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高椅神社

ファイル 1287-1.jpg小山市高椅の県道沿いにある神社。
高椅は「たかはし」と読む。(「たかさき」って読んでた。。)

県道(街道)から真っ直ぐ参道が延びた形の神社は北関東の郊外によく見かけるので他の場所と混同しやすいイメージ。この県道もこの先進むと似た感じの神社を見かける。
でもここは神社の横に逸れた県道脇にある餃子の店がお気に入りで、二度目の立ち寄りで食事したので、せっかくだから今回はちょっとこの目の前の神社も歩いてみようかと思った。

(ところで)参道の入口にはコケシ形の交通安全マスコットが立ってるんだけど、錆びて色が剥げてガスボンベの原形モロ判りで無情ww

さて、参道は赤い燈籠が並んでて、その先に楼門があった。
(なんか昨日に引き続いて立派な門ネタになっちゃったかな)

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この楼門は明和七年(1770)建立の江戸中期の楼門。
彫刻も多く、木鼻の唐獅子の丸彫というのもかわいらしかった。
けど、結構イタんでるそうで修繕の寄付金を募るポスターが貼られてた。

この楼門が見所ってことなのか、ここだけは説明の案内板が立ってたんだけど、ほかに案内板はなく、神社の歴史や由来はわからず、御祭神は餃子屋で聞いた「料理の神様」って事しか知らなかった。

んー僕は料理しないしなぁ、、、とは思ったけど、これからも素晴らしい料理と出逢えますようにってことならいいかなと考えて拝殿に参拝。
拝んだ後は裏に歩いて本殿を眺めつつ、裏の森を見つつ一回り。

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本殿右脇に紙垂が巻かれた細い木があった。これが御神木かな?何の木だろう?
と見上げてみたら上の方で丸い柿の実が生っていた。柿なのかこれ。柿の神木か珍しいな。
(帰ってから調べてみたら「柿木さま」と崇める柿の古木だそうで、根元の砂がイボに効くそうだ。へー)

見所あって雰囲気もイイ神社だった。

そして戻った駐車場の200m先にあるらしい「千年の池」にも歩いてみた。
宅地に囲まれた平らなトコにある池で、最近整備したらしく立派な説明板があった。
長元二年(1029)に境内の井戸を掘ると大きな鯉が出現したので「鯉の明神様」と親しまれてたそうな。
井戸から鯉ねぇ、、っていうか、ここまで神社の境内だったのか、、延喜式内の歴史ある神社らしいけど、昔の方が大きく広かったのかもね。(wikiには日本武尊が立ち寄って造った神社とある、、)
で、時は流れていつの間にか鯉がいなくなっちゃったので平成22年に鯉を放流し直したそうだ。

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ふーん
と、池を眺めてみたら思った以上の沢山の鯉が元気に泳いでいた。
正直言えば、池の鯉って当たり前すぎてあまり興味ない種類の魚なんだけど、池に寄ると水面で口をパクパクさせておねだりしてた。
そして池の周りを歩くと群れでみんなでついてきて、僕の前でぐるっとターンして正面に向いて口をパクパク。すげー慣れてるね。なんか可愛らしくなっちゃったw

ってわけで1袋100円のエサをあげようとエサ箱に戻った。
けど小銭がなかった、、、
  残念。
ごめんねごめんねー
と、車に戻った。

けど、
やっぱり気になって、わざわざ近くの自販機で千円札くずしてまた池に歩いた。

で、餌撒き。

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ヤバイ。
鯉の餌撒きスゲー楽しい。。
パクパクちゅぱちゅぱ。かわいい。

またこよ。


さてさて、順番が逆になっちゃったけど、食事の餃子定食も載せとこうかな。
今日は餃子二枚のW定食。
たっぷり行者大蒜餃子を堪能。
8月に書いたばかりなので詳しくはそちらを(→)

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タグ:観:宮 観:像 観:門 観:飾 植:樹 植:実 観:池 観:伝 動:魚 楽:験 食:定 餐:餃

西蓮寺

ファイル 1286-1.jpg行方市西蓮寺にあるお寺。

県指定天然記念物のイチョウの紅葉を見によく来るお寺。
で、だいたいいつも少し早かったり遅かったりで、去年も来たけど全然早くまだ青かった(→)
少し遅いくらいの方がいいかも、12月入ったので頃合かも、と思って来てみた。

ファイル 1286-2.jpgで、いつも境内のイチョウに急いでくぐるだけの仁王門を、たまにはじっくり見てから進んでみた。

これは天文12年(1543)建立の国指定重要文化財。
元々は二階建てだったそうだけど、江戸時代後期に二階部分を取壊しちゃったそうだ。(何があったんだ?)
上部真ん中にある「蟇股」という彫刻のような梁の支えなどが室町時代の特色だそうだ。

そして境内のイチョウに進む。

ファイル 1286-3.jpgあー今年は少し遅かったかな。
けっこう散っちゃった感じ。
まぁこのくらいでも悪くないかなと見て歩いて、手前の大イチョウ一号株を廻った。(その一号株の脇にある鉄杖のような柱「相輪塔」も1287年建立の重文だそうだ)

でも、先の二号株は丁度頃合っぽく黄色い葉が大盛できれいだった。おお、いいじゃんいいじゃん。
っていうか、午後の日差しが二号株だけに当たっててよりよく見えてたって感じかな。
写真撮ってる人も多く人気だった。
一号二号共に樹齢千年以上で元気だけど雄株なので実はならないそうだ。

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二号株の裏に廻ると、後はまだ青い葉が多く見え、今年は随分と段階的に紅葉した感じだね。

そしてその裏の日陰から振り返って見た一号株は、さっき入ってきた時に見たよりも全然黄色くいい感じだった。
そうか、入口の日向側から葉が落ちた側を見ればイマイチな感じでも日陰側からなら葉の残ってる側が見えて全然キレイ。
見る角度が大事だわ。
もう少し日が傾く前に来てればもっと良かったのかもね。。

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タグ:植:樹 観:然 観:寺 観:門 観:重 観:具 観:塔 景:季

中村屋食堂

ファイル 1285-1.jpg石岡市月岡の県道フルーツライン沿いにある食堂。
前に軍鶏鍋を食べに来たことある店で、かなりおいしく感激したので今回もまたと思い、平日に予約の電話をしてみたら、前回はなくて食べられなかったイノシシが今はあるということで、今回は猪鍋にしてみた。

で、きてみたら暖簾が掛かって無くて、あれ?と思ったけど、店内の座敷にはもう鍋が用意されていた。
どうやらネットには「不定休」とあったけど本当は今日は休みの予定だったんじゃないかな。。そういえば予約の電話の時に「日曜日は時間によっては大丈夫です」みたいに言ってた。

さてさて暖かいウーロン茶でささやかに乾杯しながら早速猪鍋を味わった。

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当然だけど軍鶏鍋とはガラッと変わって、生姜の効いたキリッとした汁に猪肉はしっかり締まってて力強いというか男っぽいというかワイルドな雰囲気の鍋だった。へー、なんかすごいな。

そういえば最近やたらと町中や海に猪が出現したとニュースで見かけるけど、、食べちゃおうよ。

ファイル 1285-3.jpgそして今回もいろいろと料理がついてきた。
柚を散らした味噌田楽と蜜柑の皮の蜜煮。

そして鍋はうどんも平らげた後にカップで出てきたのが、コーヒーかと思ったらクリームの乗ったプリンだった。
鍋のドライな感じとデザートの甘さが極端で面白かった。

ファイル 1285-4.jpg店出たときに店の人が「これよかったら入浴用に」と柚まで土産にくれた。
前回もそうだったけど、サービスよくて気持ちのいい店だよね。
また来たいな。

食べた食べた。満腹。おいしかった。
でも強いて正直なこと言えば、個人的には猪より軍鶏の方がよかったな。
次来るならぜったい軍鶏だな。(ちなみに前回の軍鶏鍋の時はこちら

タグ:食:鍋 餐:肉 食:串 餐:菓 餐:煮 植:実

大麦代駐車場

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奥多摩町原大麦代の411号沿い奥多摩湖畔にある駐車場。
以前は「奥多摩湖第二駐車場」って名前だったと思ってたけど、、どこにもそんな表記はなかった。。
ちなみに第一は小河内ダム駐車場。二つ併せて道の駅になっちゃえばいいのにって感じ。

さてここは集合場所にも最適で何度も来てる馴染みの駐車場。
今回もただトイレと屋根開け休憩で立ち寄っただけ。
一応すこしあざとく紅葉っぽい雰囲気もあったのでトイレの後少しウロウロして奥多摩湖を眺めた。

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んーまぁ点景にする程ではないけどね、、なんて思いながら写真をとってた。
ら、
サルがいた。

奥多摩湖辺りでも出て来るんだねぇ、、なんて思って駐車場前の斜面を見てみたら、、
お!沢山いる。。
っていうかすげーいる。
ひと家族ふた家族どころじゃなく10、20、、動物園の猿山かよってくらいのサルが縦横無尽に歩いて駆けて登ってた。すげーすげー。

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とくに木登りの素早さが見事で、細い枝の木なんかも数匹で登りあって実を食べたりしてはしゃぎ回っていた。

そして、のんびり見てたら車道を渡ってこっちの駐車場にも来て木に登って実を食べてた。大胆だな。

とにかくみんな元気にどこでも登りまくってて電線なんかも平気で渡って休憩したりしてた。

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サルはドライブ中に見かける野生動物ではダントツのトップで、ちょっとした山中でも割と頻繁に見かけてて珍しくもないんだけど、子供の頃から何度も来てるこの奥多摩湖で見かけたのは初めて。
東京都だよねココww
で、しかもこんな大量のサルは上野動物園でもなきゃ見たことなくて、(日光でも見たこと無い)それが目の前の斜面の全面を駆け回ってるのは面白かった。
寒かったけどしばらく眺めた。(来年申年だったら年賀状の素材に使えたのに、、)

タグ:景:湖 植:樹 動:獣 観:P

麺屋なか邑

ファイル 1276-1.jpg野田市岩名にあるラーメン屋。

いつも北に向かうときに通る定番コースの道沿いにある店だけど、対向車側だし混んでることが多い印象なので入ったことが無かった。
で、今日はさすがに半端な時間で空いていたので偶にはと思い寄ってみた。

そういえば最近、出掛け先の御当地ラーメンとかは相変わらず良く行くけど、地元の近場でラーメンというと良く行く店でくらいしか食べてなくて、初めての店にというのはなんか久しぶりな気がする。

店にはいると入口にメニュー写真や載った雑誌の切り抜きが貼ってあって、オススメもわかりやすかった。

で、「塩らーめん」中盛細麺をいただいた。

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コッテリしすぎず背脂たっぷりの程良い感じで、燕風?かと思いきや麺は手打ち喜多方風な程良いくねくね麺。これで細麺って事は太麺だと結構な太さかな。
そして一枚乗ったレモンのアクセントが効いててナイスなコクさっぱり感。
汁をレンゲで啜るとき(普段は海苔でそうするように)レモンの上で掬って飲むとベストマッチで旨かった!
この赤い細い(からい)のいらないからその分レモンで欲しいな。。

なかなかいいね。またすいてたら来よう。

タグ:餐:ら

江戸東京たてもの園

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小金井市桜町の小金井公園内にある博物園。
都内にあった古い家屋などを移築保存して集めている。

いつも墓参りの後は中途半端な時間で、とくにこの季節は無計画に廻ってるとすぐに暗くなってしまうので、今回は自分の興味主体でここに直行。妹&甥っ子ブラザーズを引き連れてやって来た。

入園料は甥達は都内の小中学生なので無料。ウチらも「ファミリーデイ」とかで半額の200円で入れた。

ファイル 1275-2.jpgまず建物の中では特別展「ジブリの立体建造物展」というのが開催されてて、ジブリ作品の建物等の背景画とジオラマが展示されていた。
勿論ここは撮影禁止。アシカラズ。

さすがにじっくり見入る人が多く結構な混みようで、列が動かなかった。。
ウチらはじっくり見るほどではなく列から出て飛ばしてスイスイ進んじゃって、ジオラマくらいは少しゆっくり眺めつつ他はさらーっと通って外に出た。
一人だったらじっくり見てたかな?(いや、やっぱ渋滞にイライラして飛ばして見たと思う)

で、外は常設の建物ゾーン。
まずみんな空腹と言うことで食事できるトコを探して、東ゾーンの奥まで一気に歩いた。

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その東ゾーンの街角の一角にある灰色の蔵の2階がうどん屋になってて武蔵野うどんが食べられる。
おお雰囲気あっていいじゃん。

二階に上がると少し列になってた。
四組待ちで十分チョイで席に着くと饂飩はすぐに出てきた。

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武蔵野うどんと言ったら太くドスンと重みがあって腰の強いもんだとばかり思ってたけど、ここのはツルツルしこしこの中細麺で素麺のような味わい。みずみずしさは上州うどん風にも思えた。
自分も妹も印旛の店の武蔵野うどんを想像して食べたので驚いた。けど、これはこれで美味しい饂飩だった。
三人つめたいつけ麺で食べたけど甥(下)だけは温かい汁麺。
ちょっと汁もらって啜ってみたら、これはこれでまた違っていい味わいで美味しかった。へー、いろいろあるもんだ。


さて、腹ごしらえしたトコであらためてゆっくり古い建物を見てまわった。
まず東ゾーンは明治から昭和の商家などの建物が集まっていた。
ここはちょっとした下町の商店街みたいな感じになってた。

ひとつひとつ見て回ったけど、どの店も場所も時代もばらばらで、チグハグな筈なのに馴染んでて面白かった。
個人的に良かったのが和傘屋の和傘を組立てる行程の模型が細かくて面白かった。

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そしてやっぱりいいのが銭湯、千住にあったという「子宝湯」
昭和の銭湯が懐かしい。天井がカッコいい。そしてやっぱ富士山だよね。

あと良かったのが、下谷にあったという居酒屋「鍵屋」
建物は安政(江戸末期)築、店内は昭和中期の姿だそうだ。
うわーこういうトコで飲んでみたいなぁ。

ファイル 1275-6.jpg通りを出ると、表には都電(ちんちん電車)が静態保存。
これは世代じゃないから乗ったことはなかったけど、車内の木の床とか椅子の感じとかは馴染みある感じでイイ。甥っ子は「この椅子ムリ」などと言ってた。。

その都電の前は、昔の遊びの広場になってて、竹馬とか自由に遊べるようになってた。
意外なことに、普段はサッカー部でキャプテン務めるような運動神経イイ甥っ子が竹馬は全然出来なかった。
「えーちょっと貸してみ」と代わってみたら運動苦手の自分が簡単にヒョイヒョイ乗れて面白かった。やっぱ昔やってたのって覚えてるもんだね。妹も普通に乗れてた。
甥達は悔しかったらしくムキになって竹馬に挑戦するも数歩しか進めず終いだった。しっしっし。

少し戻ると雰囲気変わって実業家の別邸や伊達家の門などが並ぶお屋敷ゾーン。
ここはそれぞれ軽く見つつ、高橋是清邸だけは靴を脱いで上がってみた。
飾りは質素ながら御殿と言っていい大きさの屋敷で、縁側の広く大きいガラス戸が印象的。いやぁ明治のガラスは味があるねぇ。(甥っ子には「絶対さわるなよ」と注意したw)
二階も上がれた。この二階が二二六事件での殺害現場だそうだ。南無。

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西ゾーンに進むと、田園調布の洋風住宅とか洋館とか近代建築の家とかが並び小洒落てた上に人も多かったのでスルー。
一番奥は茅葺きの農耕古民家が集まってた。こういうのがいいね。小さな畑まで再現されていた。

という感じで軽く見て回っただけでも充分すぎるほど楽しめるトコだった。
だって、他じゃ一軒二軒あるくらいの文化遺産が揃って集まってるんだもんね。濃いよね。
あまり興味なさそうだった甥っ子達もわりと楽しめたようでヨカッタ。

タグ:楽:催 楽:験 楽:懐 観:館 観:園 観:街 餐:麺 観:屋 観:建 観:模 観:鉄

道の駅 思川

ファイル 1274-1.jpg小山市下国府塚の50号沿いにある道の駅。
何度か寄ってるけど、そういえば食事もチョイ食いも無く点景にはしてなかったっけ。特別感あるようなものが無かったのかな?
というわけで、食事のつもりで寄ったは寄ったけどあまり期待はしてなかった。

で、みてみると食事するトコはちゃんとしたレストランな感じの店だった。あーこれは確かにひとりじゃ入らないわ。。

他には栃木やきそばの移動販売車両があったけど、これはもう店じまい。んー5時じゃ仕方ない。

ファイル 1274-2.jpgそのままトイレの方に歩くと、物産店の端の角にうどん屋が入ってた。
見てみると「開運小山うどん会加盟店」とあった。あれ、小山ってうどんの町だったんだっけ?
そういえば栃木県て蕎麦の印象が強く(あと佐野ラーメン)うどんの町って思いつかなかったね。

ってわけでそのうどん屋「藤ヱ門」で食事にした。

食べたのは「舞茸肉汁うどん」結構大きな笊で出てきた。

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うんうん。なかなかおいしい武蔵野うどん風のドッシリ麺で食べ応えあった。
暖かい汁もイイ味で具が多くてたっぷりだった。
うどんは先月讃岐で食べて以来だから、そろそろ関東風が食べたいところで丁度よかった。

ファイル 1274-4.jpgそしてちょっと一品。
なにやら大将自信作と出てた「旨だれ唐揚げ」
1個からたのめるみたいなので、試しに1つ食べてみた。
そしたらうまかった!
味が浸みててカリッとしてなかなかのもの。
これで御飯食べたいね。
チョイ食いで唐揚げだけ食べる休憩もアリかも。

さて、食事のあとは物産店の方も少し見てまわった。
地域のものもいろいろあったけど、わりと茨城のものも多かった。近いからね。

ファイル 1274-5.jpgで、一回り廻って一番奥のジェラート売場。
んー体冷えちゃうかな、、、とか思いつつ、オススメの「はとむぎジェラ」を食べた。
いいねー麦だねーこうばしいねー

なんでも小山市は鳩麦の生産量日本一なんだそうだ。
じゃあ小山うどんとかって鳩麦で作ったらいいんじゃない?とか思ったけど、うどんはうどんで「イワイノダイチ」という特産の品種を使ってるそうな。いろいろあるんだねぇ。

タグ:餐:麺 餐:揚 餐:肉 餐:冷 道の駅

粟野城跡 城山公園

ファイル 1273-1.jpg鹿沼市口粟野にある城跡の公園。
どんなもんかと興味本位で立ち寄ってみたら山の斜面に「城山スカイローラー」という滑り台のある公園で、子供連れで賑わってた。。
駐車場の周りにも「空堀」「馬出し」「土塁」等の標柱が見えて城跡としても案内されてるようだけど、公園としてはやっぱり遊具がメインな雰囲気。パッと見、展望台がその滑り台の滑り口みたいなので登る気にはならなかった。

取り敢えず案内板だけでもと見てみた。
「粟野城」は鎌倉時代の足利氏の城で戦国時代も攻防多く最後は豊臣の東征で廃城だそうだ。
散策路図を見ると駐車場の奥にある「忠霊塔」の所に石垣があるみたいなので、それだけでも見て行こうと思って歩いてみた。

おお石垣だ。
高さはさほどでもなかったけど戦国時代に廃場になった関東の城の遺構としては立派だと思った。

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その石垣の先に「オニノ門」というのがあった。そっちが登城ルートっぽいのでちょっと進んでみたら井戸なんかもあった。
そしてそのまま少し進んで斜面を登ってみたら、杉林の先に城壁のような山頂部が見えた。おお、これこれ、(滑り台じゃなくて)こっちが城なんじゃん。これを脇の県道から見て興味持ってきてみたんだよね。両脇の峰も急峻で天然の城な感じでカッコイイ。


ってわけで、また今週も少し山歩き。
やっぱり運動不足の身には少々キツく、休み休み登ってみた。

で、汗だくで杉林を抜けると、その先に見えてた城壁は山の斜面だった。
これは天然の城壁?削って造った地形?なんか凄い。
でもそんな城壁部の下の部分に「本丸」とあった。。??ここが本丸なの?
まあ、疑問はさておき、まだ道あって登れるのでまたゆっくり進んだ。

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そして峰の手前側を登るとちょっとした曲輪になってて凄く眺めよかった!
おーおー登ってよかった。西の正面の粟野町の町から思川の下る方向を一望。標柱には「のろし台」とあった。

さて、あとちょっとだと踏ん張って、城壁風斜面の道を進んだ。

そして20分かけて登った山頂には「口粟野防空監視哨跡」というのがあった。
これは戦時中に来襲する敵機をレーダーでなく音を耳で察知監視するための施設。
集音しやすいようになってるのか入ってみたかったけど、、ヤメといた。
っていうか、こんな山間にも敵機が来たのかな?なんか軍事施設か工場が近くにあったのかな?(ロシアの浦塩から東京への長距離爆撃に備えたものだったらしい)

その脇には「見張櫓」とあって「城山」の石碑があった。
そうか城としては狭い山頂だから見張櫓くらいしか置かなかったのかな。下からみたら大きな城郭に見えたけど馬の背のような尖った峰だったわけだ。

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監視哨跡の裏からは南側がよく見え、石碑の裏からは北西からの通ってきた県道がよく見えた。

そして城の内側も広くいい眺め。曇っているのが惜しいけど、見晴らしいいのは気持ちイイ。
杉林の切れたところが本丸。やっぱりかなり見下ろすね。(変な城w)
そして山頂部の峰は段になってて縁は軽く土塁っぽくなってて小さな曲輪らしき部分が二段連なってた。

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真ん中の段を歩いてみてたら、四角いコンクリの窪みがあった。おーこれは何か建物があったっぽいな。防空監視哨の詰め所とかあったのかな。(ってことは土塁っぽいのものその頃に造ったのかも)
どこまでが城跡でどこが軍事施設跡なのかわからないけど、防空監視哨というのは消防団とか退役軍人とか地元の人が詰める施設だったようだから、そんなに大規模な工事による史跡破壊や地形改装はしてないと思う。
まぁ歴史はともかく、地形と眺めを堪能して満足。
途中、近くで元気に鳴いていたアカゲラを見つつ、今頃咲いてたツツジなんかも見つつ足元気をつけてゆっくり尾根伝いに下る。


「堀切」を越えてまたちょっと登ると瘤のような岩場のピークに石塔があった。
ここからの眺めも良く、城山公園の滑り台の後に南の粟野の町が見えた。

そこから先が、道が細く険しく草木繁ってあまり人が通ってなさそうな状態。
不安な中、遊歩道らしからぬ道を辿って少し下ると「女二城」と標柱があった。女二城?なにそれ?

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そしてまた少し細い道を下ると今度は五重の石塔が立ってた。
これは明治時代に此処に公園を造る際に建てたもので、この地の戦で散った霊を弔うものだそうだ。(出たのかな、、)
ここからは駐車場がよく見えた。山を下ってきて自分の車が見るとなんか落ち着くわ。

この五重の塔からはコンクリ舗装の遊歩道と未舗装のあやしい道の2ルートあった。舗装路の方だとぐんぐんと公園入口に下っちゃいそうな気がしたので、怪しい方を下った。(どちらでも一緒だったみたい)
斜面に植えられた山ツツジの下をくぐって進む道なので、花が咲く時季は面白いかもしれない。

斜面中腹を下らずに横に進んで滑り台方面に歩いた。その途中にも「矢倉」とかちゃんと標柱立ってたりした。

そして滑り台の展望台は櫓風の(天守風の?)造りでカワイらしかった。
子供がはしゃいで滑り降りてたから展望台も登らず通過。誰もいなきゃこっそり滑ってみたいトコだけどね、、
間近に見える粟野の町を見ながら坂を下った。

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この櫓風展望台への登る道はアスレチックにもなってて凝った造りだった。これは子供大喜びだわ。

そして駐車場に戻ったけど、その少し下の広場や西側の尾根も何かあるかなとフラフラ歩いた。
下の広場は何も無くかったけど(ツツジやサクラの祭りの時の臨時駐車場らしい)先の斜面には「食糧庫」と「武器庫」とあったので曲輪だったのだろう。

西側の尾根は上り口がわからず登らなかった。(こっちには「男二城」というのがあったらしい、、何それ)
もう充分。くたびれた。

急峻な峰に囲まれた城跡。これは強固な城だったことだろう、、とか思って調べてみたらそうでもなく、何度も攻め落とされていたようだ。。
攻めるの大変だけど守るのも大変なようで戦死者は凄かったらしい。
そうだよねどの曲輪も狭いもんね。

一時間半も歩き回っていい運動になったし面白かった。
標柱が多く設置されてて歩く甲斐ある城跡だったけど、解説がもっと欲しかったな。

タグ:観:園 観:城 景:山 楽:眺 景:町 観:軍 観:塔 観:具 動:鳥 植:花

科学万博記念公園

ファイル 1268-1.jpg1985年に開催された「筑波科学万博」跡地にある公園。

「科学万博」の時は僕は高校生。
たしか高校の遠足(?)で学年で来て興味を持ち、その後二回の計三回も足を運んだ憶えがある。
巨大スクリーンの3D映像は楽しかったなぁ。

その跡地の公園だけど、そういえば学園都市は何度も通ってるけどこの公園は来たこと無かった。ちょっと外れにあるしね。

今日はトイレ休憩したくてナビ地図見て気が付いて寄った。

で、管理事務所前のトイレから出た後、軽く園内を一周散歩してみた。
歩いてたら三十年前の万博に来たときに歩いたのを思い出すかも、、なんて思ってみたけど、全然そんなことは無かった。

まず、広場の先の林の下に「ぼっちゃん湖」という池があった。
??こんな池あったっけ?公園にしてから造ったのか?

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そして広場は二つ。
ひとつがメインの広い芝生。これはソニーの巨大テレビ(当時はモニターという言い方は一般的じゃなかった)があったトコかなぁ、、
もうひとつは円形の広場。これは野音型のステージがあったトコかな、、

その円形の広場を突き抜けた先が表通りにに面した公園正面入口。
「科学の門」というのが立っていた。んーなんか万博っぽいけど、こんなのがあったのかなぁ?(後から建てたもので、当時は無かったそうだけど、テーマ館の前に似たような形のもっと大きい展望塔が立ってたようだ)
ぶら下がった玉の配列が角度に寄って科学者の顔に見えるようになってるらしい。

その門の袂の内側に万博開催時の地図が書かれてた。
おーおー!これこれ。

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地図を見るとこの公園は万博開催敷地8ブロックのうちのひとつ。広かったんだなぁ。。
さっきの広場の巨大モニターとステージは思った通り正解だったけど、ステージは思ったほど丸くなかった。(あー、そこでやってたRCのライブの中継放送を録画したビデオももう見れないのか、、ベータだし)
「ぼっちゃん湖」は今と変らぬ形で当時からあったようだ。そうなんだ、、

ファイル 1268-4.jpgその公園入口の脇にトイレがあったのでここでも入っといた。
あまり新しくない感じだったので意外と当時から残るトイレだったりして、、、なんてことはないよね。

ファイル 1268-5.jpgという感じで一回りして駐車場に戻った。
この駐車場脇のイチョウ並木が黄色く色づいててキレイだった。

当時を髣髴させるものはまるでない爽やかな公園だった。
当時そこで示されていた科学とか未来とかは、もうすっかり溶けて巷にあふれた気がした。
でも勝手に少し懐かしい気分に浸ったりして、たまにはこういう昔来た事あるトコを歩くのも悪くないなと思った。

タグ:楽:歩 楽:懐 観:園 観:池 観:門 植:樹

とっぱの焼そば

ファイル 1267-1.jpg栃木市大平町西山田にある焼きそばの店。
栃木市は「大豆生田商店」以外にも通りに面して駐車場あるような焼きそば店があればいいのになぁ、、なんて思って栃木市街を抜けてきた後で、たまたま見かけたやきそば屋さんだったので「おお、ナイス」と寄ってみた店。

小さな店舗はパッと見地味だけど、入ると小さいながら腰折れ屋根の手作り感ある明るい店内で落ち着いて席に着けた。

ファイル 1267-2.jpgその店内の壁に手書きの張り紙で店名の「とっぱ」の解説がされていた。
「とっぱ」というのは思川駅前で30年間やきそば屋台を営んで人気のあった伝説の焼きそば名人の呼び名だそうで、この店はそのとっぱさん指導のもと受け継いでいるということだそうだ。へー。
栃木の焼きそばに歴史アリだねぇ。

で、やきそば(並)登場。おおー黒いんだ。

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これは見た目の濃さに対して味はくどくなくて丁度よく、なんと言ってもソバが「田舎そば」みたいなしっかりしたソバでおいしかった。
そして栃木ではデフォで入ってるジャガイモは、栃木市街の焼きそばのようなホクホクした芋ではなくて桐生とかの群馬風な形の崩れない芋だった。僕としてはこっちの方が好みなので嬉しい。
普通盛りながらしっかり腹にたまった。

おいしく気に入ったので是非またこよう。

タグ:餐:や 楽:読