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ドライブイン ダルマ

ファイル 3245-1.jpg舞鶴市丸田の178号沿いにある自販機ドライブイン。

トイレ行きたいと思ってたトコで見かけて思わず寄ってみた。
ら、
かなりレトロな自販機の並ぶレトロなスポットだった。
群馬ではよく見かけるけど(最近めっきり減ったけど)こっちじゃ珍しいのかな、あとからあとから途切れることなくお客が来てた。
っていうか、カップルだったり子供連れ家族だったりアングラ趣味でもなさそうな一行が多かったから、テレビかなんかでやってたのかな?

それはそうとトイレ。
(写真撮ってないけど)トイレもまたレトロで小さなチューリップだった。

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さて、店内は中央に自販機が並び、ちゃんとイートインのテーブルと大きなゴミ袋があって、こんな雰囲気ながら一般の人も大丈夫そうなくらいにはちゃんとしてた。
奥の方は両側ともゲームセンターになってて、埃かぶってて動いてないゲームも多かったけど、パックマンとか脱衣麻雀とか懐かしのゲームが多かった。(懐かしいけどやろうとまでは思わなかった)

自販機は試したいけど、お腹空いてないからなー
とか思ったけど、ハンバーガーくらいならいけるかなと一つ買ってみた。

昔、CR-X乗ってた頃は自販機のバーガー結構好きだったんだよね。真夜中でも食べれたから。
その頃のメーカーとは違うだろうけどどんなもんかねと温めランプが消えるのを待って、出てきた箱入りバーガーは全然冷たかった。。あれ?
よく見ると自販機に「温めきれたない場合はレンジを使って下さい」とあった。なるほど。。

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で、しっかり温まったレタスハンバーガーとやらを賞味。
んーしょぼいけど、レタスが妙にちゃんとしててチグハグな上に、まさかレタスバーガーってハンバーグが無いのか?と疑うくらい小さくて驚いた。
ん?この肉ってレタスより高いの?
なんというか、昔の自販機バーガーとは違ってはいたけど、コンビニやパン屋に並ぶようなバーガーとは違う酷さや滅茶苦茶な感じが面白く楽しめた。

気まぐれに入ってみただけだけど、物騒な感じや不快な雰囲気はなく楽しく小休止できた。(群馬のはちょっと怖い感じのトコが多いきがする)

タグ:観:装 楽:懐 餐:ば

レストランミハマ

ファイル 3244-1.jpg美浜町大藪の27号沿いにある食堂。

7年前にも一度寄ったことあって二度目の来店、点景も二度目。
朝からやってる店で「へしこ」などの福井の御当地メニューもある店で、また時間が合えば是非寄りたいと思ってた筈なのに、すっかり忘れてて、今日も来て思い出して、灯りがついててやってそうだったので咄嗟に寄ってみた感じ。

けど、灯りが点いてたのは弁当コーナーのトコだったので、ひょっとしたらコロナのご時世だから持ち帰りだけなんてことは、、、とか思いつつ、ユーモアあるイラストに好感もちながら弁当コーナーを覗いてみたけど、店の人は奥のようなので、ちゃんと店に入ってみた。
ら、ちゃんと営業してて、食事してるお客さんもいた。よかった。

ファイル 3244-2.jpg窓際のテーブル席についてメニューをみてみた。
「男丼」という大盛りっぽい凄いセットメニューが目を引いたけど、朝からそこまでドカンと食べたいわけではなくパス。
「地元の定食」というへしこおにぎりと三方五湖のシジミの味噌汁と地元旬野菜の天ぷら等々のセットにしょうと思った。けど、「すみません今は地元旬野菜の天ぷらができなくてそのメニューは休止しています」といわれた。
ああそういえばと、普通に「海老フライ定食」をたのんだ。(二倍の額の「大きな海老フライ定食」というのもあったけどやめといた)。最近配信でエビフライの話を聞いててエビフライ食べたいモードだったのだ。

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ってわけで「海老フライ定食」
自分の中では海老フライというのは左程評価高くなく、おいしいけどボリュームに欠けてご飯とのバランスが難しく滅多に頼まないメニュー。っていうか、よく考えたら定食で選んだのは初めてかもしれない。(エビ天丼ならまだタレご飯でいけるけど定食じゃぁなぁ、、って感じ)けど、ここでは四本の海老フライが集ってたので配分よさそうだった。
そして食べてみたら、意外とカリッと揚がった衣がしっかりエビの味を閉じ込めてておいしく、その衣も落花生かなんか入ってそうな香ばしさでおいしかった。これはいける。
ご飯すすんでおいしく満足の朝食になった。ナイス。よかったよかった。


ちなみに前回の点景

タグ:食:定 餐:揚 餐:甲

麺屋ひしお 本店

ファイル 3232-1.jpg和歌山市卜半の24号沿いにあるラーメン店。

夜は和歌山ラーメンで紀伊半島のドライブを締めくくろう!と思ってて、車庫前系の行った事ない店に行こうかと思ってたんだけど、それよりたまにはネタ帳に書いてた店に行ってみるかと変更。
和歌山ラーメンとはちょっと違うのだろうけど、湯浅醤油を使ってその味を引き立たせたラーメンということで、以前その醤油発祥地の湯浅醤油を調べてて知った店。(湯浅をまわった12/4/29の前後に調べてたんだと思う)

店はすぐわかって、ちょっと裏の道に入ったらコインPもあって駐車して来店。ほどほどの客数ですんなり席につけた。

ファイル 3232-2.jpgメニューは少し迷ったけど、やっぱり基本の「紀州湯浅吟醸醤油ラーメン」
「肉もり」っていのもベースは一緒かな?と思って店の人に聞いてみたら、そっちは煮干しがきいてて別味だそうだのでやめといた。

店内並んだサインを眺めつつ、木の生舟のような物に書かれていたのを読むと「創業明治十四年 丸新本家で使用されていた醤油を熟成させる杉樽は 麺屋ひしおでテーブルや壁に再利用され 生き続けています」とあった。へー。すてきだね。

そして「紀州湯浅吟醸醤油ラーメン」ぱっと見は背脂ういた今風な感じだった。

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おお、なかなか醤油。いい味。優しくうまく調和しておいしいラーメン。背脂もやっぱりしつこさはなくいい甘味で円やか。おいしかった。
醤油!と言って頭に浮かんでたのは、千葉の血圧ガツンときそうな濃いやつだったけど、そんなぶっきらぼうな感じは微塵もない優しいラーメンだった。
ちょこんと乗った赤いのは和歌山だけに梅干しかな、、と思いきや、辛いやつだった。。分かってからよけたけど半分溶けて混じってしまった。まぁ優しさにケチはつかない程度で、美味しく食べられた。

ファイル 3232-4.jpg満足の食事。今日は湯浅で道間違えたりして温泉が少々落ちつかなかったりでイマイチな印象だったけど、この醤油の味で挽回かな。

ところで会計の時に「パーキングの無料券」というのが目についたので地図見たら丁度とめたトコだった。
無事に無料券で駐車場無料になった。ナイス。

タグ:餐:ら

道の駅 志原海岸

ファイル 3231-1.jpg白浜町日置の42号沿いにある道の駅。

多分今まで一度も寄ったことなかった。
今日も、手前の周参見の道の駅で大満足で、後はもう率先して寄道しなくていい気分だったんだけど、そういう気分に反して気まぐれを優先してアマノジャク的に寄ってみた。

ここは駐車場も分かれててあまり広くなく、建物も小さい浜辺の公園って感じで、先ずは目の前の志原海岸の浜を眺めた。

南の左手には洲が突き出しててその中ほどに漂着した小島のような岩があった。これが「ベアーズロック」という岩。ベアー?熊?なの?とピンとこなかったけど、クマの横顔の上半分という事らしい。ああ、ああ、なるほど。

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北の先は千畳敷になってて引き潮の時は鳥毛洞窟という洞窟を歩けるそうだ。チョッと距離あるので行く気はなかった。

さて、面白い形の店の建物「海来館」に入ってみると、一階は半分ケーキが売りの喫茶コーナーになってるから狭くて混んだ売店だった。けど、売ってるものは割とオリジナルで面白かった。

で、日置川の天然アユで作ったという鮎の揚煮「あゆっこ」というのと(「うつぼっこ」とどちらにしようか迷ったけど)、イタドリのフィナンシェという棒状ケーキ菓子を買ってみた。

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イタドリは高知で食べた油炒めがうまかったお気に入り食材。ここでは日置川名物として、ジャムやお茶やこのフィナンシェとして売っていた。所変われば~だね。
出発して走りながらさっそく食べてみた。ら、これがイイ感じでおいしかった。買ったのは「イタドリ+ミルク味」で、ミルクとの感じが面白く味わえた。

続けて「あゆっこ」も食べた。
こちらはぼんち揚げみたいなこうばしさで、ちゃんと鮎っぽさも味わえていい感じだった。
こちらはゆっくり少しづつ食べられたけど、それでも田辺の渋滞を抜ける前に食べ終わってた。ウツボの方も買っとけばよかったかな。

タグ:景:海 景:浜 景:岩 楽:買 餐:菓 餐:魚 道の駅

道の駅 すさみ

ファイル 3230-1.jpgすさみ町江住の42号沿いにある道の駅。
寄ったのは二回目。
場所が紀勢道の出口真ん前だけあって混んでて、赤信号を待ってたら出口から下りる車が全台入ってってたので、これはやめようかな、、、と躊躇しつつも寄ってみた。

したら、ちゃんと誘導員いて裏に誘導。海に向かって少し下った先の奥の駐車場にすんあり停められた。こんなとこも駐車場あったんだっけ。。(前来た10年前の海を眺めた写真見ると無かった)

半島とか岬というよりほぼ島の見た目の江須崎を眺めながら坂を戻ると、展望台という建物があったので一応上ってみたけど、登る前から海はよく見えていたのでたいして眺めは変わらなかった。

さて、混雑した店を取り敢えずひとまわり。
みかんジュースでも買おうかと思ったけど、レジの列が長かったのでヤメた。

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けどその隣のスナックコーナーは並んでなかったので、こっちでみかんジュースとかないかなーと見てみたら、「すさみブルーなくりーむソーダ」というのが気になった。
ちょっと気恥しさもあったけどそれにしてみた。地名が入ったメニューに弱いのよね。

これはソーダは透明でブルーのゼリーが沈んだものだった。グラスの模様かと思ったレモンは実物で、クリームもソーダもぜりーもレモンもそれぞれおいしかったけど、聊か纏まりに欠ける感じ。ゼリークリームとレモンソーダに分けて味わいたかったな。

さてさて
のどがかわいてて何か飲みたかったのは嘘ではないけど、それよりもここに寄った目的は別にあって、前回敬遠してスルーした「エビとカニの水族館」、今日はここまで大地のクジラ博物館と串間の海中公園をケチってスルーしてたのでここくらいはケチらずに入ろうかと思ってた。

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まず入口前の日当たり良いトコに水槽があって、ボラやカワムツとかの河口あたりの魚が泳いでた。水槽でボラは滅多に見ないかも。

入館料800円。(クジラや海中の半分くらい)JAFで10%引き。ケチる程でもない額だけど、やっぱり以前ネタ帳に書いた時は無料だったので少々腰引ける。

入ってみるとすぐ正面の大きめの水槽はウツボだらけだった!
せめてるなぁー。個人的にはウツボ料理とか好きなので「おお、これはすごい」と楽しくなったけど、一般的には少々グロテスクなので心配だ、、
とか思ってたけど、すぐ近くの水槽には人気のかわいいチンアナゴ、、、じゃなくてシンジュアナゴという魚だそうで、ギャップ狙いかな。説明のPOPも手書きで丁寧で楽しく見れた。

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そして入り口のウツボからだけど、水槽の上にはサポーターの人や企業の名が上がってたし、やっぱり解説説明が丁寧で興味深く、ゆっくり見てたらすごい時間かかりそうだった。

で、まずは世界のエビ。南半球の伊勢エビとか欧米のロブスター。入口の鍋の写真で「空腹時の入館はお控えください」という冗談もさもありなんwやっぱりただたただうまそうにしか見えないけど、滅多に食べないし種類を意識して食べた事もなくatoあまり興味もなく、ちゃっちゃと先に進んだ。

セミエビとかすさみの伊勢エビコーナーとかあって、やっと地元のエビカニになってきたかなと思ってたトコで、今度は小さなエビ(アミ)のコーナーとザリガニアパート。緩急あるというか変化あって見せ方も凝っていた。

船窓のような丸いのぞき窓のコーナーは、意外と地元の紀伊の海のエビカニで、ベンケイガニなんていう普通過ぎるのから、「え、こんなかわいいのが近海にいるの?」ってくらいの綺麗なエビなど、面白い種類が覗けた。なかなかも演出。説明も面白かった。

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そのままカブトガニやダイオウグソクムシやガザミが並んだ先は、いきなりタッチコーナーだった。
っていうか、タカアシガニ(いわゆるズワイガニ)も触れるの?湯がいてない生きたの触ったことないかも!と、はしゃいで触りまくったw
さらにイセエビも、グソクムシも、カブトガニなんかも触れて驚き。軽くなでるだけだけど、こんな感触だったのね。
存分に楽みつつ、後ろの家族連れに追いつかれないくらいには急いで次に進んだ。

で、実はここからが本番。細かく沢山の水槽に面白いエビ、カニ、ヤドカリが並んでて、どれも見ると採取日と採取場所が記されていて、このすさみ町の海で採取されたやつだった。
すごいなこんなに種類いるんだ。
どこの海でもこんな多種のエビカニがいるもんなのかな。。(千葉はどうなんだろ)

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どのエビもカニもヤドカリも個性的で面白く、ついつい次から次と写真撮りまくっちゃった。半分隠れちゃってたりブレちゃったりで端折って並べてみてもこの数、丸くて面白いのとかやたらとキレイなのとかが目立たなくなっちゃったけどまぁいいか。

海外のエビも、さわれるコーナーも前座だったのね。エビカニの興味を引き上げてたトコで、すさみはこんな沢山の種類エビカニがいる豊かな海だというところを見せたかったのね。

さて、細かい水槽のコーナーを抜けると、またウツボw
これは160㎝の巨大なニセゴイシウツボだそうだ。ごつい見た目だけど小さなエビに纏わり付かれながら大人しくくつろいでた。

そしてゴシキエビという派手派手な伊勢エビに目をとられた。これは鹿児島以南に生息してるものだけど和歌山で捕獲されることもあるそうで、黒潮で流されたらしい。14年ぶりの展示だとか。

最後はクラゲとか、カエルちゃんもカジカとアマといて、満足で出た。

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で、出た後の外に別でウミガメのプールもあったし、別館で「海の環境学習館」というのもあった。
この学習館に入ると最初にウメボシイソギンチャクが浅めの水槽で展示。浅いとついついタッチしちゃいそうになっちゃう。。和歌山だけにおみやげにと梅干しの宣伝もされてた。

で、ちゃんとタッチコーナーもあって、ザリガニ釣りコーナーもあって子供向けな感じかな。
ペンギンもいたし、パンダウナギもここにいた(石に隠れててちょこっとしか見えなかった)

いやいやいやいや、これは予想以上に楽しめる水族館。大正解。入ってよかった。
鳥取のカニのミニ水族館でも種類の多さにすごいと思ったけど、ここはより細かくさらに種類多く、そして説明も面白く濃い水族館だった。これは無料じゃダメだよね、800円でも全然安いくらいだ。

満足で車に戻って、目の前のすさみの海をまた眺めつつそこに住むエビ・カニ・ヤドカリを想像しつつ出発した。


ちなみに前回の点景

タグ:餐:飲 餐:冷 景:海 観:館 楽:触 動:魚 動:虫 動:鳥 道の駅

紀州なぎさの駅 水門まつり

ファイル 3229-1.jpg串本町串本の県道沿いにある交流海洋施設。

手前の道の駅では早くて食事できなかったけど、串本で11時半過ぎてたので、できれば昼前には食事しちゃいたいトコだけど橋杭岩の道の駅は劇混みだし、串本の市街も前にふらついたけど車停めて食事しやすいような店はなかったよなぁ、、(名物のトビウオもまだ時季じゃないんだろうし)と思って進んでて「なぎさの駅」というのが目についたので県道を曲がって来てみたら、あーここ前に来た事あったわ。

「○○の駅」というわりには単に店があるだけのような港の駐車場て感じだったけど、前に来た時はどうしたんだっけ、、店が混んでて待ってる人がいたから退散したのか、遅めで閉まってたか、、よく憶えていないなぁ。(いつだろ、、日誌にも書いてないなぁ)

さて今回はどうだろうかと店覗いてみたら、一階は水槽のある鮮魚と土産売り場、さかなクンの絵の色紙もあった。絵は「カイエビス」という和歌山より南にしかいない貴重な魚だそうだ。水槽にいる赤い魚がそうかな?とか見てみたけど全然違ってた(ベラっぽいのとオコゼっぽいのだった)
二階の階段の上が食事処で、上がってみたらまだ空いてそうだったので、今回は躊躇せずにここで食事することにした。

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窓に面した並びの席はもううまってて、手前のテーブル席についたけど、窓の外の海と紀伊大島と橋は見えていた。
メニューはマグロが売りでやっぱりトビウオはなかったけど(もちろん「カイエビス」もなかったけど)、トビコの入った三色丼にしてみた。
まぁいくらトビウオが名産の串本だとはいえ、その卵のトビコまで地場産の名物というわけじゃないだろうけどね。地元で揚がったトビウオのトビコとかだったら、そう銘うったメニューにするよね。

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うん、マグロはトロッとおいしくシラスは普通に間違いないおいしさ。意外だったのがトビコが思った以上に大量に乗ってた。こんなに思いきりトビコを食べることはないのでちょっと楽しくゆっくり食べられた。
そういえばトビコって、初めて知った時はその色からイクラのような味を期待して食べてみてガッカリした食材。それ以降はイクラもどきの安物という認識で、邪魔にまでは感じた事はなかったけどうまいと思って食べた事は一度もなかったしわざわざ食べようとも思ったこともなかった。
ので、あらためて料理として食べてみると、意外とコリコリしてて楽しい食感だと気付いた。ああ、イクラの方向の味わいを求めるのではなくて、云うなればカズノコのように食感をたのしめば悪くないものだと思えた。(カズノコも食感が楽しいだけでウマイと思ったことなかった、、)

目からウロコとまではいかずとも、ちょっと腑に落ちた気がして満足のいい食事だった。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:卵 観:絵 動:魚

道の駅 たいじ

ファイル 3228-1.jpg太地町森浦の42号沿いにある道の駅。

前回来て寄った時は午後遅めで食堂はもう閉まってて空振りだったのを憶えてて、食事できるかなと思って戻る形で来てみた。

なんかイルカの青いポストがかわいかった。

けど、
食事は11時からで、また空振り。。ぴえん

んーあと30分は待てないなぁ。「くじら浜公園」とか行ってみて来ようかなぁと思いながら少し店をフラフラ。

ファイル 3228-2.jpgトイレの方にあった情報館にあったクジラ博物館の割引券を見ると大人1400、、、行くのヤメた。

えーせっかく来たのにまた空振りかぁ。
ソフトもそんなに食べる気ないしなぁ。。
店を見まわって、ちょっと興味持ったのが鯨15%入り魚肉ソーセージ。50円引きになってたので買ってみた。

外に出てみた。
海でも見てたらすぐに11時になっちゃうんじゃないかと思ったけど、海は道の対向側の先で、くじら浜公園に行く車が切れずなかなか渡れなかった。
落ち着かずサッと見て戻った。遠くにくじらの像を見つつ車に戻った。

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さて出発してさっそく魚肉ソーセージを食べてみた。
ら、
からかった!!! まじか。なぜだ。なんなんだ。

タグ:観:装 観:像 景:海 餐x辛x 道の駅

熊野速玉大社

ファイル 3227-1.jpg新宮市新宮にある神社。

熊野三山という熊野神社の総本山のひとつ。本宮は行った事あったけど、ここは初めて。本宮と新宮の立ち位置がイマイチよくわかってなくて、ドライブで来たら新宮の方が表で本宮は川上流の奥だけど、都から熊野古道で参詣したらこっちの方が奥だよね。まぁ上とか下とか奥とか表とかではないんだろうけど。

熊野信仰に興味深いわけではないけど、今日は新宮をフラフラと廻ってたので、神社も寄ろうかなと思って城の後で来てみた。

でもちょっと歩き疲れちゃってたから軽く参拝だけ、、とか思ってたんだけど、駐車場は奥の奥の参道寸前に誘導してもらえて楽だったし、思ったほど参道の長い広い大社でもなかったので丁度よかった。
でもまずは正面の表に戻って出て、鳥居から見て入った。

参道の途中には桜がキレイに咲いていた。おお桜だ!と沸いたけど、周りの人は特に喜ぶでもない反応。関西ではもう咲いてて当然くらいなのかな。

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それよかその前には国天然記念物の「梛の大樹」樹齢1000年のナギの木。
国内最大で平重盛の手植えだとか。アニメの「平家物語」の重盛はよかったなぁ。

あとは武蔵坊弁慶の像とか見ながら、キレイな朱の神門をくぐった。
っていうか、弁慶って熊野別当の縁者だったの、、武蔵の生まれじゃないんだ。

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中は鈴門の先に拝殿や参集殿が並んでて、どれも朱がキレイで青空に映えて華やか。人は多かったけどすんごく神社っぽい雰囲気だった。
並ぶでもなく順番待って参拝した。
(妹に「御朱印いるか?」とLINEしたけど、寝てるようで「いるいる」って返事は数時間後に返ってきた、、残念でした)

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この神門内に生えてたのがオガタマノキ。ここより西南の木でこの地域にしては大樹だそうだ。

さて、駐車場の前のお土産屋の小屋は「川原家」という折り畳み式家屋だそうで五六人で30分で建つそうだ。まぁ畳むこともないんだろうけどね。
ミカンでも買っていこうかなと土産を見てたら味見どうぞとナイフで切ってくれた「せとか」というオレンジのようなミカンが滅茶苦茶甘くてうまかくて驚いた。「ミカンの大トロと呼ばれてる」品種だとか。ビッチリと実が入ってるミカンも初めて見たかも。

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他の種類のも味見させてもらってそっちもおいしかったけど、やっぱり迷わず「せとか」を買った。(店の人としては梅干しを買ってほしかった感じだったけどね)

タグ:観:宮 観:門 観:建 植:花 植:樹 餐:果 楽:買

新宮城跡

ファイル 3226-1.jpg新宮市丹鶴にある城跡公園。
新宮城は丹鶴城ともいうらしい。

ここは以前から熊野川の対岸の国道(現在旧国道)や橋から見て気になってて、前に新宮市街をまわった時(「浮島の森」に行ったときにも町から見てカッコいい場所にある城跡と興味持ってたんだけど、駐車場が見あたらずにスルーしちゃってた。
で、今回はコインPで停めて来てみた。一時間無料だから丁度よかった。

入口の門は公園用に後から造られた物かな。その脇にある案内板を見ると、往時の口は二の丸から直の路だけで門はなかったっぽい。
城の歴史を読むと、江戸時代に入ってから築かれた城だとあった。そうなんだ。(それ以前は熊野別当の邸宅があった場所だったとか)

そして門からもう階段でずっと登り坂。まぁ手前から見てわかってるけどね。此処に来る前、岸壁を歩いて疲れてたけど、躊躇なく登って一気に上まであがった。いやぁ好奇心というのはスゴイね、我ながら感心w

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「松の丸」の前まで登ると熊野川と新宮大橋が見えた。まぁむこうからよく見えるんだから至極当然。思った通り早速眺めよかった。
チョコッと下ったトコに突き出した感じになってるのが往時の登り口かな。

石垣の城郭を進み「松の丸」から「鐘の丸」に進むと、曲輪らしい広場になってた。(以前はこの場所に旅館があったんだとか。。)

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その先から新宮の市街が見下ろせた。
ここが下から見えてた(最初の写真の中央の)場所かな。さすがにしたから良く見えてただけあってこっちからもよく眺められた。
そんなに高くない分、町が近いけど全体が見渡せていい展望。

川の側を進んで「本丸」の石垣の前で「水の手」という城の川側の口の部分を見下ろせた。
そして石垣の「本丸」に上がった。櫓っぽいのは公園のトイレだった。。

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本丸の上には井戸があって覗くと公園タイプの水飲み水栓があって捻ったら水が出た。。公園だw
その井戸の前からは熊野川がよく見えた。(右に見える「出丸」に行けばもっと眺め良かったんだろうけど、そういえば行くの忘れてた。。)

本丸も広場になってて桜の木があった。東の端にあった石碑は城址の碑かと思いきや「丹鶴姫の碑」だった。なんだろ、悲運の姫の伝説とかあるのかな、、石碑の解説は読みづらくてパスした。(丹鶴姫はこの地で育った源頼朝の伯母にあたる人だそうだ)
その東の端の下り口は閉鎖されてた。裏の竹やぶではコゲラが木をつついてた。シロートにも見つけやすい鳥でアリガタイ。

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南側にまわると海が市街の先で少し遠かったけど輝いていた。
そのまま「のぼらないでください」とあった石垣の縁に沿って西にまわると、こっちの先っぽは尖ってて少し先の市街が見下ろせた。手前は「鐘の丸」で隠れて見えない。下からも見えてなかったようだ。

しばらく展望を楽しんで市街側の口から下った。
こっちは鉄道のトンネルの口があってちょうど車両が通過してた。
そうこの城のど真ん中にトンネルがあって熊野川を渡ったJR紀勢本線がくぐりぬけてるんだよね。城の中に地下駅とかあったら秘密基地みたいでカッコいいのになぁ、、なんて子供みたいなこと考えちゃった。(っていうか実はこの脇に昔通ってたケーブルカーの線路跡があったらしい。。気付かなかったなぁ)

そして一段下ると櫓台みたいなトコに東屋があった。ここから振り返ってみた本丸の石垣がカッコよかった!

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カッコいい石垣といい眺めのいい城だ。戦乱のない時代の展望城塞。治めるものの贅沢ともいえる城だけど、ドライブがてら事由に上れるのはいい世の中だよねぇ。
天守はともかく櫓くらい建ってなかったのかな。(案内には何も書かれてなかったけど、櫓は多く大天守に小天守まであったとか無かったとか、、復元に向けて懸賞をつけて古写真を募集してるそうだ)

そしてグングン下るとその下に駐車場があった。えー。
さっき前の道を通った時にチラッと覗いて「駐車禁止」という看板が見えた坂道の先で、その「駐車禁止」というのは道の途中には停めるなという事だったらしい。。まぁ一時間無料のトコに停めたからいいけど。

30分で駐車場に戻った。ゆっくりまわったたつもりだけど意外と早かった。

タグ:観:城 観:石 観:鉄 楽:眺 景:川 景:町 動:鳥

鬼ヶ城

熊野市木本町の太平洋熊野灘に面した海岸の景勝地。
国名勝であり、国天然記念物であり、日本百景でもあり、世界遺産でもある。

ファイル 3225-1.jpgここは10数年前のCR-Xに乗ってた時にラストの遠出で来た事があった絶景スポット。この点景のコーナーを設ける寸前なのでそういえば記事にしてなかったね。(コワクにはしてたかな)

で、まだ朝早いからと軽い気分で立ち寄ってみた。
駐車場では正面の半島の先から朝日が差してて眩しくイイ感じ。

新しく見やすい案内板によると、『昔、鬼と恐れられた「多俄丸」という海賊が住みつき』『坂上田村麻呂が来て退治した』そうだ。桃太郎じゃないのね。。
海賊にしてもこんな荒い地形のトコに住まなくてもいいのになぁ、、とか思いながら歩くと、少し下ったトコで早速その鬼の顔のような岩が見えた。

んんーやっぱ厳めしく荒々しくカッコいい景色。朝日で黄色く照らされた崖と海と空の青さと影のコントラストの絶景地。
そして崖の岩肌もツルっとストンと切れてたり険しくゴツゴツに波うってたりと荒々しい姿。まさに鬼の城に入城する感じで歩き進んだ。

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そしてまずは鬼の口のホールのような胃の腑のステージのような「千畳敷」という場所。

そしてその先の「奥の木戸」という断崖の入り口までは前回も来てて、ここから先は立入禁止になってて進めなかったので引き返してたんだけど、今日は行けるようなので、じゃあもちろんと迷わずに進んだ。
海の先には「魔見ヶ島」と案内されてた岩の島が浮いていた。

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いやいやよくこんなトコに遊歩道造ったもんだよね。そして細い道だけど滑りそうな箇所はなく足元しっかりしてるので怖さはなく豪快な海と岩の景色を楽しみながらずんずん進めた。
とはいえ道からはずれる気はまったくなく、「どうやって行ったの?」ってトコで釣りをしてる人が沢山いて驚く。すごいなぁ。

名前は「猿戻」「鬼の風呂敷」「犬戻」とあって(「雉戻」はないんだね。。)「神楽岩」の上には海鵜が停まっていた。

意外と道は長く、高低差は大きくないんだけど運動不足なだけにちょっと汗だく。またこの道を引き返すのはツライなぁ、、と思いつつも進む足を止める気はなく、次々と現れる景色を楽しみながら休み休みゆっくり歩いた。

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「鰐岩」という島の岩が中間くらいらしい。まだまだ続く。
鳥はウミウだけでなく青くて綺麗なイソヒヨドリも飛んできてた。

意外と途中ですれ違ったのは一組の親子だけで「けっこうキツイですね」と声をかけられた。「ええ、でも進まずにはいられない絶景ですね」と返した。

「潮吹」というトコでは打ち寄せた波が吹きあがるのかと思ってしばらく止まって観てた。けどそういう強い波も来ず何もならなかった。(音が鳴るそうだ)

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「飛渡」という裂け目を越えてしばらく進むと、西側のホールのような「鬼の見張り場」というトコに出て、そこからは「水谷茶屋跡」「鬼の洗濯場」「蜂の巣」「波切不動」と続いて終了。
港と長い七里ヶ浜が見える西端に出た。

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ここから引き返すか、内陸の道をまわるか少し迷ったけど、来た道を引き返すのはやっぱりやなのでそのまま進んでみた。

港前の案内板でちゃんと戻る道が示してあった。東の入り口の案内板からここまで40分チョイだった。
っていうか、、こっち側の入口は地味だなぁ。いきなり階段でこんなだったら歩いてないかも。歩くならやっぱり東からだね。

国道42号の鬼ヶ城トンネルは歩行者通行禁止なので一本北のトンネルにまわるようだ。旧国道かな?
港町の裏を川沿いに進んだ。川を覗いてみたらキセキレイがいた。

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なーんかトンネルは長かった。
まぁ、もっと不気味な手掘りのトンネルも歩いた事あるので不安は感じずに通行。車両通行禁止のマークはあったけど、軽自動車普通車除くだったので軽トラとかもたまに通行してた。

で30分かけてゆっくり戻った。景色いいわけでもないからそんなには立ち止まらなかったからこっちの方が距離は長いのかも。ああ、でもたまに鳥とか見て立ち止まってたかな。

ガッツリ歩いて8時前に車に戻った。まぁこれは歩くべきでしょ。
世界遺産というのはあくまでも熊野古道のオマケでしかないんだけど、ふさわしい景勝地だと思える。
寄って良かった。全部歩けて良かった。

ちなみに昔のコワク

タグ:楽:歩 楽:眺 景:海 景:崖 景:岩 景:浜 観:地 観:選 観:然 観:道 観:伝 動:鳥