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お食事処 そば富

ファイル 2914-1.jpg銚子市橋本町にあるそば店。

銚子のラーメンを特集したWebの記事は以前から何度か見てて気になってたんだけど、なかなか銚子に来てラーメンという気分にはならずにいた。
で、先月またそんなサイトをたまたま見かけて、じゃあ店の地図を頭に入れて行ってみようと思ってて今日来てみた。

目標にしてた一件目はシャッター降りてて閉まってたので通過。二軒目は駐車場が分からずに通過。で、三軒目がここ。店の隣の三台分の駐車場もあいてたのでスンナリ来れた。

っていうか、モロにそば屋だよね。でも昔から出すラーメンがうまいという記事をしっかり覚えてたので迷わずに入れた。

店内も普通の昭和からの街角の蕎麦屋。お客は座敷席に一組いるだけだった。
テーブル席について出されたメニューを見ると、丼物で気になるメニューとかもあってラーメンじゃなくてもいいかも、、とか思っちゃった。 けど、、、あれ? メニューにラーメンがなくて見返した。
店の人に聞いてみると「ラーメンはもうしばらく前にやめちゃったんですよ」だそうだ、、、 ガーン!

最近見たあの記事は何年前のだったんだろうか、、Webの記事は要注意だなぁ。がっかり。
まぁ仕方ないので、じゃあ気になった丼物にしようかと思い「ひらめ天丼」をたのんだ。

蕎麦屋で普通はエビ天丼で、最近では穴子天丼もみかけるけど、ヒラメの天丼とはさすが漁港の町というトコかな。

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で、出てきた天丼は、そっかエビなら尾があるし穴子は長い。けどヒラメは正直どれなのか分からず、取り敢えず食べたのが根菜だったけど、根菜や野菜も味濃く甘くおいしかった。
で、
ヒラメ天。そう言えばヒラメって釣りでも食事でも高級魚な印象だけど、刺身食べて特別ウメーと感じた憶えはなくどんな感じだったのかイマイチ思い出せない白身の魚。天丼の天ぷらで解るもんかな?とか思って食べて見たけど、お、これはなんというか貫禄のある味。うまいわ。
ヒラメはうまいと今素直に初めて思った!これはやっぱり銚子だから?

いやーラーメンを食べに来て思いがけず予想外のおいしい魚を食べてしまった。やっぱり銚子は魚かなー。

タグ:食:丼 餐:魚

山方淡水魚館

ファイル 2913-1.jpg常陸大宮市山方にある水族館。

那珂川と118号の間にある水族館。存在は知ってたけど118号を通るときに案内板とかが目についたこともなく通過してた。(いつもそれより「船納豆」という店の方が気になってた)
で、今日は意識してたのでちゃんと案内が目について寄って見れた。

150円の入館料を払って入館。
日本一小さい水族館というふれ込みだけど、入ったらいきなり巨大なオオサンショウウオだったのでちょっと驚いた。

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オオサンショウウオの水槽は三つあって一番最初の122.1㎝の子は後ろ剥いてたので尻尾と肌しか見えなかったけど、他の102.8㎝と114.5㎝のはよく見えた。餌っぽい金魚も入ってて少し動いたから食べるかな、、と見てたけど食べなかった。
っていうか、オオサンショウウオは東日本にいないんだけどね。
その隣のナマズは小さかった。

奥に進むと円形の部屋で半分は段になった大き目の深い水槽。半分は家庭用くらいの小さな水槽が並んでいて一般的な淡水魚が泳いでいた。
とくに珍しい魚はおらず、水槽内も普通の水草がちょろっと立ってるレイアウトでシンプルだった。

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中心の柱に「タッチ水槽」と書かれてて、その袂の水槽にはイワナがいた。 え?イワナに触るの?
今まではコイとかのんびりしてそうな魚だったからちょっと意外で面白く思い、手を入れてみた。ら、イワナなのにのんびりしてて撫でれて驚いた。けど、やっぱ途中で機敏に泳ぎだして後は逃げ回った。ニセモノじゃなかったw

これでおわり。次は―と思ったら外だった。
たしかに小さい水族館。霞ケ浦水族館より少し小さいいくらいかと想像してたけど全然小さかった。

外に出ると二筋の水路のような池があって、中を覗くと水がキレイで底に苔が繁って緑も綺麗だった。
大概こういう外の池はコイが泳いでいるもんだけど、ここの大きな魚はニジマスかな?勢いよく泳ぎまわってた。
覗いてると他にも小魚が群れて泳いでたりと混合の槽でなんか雰囲気良かった。(コイもちゃんといた)

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軽く見て軽く楽しむくらいの水族館。シンプルで悪くないけど、ひとひねりなんかほしかったかな。
江差の道の駅が日本一小さい道の駅を名乗って「小さいものミュージアム」とか工夫しているように、小ささにこだわって、少し大きめの水槽で稚魚の群れの展示とかあったら面白いかな、、とか思った。

タグ:動:魚 動:虫 観:館 観:池 観:一 楽:触

ラーメンあすなろ

ファイル 2912-1.jpg古河市仁連の県道沿いにあるラーメン店。

北方向のドライブの定番コースにある店でいつも見かけてたけど、いつも混んでるし味噌ラーメンの店らしいから寄った事なかった。
つまり味噌ラーメンは辛いおそれがあるからと敬遠してたわけだけど、最近チョコチョコよってみると、そんなに辛い味噌ラーメンの店はなく、おいしい店が多いので考えも変わってきた。

で、午後遅い半端な時間だから少しは空いてるだろうと思って寄ってみた次第。けど、車もけっこう停まってて店内も賑わっていた。こんな時間にもたくさん客ついてるんだから人気の店なんだなぁと思えた。

ファイル 2912-2.jpgでも賑わってるのはボックス席で、カウンター席はそんなに長くないけど一人もお客いなくて悠々座れ、、、るかと思いきや、椅子が固定の丸椅子で、まん丸ならいいんだけど若干の背が出てるタイプで、テーブルとの距離がデブにはきつい間隔。
腹が入らないので店を出ようかと思った。。けど、椅子を横にむけたら半尻で座れたのでこれでいいかと落ち着いた。

メニューはいろいろあったけど、最初に目についた店長おすすめメニューの「特製満足味噌ラーメン」にしてみた。

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うん、これはおいしい味噌ラーメン。人気なのもわかる味。
まろやかな味噌にもちもち麺で。特製というトロトロな角煮の甘いのが味噌と差がハッキリしてておいしかった。
汁最後まで飲んで楽しめた。

けどやっぱ、このカンター席はダメだわ。また来たいトコだけど痩せない限り来れないね。トホホ。

タグ:餐:ら 楽<残

大龍

ファイル 2911-1.jpg藤岡市藤岡の254号沿いにあるラーメン店。

久々に寄った二度目の店。よく通る254号の帰り道で毎度見かけてて、、たまには、と何度か思ったりしたけど、なかなか寄ることなく十年ぶり。(前に来たのはCR-Xの頃かと思ったらデルソルの頃で、なんと点景にしてた。。忘れてた)
そういえば254号沿いではあるけど、折れた横道側にしか入口はなくて、駐車場も意外と停めれる車の数が多くなくてちょっと変なとこ(回頭できずにバックで出ることになるトコ)に停めた。
というような感じが寄ろうかと思いつつ通過しちゃう原因だったのかもと思えた。

で、店内も意外と広くなくて自分がテーブル席着いたらいっぱいかな、、相席かな、、と思ったけど、後から来た客は奥に続きの建物で客室あるらしくそっちに案内されてたので安心した。

たのんだのはやっぱり一番人気とあった「五目あんかけラーメン」確か前と同じだと思う。おいしかったと思う。
で、
出てきて思い出した。ああ、量が多いんだっけ。。

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味はおいしく麺もイイ感じ。あんかけのトロ味もイイ感じで、思ったほど冷めずらいわけでもなく食べやすかった。けど、減らない。食べすすんでてもなかなか減った気しない。
そういえば十年前も帰り満腹だったのを思い出した。その頃より明らかに食が細くなってる(腹は太くなってる)のに食べきれるか不安だった。(残せばいいのに)
食べてて気が付いた「麺少なめにできます」とテーブルにあった。。

でもおいしいから食べきった。そしてやっぱり満腹。
空腹で寄ったからあるいは平気かと思ったけどそういうもんでもないんだよね。
ずっと通過してた原因はこっちだったw
とりあえず喉はかわかなかったからよかった。これで水が飲みたくなるようなのはつらいよな。
ゆっくり帰った。

タグ:餐:ら

あたりや食堂

ファイル 2882-1.jpg美浦村大谷の125号沿いにある食堂。

よくある事だけど、空腹なのに店も食べるものも決まらず、もう選ばずに見かけた店で食事しよう!とか思いながらこの125号を通ってて、見かけたのに躊躇して通過しちゃった店。
後からあそこの店寄ってたら何食べれたんだろうかとネットで調べたら、ナマズ天丼とかあって、あー寄ってればアタリだったのかも、、とか思った店。

うろ覚えで稲敷市の大杉神社よりも南のイメージだったけど、全然違って美浦村に入ったトコだった。

で、今日もまたいざ来ると引っ込み思案で「もう飲み客の時間なんじゃないか」とか怯んだものの、まぁ昨日もそんな店で食事してたので(飲んでたおっちゃんおばちゃんたちが「鬼滅の刃」の話してたのが聞こえてて、ブームってスゴイな!と思えて面白かったので)、まぁいいかと怯まず入ると、広めの店内に飲んでる客は一組であとはソロだったので、落ち着いて席につけた。

メニュー見ると、ナマズ天丼は「かすみ天丼」と名が付けられてて、なんとも正直に「キャットフィッシュ使用」と書かれていた。
まぁそうだよね霞ヶ浦産アメリカナマズだよね。
最近テレビの影響で特定外来生物とか嫌われがちだからか行方市の方では「ナマズ」としか言わないのに対して素直にきっぱりと標示してて好感持てた。食べておいしきゃいいし霞ヶ浦のアメリカナマズも確認されてからもう四十年くらいいるそうだから立派な地場産。(僕が千葉県民になったのと同時期くらいらしいw)

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ってわけで「かすみ天丼」
肉厚のコロっとした米ナマズ天と蓮根天などがのった丼。
米ナマズは意外としっかりしててクセのないおいしい白身魚だった。日本のナマズってフワッとしてトロッとしてる印象だったからちょっと別でこれはこれで美味しくアリだった。
そして茨城特産のレンコンも意外としっかりしててシャクって歯応えあっておいしかった。
で、お吸い物に入ってたツミレは白魚だったけど、これまで米ナマズって事ないよなぁ、、(たぶんアジ)と思って会計の時に聞いてみようと思ってて忘れてた。。

素直においしかった。また来たいと思った。

店の入り口には小さな水槽が二つあって、片方はネオンテトラ。もう片方は、、黄色いティラピア?
水槽の魚は好きだけど、熱帯魚は興味ないんだよね。。
米ナマズも飼っててほしかったけど特定外来生物じゃ無理かな。。

タグ:食:丼 餐:魚

松戸富田麺桜

ファイル 2881-1.jpg松戸市八ケ崎のテラスモール松戸にあるラーメン店。

元々は6号沿いにあった「大勝軒ROZEO」(殿堂入りの人気ラーメン店「とみ田」の直営2号店)がこのショッピングモールに移転してきたものだと聞いてて、そっちは以前に何度か食べに行ってて点景にもしてて(→)知ってたし味濃くてそうそう行きたくなる店でもなかったから、映画を観た後の食事でもまだ来た事はなかった。

けど、今日は平日ですいてて、ここも一人も並んでなかったのでたまーにはいいかなーと思って食事してみた。

なんかよくよく見ると店名も違うし、模様っていうか雰囲気も違うし、メニューも違うような、、、なんか別の店て感じだった。
で、メニューは完全につけ麺がメイン。「中華そば」も一応あって「あっさり味」と書かれてるけどどうせ絶対あっさりじゃないし中華でもない事も知ってるw じゃあたまーーには思い切ってつけ麺でも食べてみようかなーと「甘エビ濃厚つけ麺」にしてみた。この店舗限定メニューらしい。

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おお、なんかこれはすごい。っていうか麺が「中華そば」とは全然違って別ものなのね。。
キレイに盛られた太めの麺は、そばじゃなくてうどんだよね。武蔵野うどんのような重いコシのどっしりした麺を数本ずつ汁につけて啜ると濃厚濃厚。甘エビも濃厚だけど(他で食べた物凄い海老(→)って程の強烈さではなく)、程良い感じで魚介系のダシとうまく混ざってそれぞれの味を楽しめて、更に麺にもよく絡んで濃厚さを醸し出していた。

そんな濃厚ドロドロの汁だけど、麺を食べ終わった後でスープ割りのポットの湯で割ったら、いい感じに薄くできておいしく飲めた!このギャップが良かった。
僕はもともとラーメン派でつけ麺は殆ど食べず、つけ麺で有名な富田系のこの店ででさえも食べた事なかったんだけど、最後にこのくらいの丁度いい感じで割って飲めるなら次回もつけ麺食べようかなと思えた。(またすいてたらね)

だんだんと拘りが薄れて素直にいろいろと楽しめる様になったのは年のせいかな。
そういう意味では老化も悪くないもんだ。うんうん。

タグ:餐:ら

豚専門料理 恒

ファイル 2880-1.jpg我孫子市我孫子新田の手賀沼前にある食堂。

そういえば最近この道を通った時に気になってた気もするけど、すっかり忘れて見かけて咄嗟に寄った店。
駐車場が店のすぐ隣ではなく裏側というのが分かりづらいけど、店先に見やすく案内が張り出されていたから、その違う方の駐車場に進入してもすぐに出直せた。

駐車場からまわって来ると店の入り口に「誠に勝手ながら十月をもって閉店させて頂きます」と貼紙があった。。あらあら
でも閉まる前に寄れてよかった。

店内は広めだけどちょっと大雑把な配置でやや殺風景。テーブル席だけだけど家族連れで落ち着く感じではないのでむしろ自分みたいなお一人様に丁度いい感じだった。

で、メニューを見て「豚背ロース焼+ご飯セット」をたのんだ。なんでも今日は炒め物が出来ないそうでその代わりに肉多めにしてくれるとか。(っていうかメニューにも(増量中)ってあったけどね)
ご飯も大盛にできるらしかったけど普通でたのんだ。

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ってわけでロース焼。一瞬、先週栃木で食べたしょうが焼きを思い出して続いちゃったかと思ったけど、全然違って、こちらは味噌漬け焼風味。
さすが専門店というだけあって肉もおいしく脂身もおいしく柔らかくてイイ豚だった。箸で食べやすく、碗のご飯と共に思い切り食べれていい食事だった。
(不満を言えば豆腐に辛いのがかかってて食べられなかった事くらいかな)

これはすぐ閉店なのが惜しいなぁ。普通にもっと寄りたかったなぁ。ぽつーんと一軒でやっぱ周りに店もない場所では難しい上にコロナで厳しいのかな。

店を出て駐車場にまわる時に道路の向かいの真っ暗な手賀沼の湖面が見えた。周りが暗いから対岸の建物の灯りを映して揺れててちょっとイイ感じだった。

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車の通りは少なかったけど渡らずに遠目に眺めて駐車場に歩いた。

タグ:食:定 餐:肉 景:湖

麻生藩家老屋敷記念館

ファイル 2879-1.jpg行方市麻生にある県指定文化財の武家屋敷。

この夏にちょっと麻生藩に興味を持ち来てみたんだけど、手前で逆に曲がっちゃって(そっち方向にも別の(三好家)家老屋敷があって駐車場がなかったのであきらめてた)ここには気がつかず、後から(日誌書いてて調べて)知って悔しく思ってたスポット。
麻生藩家老の畑家の上級武家屋敷。

小学校前にあって前の道の角が駐車スペースになっていた。

入口の門にある案内を読むと、安政3年(1856)に藩士屋敷から出た火災の類焼で失い、その翌年に再建された主屋と門だそうだ。

で、門をくぐって広い邸内を進むと立派な茅葺屋根の屋敷が見えた。
おおこれはカッコいい!此の外見は藩主の屋敷とよく似ていたんだそうだ。

そして玄関わきにメダカの鉢があった。覗くと白いメダカで今風だったけど、動きが機敏でカメラを向けると葵の下に隠れたりして一匹しか写せなかった。

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屋敷は玄関から広く開かれていたけど「あがっての見学はご遠慮ください」とあった。まぁこれだけよく見えてれば充分だよね。
そして次の間には麻生藩の年表や解説、家老の畑と明治からこの屋敷を買い受けて病院を開業し現代まで残した福田家などのパネルが並べてあってさーっと読めた。

麻生藩は関ケ原で西軍に属して改易されてた近江の大名新庄氏が、家康から赦免され3万石でこの地に来て立てた藩。
一時嫡嗣がなく断絶しつつも一族の者が一万石で取り立てられ、その後明治の廃藩まで続いた外様の小藩。幕末の天狗党の騒乱の事も少し書かれてた。そうそう、夏はその天狗党の話で麻生藩に興味持ったんだっけ。

次の間に続く取次の間や内玄関の間には吊るし飾りや地蔵のぬいぐるみなどが飾られてて華やかだった。

そしてぐるっと回ると釜戸のある土間からは高い天井が覗けた。ううん立派。
茅の吹き替えの様子もパネルになって展示していたし、ここにも布団生地で作ったというセミが飾られてて暗めの土間を華やかにしていた。

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裏にもまわれて奥の間から納戸も覗けて、横にまわって上座敷の屏風が覗けた。
上がれないにしてもしっかり全室見れたし無料だし、整ってて雰囲気いいので満足だった。

表に戻ってその奥にある管理棟も見てみたら、休憩室とちょことの資料室になってた。
ので、入って麻生藩についての資料ファイルなど拝見。
なんでも麻生藩は殆どの藩士が江戸屋敷に詰めてて、この麻生には陣屋だけで城もなく町もつくらずのどかな里だったらしい。天狗党の討伐で兵を出してたから勇ましい武士の荒ぶる藩かという印章で来たけど、そんな感じではなく、むしろ一揆の農民の要求を聞いたり目安箱で意見を聞いたりする温厚な藩だったようだ。

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陣屋の見取り図なんかを眺めつつ、その陣屋ってどこにあったんだ?と調べると、個々の目の前の小学校がほぼそのまま陣屋跡の敷地だったようだ。

まぁ小学校をフラフラ歩く気はないし遺構もないそうだからいいけど、表に出てみると小学校には壁も高い柵もなく校庭丸見え。なるほど城なら二の丸くらいはありそうな広い敷地だったんだなと見通せて有り難かった。
小学校を写真撮るのも気が引けるので停めた自分の車の写真撮って出発した。

タグ:観:屋 観:史 観:門 観:飾 観:館 観:校 動:魚

道の駅 みかも

ファイル 2878-1.jpg栃木市藤岡町大田和の50号沿いにある道の駅。

最近は50号をずっと走る機会もあまりないのであまり寄らない道の駅。前回点景にして以来かな。

今日は行く店行く店空振りが続いてたので、困った時の道の駅。でも道の駅の食堂も昼過ぎると早く終わっちゃうトコ多いけどね。

でもここは普通にやっていた。食事では初めてで広めの食堂は入ると食品サンプルが並んでコメントも添えられていたし、メニューも多かった。
少し迷ったけど、まぁ普通の食事がいいやとしょうが焼き定食にした。これはコメントに「お客様のご意見を反映したおすすめの一品です」とあった。

ファイル 2878-2.jpgそして食券を買って出してテーブル席についた。
すいてたから外の見える窓側のテーブルに着いてみたら、斜め向かいのイスに「松坂桃李さんがロケで座った席です」とあった。
そして隣りのイスは「杉咲花さん~」だった。
え、なんのロケだろ。。松坂桃李のイスに座って杉咲花に見つめられながら食事しようかな、、とか思ったけど恥かしいからヤメタ。松坂桃李のイスはベタベタ触られてそうだしね。

そしてしょうが焼き定食登場。おお食品サンプルそのまんま。いや少し厚めの肉で、なるほどお客の意見は肉のボリュームかな。

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うん。おいしい。甘めの玉葱のきいた感じのソースで、肉もしっかり食べ応えあってよかった。
定食で和食のメニューの所にあったメニュー乍ら、フォークとナイフでライスも皿で洋食風。フォークで頑張って味噌汁飲んだw
そして何気にミニデザートのイチゴのミルクゼリー(ババロア?)もおいしかった。

ホントは点景にしないつもりで食べた普通っぽいメニューだったけど、なかなか良かったし、杉咲花の隣で食べちゃったし、厨房では店員のおばさんとおじさんが大声で喧嘩してて賑やかだったし、雨の午後ながらちょっと面白い食事だった。

そして食後はまぁいつも通り売店を見てまわった。
やけにお客さん多くて混んでるなぁと思ったら、総菜コーナーのものが表示価格の半額になったところのようで、今日は雨だったから沢山残ってて選り取り見取り。これは人集まるわ。

僕も交じって晩飯用にいくつか購入。
買ったのはまず「芋フライ」佐野の名物で定番のソースもの。そして「かんぴょう和牛丼」かんぴょうってとこが栃木っぽい。これの量が少なそうなのでもう一つ追加したのは、間違えて手にした「栗ごはん」栗が砂肝に見えた。。まぁ秋限定とあったからいいかとそのまま購入。

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そして半額じゃないけど「レモン牛乳」杤木名物。これはすぐにストロー差して飲みながら出発。
んーホントにレモンの味。これでレモンが入っていないんだから凄いよなぁと飲むたびに毎回思う。
なーんかちょうどほしいようなものがいろいろあって、やっぱ道の駅は強いわ。

タグ:食:定 餐:肉 餐:飲 楽:買 観:ロ 道の駅

国立歴史民俗博物館

佐倉市城内町の296号沿い佐倉城跡にある博物館。

ここはもう佐倉城跡を歩いた前々から気にはなっていて、友達も絶賛してたし、ジオラマ好きなら尚の事楽しめる所という話も聞いていた。
なので、寒すぎる冬とか、暑すぎる夏とか、天気悪くて走り廻りたくない日とか、そういう時に行きたいなと常々思ってた。 んだけど、踏ん切りつかずになーかなか来れなかった。

ファイル 2877-1.jpg今日なんかも天気悪い日で予定も無くなって午前中からこれたのに、ついつい気が付けばもう午後に、、、
いかんいかん、一度思い切って足を運ばないとずっと行けないぞ、、と思って、さわりだけでもというつもりで来てみた。
もともと友達には「一日じゃ廻り切らないよ」と言われてたので、何度かに分けてくるつもりだったし、JAF割引もきくし。

なんと到着は4時前。雨降ってなかったけど一応傘持って降りて、入り口の傘立てのロックで手間取って結局4時の入館。
閉館は4時半。「30分しかありませんけど」とは言われたけど入場券購入して(割引で420→350円)入った。けど、意外と自分より更に後から入ってくる人もいたりした。

展示はまず時代を遡るようなフロアを通り抜けて、日本の黎明の古代からで、実物大ナウマンゾウ模型から始まった。いやぁ実物大ナウマンゾウは印旛沼で見てたけど、動きのあるダイナミックな模型で迫力を実感。捕まえて食べるのも大変だっただろうねぇ。おいしかったのかな?

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そして人々の暮らし。実物大?少し小さめ?のリアルな人形が並んでいた。
顔や体の動きがリアルな人形だから、なるほどーと思っちゃったけど、女性の髪がきれいすぎ、服きもちゃんと着てすぎ、毛深くもなくてサッパリしすぎ。嫌悪感をもたさない演出でありがたい。

そしてジオラマもあった。「王子山遺跡の集落模型」では顔の大きいデフォルメされた人形で集落とその周りの生活風景が見れた。
なかなかコミカルで楽しそうに見えた。
歴史というものは常に支配階級の目から見たものだけど、この古代から縄文の歴史だけは市民が主役の時代なので(隠されてるだけかもしれないけど)客観的には一番いい時代に思えて好きだなぁ。

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そして縄文時代。三内丸山遺跡の大型竪穴式住居を中心とした集落のジオラマがあった。
これは凄い。近隣の森や沢での狩猟もあり、建物前では工芸や料理の様子が細かく作られてるだけでなく、住居や高床式の貯蔵庫の中まで細かく作られてて覗けた。三内丸山遺跡は前に行ったけど(コワクの頃だった08/7/5こんななんだったのかと今になってあらためて分かった。。これは見てて飽きないくらいだったけど、時間がないのでそんなには見てられなかった。

次に稲作文化の到来。稲も模型になってた。
稲作と共に土地の支配と争いが起こり、支配者の台頭と祭りの束縛が濃くなったようだ。
銅鐸や武器の展示もあったけど、目をひいたのは倉の階段で稲穂にじゃれる猫ちゃん模型。もうこの時期から猫も伝来してて骨が発掘されてるそうだ。っていうか、動きを感じる模型で可愛らしい。(気にしてなかったけど犬はもっと前の時代で展示されていた)

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最後に集落の防衛戦闘のジオラマを見たトコで閉館時間。
縄文時代だけで区切り良く終われたので丁度いい。
なんか争いや支配でどんどんイヤな面倒くさい時代になっていくよなぁ、、と思うけど、それまでよりは確実で美味しい食事と新生児の死亡率低下で市民にとっては代えがたい進化だったんだろうね。

次回は弥生時代から。
近道を教えたもらってツルッと退館した。

外に出ると結局雨は降ってなかったので傘は余計だった、、
車に戻って、目の前の自販機で飲み物を買って飲んでから出発した。

ファイル 2877-5.jpg自販機を見たら、ネットで知って気になってたけど売ってるのを見たことなかった「チルアウト」という飲料があったので思わず買ってみた。
これはリラクゼーションドリンクという飲み物で、熱くさせるエナジードリンクとは逆で、落ち着きくつろぐ飲み物という事らしい。
まあ正直「チル」という言葉からの興味だけどね。いい意味で使われてて嬉しい。
そして爽やかでおいしかった。
これは暑い夏に飲みたかった。

タグ:観:館 観:像 観:模 観:具 餐:飲