室戸市室戸岬町にある灯台。
最御崎(ほつみさき)寺という四国88箇所の24番札所のお寺の駐車場から歩く。
ちゃんと寺の脇の道に「←室戸岬灯台」の案内が出てた。
下から登らなくてよかったー。
まずはその寺の脇の坂道を登る。少し登るとお寺の入口の山門前に出る。帰りに寄ってみようかな。
灯台はそこから坂を下る。お寺の方が上にあるんだね。
一面に苔のような草の生えた日蔭の壁の道を廻るように下ると灯台が見えた。
!
っていうかレンズでかっ!
ザクに睨まれたような威圧感ある白い灯台だった。
案内にも「日本一の一等レンズ」とあった。
参観灯台ではないので外見を眺めるだけだけど、レンズだけでなくリベットが並んだ鉄製の建物自体雰囲気あって良かった。
(ここも「恋人の聖地」とかなんとかだったけど、、独りで来て何が悪い。もうどうでもいいや。)
これは明治後期の建設当時からの姿だそうで大戦中の機銃掃射痕も残っているそうだ。(見えなかったけど)
海も碧く、小さな船が浮かぶのが見えた。
少し眺めていたけど後から人が来たので入れ代わりで道を戻った。
さて、ちょっと最御崎寺にも立ち寄ってみた。
立派な山門のから想像したままの大きなお寺で、朝から人も多かった。
山門で見張る仁王像もハッキリした造形で、乳首がやたらと立派で気になったww
お寺では朝の「お勤め」で本堂や大師堂で経が読まれてて、中に入れなかったお遍路さんも表で一緒に経を唱えていた。
お寺のお寺らしい姿が見れた気がする。
そんなのをバックに見て歩いた。
まず境内で気になったのがこの「鐘石」
響きが冥土まで届くと言うそうな。
乗ってる小石で窪みを打つと、「きーん」とイイ音色。
これはホントに面白い岩だった。
小石の大きさと位置で音色も変わりいろいろ試した。
そして「鐘楼堂」「多宝塔」と続く。
「鐘楼堂」は慶安元年(1648)に建てられたとか案内板付いてたけど、「多宝塔」には何も説明がなかった。新しいのかな?
本堂も彫刻が立派でなかなか素敵だった。
そんな感じでさらっと見て歩いて境内を出た。
お寺の裏に進むと「遍路センター」というのがあって、資料館か何かかと思って入ってみたら、お遍路さんの宿舎だった。。
おっといけねいけね。
外に出ると最後に「一言お願い地蔵」なんていうのがあった。
お寺じゃ拝まなかったけど、ここだけちょっと拝んだりした。
お願いかぁ。。「素敵なドライブが出来ますように」
もう叶ってるような願いだけどねw
見所の多いお寺だったと思う。四国の札所とされるお寺って、、初めて来たけど、どこもこんな感じなのかな?
目的の灯台とはガラッと違った雰囲気で面白い組み合わせの寄り道になった。