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道の駅 まくらがの里こが

ファイル 2742-1.jpg古河市大和田の4号バイパス沿いにある道の駅。

ここで食事ー!
と思って寄ってみた道の駅だけど、建物前にあったテントの牡蠣小屋とか車屋台の店とかはもう店じまい始めていた。。
そういえば前にここに寄った時も夕方で、ソフトクリームだけ食べた憶えがあり、ひょっとしたらもう中の食堂も閉まってるのかも、、
とか思って入ってみたけど、店内の食堂はやっていた。

「おったまげ天丼」とか「茨城県産ポーク丼」「つくば鶏チキン南蛮丼」「古河産玉子のオムライス」とか気になって少し迷ってたけど券売機を見るとご飯ものが全部売切れ。。迷って損した。

仕方ないので「さしま茶うどん」にしてみた。
そういえばこれはまぁ地域の名産の猿島茶のメニューなので前回からも気になってたメニューではある。
温かいのと冷たいのと選べるけど、温かい汁に入ったうどんじゃお茶の風味が分からなさそうだと思って冷たい方にした。寒い冬だけど。

出てきたうどんは大きめのタライのような器で思わず「おおー」と声が出て受け取るときに店の人がフフフと嬉しそうだった。

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さてどんなだろうと期待して食べた。。けど。
なーんかあまりおいしくなかった。。久々に失敗。
お茶なら蕎麦の方が啜りやすくて風味も分かりそうなもんだけど、茶そばじゃ普通だからうどんなのかな。
うどんもだしも途中であきてたけど一応全部食べた。

タグ:餐:麺 道の駅

高須の一本松

ファイル 2741-1.jpg行方市玉造甲にある茨城百景の樹木。

この前の道は何度も通ってて、前の車のナビではこの「一本松」というのが名勝地マークで出てて気になってたんだけど、いまいち場所がよく分からず通過してた。。
のに、今日通ったら「茨城百景」という門柱みたいな石柱が立ってるのに気づいて、あれ?こんなトコにあったっけ?と今更のように驚いて一旦通過したけど戻って来てみてその脇道に下ってみた。

ら、一応車停めるようなスペースもあって停められた。

で、、その一本松とやらは、、これか?
と石碑の立った後ろの木を見たけど、どう見ても松には見えない。
(帰ってからWebで調べてみたら、この木をそれと勘違いした人がけっこういたw)
これは関係ない木で、周りを見て気がつけば低い柵で囲われた中に小さな松が三本植わっていた。

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案内板を読むと、元の樹は松くい虫被害で枯死したそうで、その実から育った二代目を平成29年に植えたんだそうだ。
古くは永承6年(1051)に前九年の役で東北に向かう源義家が詩を詠んだ樹だそうで、後に水戸藩でも大事にされて藩から肥料代を賜ってたそうだ。(ってことは、霞ケ浦がまだ香取海の一部だった頃もここらの地形は今と変わらず岸だったんだね)
そして江戸時代の木版画や昭和50年頃の写真も出てた。
「天に昇る龍が湖岸で水を呑んでいるような樹相」とあったけど、タコのようなうねった笠松という感じだったみたいだ。

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二代目は三本植わっててすでに一本松じゃないわけだけど、芽も元気そうで力強そうないい幼松だった。ぐるーっと眺めてひと回りした。

先代はいつまで植わってたんだろう?
僕はてっきり背の高い松を想像してたから知らずに過ぎてただけで、点景をつけ始めて寄り道が増え出した10年前くらいだったらまだあったのかな?
枯死したとはいえ樹齢1000年にはなるタコのような松の木、見てみたかったなぁ。。

と、残念がりつつ、二代目の成長に期待しつつ、ひとまわりして車に戻った。
けど、その車の先の浦岸の道の土手に沈む夕日に誘われて、ちょこっと霞ヶ浦に出てみた。

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霞ヶ浦は北に分かれた部分で一番広いところではないけど、それでも広々して広く静かな水面に夕日が眩しく映ってた。
そして水鳥(オオバン)もゆったりと泳いでて気持ちよさそうだった。

ここに来るまでに車からずっと見てた景色だけど、降りて見た方がゆっくり見れるね。
とかなんとかのんびりしてたら道の駅の方からホタルの光が聞こえてきた。あ、たまにはタワーとか登ってみようかとか思ってたけど、ひょっとして終わりか?と、思ってその後行ったらバッチリ4時半で閉館だった。。
まぁいいや。こんな時間に閉まるんだから夕日の霞ヶ浦なんかタワーから見ても面白くなかったんだろうな。

タグ:植:樹 観:選 楽<残 景:湖 景:陽 動:鳥

平野精肉店

ファイル 2733-1.jpg龍ケ崎市大徳町の県道沿いにある精肉店。

市街から少し離れた宅地内にある肉屋さん。龍ヶ崎のご当地グルメ「龍ヶ崎コロッケ」の幟の立つ店で、以前に一度寄ったことあるのもこの店だったと思う。(正解)

正直言えばこの「龍ヶ崎コロッケ」は特別な具材や特産物を使ってるわけでもなく、とくにどう他と違うところがあるわけでもなく、各店で統一された品目があるわけでもない。ぶっちゃけ名前だけの御当地物ではあるけど、どこの店のもおいしいからヨシ。
取り敢えずそういった名物的な幟を見かけたら寄ってみちゃいたくなる。それだけでいいのだ。それだけで場違い感もなく興味本位に寄れるのだから。
そうでなければ、なかなかこういう市井の肉屋さんなんか寄れやしないよね。

ってわけで、
子供の頃にお使いで来たような懐かしい感じのする精肉店。最近はスーパーばかりで肉屋とか行かないからなぁ。

揚げ物は見やすい表のメニューが出てた。少し迷いつつ、自家製マークのついた物を選んで「ビーフコロッケ」「コーンクリームコロッケ」それと「メンチカツ」を注文。 あ、メンチは後から「和牛メンチカツ」に変更した。

注文してからパン粉を付けて揚げるのが見えたのでゆっくり待った。
後からのお客も電話の注文もみんな揚げ物のようで、担当のおばちゃん大忙しだった。(おじちゃんは黙々と肉を切ってた)

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ってわけで三つの揚物ゲット。
もちろん揚げたてでまだ熱いので食べられず開いて放置して出発した。

食べ始めたのは約30分後でもう千葉県に入ってから。
どれがどれだかわからなかったけど、この色濃い目で丸いのがメンチだろうとまずはそれから食べてみた。

!!んまい!!
さすが肉屋の和牛メンチ、驚くほどの柔らかさはどこぞの人気のハンバーグ店かと思えるような肉汁たっぷりでニヤケるおいしさだった。あーもうメンチでいいや、コロッケいらないや、と、元も子もない事思いながらペロりと食べた。

で、次に丸めなのはきっとコーンクリームだろうと思って食べたらビーフコロッケだった。ああしまった。。メンチの後だとただのコロッケだわ。コロッケじたい芋の甘さでいい味ではあるけど、やっぱりクリームをはさんで食べたかった。。

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で、ラストの長めなのがまさかのコーンクリーム。くたーっとしてしまってちょっと食べづらい。おいしいけど零れそうで慌てて食べた。ドライブには不向き。

ってわけで、もちろんそれぞれおいしかったけど、次回は和牛メンチ×3とかかなーと思った。

タグ:餐:揚 餐:肉

道の駅 グランテラス筑西

ファイル 2732-1.jpg筑西市川澄の50号沿いにある道の駅。

初めて寄った。昨年夏にオープンしたばかりの新しい道の駅だそうだけど、50号は通って見かけてて気づいてはいたので「あーここね」と思った。

新しい道の駅らしく駐車場が区分けされているのは煩わしかったけど、停めて歩くとキレイで大きな建物でなんか面白いものあるかなーと期待した。
で、さっそく建物に入る前にテント販売で「あんこう汁」とかあったのでやっぱ茨城の冬はこれだねーと一杯買った。(筑西はぜんぜん海から離れているけどw)

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日陰は寒いので裏の広場側の日向の方のテーブルで座って食べた。
けど、んーイマイチ。肝入ってないのかな。。煮こんだアラ汁みたいな感じで魚の匂いの強い汁。嫌いじゃないし悪くはないけど期待してたものとは違った。やっぱ大洗に行って食べなきゃだめだね。

このテーブルのあった上の屋根は「渡り廊下デッキ」となってて階段であがれるので上がってみた。
少しだけ眺めよく、筑波山や夕陽が見れた。

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けどこのせっかくのデッキ、「渡り廊下」という割には3っつある建物のどこへも渡れず中途半端。登って下りるだけのデッキだったのがなんとも虚しくて残念。

ファイル 2732-4.jpgぐるっとまわって最後に売り場を見てまわった。
下館やきそばとか幾つもあってそそられて買ってみた。
ら、買ったのは下館やきそばじゃなくて「筑西元気やきそば」って書かれてた。ちがうのかな?まあいいや。
今はお腹ぜんぜん空いてないので、持って帰って夜に家で食べた。

食堂メニューには下館ラーメンとかもあったし、スタバもあってドライブスルーは列になってた。。
またいずれ食事で立ち寄ろうかと思った。

(ちなみに、夜焼きそば食べたら、、辛かった orz)

タグ:餐:汁 餐:魚 餐:焼 景:山 景:陽 道の駅

らーめん ゆうきや 総本店

ファイル 2731-1.jpg龍ケ崎市藤ケ丘の県道沿いにあるラーメン店。

どこでもいいから適当に食事しようと思って、取り敢えず近くのラーメン店を検索して来てみた店。チェーン店みたいだけど、名前に総本店とあったのでここにした。

で、
来てみたらセガのゲームセンターの敷地内にある店なので、駐車は楽に停められた。
けど、
店はどうやら味噌ラーメンがメインの店のようで、ちょっと戸惑った。
味噌ラーメンは辛いことが多いので初めての店では冒険なんだよね。一般的にピリ辛くらいでも僕には血鬼術のようなダメージ。。でもたまには食べたくなるので冒険することも希にはある。
年頭だし、今年一年を占うくらいのつもりで冒険してみようかと入ってみた。

ファイル 2731-2.jpg店前の垂れ幕にもあったけど、ウリの味噌は「赤」と「白」の二種類あるそうで、まぁ白なら辛くはないだろうと決めかけていた。
んだけれど、
読むと白は九州の麦味噌ベース。麦味噌ってどんなんだったっけ?
対して赤は、北海道と仙台の赤味噌のブレンドだそうで、何となくそっちの方がそそるし、そういう赤味噌なら辛くはないだろうと思えた。
写真でも辛そうな感じはなかったので、もともと冒険だし!と「赤みそらーめん」にしてみた。

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で、「赤みそらーめん」
うんうん、僕が知ってる基本的な味噌ラーメンがキチンとおいしくなった味だ。
最近、味噌ラーの店はよく見かけてて、濃い!辛い!熱い!を売りにしてそうな店とかのイメージで勝手に苦手意識を持って避けてた気はするけど、こういう素直な味噌ラーメンは素直に好きだ。必要以上にモヤシが乗り過ぎてないのもイイ。

おいしく麺も汁も啜れてペロリと食べられた。
今年はもう少し味噌ラーメンの店にも行ってみようかな。見かけてて通過してる店も幾つもあるし。と思えたし、次きたら白も食べてみようとも思った。

さて
ファイル 2731-4.jpg食後はせっかくだからと隣のセガのゲームセンターにも入ってみた。最近滅多にゲーセンも来ないからとくにやりたいのもないし、UFOキャッチャーもほしい景品なさそうだし、、と一通り見て出るつもりだったけど、何気に「艦これ」を見かけて気になった。
そういえば「艦これ」はPCでしばらくハマってやり込んでたけど、最近はすっかりやらなくなって久しいゲーム。で、思えばそのアーケード盤って一度もやったことなかったっけ。。と、思い何気なくやってみた。なんか難しくてこそばゆくて恥ずかしい感じが面白く下手くそなりに楽しかったw

たまには味噌ラー食べてゲームやってというのもいいかも。
この後行った日帰り湯もなかなか良かったので、セットとしてまた帰り道に寄ろうかなと思った。

タグ:餐:ら 観:本

御岩神社

ファイル 2725-1.jpg日立市入四間町にある神社。

正直名前も何も全然知らなかった。
今回集まった言い出しっぺの しばお が決めて予定組んでついてきた神社で、何がある神社なのかどんな神社なのか知らなかった。

で、来てみたら意外と人が多くて驚いた。駐車場も何ヶ所もあったけど混んでて三台バラバラに停めた。(なので今日は並んで撮った車の写真は無い、、)
年末のこの時期の神社は大概もう初詣の準備をしてるところで「何しに来たの?まだ早いよ」って雰囲気プンプンのトコが多い印象だったので、普通に参拝者が多いここは益々何があるのか気になった。

駐車場の県道からはちょこっと宅地を通って参道に歩く。
参道は山の日陰だったけどやっぱり歩いている人は多く、入り口の鳥居脇の社務所には巫女さんも数人いた。
由緒の案内板もあったけど、ゆっくり読んでたら置いて行かれちゃうので通過。予備知識ゼロで進行。

鳥居の前の「御岩神社」の石碑に小さな賽銭箱が置かれてて「そこ入れる人いるの?」とか思った。
そして、鳥居のたもとにあった小さなウサギの像を見つけてカワイイとか思ったけど、ここにも賽銭箱があって草w

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鳥居のすぐ先には「御岩山の三本杉」という御神木が三本高く真っすぐ聳えててカッコよかった。
推定樹齢500年、樹高50m、幹周8.48mの立派な杉。森の巨人たち100選だそうだ。(そんな100選あったっけ?)

そして写真撮ってなかった楼門をくぐった。天井には大洗の日の出の絵が描かれていた。

その楼門の先の疎らなスギ林がなんかいい雰囲気だった。
杉は細く若そうだったから整備された境内とも思えなくもなさそうだったけど、その下の苔の緑がとてもよく、たまたまだけど斜めに差し込んだ西日がその苔を照らし、光のあたった苔の黄色さと日陰の苔の青さとをクッキリ分けて緑を強調するかのように彩っていた。

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倒木の根に纏った苔や、低い笹を埋めるように覆う苔。乾燥しがちな冬でもしっとりした参道で、句碑や風土記の案内板も幾つも配されているものの興味は苔の雰囲気で充分だった。

その先には池があって、池の前に手のひらの石があり、その前に小さな賽銭箱w
手には「心-洗」とあって、手を洗って心を清めようってことなんだろうけど、どうしても「賽銭プリーズ!」と言ってるようにしか見えなくて草生えた。
一応池に流れ落ちる水に手を浸して先に進んだ。

そして回すと願いが叶う「後生車」というのがあった。
ん?これって仏教だよね、、と思ったらその先に木造如来像のお堂があった。神仏混合なのね。

その先に御岩神社の神殿があった。拝殿は大きくはないけど黒く厳つい立派な屋根でカッコよかった。
幕に葵の紋が入ってたので水戸徳川の神社かなと思った。

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どうやらここから始まる登山コースで御岩山へ登るのが本当の参拝らしく、杖を持って進む人や戻って来た人で人通りがおおかった。
どのくらいの距離なんだろうなと案内板を見ると片道60分だそうだ。「行く?」とか友達は冗談で言ってたけど、いやいやその先に凄いものがあるってアピールもないし、あっても行く気ないよ。

それより、この登山口の砂利道に財布が落ちてるのを見つけて気になった。
みんな遠回しに見て避けて通ってて、触らぬ神にー、、とは思ったけど拾い上げてみた。
しっかりお金入ってる感じだったのでこれは落とし主が困ってるだろうと思った。取り敢えず中を見るようなこともせずそのまま目の前の参集殿に持ち込んで、落とし物として預かってもらった。
渡した神職の方に「ありがとうございました」と言われたのがなんか違うような気がしたけど、、まあいいかw

ここで折り返し、復路は一本脇の車の跡がある通用道の方を戻った。けど、こっちも苔の感じがよくて雰囲気よかった。

ファイル 2725-5.jpg最後に色調真逆で申し訳ないけど、徳川マークのコーラの自販機が気になった。
ああやっぱり徳川関係の所だったんだね。
っていうかだからと言って徳川のラベルのコーラを買って行く参拝者ってどんだけいるのかな、、と気になりつつ車に戻った。

結局、なんでこんなに人が来る神社なのか分からずじまい。しばおも何で見つけのかハッキリ言わなかったし行けば分かるかと思って強く聞きもしなかった。
まぁ、個人的には神社としては特別な関心をひくことはなかったけど、苔と杉の木でいいトコだなぁと感じられたし、喋りながら歩くほど良い散歩コースとしてもいいトコだったと思う。

 
 
で、帰ってから気になって調べてみた。

常陸国最古の霊山にして国内屈指関東随一のパワースポットだそうだ。
ふーん。 パワーより穏やかさを感じたけどねぇ。
山登ってみるべきだったのかなぁ。。
しばおもきっと、みんなには何も言わずに行って、パワー感じて乗り気になったら山登ってもイイかなって思ってたんだろうな。。

ちなみに神社としては
古代より信仰の山だったここに、初代水戸藩主徳川頼房が出羽三山を勧誘して神社とし水戸藩の祈願所として定められ藩主は代々参拝してたそうだ。
けど、二代目の光圀(黄門さま)が如来像を拝して大権現とし、九代目の斉昭(幕末の烈公)が寺院を排して神社としたそうだ。
なので神仏混合の神社になってるらしい。なるほど。

タグ:観:宮 観:石 観:選 観:池 観:装 楽:浸 景:陽 植:樹 植:苔

鯨荘 塩町館

ファイル 2724-1.jpg常陸太田市西一町にある蕎麦の店。

「鯨ヶ丘」という旧太田城内の商店街の古い町並みの中心とも思えるレトロな建物の店。友達の しばお が探して決めてくれてた店。
この鯨ヶ丘は何度か通ってて知ってて、一度歩いてみたいとは思っていた所。
店名は集まる前に知らされてたんだけど、僕はこの後行く神社の位置と勘違いしてたので、「え?こっち?街の雰囲気を楽しんでドライブしてから行くのかな?」なーんて思ってたら、その町中の店だったのでちょっと驚いた。

店の前の空き地が駐車場ということで少々狭いけど三台の車も無事停められた。まだ11時ちょいだったからね。

店はうどんと蕎麦の暖簾が掛かってるのが不思議な感じもするレトロな建物。明治時代築の銀行だったそうだ。
中はホールのように広くなってて、靴脱いで上がって周りを見まわしながらテーブル席に着いた。
混んでそうだと思ってたけどまだ昼前だからか全然すいてて悠々だった。(あれ?駐車場の車はほぼ満車だったけどなぁ)
最初からなのか天井をはずしたのか客席部は吹き抜けになってて、高い上の天井まで見上げられた。
二階部の端には柵があったから銀行の頃からこうだったのかもしれない。

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さて、メニューをみて、そういえば暖簾には「粗挽き蕎麦」と「石臼うどん」と並んで書かれてたけど、饂飩と蕎麦とどっちがウリなんだろう?とか迷った。
けど「そばを食べに行こう!」という話しだったし、地域的にも常陸秋そばだし(うどんはこの地域には西山うどんというのがある)という事でやっぱり蕎麦だよね。三人とも蕎麦にした。
僕とおがぴは「葱天せいろそば」しばおは「鴨汁せいろそば」にしてた。

しばらく談笑。
台風の話から友達の家の駐車場の屋根の修理の話などを聞いた。業者の対応が悪くて「ネットで拡散しちゃおうか」とかとかw

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蕎麦はうまかった!
瑞々しく風味あって甘く爽やかで冷涼感たっぷり。(寒くない日でよかった)
そしてネギの天ぷらもおいしかった。敢えてネギだけというのがいいね。塩でもうまくだし汁でもうまかった。
店の雰囲気に負けないくらいのうまい蕎麦でいい食事になった。
店を選んでくれた しばお ありがとう。

ファイル 2724-4.jpg食後もゆっくり話して、お客さんが増え始めた頃に店を出たのがちょうど昼だった。
天気がいいので車停めたままで少し街を歩こうって事になった。

古い町並みはさほど密度濃くもなく、そしてさほど観光地化もしておらず、更に年末の騒がしさもない静かな日曜日という感じでのんびり話しながら歩けた。

東側の通りを歩いてまず見かけたのが赤レンガの背の高い蔵。
「旧稲田屋赤煉瓦蔵」明治43年(1910)築の三階建てで、酒業を営んでた稲田屋の蔵だそうだ。

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見やすそうな街の案内図もあったけど、やっぱり一人歩きと違って仲間と歩くときは細かく見たり興味深そうなのを探したりとかしないねぇ。それがいいんだけどさ。喋りながらぱーっと見て過ぎた。
足元のマンホールは「やまぶき」これはカードになってるのかな?(なってない)

通りの先は眺めがよく、丘の下の町が一望に出来た。
ここまでが外郭の城下町。
この先が太田城の城跡らしいけど、何が残っているわけでもなさそうなので此処等で折り返し。友達には「いかなくていいの?」と言われたけど、いいよーと西側の通りを戻った。

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ちなみに太田城(鶴舞城)は関東七名城のひとつ。水戸に移る前の佐竹氏の本拠地で、江戸時代初期に廃城になったものの、主郭部は太田御殿という形で水戸藩で管理してて、外郭の城下町は問屋が集まって栄えてたんだそうだ。

残ってる古い建物の多くは大正か昭和か、ちょっと崩れ気味で先の台風からか修繕できずにシートかぶった建物も多くて少々侘しい。茨城県ってこういう所が多い気がする。(真壁とか土浦とか)うまく観光地化できればいいんだけどねぇ。

駐車場に戻るとその前の細道が「十王坂」というまっすぐな坂道だった。太田七坂のひとつらしい。(なにかにつけて「七」ですなw)少し眺めがよく車で降りてみたくなった。一人で来たら通ってみようかな。

駐車場でもまた少し話してゆっくりしてから出発した。(出る時に店にきた人達よりも後だったw)ぽかぽかだしのんびりできて楽しめた。

タグ:餐:麺 餐:揚 観:建 観:街 観:道 観:具 景:町 楽:眺 楽:歩

すすり屋 しんぞう

ファイル 2700-1.jpg坂東市岩井の八坂公園前にあるラーメン店。

よく通るルートで曲がる角ひとつ裏なので今まで見かけることもなく、前回たまたま東から来て芽吹に折れずに西に通過した時に見かけて、蔵と云うか櫓っぽい外観に興味持った店。
調べたら地鶏ラーメンの店だそうで、いずれ忘れないうちに行ってみようと思ってて、すぐに来れた。

店の前にある駐車場に停めて店内に入ると、5時過ぎはまだ半端な時間かな他に客はおらず悠々とカウンター席に着いた。

ファイル 2700-2.jpg店内に会津地鶏の幟が貼られてた。おお会津地鶏だったのか。
(っていうか外には掲げないのかな)
先々週東北行った時に田島で会津地鶏そばの店とか通過しちゃって惜しく思ってたトコだからリベンジだ。
と、「地鶏ら~めん」をたのんだ。(リベンジでなくとも基本メニューなのでそれをたのんでたと思う)

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麺は優しい細麺で、汁は醤油で鶏の味がドライな感じなスキっとしておいしかった。
鳥を酸化する手前まで煮詰めたかんじかな。酸っぱさはないけどまろやかでもない直線的な味で意外だった。
汁のむと鳥の風味でいっぱい。ごちそうさまでした。

次きたら「鳥白湯ら~めん」をたべてみようかな。

タグ:餐:ら

ラーメン山岡屋 牛久店

ファイル 2693-1.jpg牛久市中根町の6号沿いにあるラーメン店。
山岡屋のチェーンの1号店だそうだ。

この店は三十年くらい前に一度入ったっきりの多分二度目。(ひょっとすると他にも何度か来てるかもしれない)
その昔この駐車帯のようになった区間にはこの山岡屋のほかに何とラーメンショップも並んでいて、吉野家もあったのでよく寄ってた。
で、ネギラーメンにハマったころでラーメンショップばかり入ってネギチャーシューを食べていたんだけど、ラーメンショップが閉店してしまって、それじゃあ仕方ないからとこの山岡屋に入ってみたって記憶してる。(並んでたのではなくラーショの後にこの店ができたのかもしれない)

でもやっぱラーショとは違っててイマイチに感じたので、それ以降は山岡屋は他のチェーン店でも入ってないと思う。(この場所は吉野家では寄ってたけど、その吉牛もいつしか閉店して無くなってからは全然寄らなくなった)

で、割と最近になってから、ここの山岡屋はあちこちで見かけるチェーンの1号店なんだと知ってへーそーだったんだと思い、っていうかあの店まだあったんだーとか思い、そういえば山岡屋ってどんな感じだったっけ?とか思って、ひさびさに一度はまた入ってみてもいいよなーとか思ってた。

と、前置きが長くなってしまったけど久々の来店。
店内はやっぱりラーメンショップと同じように厨房周りのカウンター席のみ。
やっぱり当時もたのんでたであろう「ネギラーメン」にしてみた。

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醤油とんこつでやや醤油が強い濃いめの味。やっぱりラーショとは違ってた。
一気に食べて完食。わるくない。
けどなるほど、やっぱラーショの方が好みだな。
三十年前の自分が変なこだわりだけで店を選んでたわけではなく、素直に味の好みで選んでたのかと分かってホッとした。(昔の自分はこだわりだらけで頭でっかちの面倒くさい奴だったので)

それにしても夜中12時近くになってからのラーメン。若い頃は普通だったなー。
平日会社普通に残業で帰って9時過ぎからドライブ出たりして、フラフラ廻って12時ごろにこの牛久でラーメン食べて帰ったりとかしてたよなー。と懐かしくなった。

タグ:餐:ら 観:本

さんさんまつり

ファイル 2676-1.jpg古河市(旧三和町)仁連の三和健康ふれあいスポーツセンター前広場を中心に催された祭典イベント。

会場への道は閉鎖されてて、ぐるっとまわったら役所あたりが祭りの駐車場になってた。
ちょっと遠くないか?と思ったけど歩いてる人も沢山いたから散歩がてらいいかな、、と思って車停めて歩いてみた。

ゆっくり歩いて8分。。途中すれ違うのが子供連ればかりだったから場違いかなーって気もしつつ、まぁ散歩がてらだからと進んでスポーツセンターの体育館に到着すると、横の道には神輿や山車が出ててしっかりちゃんとしたお祭りだった。(ああ、それで前の道は閉鎖されてたのね)

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勢いある神輿や山車を見つつスポーツセンターをぐるりと回って正面広場に出てみると、思った以上に人が集まって賑わった祭典会場。

ステージでは子供たちのグループがダンスしてた。最近の子はダンスが好きだね。

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そして屋台も八列くらい出てて、丁度空腹だったので何か食べようと見てまわった。(っていうか、何か食べる為によったようなもんだった)

ひと回りまわってその間にまず食べたのは、100円の「親鳥」
味見用くらいの小さいカップに入ってたのでつまみ感覚。炭火の香草焼きだそうだ。これはおいしかった。

あーとはなにたべよーかなーなんて迷ってたら、気がつけばどの店も終い始めてた、、うわ、そっか3時半じゃ仕方ないか。っていうか迷ってないで何か食べちゃえばよかった。。

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そして広場の前の道に神輿や山車が入ってきて一層の賑わい。
そのまま順に広場に入ってきて、ステージで囃子を奏でるのかなってトコだったけど、なんか食べそびれちゃったからもういいかなとか思って会場を後にして来た道をまた車へ戻った。

自分の地域のお祭りというのが無い自分にとっては、こういうのって憧れるような気もするけど、面倒だから無くてよかったーというのもある。
ので、こうしてよそのお祭りを散歩がてら見て雰囲気だけ楽しむくらいが丁度いいなーなんて思う軽薄な僕でした。

タグ:楽:催 楽:歩 観:飾 餐:肉