流山市前ヶ崎にある城跡の公園。
流山運転免許センターの前にある城跡で、免許更新の時にでも寄ろう!と思ってたものの、1月2月は寒いじゃん。。なかなか歩く気になる事なかったんだけど、今日は快晴で日差し強くは弱くのいい天気。絶好の散歩日和と歩いてみた。
で、城跡は免許センターから前の道を渡るとすぐ先で、入口はちゃんと整備されて公園ぽくなってて、案内板も立ってた。
この前ヶ崎城は近くの小金城の支城だそうだ。
この公園の丘が主郭部で、つづく丘が堀切で別れて三つの曲輪の並ぶ城だったらしい。
小金城が豊臣の時代に廃城だからここも一緒だろうね。戦場になったのかとかそういう歴史が知りたかったけど、そういう史実的な解説は無かった。
さて、陽光差し込む登りやすい公園状の階段を主郭に上ってみた。
上は三方を土塁に囲まれた広場になっていて、低学年の子供が手打ち野球でもして遊ぶのに丁度いいくらいの広さがあった。
前の道路側(西側)だけは土塁がなく端に立つと木々の合間に運転免許センターが覗き見下ろせた。
っていうか何でこっち側だけ土塁が無いんだ?崩れたのかな?
少し高床の東屋みたいなのがあったけど妙に小さく眺めも変わらず、椅子の代わりのビールケースがあるだけで、休憩しようという感じではなかった。。
そしてこの主郭広場の南奥の方は少しこんもりと高くなってて、櫓台跡だそうだ。
上ってみると上の西側にお墓みたいな石碑があって「尾鑿山大権現」とあった。裏には嘉永四年とあったので城には関係なさそうだ。
でもこれが無かったら東屋をここに建てれたのかな?まぁどちらにしても眺めはよくなさそうだけど。
土塁の上をひと回りするつもりだったけど、櫓台の脇の虎口から出て堀を眺めるつもりがついつい坂を下ってしまった。
っていうか、これ堀切なの?深いだけじゃなくて広さもあって、掘って割った連郭とは思えない地形で、そのまま丘が続いていたとは思えず、この主郭だけの独立した丘って雰囲気。
っていうか建物があったかどうかも不明というのでは支城というより砦だよね。小金城の見張り台って感じじゃなかったのかな?
どちらにしてもその本城の小金城自体もうすっかり住宅地に埋もれちゃってるくらいだから、支城のこちらの地形が掘削されててもおかしくないよね。むしろよく本郭だけは残したもんだ。
なんかまた登る気もせず、かと言って350m先の空堀跡と解説にあった辺りまで歩く気もなく、こんなトコですんなり車に戻った。
軽く散歩するには丁度よく天気よくて気持ちよかったけど、やっぱいい天気の時は車で廻っていたいので。