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室戸岬

ファイル 1050-1.jpg室戸市室戸岬町の四国南西に突き出た岬。
55号という二桁の幹線国道が迂回することなく通り抜ける岬で、交通アクセス抜群ながら、あまり大きな駐車場がない所。
55号は何度も通ってるけど、特に立ち寄ったことは、、、あ、一回あったな。
土砂降りの時に「やっぱ室戸岬って言ったら暴風雨だよねー」なんて思いながら歩いてみた憶えがある。。若かった。

さて、そんな岬で印象的なのが幕末の志士「中岡慎太郎像」
初めて通った若造の頃は歴史に疎くて「誰それ?坂本龍馬じゃないの?」なんて思ってたけど、歴史に興味持って知れば働きは坂本以上といえる大人物。
今回はじっくり拝ませてもらいましょう。

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この裏を登った所に展望台があるそうなんだけど、今日は膝痛いし、「恋人の聖地」とか何とか小賢しく書かれてたので行かなかった。

そしてまたここでも海岸への道「乱礁遊歩道」を歩いてみた。
こっちは岩場ではなくて低い防風林をくぐって進む。

海に抜けると、最初にあったのは「タービダイト層」という一見節理みたいな縦の縞の砂岩泥岩互層。なんか凄い。
振り返ると「室戸岬灯台」が山の上にぽっかり見えた。
あんな上か。。今日は膝痛いから登らないでここから見ればいいよね。(とか思ってたけど、車で上から行けるようなので後で行った)

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その近くの多分ここが岬の突端であろう「灌頂ヶ浜」
浜としては尖ってるわけもなく、あまりピンとこないけど。。
なんかお弁当拡げてる人がいたので遠慮して軽く見て通りすぎた。。

さて、
また少しそのまま「乱礁遊歩道」を進んでみた。
やっぱりここら辺もいろいろあって、まず「牛角岩」。どれだ?
そして「子授の岩」は、先の大きい岩かと思ったら脇の白い岩のようで、石投げて乗ったまま落ちないと子が授かるそうな。結構落ちてる、、

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次は「目洗の池」。弘法大師がこの池の水で眼の治療を行ったとか、、昔はキレイだったのかねー?
それと「竜宮巌」。木に埋もれて見えない。。中腹に竜宮様の祠がある。
ここら辺までが「深海ゾーン」になるのかな。

引き続き「亜熱帯植物ゾーン」に進む。
道は林の中に進入。その林の中に、亜熱帯っぽいうねうねの根の「アコウの木」があった。
ほうほう、これはすごいなぁ。ジャングルだなぁ。

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こんなとこかね、これ以上進んだらまたさっきの「火山ゾーン」まで行っちゃいそうだ。。と林を横に抜けて国道に出た。

国道には駐車場に猫だらけのトイレがあった。ちょっと立ち寄り。
そして「室戸岬灯台登り口」徒歩20分かぁ。。いやいやいかないでしょ。

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大人しく国道の脇をあるいて戻った。
さっき車で来た展望台は、入口の売店がまだ閉まってた。待ってる人も何人かいた。8時半からだそうなのであと15分。僕はパス。

やっぱり国道を歩くのは面白くなく、遊歩道の枝道があったので、もう一回入り込んでみた。
ら、こっちにもアコウの木があって、こっちはこっちで凄かった。

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ってわけで、駐車場に戻った。
いやぁ、盛り沢山のコッテリ散歩。なかなか面白かった。
なんだかんだ言って「乱礁遊歩道」はほぼコンプリートじゃないの?
膝は痛かったけど、段さえ無ければ平らな道なら痛くないので問題なく歩けた。

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