串本町串本の県道沿いにある交流海洋施設。
手前の道の駅では早くて食事できなかったけど、串本で11時半過ぎてたので、できれば昼前には食事しちゃいたいトコだけど橋杭岩の道の駅は劇混みだし、串本の市街も前にふらついたけど車停めて食事しやすいような店はなかったよなぁ、、(名物のトビウオもまだ時季じゃないんだろうし)と思って進んでて「なぎさの駅」というのが目についたので県道を曲がって来てみたら、あーここ前に来た事あったわ。
「○○の駅」というわりには単に店があるだけのような港の駐車場て感じだったけど、前に来た時はどうしたんだっけ、、店が混んでて待ってる人がいたから退散したのか、遅めで閉まってたか、、よく憶えていないなぁ。(いつだろ、、日誌にも書いてないなぁ)
さて今回はどうだろうかと店覗いてみたら、一階は水槽のある鮮魚と土産売り場、さかなクンの絵の色紙もあった。絵は「カイエビス」という和歌山より南にしかいない貴重な魚だそうだ。水槽にいる赤い魚がそうかな?とか見てみたけど全然違ってた(ベラっぽいのとオコゼっぽいのだった)。
二階の階段の上が食事処で、上がってみたらまだ空いてそうだったので、今回は躊躇せずにここで食事することにした。
窓に面した並びの席はもううまってて、手前のテーブル席についたけど、窓の外の海と紀伊大島と橋は見えていた。
メニューはマグロが売りでやっぱりトビウオはなかったけど(もちろん「カイエビス」もなかったけど)、トビコの入った三色丼にしてみた。
まぁいくらトビウオが名産の串本だとはいえ、その卵のトビコまで地場産の名物というわけじゃないだろうけどね。地元で揚がったトビウオのトビコとかだったら、そう銘うったメニューにするよね。
うん、マグロはトロッとおいしくシラスは普通に間違いないおいしさ。意外だったのがトビコが思った以上に大量に乗ってた。こんなに思いきりトビコを食べることはないのでちょっと楽しくゆっくり食べられた。
そういえばトビコって、初めて知った時はその色からイクラのような味を期待して食べてみてガッカリした食材。それ以降はイクラもどきの安物という認識で、邪魔にまでは感じた事はなかったけどうまいと思って食べた事は一度もなかったしわざわざ食べようとも思ったこともなかった。
ので、あらためて料理として食べてみると、意外とコリコリしてて楽しい食感だと気付いた。ああ、イクラの方向の味わいを求めるのではなくて、云うなればカズノコのように食感をたのしめば悪くないものだと思えた。(カズノコも食感が楽しいだけでウマイと思ったことなかった、、)
目からウロコとまではいかずとも、ちょっと腑に落ちた気がして満足のいい食事だった。