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大利根酒造

ファイル 3309-1.jpg沼田市白沢町高平の120号沿いにある酒造。

ここはシバオの提案というか買物のお付き合いって感じで、道の駅からシバオの車に三人乗って来てみた。店の向かいの駐車場は他に車もおらず三台で来ちゃってもよさそうだったけど、少しくらいこういうワイワイ移動もいいもんだ。

さて、その酒造は大きな看板で銘柄の「左大臣」と出ててそれがメインのようだ。

僕は20代の頃は毎日浴びるように日本酒ばかり飲んでて大好きだったけど、まだ一級酒二級酒のくくりがあったくらいの時代で、日本酒マンガをドラマでやって少し地酒が注目されたくらいの時期で、今みたいに色んな銘柄が揃ってそれをを知れるツールもなかった。ので、群馬の酒は飲んだことなったかも。
その後、パッタリと日本酒を飲まなくなってウン十年、日本酒ブームとかで周りに日本酒好きの人がいるけど付き合って飲むことも殆ど無いので、日本酒に戻ることもなくここの酒も知らなかった。

そんなわけで酒造に立ち寄るのも久々で新鮮。ドライブの点景では神崎の酒蔵祭りと那須烏山の洞窟酒造以来かな。あ、出雲に酒造の道の駅もあったっけw

店の脇には「尾瀬ふもとの吉祥水」と題した井戸水を甕に流してて柄杓とおちょこで試飲できた。うん、ドライブ中でも水なら飲めるね。おいしかった。

そして店に入ると、思いのほか古い造りの建物で、三階分くらい吹抜けになってたのが、まるで鬼滅の無限城のようでカッコよかった。

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店の奥の方には歴代首相の「國酒」という筆書の色紙やダルマが並んでた。歴代首相のってスゴイなぁと思ったけど、店の人曰く「酒造ならどこでもありますよ」だそうだ。そうなの?

シバオは、ユーチューバーの紹介配信を見て知って来たということを、店の人と話していろいろ話を聞いていた。そういうお客さんが増えてるそうだ。時代だね。人と人を繋ぐ配信は尊いね。(僕にもそれだけの事が出来ればいいんだけど、こんな愚痴だけのサイトじゃちょっと無理だねw)

シバオもおがぴも日本酒買ってたので、僕もこの機会に試しに一本買ってみようか、、
と、思わなくもなかったけど、実は二ヶ月前に買って封開けてない日本酒(某所観光PR大使の生誕ラベルの清酒)があるくらい自宅で酒飲まない生活なので、ヤメといた。

商品購入してない店の店内晒してて内容は愚痴ばかりの最低なブログでごめんなさい。(酒とか飲む前にまずはユーチューバーの爪の垢でも飲むべきかもしれない)

そして酒造を出ると、隣の蔵っぽい見た目のパン屋の隣に大きな松の木があって、案内板もあった。県指定の天然記念物「書院の五葉松」だそうだ。

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目通2.5m、樹高18m、推定樹齢400年の松で、沼田城主の書院の庭木として植樹したものだそうだ。
木の奥にある建物は七棟あったという書院の一部だそうだけど、なんかパッと見あまり貫禄ある建物には見えなかったし、二人を待たせてたので松だけ眺めて車に戻った。

あ、それともう一つ。
駐車スペースの端に「高平の酒呑み地蔵」というのがあった。
「伝承」とあったけど、標柱にその伝説は書かれてなかったのが残念。酒のみが拝む地蔵なのか、酒のみが彫った地蔵なのか、はたまた地蔵自体が酒のみなのか。あ、酒飲み過ぎて地蔵になった酒のみなのか。だったら拝みたくないなぁw

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タグ:観:建 観:水 観:像 楽:買

生ゆば処 町田屋 白沢店

ファイル 3308-1.jpg沼田市白沢町上古語父道祖神の120号沿いにある湯葉工場直売店。

三年前の前回のドライブオフでも来てた「生ゆば食べ放題」スポット。
かなり良くて今回もとの提案に総賛成。でもこんなご時世に食べ放題とかやってるのかと不安に思いつつ、やってるらしいけどネットの予約がうまくいかなかったとかで諦めつつ、当日電話したら大丈夫とのことで再訪。
今回は道の駅に車停めて歩いてきた。すぐだった。

なんかすごく安い食べ放題だった記憶があって、一回千円くらいだったっけ?とか思ってたけどなななんと550円だった。そんな安かったんだっけ?と驚いた。

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内容は前回と同じなので細かく書かないけど
「前回此処で食べてから生ゆば他で買う気しなくて食べてないよ」というシバオと全く同意見。他で。

ファイル 3308-3.jpgで、また今回もまたもうしばらく生ゆば食べなくていいやってなるくらい食べようと、なるべく他のもの食べないで出来たての湯葉だけを食べまくったつもりだけど、いろいろ並ぶ味付け用のバリエーションの中で「やっぱりラーメンスープがピッタリでよくておいしくて、それでお腹いっぱいになっちゃったよね」というおがぴと全く同意見。汁に泳がせた湯葉のヒラヒラ感もいいし何気に汁がうまかった。

だので多分、前回よりも短い時間で満腹になって出たと思う。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:豆 餐:汁 食:賊 楽:験

さくらみくら便利店

ファイル 3241-1.jpgみどり市笠懸町阿左美にあるコンビニ。

基本的にこの日誌ではコンビニの寄道は省略しているんだけど、ここは群馬県でしか見ない新しいコンビニなのでちょっと特別に記載。
先月伊勢崎の帰りに見かけて気になってたコンビニだけど地図で見たら別の店で、調べたらこっちの笠懸阿左美店が去年の10月にオープンした1号店なんだそうだ。(22年4月時点で群馬県内だけに六店オープンしてるそうだ)

なんか以前は色んなコンビニがあって地域性もあって面白かったんだけど、最近はセブンイレブンとファミリーマートとローソンの三大コンビニばかりになってしまい、少数でミニストップとヤマザキデイリー、地域限定でセイコーマートとポプラを見かけるくらいかなぁ。
つまんなくなったなぁ、、と思ってたトコで見かけた知らないコンビニだっただけに興味深かった。

ファイル 3241-2.jpgさて、期待半分で店内に入ると「みくら食堂」とあるモニターに食事メニューがあって注文なのか発券なのかセルフ操作の入力機が置かれててさっそく新しかった。今日はちゃんと食事してなかったので丁度いいからここで食事、、と思ってみたけど、イートインのテーブルは二つで、先に入った客で埋まってしまってた。
ので、とりあえず店内を見てまわった。

で、入り口にボードがあって気になってた「桜もち風マリトッツオ」というのを購入。それとおにぎりも30円引きのシールにつられてついつい購入。それとレジ横の軟骨唐揚げも買った。

食堂メニューの「コク旨!味噌ホルモンラーメン」というのが気になってたけどテーブルは空きそうにないから、まぁ取り敢えずは走りながら食べられそうな物だけで店を出た。

けど、店の外にもテーブルあって、何だこっちで食べられたじゃん。。と後悔。
まぁいいや、マリトッツオは走りながらじゃちょっと食べづらそうかもと思ったので、それだけは食べて行こうかと座って広げた。

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で、そのマリトッツオ。「さくらみくら」の名前っぽい感じでキャッチ―だから気になったんだけど、ああそうかクリームいっぱいの甘甘パンだよな。。大丈夫かな。と食べてみたら、意外なことにクリームは口の所だけで中までギッシリではなく、中にはなんときな粉かかったわらび餅が入っていた。なんじゃこりゃ。クリームとパンとわらび餅のちぐはぐな組み合わせが妙に面白く桜の風味もあっておいしく食べられた。
けどやっぱ食べづらかったので車に急がずに先に食べて正解だった。

他は走りながら。おにぎりは具が少なくてイマイチだった。渋沢のシールの深谷ネギおにぎりは辛かった。。
軟骨唐揚げはふつうにおいしかった。
また寄ったらちゃんと食事しよう。

タグ:楽:買 餐:麭 餐:飯 餐:揚

岩宿の里 カタクリの群生地

ファイル 3240-1.jpgみどり市笠懸町阿左美の片栗の自生する山斜面。
「カタクリ群生地」という案内を見かけて来てみた。

この岩宿博物館の駐車場には何年か前にも立ち寄ったことがあったけど、博物館は有料だし遺跡とかはそんなに興味深くないのでその時はトイレだけの休憩だった。
で、駐車場の入り口とかには「カタクリ群生地」とかの案内は無かったけど、多分そこらの山だろうと思って案内図だけでも見るつもりで車を降りてみたら、やっぱり案の定目の前の稲荷山の北斜面がカタクリ群生地とあった。

たしかカタクリって今時季の桜が終ったくらいだよね、、と思いつつ、ちょっとアピールが薄いのが気になりつつも山へ歩いた。

山はほとんど登らずに周りの道をまわるだけのようで楽々。気分よく日の差す山林の道を歩けた。

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そして北側にまわると、おお!紫の花が沢山咲いていた! え?こんなに密集して濃く咲いてるの?とか思ったけど、よく見るとそれはカタクリではなくてムラサキハナナ(大紫羅欄花:オオアラセイトウ)中国原産の紫の菜の花。キレイなだけに目的の花じゃなくて悔しい。

あれぇ?カタクリは?と思ってよく見ると反対の山の斜面側にチラホラと咲いている、というか咲き残ってる感じのカタクリの花があった。
これは少し時期遅かったかぁ。もっと前かぁ。でもまぁ少しでも咲いててくれてよかった。
っていうか小さいよね。前に三毳山で見たのとか近所の柏で見たのに比べて全然小さい花ばかりで逆にかわいらしかった。

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カタクリは笠懸の町のシンボルの花なんだそうだ。もっとも笠懸町は合併して「みどり市」になってもうなくなってるけど、この群生地は市の天然記念物にはなってるらしい。
そういえば紫花菜はこっちには一切咲いてないから天然とはいえ整備はしてるのかな。

さて、ムラサキハナナの派手さとは対照的な地味な山側だけど、片栗いがいにも花のプレートは立っていて「ヒトリシズカ」というブラシのような変な花もポツポツと静かに咲いていた。 と、思いきや先に進んでたらポツポツどころではなく密集して沢山咲いていて、むしろこっちの花の群生地。ちっとも一人静かではなかった。。

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それ以外にも「キバナイカリソウ」?とか「アズマイチゲ」とか「ホトケノザ」とかとか自生っぽい山の花がチラホラ咲いていた。じっくり見る気になる春の山の小さな花はいい感じ。

ここらからは引き返すのが早いのかなぁ、、と地図見て思いつつ、やっぱり来た道を戻るのは面白くないのでそのまま東側に進んだ。
こっちも高低差ほとんどないくらいで歩きやすい遊歩道が続いてて、やっぱり外側に紫花菜が濃く密集。
山側の斜面は草に覆われ気味の緑色で、その合間にチョコチョコと片栗の花が飛び出してていい感じ。一人静もいたし碇草もたまに咲いてた(こっちはキバナじゃなさそう)

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このまま山の周りを一周できるかと思いきや、最後の区間だけは私有地で立入禁止で宅地を通って、頂に西日が隠れる瞬間の稲荷山の陰を見つつ表の道に出た。道で見かけた枝垂れ桜もキレイだった。

車の通る道を歩くのはかったるいなぁ、、と思いながら稲荷山と琴平山の合間を進むと、稲荷山側に「岩宿遺跡」の石碑、琴平山側には「史跡岩宿遺跡遺構保護観察施設」という墳墓の口のようなのがあった。
なんかここは無料の資料館みたいな感じなので記名して入ってみた。

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丁寧に管理人さんが案内して中に入ると、あったのは地層のスケールとスクリーンだけで、少々古くさいアニメのガイド映像の映写が始まったのでゆっくり座って鑑賞。
この遺跡は縄文時代より前の旧石器時代の石器が発掘された国の史跡だそうで、縄文より前の時代の日本の物が初めて発見され歴史が深まった場所だそうだ。
地層のスケールは持ってきたものではなくて実物の発掘面を窓から見せてるんだそうだ。

外に出て駐車場に向かって歩くと、谷を出た先には広い池の公園の手前に「岩宿人の広場」という区間があって「住居復元」とあったのでちょっと覗いてみた。
したら旧石器時代の住居というのがあった。張ってあるのはテント地の布だけど、こんな感じで何かをかぶせてた住居だったのね。
他にもドイツの旧石器時代住居とかウクライナの「マンモス像で骨で作られた住居」なんていう遊園地みたいなのもあった。

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その先は鹿の川沼の公園広場。沼の対岸には桜の樹が並んでたから先週くらいだといい感じだったんじゃないかな。
ぱーっと見ながら歩くと、岩宿博物館の入り口があった。どれどれと進んでみたけど有料だったのでやっぱりやめた。(時間もおそいし)

って感じでひとまわり歩いて車に戻った。いい散歩になった。

ポカポカ過ぎて汗かいたので、すぐに向かいの日帰り湯「かたくりの湯」に車を移動して入浴休憩!、、と思ったら、入口に「現在コロナ感染防止の為規制によりみどり市民の方のみの入館となっております」とあった。渋渋悄悄あきらめて車に戻った。
コロナなのでしかたない。群馬県はきびしいねぇ。

タグ:植:花 景:山 景:陽 観:遺 観:館 観:園 観:建 観:池 楽:歩 楽:映 楽<残

UDON BISTRO 千代田饂飩

ファイル 3220-1.jpg館林市羽附旭町の354号沿いにある饂飩店。

点景記事11回目というお気に入りの店。先月来たばかりでまたすぐ来店。千代田町より移転してちょっとドライブ経路的に寄りづらくなったかも、、とか思ってたけどアニハカランヤ。逆に群馬方面の帰りに丁度いいくらいなので、(昼で麺売切れにならない限りは)むしろ以前より頻繁に寄れそうな気がしてラッキー。

今日は前回より少し明るい時間に来れたので店の外観も分かった。

店に入ると店主は鳥打かぶったお洒落な格好で店内を片付けてた。
あとで聞いた話では「移転してからは昼にお一人様の女性客が増えました」そうで、それでかーと思いつつ、昼はやっぱちょっと来づらいかもなぁwとか思った。まぁメニューも店もお洒落だからウケればそうなるよな。よきよき。

ファイル 3220-2.jpgさて、また大きなモニターの真ん前の席について、一応メニュー見たけどたのむのは決めてて、もうひとつの新メニュー「ごまわせ」
それと前回は誕生日のすぐ後だったから自分へのご褒美に食べちゃおうかなと思いつつ「夜はもう無いかな」と思ってヤメてた「館林プリン(以前は「あぜプリン」という名だった)」は、まだあるかと聞いてみたらあるという事で、食後にとたのんだ。

さてさて、大きなモニターにはNHKの大河ドラマが流れてた。まだ日曜6時の放送前だから録画したものかな?とか思いきや、いやこれって先週の続きだぞ?と驚いた。あ、衛星だと少し早めに放送するのかな。まじか。らっきー。
とか思って見てたけど、毎週楽しみに見てるだけについつい見入っちゃった。

そして「ごまわせ」登場。

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うん、胡麻ダレ美味しく饂飩らしい饂飩で、千代田饂飩らしい瑞々しさと濃厚な胡麻の風味で小麦の良さを感じる一品。「よく混ぜて、混ぜ込んで食べてみてください。」との案内で、食べ始めは弱気にあまり絡んでない部分で饂飩を感じようと思ってたんだけど、胡麻の味に慣れてきてからはしっかり混ぜ合わせてみた。ら、胡麻の苦みというかグッとくる味が出てきて変わって面白かった。「混ぜるほどに味が良くなりますよ」という案内はホントだった。
おしむらくは、おいしさの喜びがついつい気になる大河に吸われて食事だけに集中できなかったトコ。帰ってからでもちゃんと見れるんだけどねぇ。。

ファイル 3220-4.jpgそして食後のプリン。
これは妹も絶賛の濃厚プリン。チーズケーキくらいのかたさのあるドッシリタイプ。やっぱうまーい。
(妹はもうプリンの店と認識してるようだ)
でも自分で頼んだのはこれでまだ二度目。前は売切れてることが多かったのもあるけど、饂飩で満足してたからこれはちょっと贅沢が過ぎる感じがしてて遠慮してた。
少々ニヤケながらゆっくり味わってたんだけど、これもまたついつい大河に引かれて集中できずで、ちょっと勿体ないことした。

食事終わっても他にお客さんいなかったので、少し店主と話してたんだけど、どうも会話もついつい大河に気を取られがちであまり弾まず勿体ないことをした。

んー
大河を避けて土曜に来るようにするかなぁ。。
日曜日に来れないとなるとまたハードルあがるなぁ。。
こんなことで困るなんて思てもみなかったなぁw
 
 
ちなみに前回の点景

タグ:餐:麺 餐:菓 楽:話 楽<困

UDON BISTRO 千代田饂飩

ファイル 3211-1.jpg館林市羽附旭町の354号沿いにある饂飩店。

うどんが大好き!というわけでもないけど、一応ドライブ先の全国いろんなうどんを食べた中で個人的には一番おいしくて好きなのがこの千代田饂飩。
その何度も寄ってるお馴染みのお気に入りの店(10回も点景にしてた)が、今年に入って千代田町の県道沿いからこの館林ICの少し東の国道沿いに移転してた。

んードライブ的には千代田町は行きで昼に合わせやすかったけど、こっちは専ら帰りなんだよなぁ、、うまく夕食に合わせられるかなぁ、、と不安に思ったけど、今日なんかは丁度夕方に通りかかれていいタイミング。昼の食事が4時にしててまだ二時間ばかりで腹は減ってなかったんだけど、饂飩くらい入るだろと寄ってみた。

国道から見るとY字路の股にある看板は目立つけど、その裏の店は駐車場に灯りもなく、一瞬あれ?今日は売切れ終了か?とか思ったけど、そうではなく、お洒落な感じで隠れ家のように営業してた。

ファイル 3211-2.jpg店に入ると中もビルの高層階の店舗のようにシンプルで洒落た都会的な雰囲気で、一瞬戸惑ったけど、元の店にもあった半紙に筆書きされた見慣れたメニューが貼られてるのを見てホッとした。
そして大型壁掛けモニターの前の席に着いてテーブルの紙メニューを見てたら、顔なじみの店主が奥から出てきてまたホッとした。

「移転記念で新メニューができたのでいかがですか」と薦められて、魚介系だしの「かねひら」というのをたのんでみた。

でも魚介系と聞いて思い浮かぶのは、ドロッとした今風なこってりラーメン。そんな感じのつけ麺かなぁ、、と侮ってたけどアニハカランヤ、出てきたのはスッキリ無色のダシがかけられただけのシンプルな千代田饂飩だった。おお!これはこれはと嬉しい方向に想像ハズレて喜んだ。

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食べてみると変わらぬ千代田饂飩のみずみずしさと小麦のおいしさを感じつつ、魚介だしの香ばしさがイイ感じ。しっかり味がきいててもくどくなくしっかり饂飩を味わえた。むしろラーメンでもこのくらいスッキリした魚介系のものが何故無いのかと不思議なくらいおさまりがよく、おいしく夢中でたいらげた。

これはおいしいですねぇと絶賛すると「もう一つの新作の胡麻の方もおいしくできましたよ」といわれ、是非また近いうちに来なければ!と思えた。
ちなみに夕方の営業時間を聞いたら「今はコロナなので一時間くらいしかやってない」そうで、やっぱり昼でうどん売切れで夜はやらない日も多いとの事、、前より倍率あがった感じ。。むむむむむ。
少し話したかったけど、後から客も来てたので遠慮して「またきます」と店を出た。


ちなみに移転前の前回の点景

タグ:餐:麺

鳥めし本舗 登利平 南部店

ファイル 3210-1.jpg前橋市公田町にある鳥料理店。

「上州御用鳥めし」の屋上広告塔が見えて気になって寄ってみた。
そういえば群馬県内でとり飯弁当の店を何店か見かけててヒジョーに気になってたんだけど、どこも持ち帰り専門の店だったので食べた事なかった。(鰻屋で鶏丼は食べたけど)
そして後からテレビやウェブで、鳥めし弁当は群馬のソウルフードというくらい地元ではスタンダードなものだと知って更に気になってた。

で、その屋上広告塔は工場ビルのものだったけど、その手前には和風レストラン風に店があったので駐車場に停車。
入口の横には持ち帰り用の弁当売り場もあり、ちょっと一人じゃ入りずらそうな感じの店だから持ち帰ってどこかで食べてもいいか、、とか腰引けてたけど、半端な時間で空いてるだろうからいいかなと思い切って入店。すいてたからよかった。

ファイル 3210-2.jpgメニューを見るといろいろあって定食セット物も気になったけど、やっぱり食べてみたいのはメインの鳥めし重、なので「鳥めし松重」にしてみた。値段は入口で売ってる弁当と同じかな。高そうな店の雰囲気だけどリーズナブルなメニューも多かった。

あとからくるお客はみんな鳥めし重はたのんでなかった。そりゃそうか。せっかく店で食事するなら買って帰れるスタンダードなものはたのまないだろうね。

鳥めし松重はあまり待たずにすぐ出てきた。

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うん、うまい。
タレの味わいがよくスッキリした胸肉やご飯にしみて、ウナギとは違ったスキッとしたおいしさ。そして「松」に入ってるもも肉の弾力が胸肉と違ってて互いに引き立っていた。
一般的な群馬県民は白い胸肉一色の「竹」こそスタンダードで、モモ肉は軟弱ととらえられているらしいけど、個人的にはどちらかと言えばもも肉の方が好きなので「松」にしといてよかった!

いやぁ今日はこんな時間まで食事できずヤレヤレな感じだったけど、半端な時間でゆったりと群馬のソウルフードを味わえてよかった。

ちなみに後ろの工場が本社だそうだけど、この店は本店ではなく、本店は前橋市街に宴会場ホールの入ったビルが建ってるらしい。

タグ:食:丼 餐:肉

群馬県庁舎

前橋市大手町にある群馬県の県庁庁舎。
群馬県一の高いビルで山の方から見ても目立ってわかりやすい建物。最上階の32階が無料の展望台なので展望休憩に来てみた。
車はスムーズに裏から立体に停めて展望台直通のエレベーターで上昇。外が見えるエレベーターで、足元の利根川がぐんぐんと離れていく感じが面白かった。

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そして最上階で降りたら西の展望で、浅間山が正面に見えた。で、まずトイレ。北西の榛名山を見ながらのトイレはいい気分。

ファイル 3190-2.jpg各階止まりのエレベーターの廊下を抜けると展望室ロビーに出る。
中央は天井から下階へ吹抜けの螺旋階段、まずは右にまわって放送スタジオブースの前の南の展望。足元の利根川と秩父に続く山地と前橋から高崎の群馬の中央の市街が広がっていた。

そして中央奥が広い展望休憩室。雲形の芝生っぽい椅子が並んでた。展望は東側。北関東の市街が広がり霞んだ筑波山も見え、この建物の陰も見えた。

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左はミーティングデザインのショールームになっていた。その奥に北の展望。足元の公園やドーム型展示場(前に行ったっけ奥に赤城山から群馬の奥の白い雪山などが見えた。

ゆっくーり眺めてまわって、中央の螺旋階段を下ってみた。
31階はレストランがありつつ、一角に群馬県のPRコーナーがあって、その中にステンレスっぽい立体地形図があった。

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これはアルミの削り出しで10万分の1の地図に高さは4倍に強調したものだそうだ。
「やさしくさわってください」とあったので赤城山とか榛名山とか指で撫でた。(コロナはいいのか?)尖ってはおらずなめらかだった。こうしてみると群馬県て、山以外は海みたいに平らなんだね。

さて、26階のジオラマも一般開放しているとの張り紙を見かけて、各階止まりの方のエレベーターで26階に下ってみた。

ジオラマは中庭のような外の「ふれあいテラス」というトコにあってさっきの31階のアルミのものをデカくしたようなもので、こちらは1万2千分の1の地図で高さは3倍に強調したものだそうで、844枚の有田焼の陶板で一辺が3Km分だそうだ。

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グルッとまわって東の先っぽの館林の方から眺めると、山の成分を集めて流した漏斗のようなクリーム絞り袋みたいな印象を持った。群馬県の東の先っぽが伸びてる意味が分かった気がした。

しっかりしてるのでズカズカと入りこんであちこちから眺められた。
山は赤城山と榛名山は分かりやすかったけど、他はよく分からなかった。長野原あたりは意外と平らな広い高原で、今更ながら「原」と入る地名に納得できた。

そして北の山側から見た群馬は、赤城山が憎らしいほどいい位置に立っててセンターポジションで目立ってた。

ファイル 3190-6.jpg後は一旦1階に下りて2階の「ぐんまちゃん広場」というのにも行ってみようかと思ったけどロビーで聞いたら本日休館だった。(っていうか子供向けだったようだ。。)

こんなとこかなと、地下の駐車場口に下りた。
立体駐車場の横スライドで出てくる感じがなんか良かった。

展望だけじゃなくてジオラマなどで群馬の形が見れて思った以上に楽しめた。
他の県庁庁舎とかってどうなんだろうか?そういえば東京都庁も千葉県庁でさえも行った事なかったな。。

タグ:楽:眺 楽:触 景:町 景:山 景:川 観:楼 観:庁 観:模 観:庭 観:装 観:キ

横室の大カヤ

ファイル 3189-1.jpg前橋市富士見町横室にある榧の古木。

ここの前の県道は上武国道バイパスが未開通で手前で切れてた時に迂回路で使ってた道で、何度も通ってて、通るたびにナビ地図で見かけてたこの「大カヤ」というのは気になってたんだけど、道から近くな割によく見えず脇道もわからずにずっと通過してた。
で、バイパスが全通して通ることもなくなった今頃になってだけど、そのバイパスから横目にそれらしい大きな木が見えたので気になって来てみた。

ら、こっちの旧17号側から進むと入り込む脇道の案内がよく見えて、細道で一瞬躊躇しつつも素直に来れた。そっか今までは逆から来てたから鋭角に曲がる形になるので気づかずに通過してたんだね。
細道は不安だったけど樹の前に車が転回できるくらいのスペースはあったので、回頭して停められた。でもこれ車一台分だね。次の車が来たらすぐ出なきゃだね。(来る事はなかったけど)

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さて、巨木をゆっくり眺めた。
横の案内では樹齢1000年以上、樹高24.2m、根回り14.4m。国天然記念物に指定されていて日本三大カヤのひとつに数えられるとあった。(三大~は名乗っちゃったもの勝ちみたいなもんだけどね)

カヤってあまり見てないかも(とか思ったけど与野や邑楽で見てた。点景つけててよかったw)
幹の太さも立派だけど、元気な葉の繁り方が立派で、特に中間の幹がわかれるところにモシャモシャと葉が繁ってるのが野生的でセクシーだった。

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柵の中にも入れて日向の側からもまわって見れた。
櫛状の葉は冬も落ちない常緑樹。冬見るなら常緑樹がいいね。
「かつては720Lもの実をつけて人々の生活を支えた」とあったけど、この落ちてるのが実かな(そうらしい)。うまいのかな?

ゆっくりと足元や上を見ながら何周か見て廻った。

タグ:植:樹 植:実 観:然

多々良沼公園

ファイル 3174-1.jpg館林市日向町にある沼の畔の公園。

何度か立ち寄ってる沼だけど、そういえばちょっと久しぶり。デルソルの頃以来かな?
今日はトイレに行きたかったので来てみた。トイレはコンビニよりも公園とかの方がドライブ的にも楽しめそうだしね。

で、久々に来てみたら周りの道がキレイになってて、岸の途中にキレイな駐車場があったのでそこで小休止。
なんか案内図を見ると沼岸に九ケ所も駐車場があるのね。。前は館林の口(松沼)と邑楽の弁天島側とガバ沼の三ケ所だけだったような気がする。

今回停まったのが北側の日向駐車場。
名前の如く沼の先正面に西日が見えてる日向の駐車場。思わず停めた車越しに眩しい西日を映す沼の写真をパシャリ。
そして脇にあったのは「野鳥観察棟」とある建物だったけど、トイレは横の扉ダイレクトの一つだけで小さかった。

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観察棟の前には「白鳥飛来地」とあって、小さな橋を渡ったら有料の釣り場で、年間釣りコンテストの写真とか貼り出されていた。

釣りしなきゃ無料でしょ、とか思って進んでみたら、ここの岸には沼に突き出た桟橋や浮橋があって、浮橋は「釣り人以外は入らないでください」とあった。
桟橋は三方に延びてて、こっちには「釣り人以外は~」とは書かれてなかったので西側の橋を進んでみた。

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けど、見た目の通りあまり頑丈な造りではないので、あまり進まずに、沼を眺めて戻った。そういえば白鳥はまだのようで一羽も見かけなかった。
いままでじっくりとは見た事のない角度からの多々良沼が眺められてよかった。
 
 
と、出発したんだけど、その先の堤の上に歩道が整備されてて広く沼を見れそうだったので、やっぱり少し先の大きな松沼駐車場の方にも寄ってみた。
ここは前からある駐車場で、何度か来た事あるトコ。

堤の上の道は「夕日の小径」という名だそうだ。やっぱり夕日スポットだったのね。
その脇の電線に鳥が群れて留まってて、よく駅前にいるモズとかヒヨドリとかかと思いきや、スズメだった。なんだろ、スズメだと思うと嫌な気がしない。。

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前は岸に下りてたけど、水位が高いのか岸が狭かったのと、岸に上がってたカモの数が多かったので上の道から眺めるだけにした。
夕陽にはまだ少し早いけど眩しい西日の感じもイイ。眩しすぎて気持ちよかった。

そういえばこの「夕日の小径」は堤だけど、多々良沼って人工だっけ?天然だっけ?(天然の沼で、この堤は北の部分の干拓の為のものだそうだ。昔は3割以上広く122号のあたりまで沼だったらしい)

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一旦駐車場に戻りつつ、少し公園の方にも歩いてみた。
公園からはあまり沼は見えなかったけど、所々覗ける所があって、何やら大きな観音像みたいなのが見えた。あれ?そんなのあったっけ?とカメラでズームしてみたら、邑楽町の邑楽タワーだった。ああそんなのあったね。
日暮れまで歩こうかと思ったけど、寒かったのでやめて缶スープを買って飲んでから車に戻った。

ファイル 3174-6.jpg「鳥白湯」という文字にそそられて飲んでみたけどよく見たらサムゲタン風スープとか書かれてて少し辛かった。。やられたーと思ったけど底に米が沈んでて面白かった。いろいろあるなぁ。

ちなみに前回の点景

タグ:楽:眺 景:湖 景:陽 観:橋 観:楼 餐:飲 動:鳥