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飯沼飛行士記念館

ファイル 2910-1.jpg安曇野市豊科南穂高細萱の147号沿いにある地域の偉人の記念館。

前に147号を通ってて案内板を見かけて気になってはいたものの、時間が早いのと、建物も普通の家だったので通過してた。

で、今日は昼過ぎで丁度いいし、ここまで特にどこも寄らずに来てたから丁度いいなと寄ってみた。
けどこれ、道が空いてたからゆーっくり進んで道脇の駐車場にパッと入れたけど、前後に車がいて流れてたらまた通過しちゃってたかもね。

さて、JAF割で300円の入館料払って蔵を改装した記念館に入館。
お時間よろしければと館の人に案内ガイドまでしてもらえた。
この入り口前の館の前に飛行帽の胸像と館内に背広の胸像があったんだけど、この館の人がそっくりだったので「子孫の方だな」と一目でわかった。

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実は興味は持っておきながらも何の予備知識もなく来てて、戦時中のエースパイロットとかかな?なんて思ってたんだけど違った。
この胸像の「飯沼正明」という人は
昭和初期の戦前の日本で東京からロンドンの間を四日で飛び渡り世界記録を樹立して全世界からたたえられた英雄だそうだ。へー知らなかった。
昭和12年という泥沼の日中戦争が始まる寸前という時期に英国王室戴冠式奉祝で計画され、朝日新聞社の購入した量産プロトタイプの純国産機「神風号」(命名は公募だそうだ)で飛行。当時はパリから東京までの100時間内の横断飛行にかけられた懸賞金も失敗が続出で危険だからと中止にされるほどの冒険だったのを、逆風で難しい逆方向からのアプローチで94時間という奇跡のような記録で横断したという輝かしい栄光。

その偉業を偏見なく褒め称え欧州各国で国賓扱いで迎えられたというのも凄い事。飛行場に駆け付ける観衆の写真がまた凄いし、爽やかな笑顔の飯沼飛行士が実にカッコいい。
そしてそれもさることながら凄いなと思ったのは、到着して翌日にはパーティーや式典に正装で参加というタフさ。二日後にはロンドン上空を記念飛行。そして欧州各国を訪問。ベルギー、ドイツ、イタリア、フランス。数年後には戦争で敵味方になる国々関係なく歓迎され王族や法王などに謁見。
一月後に日本に帰った時の群衆の歓迎ぶりも物凄い。こんな平和で誉れ高い興奮があったなんて全然知らなかった。
自分の両親の生まれた戦前の日本にはこんな輝かしいニュースもあったんだという事実に驚いた。オリンピックも中止になって軍国に突き進むだけの暗い日本という印象しかなかった。。

そして一つ一つ丁寧な案内で細かく説明していただけたのもありがたかった。
蔵の展示を一階二階と見て、次は生家の屋敷の方へも入れた。
中は民家のままなの間取りと造りだけどこちらも記念館で展示があって、飯沼飛行士の人となり交友や仕事ぶりなどの展示だった。

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この館の案内してくれた人は飯沼飛行士の兄のお孫さんだそうで、恐慌で没落して借財がかさみこの家まで抵当に入れた借金を返すために、家業を守る兄に代わって弟は報酬のいい新聞社の専属飛行士になり、大記録などの報奨金を含む大金でみるみるうちに完済してくれた大恩人だというこだ。

そんな飯沼飛行士は昭和16年の太平洋戦争で陸軍の物資輸送機操縦士の任につかされ、開戦早々のサイゴンかプノンペンかで事故死。
世界を知ってて平和を愛する英雄であるが為の、現地軍人のやっかみによる殺人だと思う。(個人的な意見)

そしてあちこちで目にした模型はどれも世界最短記録の「神風」、生家側にも飾られていた。
これは後に若干の改装をして「九七式司令部偵察機」として陸軍に採用された三菱製の機体だそうで(海軍でも「九八式陸上偵察機」として採用された稀有な期待)「神風」はプロトタイプの二機目だそうだ。
案内では三菱の技師の話まで細かく解説してくれて興味深かった。

ファイル 2910-4.jpg午後のいい時間に寄れてよかった。
訪問者が自分だけだったのでじっくり話も聞けた。
まさか明治の屋敷に上がれるとは思ってなかったし、こんな知らなかった栄光の偉人の話を深く聞けて嬉しかった。
こういう輝かしい出来事は知らずに、軍国だけの昭和初期は嫌な時代だとしか思えてなかったことが恥ずかしい。
そして「神風」という言葉に対する印象が、神に守られた国と称した選民意識の洗脳文句のように思えていたことも恥ずかしい。機名の公募で名を考えた人々はきっと神の追い風に乗って素晴らしい飛行記録に成りますようにという明るい希望を込めていたに違いない。
今現在の嬉しい事や素晴らしく思える出来事が、暗いニュースの陰に隠れて後世に伝えられなかったとしたら悲しいよね、寂しいよね。今年なんかとくにコロナ一色の一年だったけど、それでも楽しいこともあったし嬉しいこともあったと記憶して大事にしたいと思えた。

昨日の美術館や博物館と此処でそれぞれ全然違うカテゴリーだけど、それぞれ感激で沁みて、文化の日らしい勉強になる遠出になったと思えた。

タグ:楽:証 観:伝 観:機 観:模 観:館 観:屋 観:一

道の駅 小谷

ファイル 2909-1.jpg小谷村北小谷の148号沿いにある道の駅。

ここは何度か寄っていて、夜寝たり、日帰り温泉に入ったり、トイレに寄ったり、、
そういえば昼間の店が開いてる時間に来たのは初めてだった。

っていうか、洒落た飲食店と売店の道の駅で、リニューアルしたのかな。以前はどうだったっけ?
次来るときには店がやってる時間に来たいなぁ、、と思った覚えがなかったから、ひょっとしたら特に興味を引くようなところじゃなかったのかもしれない。

さて、その店に入ると、食堂の前にちょい食いのスナックコーナー。そそられるようなメニューでなかなかわかってるなぁーって感じ。
野豚肉まん、野豚コロッケ、野豚メンチと「野豚」が売りで「野豚っていうのは猪豚とは違うんですか?」と聞いてみたら「小屋じゃなく野原で飼育した豚」だそうだ。なるほど。
ってわけで「野豚おやき」を購入、それとショーケースにキレイに並べられてた「信州サーモン 手まり寿司」も一つ買った。富山の鱒寿司をパスしてきてたから丁度いい。

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けど、手まり寿司は一口であっさりで、サーモンも薄くホントにちょこっとの儚い味わい。もともと腹減ってないからおやつくらいのつもりでいたけどそれにも満たない可愛らしすぎる一品だった。

逆に「野豚おやき」はしっかりいい味。
おやきの皮はもちもちで具の豚もなるほどおいしい、キノコも入ってていうことない。
ぺろりと食べてちょうどいい間食だった。

ここで風呂入ってっちゃおうかなーとも思ったけど、やっぱまだのんびり走りたい気分だったので、ササっと出発した。

タグ:餐:饅 餐:鮨 道の駅

道の駅 カモンパーク新湊

ファイル 2908-1.jpg射水市鏡宮の8号沿いにある道の駅。

ここは何度も来てるお気に入りの道の駅。富山県内で一番好きな道の駅。
目的は富山名物の白エビ。
とはいっても評判の白エビバーガーではなく(一度しか食べてないかも)白エビかき揚げうどんでも丼でもない。
泳ぐ水槽で白エビを眺めるのが目的。
ちゃんとこうして名物の生きてる姿を見れるところなんて滅多にないし、無料だし、キレイでカワイイし。

確か朝も8時から見れたはず。と勇んで歩いてみた。

ら、

ファイル 2908-2.jpg「ただいま調整中」でカバーかぶって隠されていた。(こっそりのぞいたけどエビはいなかった。。)
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

ま、まぁ調整中なら次回来た時には見れるかな。。
休止中とか一時終了とかいう表現だと不安だけど、調整中ならね。

ガッカリしながら、仕方ないのでいつもはチラッとしか見なかった横の「富山湾の魚」の水槽を眺めた。
ん?、、っていうかこっちってこんなに大きな水槽だったっけ?
なんかいつも白エビばかり見てて気にしてなかったけど、あらためて見てみると大きな水槽で魚種も多くかなり充実したラインナップ。そして説明文も当地での名前とか愛称とかを添えてて楽しめた。

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っていうか、まだ朝だからか明らかに寝てるような魚も多く、口開けてたり、横になってたり、石に寄っかかってたり、他の魚と寄り添ってたりして仲いいやつもいて微笑ましかった。
っていうか、アナゴってチンアナゴだけじゃなくて普通のアナゴも砂から頭出して寝るのね。。(と思ったけど、これはアナゴではなくウミヘビらしい、、)

ファイル 2908-4.jpgそれともう一つ小さめの水槽にアカムツ(ノドグロ)の稚魚がいた。
これはH28年に生まれた養殖の稚魚だそうで、アカムツの稚魚生産はこの富山が日本初だそうだ。
他の稚魚は漁獲量を増やすために放流するけど、この子らは親になるまで育てて卵を産ませるそうな。ふーん。
つまり養殖のノドグロが見れるのもここだけって事かな。凄いじゃん。
っていうか子供のうちは赤くないんだね。喉も黒くないのかな。

いちおう売店も覗いてみた。フードコートも覗くともう開いてる店もあって賑わっていた。
けど、お腹いっぱいなのでパス。(白エビバーガーの店はまだだったし)売店に戻って飲み物だけ買った。

普通にコーヒー牛乳でもとか思ってたんだけど、瓶の牛乳の並びの「バーモントデリシャス」というのが黄色く透明でキレイだったので惹かれて買ってみた。

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で、水槽の前のテーブルで飲んだ。水槽の青い光にリンゴジュースの黄色さを並べるとキレイだった。
味はすんごく甘かったけどおいしかった。
 
 
ちなみに前回の点景
   初回の点景

タグ:動:魚 楽<残 餐:飲 道の駅

八幡すしべん 野々市店

ファイル 2907-1.jpg野々市市二日市町の8号沿いにある弁当惣菜チェーン店。

能登半島をドライブしたときに何店か見かけて気になってた石川のチェーン。
こういう弁当惣菜店って地域性あって興味あるし、朝から食事できるのがありがたい。

そして店の入口に「GoToトラベル 地域共通クーポン」のシールも見掛けたので早速使えると安堵。今日は使い忘れて帰っちゃいそうだなぁ、、と危惧してた。

店内入ると半分は賑やかに弁当惣菜商品並んだ売店部で、半分は飲食部。弁当もいろいろあって面白そうだったけど目移りして迷いそうだったので素直に飲食コーナーの席に着いた。

ファイル 2907-2.jpgけどやっぱこっちもメニュー豊富で少し迷った。
リーズナブルな丼物とミニうどんのセットや、うどんとミニ丼のセットとかあったけど、クーポン使う気満々だったから単品で「天とじ丼」と「いな玉うどん」にした。

っていうか、そういえば店に入るまでは「すしべん」という店名だから寿司の弁当や飲食メニューがメインなのかとか思ったけど、寿司メニューは全然なかった、、この店名の「すし」は別の何かなのかな、、?

それとメニューで思ったけど「天玉うどん・そば」とか「いなりうどん・そば」というメニューでタヌキとかキツネという表現をしていなかったのが、他地域から来た者は分かりやすくてありがたいな。(関東と関西で別だったりするから)
けど、そこに気づいたくせに「いな玉うどん」ってどんなだろと想像ついてなかった(玉のような稲荷寿司が乗ってたら面白いかなと、、まだ寿司にこだわってたw)のはマヌケで、お揚げと玉子という普通なうどんが出て「なーんだ」とか思ってしまったw

でも乗ってたかまぼこの「UFO」という文字は謎で、しかもFの字がミステリアスに伸びた形で謎を深めてた。(これは形が崩れてるのではなく石川県の形なんだそうだ!なるほどー。。いやいやその前にUFOって何?)

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そして「天とじ丼」はエビフライをとじた丼。これが意外とうまくてよかった。むしろカツ丼よりいいかもとか思った。(鳥取でうまいカツ丼を食べてきてたのもすっかり忘れて。。)

そしてもうひとつ良かったのが元気な店のおばちゃん。
食べながら別の客の会計とか耳に入って、フレンドリーな対応というかなんか気持ちのいい明るさが妙に心地よくいい雰囲気だった。

で、食べ終わって自分の会計で、クーポン券出したら驚いて「え、お釣り出ないけどいいの?」と心配された。
そのつもりで食べて990円の会計で差は10円だけなのに。(昨日の鳥取では400円もオーバーしてたけどクールだったw)
なんかくすぐったくて鬼滅の伊之助の「ほわほわ」みたいな感じで店を出た。
謎は多かったけどそれも楽しく、思った以上にいい朝食で気分良く出発した。(満腹で少々腹はキツかったけど)

タグ:食:丼 餐:麺 餐:揚

大聖寺駅

ファイル 2906-1.jpg加賀市熊坂町にあるJR北陸本線の駅。

別に駅に興味があるわけでも駅前に何か興味の対象があるわけでもなく、ただただたまたま予約したホテルが駅前すぐ横にあり、駐車場が満車でこの駅前ロータリーの駐車場(それか加賀市役所の駐車場)に停めて下さいと言われて、不安もありつつ停めていたので今日はここからのドライブ開始。
っていうか、駅前に停めさせるホテルというのも初めてだし、有料なり何なりの駐車場が全然ない市役所所在地の駅というのも珍しいような気がする。
そしてレンタカーではなく自分の車なのに駅前からスタートというのも初めてなのでなんか面白く、滅多にない変なシチュエーションだから点景にしとこうかなと思った次第。

で、ホテルはこの横のアパ。順番逆だけどその部屋の階の廊下の窓から見下ろした風景が駅のホームと裏の工場のノコギリ屋根。ホームの前の線路には赤い除雪車(モーターカー)も留ってた。

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さて、ロータリー駐車場には「古九谷發祥の地」という柱が立っていて案内板もあった。古九谷は大聖寺焼の色絵磁器のことだそうで、大聖寺藩二代目藩主前田利明の時代に金山だった九谷に出た陶土で作られたんだそうだ。

ファイル 2906-3.jpg陶器には疎くよくわからないけど、ここ大聖寺は金沢前田の分家の藩があった地で、文化も産業も栄えた地だったんだなというのはわかった。
今では寂しい駅前で、夜に飲みに出ようかと思うような店も見当たらない静かな所だった。もっとも昨夜は小雨降ってたから店見かけたとしても歩こうという気はなかっただろうけど。

さて夜きたときにはポツポツ空いてた駐車場も朝見ると空きはなく、やっぱり他府県ナンバーのホテル客っぽい車が並んでいた。まだ出発する車はいなかったみたいだ。
「長時間」とか「旅行者」の駐車禁止とか書かれた看板を見つつ車に乗り込んで出発した。

タグ:観:鉄 観:P 観:工 観:発

道の駅 茶の里東白川

ファイル 2887-1.jpg東白川村越原の256号沿いにある道の駅。

まさかの三つ連続で道の駅の各駅停車w
ここは前の二つに比べると比較的新しい道の駅で、点景にしてた七年前が初めて寄った時で、その後はやっぱりトイレだけ寄ったような寄ってないような、、という感じ。

いやぁもう4時だから閉まってるだろう、、とか思ってたけど全然やってて、表のスナックコーナーも開いてた。
なので、ぱっと見気になってた「白フランク」を購入。
それと「ツチノコ焼き」というのも買ってみた。

「白フランク」はちょっとお時間かかるとのことで、先に「ツチノコ焼き」。粒あんとカスタードの二種類で、カスタードにしてみた。

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これはこれは液状に近いトロトロのカスタードクリーム。優しい甘さでおいしかった。
皮はツチノコの形。(ちょっと卑猥、、とか思っちゃダメだよね)
この東白川村のツチノコは全国トップクラスの目撃例多発地域なんだそうだ。毎年ツチノコを探すイベントとかもあるらしい。

ツチノコってどうなんでしょうね。昔から騒がれているのに未だに捕獲されていないとなると、単純にヘビやトカゲなどの類ではなくて、もっと高度な知的生命体だとか別次元からの調査装置とかそういう人知を超えたSF的なモノなんじゃないかって思えるわぁ。

とか考えてたとこで白フランクできた。

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こちらは思った以上にギッシリと肉が詰まって堅めの歯応えのフランクだった。
味はハーブの効いたスッキリとした味でおいしかった。
(こっちもツチノコの形だったら面白いかな?とか思ったけど、、より一層卑猥になりそうかも)
ゆっくりもぐもぐと普通のフランクの倍くらいの時間かけて楽しんで食べられた。

ファイル 2887-4.jpg他にも白川茶の産地だけあって緑茶ソフトとか気になったけど、ちょっとソフトは寒そうな時季でヤメといた。それよりも素直にお茶を買おうと店内に入った。

店内はちゃんとしたお茶の売り場が充実してて、ペットボトルのお茶なんて邪道なものはおいてないかな、、って感じだったけど、ちゃんとあった。よかった。

外の垂幕の写真と同じ茶畑風景のイラストパッケージの「茶蔵園 本煎茶」。思わず垂幕の前で絵柄合わせて写真撮った。美濃白川茶発祥の地はこの東白川村なんだね。(白川町じゃないんだね)
お茶はやっぱりいい渋みでおいしかった。
 
 
ちなみに前回の点景
今とはメニュー全然違うけど、前回もソフトはパスしてたんだ。。

タグ:餐:菓 餐:肉 餐:飲 食:串 観:発 道の駅

道の駅 花街道付知

ファイル 2886-1.jpg中津川市付知町の256号(257号重複)沿いにある道の駅。

ここは久々の立ちより、日誌で振り返ると99年と01年に来て以来の19年ぶりだけど、その間に一回くらいはトイレだけとかで寄ってるような気もする。
99年度版の「道の駅ガイドブック」というのを初めて見かけて思わず買ったのがここの道の駅で、その後のドライブの力にもなったし、朴葉寿司という郷土料理を買って食べたのも思い出深い。ご当地物の食べ物を楽しみ始めた初期のころだと思う。

で、今日は寄って最初に気になったのが「ひだ牛丼」の幟。
ファイル 2886-2.jpgまだ食堂もやっててラッキー、、と思ったけど、食事メニューはほとんど売り切れになってた。。
残ってたのはそばとうどんと喫茶メニュー。ああ残念。と諦めた。(けど写真で見たら「飛騨牛肉うどん」は売り切れじゃないね、、よく見ればよかった)

店内をパーッと見て、コロナマスクとハロウィン衣装をかぶせたカモシカの剥製を出口近くで見つつ外に出た。(そういえば朴葉寿司も売ってなかった。季節物かな?)

入口で販売してたわらび餅の試食をいただきつつ、その前の串団子売り場に進んだ。
岐阜は団子もうまい印象。「しょうゆ」と「みたらし」と「くるみゴマだれ」とあって迷ったので三種買ってみた。

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やわらかーい団子、三種それぞれ別でそれぞれうまい。ぱくりぱくりぺろりとあっという間に食べちゃった。
ちょっと三種は纏まりなかったなぁ。どれか一種を三本くらい思い切り食べたかった。

タグ:食:串 餐:菓 観:飾 道の駅

道の駅 きりら坂下

ファイル 2885-1.jpg中津川市坂下の256号沿いにある道の駅。

初めて寄った所。
256号は以前(酷道とか好きだった頃)は何度も通ってた道で、ここに道の駅があるのも知ってたけど、橋を渡ったすぐ先で妙に入りずらく寄った事がなかった。

で、来てみたら、公共施設のような建物で町中の道の駅の割には駐車場も広くゆったりだった。

まずトイレに歩くと横に花馬祭りの馬の像と解説があった。
パーッと見つつトイレに入って、その後は裏の川を眺めた。

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さっき見てきた南木曽よりは岩は小さく普通な清流って感じで穏やかな風景だった。
夏なら足ポチャしたい感じの所。親水公園的に遊びに来る親子連れとかもいそうだけど、秋は静かにさらさら流れる川だった。

そろそろ腹も減ってきてたので食事できたらと建物に入ってみたら、食堂はもう閉まってた。そばが売りだったらしい。残念。
そして中にも花馬祭りの馬のワラの像があった。
銅像じゃよくわからなかった背中に乗せた飾りは、ああこういう飾りかぁ、、とわかった。

食堂の代わりに何か食べるものないかな、、と売店も見たけど、わりとちゃんとした土産屋で、直売店ではなく惣菜とかチョイ食い商品とかはなかった。(ソフトはあった)
食事のかわりにはならないけどおススメのように大きく売りだしてた菓子の栗きんとんが気になったので、個売りのをひとつ買ってみた。

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なんか立派なケースの栗きんとん、ベンチで食べてみた。
中には小さな案内書も入ってて、田丸屋製菓という町内の店で明治中期から代々続く菓子職人のこだわりの品だそうだ。
紙の包みを開くと、栗の和菓子の餡がちょうど栗の形でかわいかった。こういう感じなんだ。
で、食べるとモロ栗。っていうか栗よりも栗の味。(先々週食べた栗ご飯はあまり栗の味がしなかったなぁ、、と)
これはさすが職人こだわりの菓子。おいしかった。マジで買って良かった。

っていうか、全然知らなかったんだけど、秋の岐阜ではこの栗きんとんが名物の郷土菓子だったようだ。
とくにこの中津川市あたりはその発祥の地だそうで人気店がしのぎを削ってるとか。超有名店は他に沢山あるそうだけど、たまたま立ち寄ったこの坂下のおいしい店の物を食べられて嬉しかった。

タグ:餐:菓 餐:果 観:飾 景:川 道の駅

天白公園

ファイル 2884-1.jpg木曽町読書の木曽川沿いにある公園。

20号の対岸側にあって、今回初めて気づいて寄った所。
手前の国道から川までを渡る歩道の木の橋が雰囲気よくて気になってて寄ってみたかったんだけど、駐車場がなくて今までずっと通過してた。
っていうか今まで対岸の公園に気付かなかったというのも不思議な気もする。まぁここらはいつもならいち早く岐阜に抜けちゃいたい区間だからねぇ。

さて広い駐車場に車を停めて川に沿って歩いた。
この時期でもまだ赤トンボがチラホラ飛んでて赤い葉に混ざっていた。
そして橋もよく見えた。

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橋の手前の園内案内図を見るとどうやらここは丘の上にツツジの群生地があってそれがメインの公園のようだ。(咲く頃にはイベントもあるらしい)
勿論もう時季じゃないので丘には進まずに橋に進んだ。

歩道の木の橋は観光用に造られた公園の為のものかと思ってたらアニハカランヤ、国指定重要文化財の木橋吊橋「桃介橋」というちゃんとしたものだった。
下流にある讀賣発電所への資材運搬路として大正11年(1922)に完成。橋長247m、幅員2.7mで主塔が三基の大きな橋。
発電所の建設当時には橋の中央にトロッコ用の軌道が敷設されていたそうだ。ああ、省線の南木曽駅から資材を運んだわけだ。

そんな橋なので揺れもなくドッシリして悠々渡れた。
そして橋の上からは大きく白く丸い岩がごろごろ転がった間に流れる青い木曽川が眺められた。そうそう元々この川の景色が読み見れるトコがないかなーってトコから興味もった橋なので、この眺めがメイン。橋の中央でのんびり眺めた。

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川には鳥も飛んでて岩に停まったりしてた。ズームで写してみたらハクセキレイだった。身近なトコから景色いいトコまでよく見かける馴染みの小鳥。

川にも流れの中に魚影が見えた。けどこれもズームで写したけど静止画じゃどれがそれか川の流れの陰なのかわからなくてダメだった。

川はこの橋の半分の部分だけで中央の橋脚搭からは川原に入る。この中央の橋脚搭には階段があって川原に下れるようになっていた。んんんーなんかそそるけど、これを下ったら登るのがキツそうだからヤメといた。

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川原はゲートボール場でプレイして回ってるのが見えた。
脇の池をも跨ぐと、その先が国道20号。通ってきた道。
渡り切るとそこからはほぼ高低差なく南木曽駅へ歩けるようだった。前の通りに出てみたけどとくに何もないので引き返した。

そして西日まぶしい橋を折り返した。帰りもやっぱり中間で木曽川を眺めた。

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ちょっと散歩するには丁度よく、日差しも暖かく気分良かった。
何度も見かけてて気にはなってても寄ったことなかったトコ、天気よく気分的にも余裕あるこんな時にのんびり寄れてよかった。

タグ:観:橋 観:園 観:重 景:川 景:谷 景:岩 楽:眺 楽:歩 動:虫 動:鳥

釈迦堂PA

ファイル 2883-1.jpg笛吹市一宮町千米寺にある中央道のパーキングエリア。
手前の初狩PAは入口前から列になってたので通過してこっちまで来た。

初めての立ち寄り。
っていうか中央道のSAPAは石川くらいしか寄った事がなくて、談合坂でさえ寄った記憶がない。。そう滅多に乗らないしね。

で、ここはすんなり停められたものの、そんなに広くないから人が密で賑やかだった。
そしてPAながらちゃんと食堂コーナーもあったのでここで食事休憩。

ファイル 2883-2.jpgもう御当地っぽいおすすめメニューがあったら迷わずそれにしよう!と決めてたものの、券売機のメニュー見るとおススメは鰻丼だった。。「笛吹市産の極上うなぎ」だそうだけど、いきなり出だしで鰻丼かぁ。しかもPAの。と躊躇。
でも景気づけというか今回のドライブはケチらずに元気に行こうという思いも込めて思いきってその鰻丼にしてみた。

そして券を出して、鰻の貼紙のある席に座った。
なんでも温泉で育てたウナギで、山梨の醤油にワインに日本酒で調理した「やまなし鰻」だとか。ほうほう。

少し待って鰻丼登場。だしが付いてて「半分はかけてお楽しみください」だそうだ。

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うん。うなぎ。ほくほくでうまい。でも思ったほどタレがかかってなくてご飯はさびしい感じかな。
ついつい鰻ばかり食べ進んで、おーっといけねーとご飯を掻っ込んで、だしかけるの忘れて食べ進んじゃった。。

ファイル 2883-4.jpg後半でやっと思い出してだしかけて食べてみたけど、あー最初からこれでもよかったかも。
っていうかこうするためにタレをかけ過ぎずにしっかり鰻に味付けてたのかも、、と思えた。
かろうじて残せてたご飯ではあまり味わえずに勿体ない事をした。

ファイル 2883-5.jpg食後に軽く売店を見たら、草餅が大々的に売ってて目について個売りもしてたので一つ買ってみた。

表に出ると「釈迦堂遺跡博物館」の案内が気になった。ここから徒歩3分だそうだ。
「縄文文化を偲ぶ」とあって興味はあるけど、よく考えたら「遺跡」じゃなくて「遺跡博物館」なのね。土器土偶などの出土品にはそんなに興味ないからいいやと行くのはヤメといた。

草餅は出発してからゆっくりパクリ。
思った以上に餅がトロトロでびっくり。しっかり形保ってて手で持てるのにツルツル飲めそうな柔らかさで、ヨモギの風味もよかった。

タグ:食:丼 餐:魚 餐:餅 観:P