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来来憲 曙店

ファイル 659-1.jpg四日市市南起町の中華料理店。
四日市市名物トンテキ発祥の来来憲の暖簾分け店なのかな?
もっとチェーンぽいのかと思ってたら、こんな(って言ったら失礼だけど)普通な感じの町の中華料理店って感じで逆になんか嬉しい。

町に根差してこそ名物だよね。
地元の人が食べたことも聞いたこともない新興名物は寂しいモンね。

ってわけで勿論たのんだのは「大トンテキ定食」

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いいねー
そんなに凄いボリュームって程ではなく丁度イイくらいの量だけど、やっぱり思いきり食べれる感じの豚肉料理。
前に行った店は洒落た感じのラーメン店だったけど、こういう料理を食べるのはこういう大雑把に思いきり食べれる感じがいいよね。
ニンニクもゴロンと入っててグー。
おいしくぺろりと食べた。

そして何気に肉満載の豚汁もうまかった。

タグ:食:定 餐:肉

雑賀崎灯台

ファイル 603-1.jpg和歌山市和歌浦の雑賀崎の先にある灯台。
灯台に巻き付く形で展望台になってた。これいいね。
和歌山県は樫野埼灯台もこういう感じで灯台に展望台がくっついてたからそういう方針なのかな?なかなかヤるなぁ、、なんて思ってたら、ちょっと経緯は違うらしい。
案内板を読むと、昭和中期にココを観光地として開発した際に、展望台と共に灯台を造ったんだそうだ。
へーそういうのもあるのか。
(樫野埼のは歴史ある灯台に後から造っちゃった展望台)

さてさて、展望台に登ると、わお。
曇った夕暮れのドンヨリした感じながらいい眺め。

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海には手前の小島が可愛く浮かび庭園になってる「番所の鼻」が丸見え。
先の方には淡路島?がぼんやり見えた。

反対側は紀伊半島の有田に続く海岸線。
天気いい昼間だったらかなり気持ちいい展望だろうな。

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ファイル 603-4.jpgそして背中の和歌山市街方面。
市街はちょっと隠れちゃってるけど、岬の森の先に広がってるはず。
岬にはかなりごちゃごちゃと建物が並んでる。
道を整備してから建物立てればよかったのにね。。


ファイル 603-5.jpg展望台を降りるとちょっと気が沈む。
というのも、ちょっと廃れた雰囲気が濃く、駐車場の奥の売店は完全に廃墟だし、駐車場も有料有料って錆びた看板が並んでるけど誰も管理していない。
色んな意味で「来ない方がいいよ」的な不気味なオーラが出てて残念。
曇った夕暮れで更に雰囲気が微妙というか絶妙。
いい眺めの場所なのに勿体ないなぁ。。というのが正直な感想。

タグ:楽:眺 景:岬 景:海 景:島 景:町 観:灯

丸宮

ファイル 602-1.jpg和歌山市の南端、42号の紀三井寺競技場前交差点にあるラーメン店。
以前(11年前)、初めて和歌山ラーメンを食べた店。
国道沿いで分かりやすい店舗。
確かに、店調べてなくて国道走ってれば何かあるだろう、なんて思ってたらこの店だろうなぁと言う納得の見た目。パッと見パチンコ屋みたいだけどww

その11年前に来た時は、和歌山ラーメンが話題になり始めた頃かなぁ、、この店も行列になってて店前に少し並んだ憶えがある。
今日は列も無く普通に入店。でも席は八割方埋まってて賑やかだった。

で久々の丸宮の中華そば。

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ん。
あれ?
あれ?
こんな感じだったっけ?
完全に記憶違い、、
もっとコクより醤油のエッジの張った直線的な味だと記憶してたけど、完全に別のラーメンの記憶とすり代わってたみたいだ。。。

確かに醤油感の強い味だけど、和歌山らしいコクのまろやかさがある美味しいラーメン。
さっき食べた丸京を濃くはっきりさせた感じ。
あーこれ好きだわ。

そうかそうか、そうだったっけ、、と思い出したような気にもなってきたw

やっぱり和歌山は車庫前だな。
自分の中での和歌ラー順位はやっぱりココが一番。
丸三が二番だな。
、、、あれ?丸三ってどんなだったっけ。
もう何年か経つと残っているのはその時旨かったかどうかの印象だけで、意外と味ってしっかり覚えていないもんだ。(馬鹿なだけかも、、)
でも、こうして再び食べられるなら嬉しいな。
そしてまた「やっぱりコレだよな」と美味しく感じられたら幸せだね。

タグ:餐:ら

丸京

ファイル 601-1.jpg和歌山市雑賀町の市街にあるラーメン店。
簡素な新しい構えの店だけど、かなりの老舗なんだそうだ。
半端な時間だからか、他に客はなかった。

普通に中華そばを食べた。

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へーこれはいいねぇ。
味は和歌山らしい醤油で、意外とさっぱり上品な感じにまとまってた。
続けて食べても飽きなさそうなほどよい感じ。
美味しかった。

これって井手系?車庫前系?
井手系のあっさり?前に食べた車庫前のって全然違ってたよなぁ?どんな感じだったっけ?
と、何故か他のラーメンが気になってたりした。

タグ:餐:ら

道の駅 おくとろ

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ファイル 600-2.jpg和歌山県の飛び地で有名な北山村の169号沿いの道の駅。
とりあえず、通行止めの詳しい情報をと思って(それと前回来ておいしかった物をと思って)寄ってみたんだけど、なんか道の駅の建物はトイレ以外閉まってた。。

えー。
迂回路地図とかそういうのないの?
と思ったら、それはちゃんと貼られてた。
(手前で見たのと同じものだったけど、、)

えー。
売店はどうしちゃったの?
と思ったら、それは「おくとろ温泉やまのやど」に移転と出てた。

えー。
温泉てどこだよそれ?
と思ったら、それは道の駅のすぐ隣にあった。
。。。この距離なら移転しなくてもイイじゃん。。
そっちに歩いて行ってみた。

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で、売店「じゃばら屋」。
前回来ておいしかった物というのが、この地域でしか取れないという柑橘実「じゃばら」のジュース。
ちゃんと売ってた。よかった。

ファイル 600-4.jpg種類が増えてて迷いつつ、普通のジュース(前回飲んだのはコレだった)と炭酸入りのと二つ飲んでみた。
んーすっぱ!
やっぱココ来たらコレだよね。
うまい!
シークワーサーっぽい感じで酸っぱく、渋味と風味がいい感じ。
花粉症にも効くらしい。(季節的にも個人的に関係ないけど)
意外なことに炭酸入りの方が味が濃くておいしかった。

お気に入りなので原液ジュースも買って帰った。

隣の温泉も「じゃばら湯」とかあって、興味津々。
でもやっぱりココも営業30分前くらい。。残念。(待ってる人いた)

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タグ:餐:飲 楽:買 道の駅

道の駅 吉野路上北山

ファイル 599-1.jpg上北山村の169号沿いにある道の駅。

谷間の小さな道の駅で、何か食べられるかな?と思って寄ってみたけど、
まだ九時過ぎじゃ勿論二階の食堂なんか開いてなかった。まぁね。
そんじゃ何かちょい食い出来るものは、、と売店内を見たら。。
地域のものらしい「ゐざさ寿司」とか吉野の「柿の葉寿司」や熊野の「めはり寿司」なんかが並んでた。
どれか一個と思ったけど、量も多くなさそうだったのでケチらずに「ゐざさ寿司」と「こめはり」を買って、表のベンチで渓谷を見ながら食べた。

ファイル 599-2.jpgまずは「こめはり」(小型のめはり寿司)

これは漬けた高菜の葉で包んだシンプルな寿司。
葉の緑が滲みて逆に米が紫っぽくなってた。
久々に食べたけどやっぱりおいしい。
素朴な感じ。幾らでも食べれれそうな味わい。

ファイル 599-3.jpgちょっと贅沢な「ゐざさ寿司」は、開けたら柿の葉寿司とのミックスだった。
あれ?見本と違う、、と思ったけど、どちらも食べれるから却って好都合。

ゐざさは笹の葉で包んだ鮭の寿司。柿の葉は〆鯖の寿司。
どちらもおいしかったけど、個人的には柿の葉より笹のほうが風味が薫っておいしかった。

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ファイル 599-5.jpgおいしい朝食になったけど、見ると「トンビに注意」とあって、確かに渓谷を鳶が行ったり来たりしてた。
で、止まって此方を見てたりして。
油断しないように注意を払って食べた。

目の前の歩道橋の先の川向にあったのは日帰り温泉。
え?この小さな道の駅に停めての温泉じゃ駐車場少なくない?
折角だから入ってっちゃおうか。と思ったけど、空くのはまだ30分以上先なのでやめた。


ちなみに、この道の駅を出発したすぐ先の国道沿いにこの「ゐざさ寿司 中谷本舗」の本店があって朝から開いてた。
おいしかったからみやげにーとも思ったけど、迷いながら通過。
(帰ってからググったら、ここで買わずとも都内の百貨店やターミナル駅でも買えるらしかった。いやいやそういうトコでは買わないけどね)

タグ:餐:鮨 景:川 動:鳥 道の駅

御手洗渓谷

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天川村の309号沿いにある渓谷。
特に車から降りずとも、峡谷を縫って走る道路からの眺めで充分だと思ってたんだけど、駐車場あるし、「みたらい渓谷遊歩道」なんてのがあったから、少し歩けばそれはそれで違うかな?と思って歩いてみた。

で、国道から遊歩道の階段を上ると幾重にも滝が連なって流れてた。

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まだ朝で日陰がちだけど峡谷のイイ景色。
つり橋はしっかりした新しいものだけど、ちゃんと揺れて臨場感あり。

休む間もなくグングン登り、少し進むとまた違う角度で峡谷の表情も変わって飽きずに登れた。

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でも、そんなに奥まで歩くつもりじゃなかったので、車の屋根も閉じてこなかったから程々まで。
光の滝の上まで歩いて引き返した。
(光の滝は上から覗けそうな感じになってたけど何も見えなかった)

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戻る眺めも見下ろせて良かった。
意外と来た道を戻るのも悪くないもんだ。

ほんの少しの歩きでも朝の峡谷の感じを楽しめて楽しかった。

タグ:楽:歩 景:川 景:滝 景:谷

橿原神宮

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橿原市久米町の神武天皇御陵の南にある、その神武天皇を祀った神社。

ファイル 597-2.jpg昨日は天照に伊弉冉で、今日は神武とあいかわらず節操ない廻り方だとは思うけど、まぁ日本神話繋がりってことで系列一緒だからいいでしょ。

ここ橿原神宮は、その神武天皇が初代天皇として即位して皇居とした畝傍橿原宮の在った場所だそうだ。

入口の鳥居の前の参道は陶器市のテントが並んでた。
まだ眠るテントをすり抜けて進んで参拝。

とにかくでかくひろかった。ああ、そういえば宮崎神宮もこんな感じだったかな。
宮崎神宮は神武が九州にいる時の宮だそうで、特に神武天皇に感心深いわけでもないのに両方参ってたりする。。(マンガでも読んだけどね)

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朝一の境内は砂利がきれいに均したばかりで踏んじゃ悪いような気がして端を歩いた。
そして外拝殿で御参り。内拝殿が遠いい。。

脇には「さざれ石」があった。わりといろんな神社で見かける「さざれ石」だけど、ここのが一番かっこよく置かれてた。


で、
ここに来たのは実は別の興味。
神武天皇の神宮だっていうのも実は来てから始めて知ったwww

ファイル 597-4.jpgその目的はすぐに見かけるだろうと思ってたけど、この広さ、池の方まで歩いてみたけど分からず散歩。。
まぁ、清々しい感じで悪くなかったけど。

で、案内地図を見て、やっとわかった。(っていうか最初から案内見ろよ)
神宮の反対側なのでまた拝殿前を通って北参道側に歩いた。

ファイル 597-5.jpgやって来たのは神宮の森の中の「若桜友苑」という所。
ここに「瑞鶴之碑」があって瑞鶴の三角マストがある。
それが見たかっただけだったりする。

瑞鶴は太平洋戦争中、最も活躍した航空母艦。
自分が子どもの頃に始めて作った軍艦のプラモデルがこの瑞鶴だった。

ファイル 597-6.jpgいやさ、世間的には軍艦といえば「大和」「大和」って「大和」ばかりだけど、大和って戦果ないじゃん。
(サッカーで言えば年収も期待も高いのに一点も入れないストライカーだよね)
大和より瑞鶴に注目するべきだ。。

なんて常々思っていながらも、こういう鎮魂碑の存在は最近まで知らなかった。
しかも艦橋の後の三角マスト!比島沖で沈んだ艦の三角マストが現存してるって凄いよね。
、、、と思って来てみたら、複製品だった。。
あらら。そりゃそうか。
実物大だそうだけど思ったより小さかった。
えーと、プラモデルの部品はどのくらいだったっけ?
まぁ取り敢えず見つかって良かった。偲んで拝んでその場をあとにした。

タグ:観:宮 観:石 観:池 観:軍

ほんまもん山中家

ファイル 596-1.jpgやっと和歌山県ネタ。
田辺市本宮町にある10年以上前のNHK朝ドラの舞台になった家。
またも個人邸宅。

もう日が沈んで暗くなりかけたぎりぎりの時間。
チラッと見るだけのつもりだったけど、たまたま所有者のおっちゃんと出会えて一緒に来れたので、話を聞きながら庭をゆっくり歩けた。

ファイル 596-2.jpgまずはドラマでは映していない側。こっち側も眺めいいじゃん。
なるほど、写し方だね、来てみて始めて判った。写してない方向にちゃんと舗装路があったのか。
ドラマでは山の斜面の坂道を登って家に帰る印象だったけど、そっち側は実は繋がってない農作業用の道なんだそうだ。

舗装路は家の前で途切れて、後は山道につながる。
その道は熊野古道だそうで熊野の本宮まで歩いて一時間だそうだ。

ファイル 596-3.jpgその、ドラマでの家へ帰る道側。
熊野川まで見下ろせる眺めいい斜面。
「ここで最終回に主人公の木葉が~」という説明をループで3回くらい聞いた。
酔ってるから仕方ないけど嬉しそうだから楽しく聴けた。

で、勿論この道は下らずに、ご主人自慢の家全景が見下ろせる茶畑の頂点に登った。

ファイル 596-4.jpgドラマでも何度も映ってた懐かしい景色。
実際に来るとなかなかイイ眺め。
夕暮れの山影が見晴らせて、この時間はこの時間でいいもんだ。
むかいが50/1の富士山だそうで、暮れてから月や星を見ながら酒を飲むのがまた最高だと嬉しそうに語ってくれた。
毎日暮らしていても最高と思える景色っていいよな。

さて、おっちゃんの話では最近も撮影があって、『以前ドラマで使われた家の人』みたいなNHKの特集番組に出てるらしい。
放送日は東京だと四月二十九日、、、、って、明日じゃん!
うわー見れない。残念。
関西では三十日って言ってたかな。んーどちらにしても無理だ。。

でもタップリ話も聞けたて楽しかった。
正直最初は「あーヨッパライにつかまっちゃった」くらいにしか思ってなかったけど、とても気さくで感じイイおっちゃんで良かった。
アッという間に真っ暗に成っちゃったので、ありがとうございましたと礼を言って車に戻った。

タグ:楽:眺 楽:話 観:庭 観:農 観:道 観:ロ 景:山

花の窟

ファイル 595-1.jpg熊野市有馬町の42号沿いにある世界遺産スポット。
ちゃんと駐車場があったので寄ってみたけど、実はそれがなんなのか全然知らなかった。

舗装も新しげな駐車場の前には、いかにも出来たばかりの木造の建物。立派なトイレ?
間をすり抜けると売店や茶屋や案内コーナーになってた。
前の週にオープンしたばかりだそうだ。世界遺産の恩恵かな。
けど、もう夕方で丁度閉店って感じだった。

ファイル 595-2.jpgその先にやっと「花の窟」
花窟神社という古くからの神社で、日本書紀に記されてる日本最古の神社だとか。
岩崖そのものが御神体で社殿のないむき出しの神社だそうだ。へー

参道を歩くとカップルだらけだった。
(カップル以外は山ガールしかいなかった)
そういうスポットなの?洒落た茶屋みたいなのが出来やがったから?
まぁ日本の神話自体、男女の「まぐあい」の話だからカップル向けっちゃぁカップル向けなんだろうけど。

気にせず進むと、その御神体の岩山が見えた。
おお。 顔に見える。 何か不思議な岩崖。
お参りした後、暫く魅入った。

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正面が伊弉冉尊(イザナミノミコト)を祀った花ノ窟。
国産みの母となる神。

ファイル 595-4.jpgそしてその向かいに軻遇突智尊(カグツチノミコト)を祀った王子ノ窟。
火の神で、産まれるときに母(イザナミ)を焼き殺し、怒った父(イザナギ)に斬殺される。
酷い話だ。

誰もいなくてシーンとしてたら少し不気味かもしれないけど、、
是非立ち寄ってみるべきな不思議な感じのところだった。

タグ:観:宮 観:遺 景:岩 景:崖