南房総市千倉町白間津の410号沿いにあるラーメン店。
「房州」と地域名を冠するラーメン店だし、ハマグリだし、ずっと前から410号を通るたびに見かけては気になってはいた店。
ただいつも帰ってからは忘れてたし、次に来ても海沿いの道に進んじゃって通らなかったりだし、館山に住んでた友達に旨いラーメン屋に連れてってもらった時も話に聞かなかったし、とか思ってたらTV番組で見かけてこれは混みそうだとか思っちゃったし、で、なかなか立ち寄る機会に恵まれなかった。
そもそも房総に来たらできれば普通に魚料理が優先で、多数ある道の駅での食事もあり、ラーメンなら竹岡式ラーメン、ガウらーめん、かじめラーメン、生海苔ラーメンといろいろあって、外房は勝浦タンタンメンが浮かんで辛いだろうからパス、、と、思い出す機会がそうそうなく、すっかり忘れて店前を通過して「あ、、、」なんてことも数回あってフリダシに戻る。
でも今日は、館山を出た128号で見かけたこの店の看板で思いだしてやっと来れた。
410号もすいてたけど半端な時間だけに店横の駐車場もすいてて悠々駐車。店に入るとテーブル席とお座敷だけだったので、空いてる時間に来れた良かった。ナイス。
そしてメニュー見るまでもなくたのむのは「房州はまぐりラーメン」と決まってたけど、伊勢えびラーメンやなめろうラーメンとかもあって南房総ならこっちの方が名物では、、と少し気持ち揺れたけど、やっぱり「はまぐりラーメン」にした。
待つ間はメニューやテーブルや張り紙にある素材の「こだわり」を読んで、TV取材のことやサインなども見てゆっくり待てた。
汁は伊勢海老と蛤のWスープ、麺は特注生卵麺、富津産の海苔に天然塩、活ハマグリで一食ずつ作り、蛤の重さで個数は変わります「今日は大3個」とあった。(この値段で出して大丈夫なのか?とか余計なこと思った。長く続いている店だから余裕だろうけど)
で、「房州はまぐりラーメン」登場。
んー これはウマい。
ハマグリいいねぇ、これはいい。
普通ラーメンは麺が主役で汁がBGMというかムードというかテーマというか主役を包んで立たせるものって思ってるけど、これは逆。
汁と蛤が主役でプリッとした麺が案内役でその素材をたてていた。
そういえば「大3個」と書かれたハマグリだけど、4個入ってたw
汁飲むときの海苔もナイスアシスト。
「ラーメンの汁は飲むな」という人はこれ食べなくていいです。よそ行って長生きしてください。
今日は午前中からずっと食事したかったものの、ここまでポカポカ陽気で気分よく通過して来ちゃってて、やべーまた何も食べないで帰っちゃうパターンか、、とか思いかけてたトコで名物的ないい店に寄れておいしい食事できて満足。(館山からは「鴨川おらが丼」にしようと向かってみてたけど、多分どこの店入ろうか決めかねて通過してたと思う、、)
できればまた来たい。「なめろうラーメン」も食べてみたい。