室戸市室戸岬町にある洞窟。
洞は左右にあって、右は神明窟。天照の小さな祠の浅い洞。
左が御厨人窟。大国主の五所神社の少し深い洞。
ちょっと入って見て拝んだ。
ここは、平安時代に青年だった弘法大師が籠って悟りを開いたとう洞窟だそうだ。
ここから見えるのが空と海だけだったことから「空海」と名乗ることにしたそうだ。
僕には何が見えるかなーと振り返ったら、図らずも海と車が見えた!いやいやわざと停めたわけじゃないよ。偶然偶然。
んじゃ僕は「車海」かな。。
くるまうみ、、
んー弱そうな四股名だ。 って、相撲とりかい!ヘ(..、ヘ)☆\(゚ロ゚ )
さて、この国道を渡った前の海岸には「乱礁遊歩道」という歩道が岩間に続いていたので、そのまま歩いてみた。
そしたら結構次から次へと色んな岩や地質の解説や案内が続いてて飽きない遊歩道だった。おお、朝の散歩に丁度イイ。
まずは少し南に歩いて「エボシ岩」うんそのまま烏帽子だ。
他にも変な形の岩が歩くたびに現れた。
みんな斑糲岩というマグマの岩石だそうで点々と斑点模様になってたりした。
「ヤッコカンザシの巣穴」っていうのは沙蚕みたいな虫の化石だそうだ。
なんか昨日から膝が痛かったんだけど、高低差も少なく、ずっとコンクリで舗装されてたし面白い道だったのでホイホイ進んだ。
けど、
進みすぎても戻るの面倒なので適当なところで引き返した。
っていうか、この道ってずっと室戸岬一帯を歩ける道なんだね。ここら辺は「火山ゾーン」だそうだ。
このまま行けば岬の先を廻って西側まで歩けるらしい。いかないけど。
岩石メインだけど、カニや花も眺めたりしてゆっくり歩けた。
で、一旦戻って反対側の北にも少し歩いてみた。
「ホルンフェルス」とか「タフォニー」とか「ポットホール」とか地質に興味もてばもっと楽しめそうな解説が続いてた。
ふーんとかへーとかで通りすぎるにしてもいろいろある場所って楽しい。
大きな岩は「ビシャゴ岩」。びしゃごって何ぞ?
そして大トリは「弘法大師行水の池」
やっぱ弘法大師の所縁の地だからね。
弘法大使っていうとあちこちの湧水や名水で伝説の残る人なので、きれいな水のイメージだけど、ここの水はちょっと行水したくないねぇ、、、
でもこれ、こんな海岸目前なのに真水の天然池という不思議さはやっぱ弘法大師だわ!と思えるね。
こっち側ももう少し先まで遊歩道は続いていたけど、こんなトコかな。
上の国道に出て、車を停めっ放しの御厨人窟まで戻った。
思いのほか楽しく歩き回っちゃった。