れず悔しい。
元々写真うまくないしデジカメだし、こういうのは直に見てこそなんだけど、こうして纏めても伝わらなさそうで淋しい。

そんな池の前の道沿いに神社があった。「鳥海山大物忌神社境外末社 丸池神社」とあった。
説明を読むと、この池自体を御神体として「丸池様」と呼んで崇敬されてきたそうだ。ああ、それで様が付くのね。
また、前九年の役で安部氏に矢で目を射られた源氏の武者がこの池で目を洗って以来この池に棲む魚は皆片目になったという伝説があるそうだ。

道の前は池への立ち入りを禁じる紐の柵がずっと張ってあって、神社前の祠のトコと、池の奥の方の「お水取り場」だけ開いてた。水取り場を下ると池に流れ込む湧水が流れ出てて柄杓もあった。んーさすがにこれをそのまま飲むのはヤメといた。

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その「お水取り場」は池の奥の奥で、池はよく見えなかったけど、ぽっかり空いて陽の光を招いてるのを遠目に見ても神秘的で素敵だった。

で、池近くまで戻って、少しウロウロして映り込み少ない角度とか探したけど、あまり変わらず、、
少し待ったら朝日の角度変わってよく見えるようになるかも?とか思ってのんびり見ていたかったけど、、とにかく蚊がものすごくてじっとはしてられず、っていうか、もうバーゲンセールのようにワラワラとたかられて参った。はたき放題。じっとしてたら片足いっぺんに何匹も止まるわ止まる。血を吸われる前に叩いて散らしてしてたけど、追いつかなくなってこりゃ無理だと退散。夏の木陰の水場は短パンサンダルで来ちゃダメだね。

森を出ると蚊は減って、橋まで戻って日向に出ると蚊はいなくなった。
じゃあ次は川を歩くかと、水路の分岐を逆方向に歩いてみた。案内には「遊水の樹蔭路」とあった。
やっぱりずっとキレイな水で水草もクッキリ緑でよく見えた。たまに咲いてるアザミの紫も映えていた。

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もうすっかり暑くなってたけど、それでもまだ盛夏よりはいくらか優しい暑さ。こんな川沿いを歩く気になるくらい。のんびり進んでたら奥羽本線の二両が通り過ぎた。
そしてカワトンボ(ミヤマカワトンボ?)もいた。カワトンボは初夏のイメージだったから盛夏を過ぎた今頃で会えてうれしい。

そして少し先で川は森に入って行った。ここからが樹蔭路(こかげみち)の本番ってわけね。相変わらず整備された水路な川だけど幅広くなって流れもゆっくり。それでももちろん水は綺麗で青くて涼し気でいい雰囲気。だけどここも日陰に入った途端に思った通りの蚊の襲来。
ダメだこりゃとすぐに引き返した。

で、日向に出たらパタリと消えた。追って来る蚊などおらず、こいつら心地いいトコから一切出ないんだなと思うと癪にさわった。血がほしいんじゃなくてテリトリーを侵されたくないだけなのか?

仕方ないので日向でゆっくり川を眺めながら来た道を戻った。
それにしてもこれだけ水キレイなのに魚の一匹も見かけないよなぁ、、とか思ったけど、じっくり見てたら普通にいた。泳ぐのが素早いだけだった。

ヤマメじゃん!

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流れの早い所では水面フラクタルな波模様になって(それはそれでキレイだけど)よくわからないけど、緩やかなトコでは背中の斑点から横のパーマークまでクッキリ見えてモロ山女魚だった。最初は横が黒筋に見えてアブラハヤとかかと思ったんだけど、ヤマメで嬉しい。

ファイル 3341-7.jpgゆっくりヤマメを見ながら戻って、そういえば丸池様の魚も(片目じゃなくていいから)見てみたいなぁ、、と思い、もう一度覗いてこようかな、、とか思ったけど、バスで来た団体さんがぞゾロゾロと池に歩いていくのが見えたのでヤメといた。

川の縁でさかさまになって宙づり状態のキノコを見たのを最後に、充分満足と車に戻った。

タグ:景:泉 景:川 景:森 楽:歩 楽:浸 楽<困 観:宮 観:鉄 観:伝 植:花 植:茸 動:虫 動:魚

十六羅漢岩

ファイル 3340-1.jpg遊佐町吹浦字西楯の345号沿いにある海岸の磨崖仏群。

ここは10年以上前に一度来てて(2005/9/4)ちょっと驚いたスポット。印象的だったので、また寄ってもいいなと思いつつ毎度通過してて、時間に余裕がある(というか時間稼ぎしたい)今回久々の立ち寄り。
青空いっぱいのいい天気の朝なので海岸の散歩がてらのんびりしようかと駐車場からゆっくり歩いた。

まず陸橋で345号を渡って広場に出て案内をゆっくり見た。

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この十六羅漢は江戸時代末期に吹浦の海禅寺の和尚が明治初年までかけて掘ったものだそうだ。十六の羅漢と釈迦等の三尊、菩薩や観音もあわせて二十二の像が、奇岩の連なる数百メートルの海岸に点綴して彫られたそうだ。

まずはゆっくり上から眺めてから広場から海岸に下ってみた。
広場の丘の斜面には小さな花(ツリガネニンジン?)が咲いていて身近に見ながら下った。ら、まず正面の先に早速仏の顔が見えた。

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で、広場の正面下の岬の所は、ライトアップ用の器材が設置されてたりして、メインの舞台って感じになってた。
磨崖仏が並んで集まってて、あれ?前からこうだったっけ?ってくらいのメインステージ感があった。
いやぁ記憶ではどこら辺が羅漢岩なのか分からずに歩いてたら足元に顔があったりして、気が付けばあちこちに点在して囲まれてて驚く感じだったような、、、記憶があいまいなのか、観光地的に集めて動かしたのか、随分と印象が違って見えた。
ウロウロ歩き回って足元に顔!というのを探してみたけど、メインの向かいのライト機材のある岩場の頂点に一つ見つかっただけで、他には見つからなかった。。おかしいなぁ。

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まぁ、羅漢岩はともかく、朝の海岸の散歩は波荒く景色良くなかなか良かった。
ゴツゴツの岩を上ったり下ったりしてぐるっとひとまわりして、丘の広場に戻った。

そしてまた案内図を見てみたら、たしかに足元のはさっきの一つだけでメインステージに集まってるのも案内図の位置のままだった。おかしいなぁ。
っていうか、そのメインに集まってるのは殆ど菩薩で、十六羅漢は端の二つと例の足元のだけ、他の十三はそこから北の方に点在しているようだった。。えーそうなの?(先に見た時に「数百メートルの海岸に点綴して」というのは認識してたけど、正面の岩場だけじゃないとは思わなかった、、)
上からズームで見たら確かに一つ二つは確認できた、けど、多くのほとんどは見えなかった。
そっちも歩いて全部見てやろうかとも思ったけど、、なんか整備されてなくて道なさそうだし(国道で塞がれてる)、波荒いし、っていうか別にそこまで仏像に興味あるわけでもないのでヤメた。

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あとは、まとわりつくトンボをからかいながら、電線に停まったホオジロを見上げたり、橋から国道を見下ろしたりしながらゆっくり歩いて戻った。

そして駐車場に戻ったのが7時半。。んーまだ食事には早いか。近くの道の駅は確か朝から食事できるトコだという記憶はあるけど、さすがに7時半はないよなぁ、、と、近隣案内を見て、もう一カ所寄り道するかと決めて出発した。
 
 
ちなみに2005年のコワク

タグ:観:像 景:海 景:岩 景:磯 植:花 動:虫 動:鳥

高原の駅 鳥海山鉾立

ファイル 3339-1.jpgにかほ市象潟町小滝の県道(鳥海ブルーライン)沿いにある鳥海山の秋田側の五合目登山口の駐車場。

鳥海ブルーラインはCR-Xに乗ってた頃から何度も通ってるけど、ここに寄って休憩したのは三度目くらいかな。点景は二度目。

まわりは多くの登山客で賑わってて、山に登らない格好でフラフラしてるのは自分だけだった。

で、ここのお気に入りは展望。
まずは駐車場の先から象潟(にかほ)の海岸線を見下ろした。

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象潟は昔、もっと海岸線が手前で松島のような小島が浮かぶ潟だったそうだ。
んーなるほど、見下ろすとそんな感じだったのかなと思えた。

そして山の方に進むと奈曽渓谷の谷間を見下ろす展望台がある。
もちろん誰もおらず独り占めでゆっくり眺望。
っていうか正面の山(稲倉岳)の上から顔を出した朝日が眩しすぎて谷が全然見えなかった。。

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ので、しばらくは麓の樹海の方を眺めた。
森の中にぽっかり見える池みたいなのが、前に行った獅子ヶ鼻湿原かな?(とか思って見てたけどちょっと違った。っていうかよく考えたらそんなに広い池はなかったっけ。。)

それと、少し先の低い山の麓付近に雲海が出てるのも見えた。

燦燦とそそぐ朝日を浴びながらしばらーくのんびり眺めてたら、やがては少し角度変わって少し谷も深さが見えるようになった。300~500mで傾斜50度の深い谷。展望台の足元は340mの深さだそうだ。
これはこれで大きな自然の造形をクッキリと把握できていい景色。山を登る人はこれ以上のいい景色が見れるのか、見慣れてて興味薄いのか誰も来なかった。この景色を見てから登ってもいいんじゃないかと思うけど、余計なお世話だよね。

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ちなみに前回の点景

タグ:楽:眺 景:海 景:山 景:森 景:谷 景:陽

橋場温泉 新はしばの湯

ファイル 3338-1.jpg雫石町橋場坂本の46号沿いにある道の駅「雫石あねっこ」構内にある日帰り温泉施設。

うっかり通過したけどすぐ先で戻ってきて寄ってみた。道の駅はもう真っ暗だったけど空いてて、奥のこの日帰り温泉の前もそんなに混んでなかったから、ひょっとしたら早くしまっちゃう感じかもと思ったけど、入ったら8時までで一時間の余裕で丁度よかった。

ってわけで、はからずも検索せずに探さずに温泉堪能。少し濁って少しトロっとした湯。いい湯だった。

で、
風呂あがったのが7時半、最初からあきらめてはいたけど、まさかこの時間で食堂なんかやってはいないだろうな、、と思ってたらサニアラズ。なんと食堂やってた!まじか。

やったーどんな普通のメニューでもいいからありがたく頂こう!と、テーブル席についてメニューを見たらアニハカランヤ。なんと御当地っぽいメニュー盛りだくさんで天国。何にしようかすごく迷った。

ファイル 3338-2.jpg一番気になったのは雫石牛メニュー。「サーロインステーキセット」は6800円というしっかりしたものだけど、おすすめとある「サーロインステーキ丼」は2980円!これはちょっとの贅沢で手が届くくらいの神メニュー。半分決まりかけてたけど、やっぱり今日は盛岡で食事するつもりで(美術館だけで)通過して来ちゃったから、盛岡冷麺とかもあって悩んだ。(他にも「温製トマト麺」「雫石すき焼きラーメン」「姫竹入り稲庭うどん」とかそそられ過ぎて困った)

で、結局今回は盛岡メインという事で冷麺にした。
おすすめとある「雫石わさび冷麺」、そしてサイドメニューに「雫石牛入りソーセージ」をつけてみた。

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ってわけで「雫石わさび冷麺」。わさびは生の山葵を擦って入れるアトラクション。
実はいつも盛岡で食べてみたいのに躊躇してしまうのはキムチとか乗って辛いのしかないのではないかという不安。なので、山葵メニューだと答えが分かっててアリガタイ。唐辛子のピりは最悪に苦手だけど、山葵のツンはわりと平気なのだ。

で、この冷麺。麺は期待通りの変なゴムのような冷麺らしい冷麺で満足。汁は酸味ありつつ甘さが立った優しい感じ。
個人的にはガツンと酸っぱくて構わないんだけど、そこはツンが補うだろうと、擂った山葵を投入!、、、ん、あれ、でも思ったほど山葵のツンがこなくて風味もピンとこなかった。。
これは一本擦り来るくらい入れないとダメか?と頑張ったけど、けっこう擂るの大変で半分くらい頑張って諦めた。
優しい感じの冷麺。。おいしく汁まで飲んであっさりと食べられた。

ファイル 3338-4.jpgそして
追加でたのんだ「雫石牛入りソーセージ」
やっぱり雫石牛は気になるから少しでも味わいたいと思ってつけてみたけど、、
これはおつまみメニューですな。。(メニューもにおつまみとあったじゃん。。)
歯ごたえあるソーセージで酒飲みながらゆっくり噛んで食べるにはいいけど、間もなく閉館とアナウンスある時に食べるメニューではないよね。急ぎ食べたけど思いのほか量多く、ポテトまでたんまりで、おいしいけど悔しい感じ。雫石牛の雰囲気は分からなかった。。しょうじき「雫石牛入りメンチカツ」にしとけばよかったんじゃね、、と思った。

あー失敗したーやっぱ「雫石牛サーロインステーキ丼」にするべきだったーと後悔したけど、ちょうど食べたかった冷麺も旨かったしソーセージもポテトもおいしくいい食事ができて満足。

そして外に出ると、暗い駐車場では驚くくらいの星空が見上げられて感歎。こんな天の川みたいなのとかの細かな輝きまでの星空を見上げたのはいつ以来だろうか。やっぱ岩手の星空はいいわぁ。寄ってよかった。
自分のデジカメじゃ写せないのは残念(一応撮ってみたけど全然だった)だけど、これは包まれてなんぼだよね。グダグダでもなんとか連休此処まで来れて良かったと思えた。

タグ:楽:湯 餐:麺 餐:肉

江口寿史 彼女

ファイル 3337-1.jpg盛岡市本宮松幅「岩手県立美術館」で催されてた人気漫画家のイラスト展。
手前の「矢巾町歴史民俗資料館」でチラシを見かけて気になったけど、もう4時半だから無理かなぁ、、とか思ってナビ検索したら30分くらいで行けそうで、6時までだから間に合いそうなので来てみた。

駐車場に停めて入館したのが5時。
まぁ1時間もあれば充分見れるだろうとか思ってたけどアニハカランヤ。思った以上に展示数も多く、ひとつひとつ見てたら時間なんてすぐたっちゃって、時計見ながら留まり過ぎずに流れて眺めて1時間たっぷり楽しめた。

で、写真OKなので撮りまくっちゃった。(僕以上に一点一点じっくり撮りまくってる人もいた)

江口寿史は僕が子供の頃の少年ジャンプの「すすめパイレーツ」から好きだったマンガ家で、「ひのまる劇場」「ストップひばりくん」あたりはコミック全巻もってた。
その後連載不安定になりつつも「NANTOKA NARUDESHO!」などの短編集は秀逸で、マンガ自体面白かったんだけど、描く女性のイラストの可愛らしさも秀逸で、近年ではポスターや扉絵のイラストでしかお目にかからなくなってしまってた。

そんな大好きな漫画家の女性を描いたイラスト展。
入ってみたら、お客も女性だらけで一瞬怯んだ。
けど「40年以上昔からのファン」である誇りをもって負けずに進んだw

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展示はデカいパネルで、等身大やそれ以上の大きさの女性のイラストが並び引き込まれた。
おしゃれと言ってしまえばそれまでだけど、背景も含めて素敵な一瞬のフレームという感じで、凝縮された魅力の芸術だと思えた。

遅い時間でもお客は多く距離とるつもりで飛ばして観て戻ったり、順番通りには見てなかったかもだけど、第二章は「恋慕」という題で懐かしいマンガの原画や扉絵が並んでいた。

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ドライブ先の水俣の道の駅で見かけたイラストも並んでた。
第三章は「素顔」という題で、町の風景と女性のイラストが並んでいた。
どれもこれもこんなに何気ない普通の町も一般女性も魅力的なものなのかと驚くようなイラストで、じっくり観たかったけど時間を考えて流した。

第四章は「艶麗」ワインを持つ女性シリーズ。
いろっぽい人、あざとい人、ふつうの人どれも素敵だった。

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第五章は「青春」音楽とファッション。
「ハイファッションにはほとんど興味がない。ちょっとダサいくらいの普段着っぽい方が好き。」といコメントが掲げられててて頷いた。カブに乗ったジャージの子が一番魅力的だった。

特別展示コーナーには下絵や彩色前後の比較などが並んでた。これは感歎。

第六章は「慈愛」大きなタペストリーが並んでた。青と橙のは吉祥寺の商店街のアドフラッグだそうだ。

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最後はライブスケッチ画とその動画を見て展示室を出た。閉館10分間だったのであと五分くらいはゆっくりまわれたのかも。。ちょっと急ぎ過ぎたかと思ったけど、その分、展示室外のパネルとか物販もゆっくり見れた。
Tシャツとかグッズ買おうかと思ってたけどおしゃれ過ぎて無理無理とあきらめた。

ファイル 3337-6.jpgいやぁ圧巻ですわ。こんなたくさんの女性の絵をどれもこれも魅力的に描けるのは、単に画力の才能だけでなく、女性に対する愛と慈しみとリスペクトであり、素敵な部分を見出して表現する匠の芸術だと感じた。
昔は連載を落とす自分を戒めて手塚治虫のサイン色紙の前で落雷に合うマンガとかも描いてたりしてたけど、これだけの素晴らしい作品を並べてバチなんかあたるわけがない。立派な大先生だと思った。

外に出ると夕日が沈み岩手山がシルエットで見えた。
駐車場に戻ってもすぐには出発せずに、余韻を味わいつつツイッターに感想を呟いた。文字数で「手塚治虫のサイン色紙」のくだりは書けなかった。。
(ちなみにこのツイは翌日100以上イイネ付いて驚いた。何事かと思ったら江口寿史先生ご本人がリツイして下さってた。。イイネはともかく感想を読んでもらえたのかと思えて嬉しかった)

タグ:観:館 観:絵 楽:催 楽:懐 楽:映 景:山

徳丹城跡

ファイル 3336-1.jpg矢巾町西徳田の4号沿いにある城柵跡。

走ってて「徳丹城跡」と見かけて興味持った。っていうか、4号なんか何度も通ってるのに、今まで全然気が付かなかった。(っていうか、矢巾町という町名も初見くらいの知らない地名だった。。いつももうここらは既に「盛岡」のイメージだったんだろうなぁ)
歴史資料館はあるようだけど城跡立ち寄り用の駐車場の案内はなく、一旦通過したけど、少し先で折れて一本裏を戻って歴史資料館に来てみた。(なので、城跡を表示した画像がなかったので道路上の標示にしてしまいました)

有料だけど160円とケチるような額ではないので躊躇なく入った。

この徳丹城というのは平安時代初期の弘仁3年(812)に、征夷将軍文室綿麻呂によって造られた律令制最後の城柵だそうだ。国史跡。
歴史に詳しいわけではなく如何せん平安なんて鎌倉なんかよりも疎い時代なので、資料館を見てても最初しばらくはチンプンカンプンだったけど、払田柵とか金沢柵とか秋田城とか出羽の方の柵跡は前にいろいろ寄ってたお陰で、「ああそこらへんの時代ね」と把握できた。
岩手県の城柵跡は寄ったことなかったので(手前の金ヶ崎で鳥海柵跡とか寄ろうとしつつスルーしちゃったので)丁度よかった。

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ここは10㎞ほど北の盛岡近郊にあった志波城が水害で壊滅しその代わりに築いて移った城柵なのだそうだ。
まぁ当時の城は、四角い縄張りで周りを塀で囲い櫓があったくらいで建物的にも国衙とかの政庁のような感じのもの。城跡といっても平らな野原でピンとこない。
資料館には発掘された木製の兜とか、当時の兵士の武装の解説とかあってイメージ膨らむけど、蝦夷討伐の三十八年戦争の前線基地という感じはしない。っていうか蝦夷側の城とか砦とか基地みたいなのは無かったのかな?城柵は全部大和側だよね。(ちなみに金ヶ崎の鳥海柵跡はもっと後の時代の城柵、平安時代後期の「十二年合戦《前九年の役と後三年の役》」あたりだそうだ。なんか歴史がつながってわかってきたかも)

そして外に出た。そうそう駐車場の前にあった古民家が気になってた。
なんか工事してるみたいだから入れないかな?とっか思ってたけど、かやぶき屋根の苔を落としてる保全作業の様で「大丈夫ですよ」と言われ中に入れた。

この古民家は「佐々木家曲家」、徳丹城には関係ないけどこの矢巾の江戸時代の村役を務めた農家の家お屋敷。案内板に建築年とかは書かれてなかった。(文久3年(1863)築だそうだ)

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中はいろいろと民芸品なども置かれてごちゃごちゃしてたけど、座敷はしっとり整然としてた。工事で締め切ってたから夜のようだった。

そして、外に出て徳丹城跡の表に歩いてみた。
資料館にあった航空写真の領域図が何処が何処だかよくわからなかったけど、何度も見て理解するとこの資料館と古民家はギリギリ城跡の範囲外の西門の近くのようだ。
で、その領域の木々(桜並木?)を抜けて国道側に歩いて、広く平らな城柵跡に出た。案内板も立ってたけどやっぱりピンとこず、広さを眺めた。青空と雲がキレイだった。

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中心の政庁があったのが国道の先の小学校のあたりだそうだ。なので、国道の対岸の方が領域が広いんだけど、なにもなさそうだし小学校だし広いしってことで、国道近くまでは歩いたけどそこで引き返した。
広いトコにドンと構えて力を誇示してた感じかな。三十八年戦争も徳丹城が出来た後半は実際は小競り合いが散発してただけで此処が攻められるような大きな戦いはなかったようだ。しっかりと終結するのに三十八年かかっただけで、おとなしく統治できてたそうだ。

ファイル 3336-5.jpgまぁ城跡はピンとこなかったけど、何となく寄ったら歴史にふれられたというのと、なにより昼までドンヨリ雨雲だった空が青く眩しく晴れてそんな中で広々したトコを歩けただけでもいい立ち寄り。
そしてトクタンジョーってなんかカワイイ名前だしね。

すぐ目の前で停まった赤トンボを見つつ、折り返した西の山並みに掛かる雲と、鋭く眩しい西日を浴びながら車に戻った。
そして次この後は、資料館の入口の近隣スポットのチラシやポスターを見て気になってたトコへ行ってみようかなと思った。寄り道の連鎖。気侭な散歩感覚。ドライブの神様ありがとう。

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