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とっぱの焼そば

ファイル 1267-1.jpg栃木市大平町西山田にある焼きそばの店。
栃木市は「大豆生田商店」以外にも通りに面して駐車場あるような焼きそば店があればいいのになぁ、、なんて思って栃木市街を抜けてきた後で、たまたま見かけたやきそば屋さんだったので「おお、ナイス」と寄ってみた店。

小さな店舗はパッと見地味だけど、入ると小さいながら腰折れ屋根の手作り感ある明るい店内で落ち着いて席に着けた。

ファイル 1267-2.jpgその店内の壁に手書きの張り紙で店名の「とっぱ」の解説がされていた。
「とっぱ」というのは思川駅前で30年間やきそば屋台を営んで人気のあった伝説の焼きそば名人の呼び名だそうで、この店はそのとっぱさん指導のもと受け継いでいるということだそうだ。へー。
栃木の焼きそばに歴史アリだねぇ。

で、やきそば(並)登場。おおー黒いんだ。

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これは見た目の濃さに対して味はくどくなくて丁度よく、なんと言ってもソバが「田舎そば」みたいなしっかりしたソバでおいしかった。
そして栃木ではデフォで入ってるジャガイモは、栃木市街の焼きそばのようなホクホクした芋ではなくて桐生とかの群馬風な形の崩れない芋だった。僕としてはこっちの方が好みなので嬉しい。
普通盛りながらしっかり腹にたまった。

おいしく気に入ったので是非またこよう。

タグ:餐:や 楽:読

一乃胡

ファイル 1266-1.jpg佐野市赤坂町にある佐野ラーメンの店。

スマホで調べて「らーめん大金」という店に来たつもりが、その住所には別の名前の店「一乃胡(いちのえびす)」があった。
えー「食べログ」だけじゃなくて「ラーメンナビ」もあてにならないか、、、今日はこんなんばっか。
でもいいや、せっかくだし駐車場空いてるしここで食べてこ。
と入店。

店は新しく、聞いたら先月オープンしたばかりだとか。
へー。移転した「大金」もここも「おぐら屋」からの暖簾分けだそうで(出るとき良く見たら暖簾に「おぐら屋」と入ってた)これは一安心。

普通にラーメンのみたのんだら「餃子はいいですか?」と店内の張り紙を見ても餃子押しの様子。「ああ、じゃあ」と餃子もたのんだ。
たのんでから思い出した。あ、いけね、、先週氏家で餃子食べて口の中火傷して前歯の歯槽の歯茎の上辺りがヒリヒリしてたんだっけ。。

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で、まずはラーメン。
んんー。うまーい。
いいねー佐野だねー。
好みの青竹ビラビラ麺にさっぱり柔らかい汁。これはなるほど、最近しばらく行ってないけど「おぐら屋」直系だね。
こういう店がふえるのはいいね。

ファイル 1266-3.jpgそして餃子登場。
おお、でかい。対比のつもりで手も写してみた。

で、熱いだろうからラーメン食べ終えてからゆっくり食べてみた。
うん、まだあつい。でもおいしかった。
厚くてぷにぷにの皮の中に葱たっぷりの具が甘く濃い風味。
ラーメンの味消しちゃいそうなので終えてから食べて味的にも正解だった。

来たとき空いてて自分だけだった客が、食べ終える頃には次々と入って混み始めてた。いいタイミングだったようだ。ナイス。

タグ:餐:ら 餐:餃

コロリンシュウマイ

ファイル 1265-1.jpg桐生市相生町にあるオリジナル商品「コロリンシュウマイ」専門店。
今日は移店や行列で諦める店が続いてたので不安もあったけど、この店は変わらずに在って空いてて嬉しかった。

個人的には全国№1のB級グルメ。
地域に根差して人気あって独得で面白くて美味しい一品。
お気に入りだけど、そういえば来たの久々なので点景記事にはして無かったよな、、とか思ってたら4年前にしてた。

店の脇の駐車場に車を停めて(あれ?前からここ駐車場だったっけ?)入店。

ファイル 1265-2.jpg少し値上げしたそうだけど5個150円は全然文句ない値段。っていうかもっと払いたいくらい。
「10個ください」と言った後で、あー20個でもよかったな、、とか思った。

そして温かい「コロリンシュウマイ」を受け取ってテーブルの小部屋へ移動。

んーやっぱ!んまい!

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ぷにぷにの餅のような食感は面白く、優しい甘みとソースの味わいもイイ組み合わせ。

あ、えっと、、なんだっけ。
なんか思い出しかけた。

えっと、えっと、

あー あー あー!
そうだ、ドイツで食べたお芋の玉みたいな料理(クネーデル〔Knödel〕というらしい)に似てる気がする。
そういえばこれも主材料はジャガイモだとか。
なるほどねー。
ビールにも合うかも!
でも冷えたら美味しくないらしいからそれは無理か。。惜しい

タグ:餐:餅

割田屋

ファイル 1264-1.jpg沼田市上之町の120号沿いにある焼きまんぢゅうの店。

店の前が駐車場ってわけじゃないんだけど、市街をぐるぐる廻っててさっき通過したときに前の客がこう停めて来店してたのを見かけてたので自分も店前の歩道に停車。

店にはいると席も二卓あったので食べていくことにした。ナイス。

「焼きまんぢゅう」は普通のだけで二本にしよう、、と思ったけど、やっぱアンコ入りと普通のを一本ずつにした。

焼いてる間はお茶を飲みつつ、「ここら辺は随分変わっちゃいましたね」と町の情報を聞いてみた。
地域再開発だとかで、この店舗は新しいけど「割田屋」は先代からあった店だそうだ。
動かない店もあれば移転する店も多く、前に行った「団子汁」の店も「みそパン」の店も移転したそうだ。(「食べログ」の住所はやっぱあてにならないなぁ、、)

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そして「焼きまんぢゅう」うん、おいしい。
まんじゅうとか言うけどやっぱこれパンだよね。
外側カリッと中ふっくらでタレの感じがちょっと独得で軽く食べられる串物おやつ。
やっぱふっくら感をより楽しめる普通の方が好きだな。
でも、あん入りはあん入りでお茶との相性いいから悪くない。
空腹も少し落ち着いた。

タグ:食:串 餐:饅 楽:話

沼田公園

ファイル 1263-1.jpg沼田市西倉内町にある公園。公園全域が沼田城跡。
トイレ休憩のつもりでもあったけど、沼田城跡ということで以前から来てみたいとは思っていた公園だった。

まず入口の無料駐車場には「三之丸跡」とあった。

市民の憩いの広場的な公園だと「城跡」というのはさり気なく掲げるだけの所とかも多いけど、ここは沼田城跡という碑と案内版があちこちにあり、「真田街道」という(再来年の大河ドラマのPR)幟も並んでいた。

この城は関東入口の要所に在った為、上杉、北条、武田(真田)で取りあって、最後は徳川天領になって城郭を破却、御殿のみ再建して明治で廃城。だそうだ。

公園の案内図を見つつ取り敢えず園内に歩くと、いきなり「本丸跡」だった。あれ?二の丸は?

「本丸跡」は中央に花壇のある広場で赤紫の花(センニチコウ)がキレイに咲いていた。
そして奥の方には黒い鐘楼があった。??本丸に鐘楼?
説明を読むと、、鐘櫓は真田時代の城内にあったけど廃城で取り壊し、後の明治期に沼田町役場に建てた鐘楼を修復の際に保存してた城鐘に替えて昭和中期まで市民に親しまれたそうな。(その城鐘は公民館で展示、ここに吊られてるのは城鐘に替える前の梵鐘だそうだ)
つまりこれは旧市内にあった明治期デザインの鐘楼堂の復元。城跡とはチグハグだけどよくある光景。(笠間城跡でも見た)

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鐘楼の反対側は「利根英霊殿」という神社があって、その辺りに五層の天守があったそうな。
低い丘にはなってたけど天守台はなかった。
まぁね幕府により「城郭を破却」じゃあ天守と天守台なんか真っ先に取り壊すよね。

その脇には飼育小屋が並んでて何がいるのかと覗くと、インコ、烏骨鶏、鳩、孔雀、兎とかの身近?な小動物だったけど、インコとウサギは数が多くにぎやか。特にインコはごちゃまんといてうるさいくらいだった。
(ウサギはもふもふで見てると固まっちゃうからあまりみないようにした)

そして本丸跡の一番奥が「西櫓台」
ここは破却時に埋め固めた部分だったそうで公園整備で発掘されたそうだ。
その櫓台の上には樹齢推定400年の「御殿桜」。この一画だけが往時の沼田城の遺構の残った場所で、絵図と年表が立っていた。
桜咲いてるの見てみたいけど、そんな時期には車停められないよね。

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石段、石垣には柵あって入れず、櫓台も桜の保全で立ち入らないようにとあったので、この裏の石垣を見れなかった。(後で裏から回ろうかと思ってて忘れてた)

本丸から北に進むと「捨曲輪跡」という木漏れ日爽やかな林の広場になってた。捨曲輪ってなんだ?(沼田城初期の本丸らしい)
奥の中心部に「平八石」というのがあった。
城を築いた沼田顕泰の子の沼田平八郎景義という猛将を謀殺して首級を載せた石だそうだ。。
祟ったんだろうね、、それで捨曲輪なのかね。

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この城(公園)は崖っぷちの割に木々が茂って思いのほかあまり展望きかないなかで、この捨曲輪の縁が一番展望よく見えた。
北西部の山々と月夜野方面の町並みが見渡せて、お弁当食べてる親子とかいた。

捨曲輪の東側にあった「天狗堂」を覗きつつ、元天守台の丘の裏から東に抜けた。

公園のほぼ中央の天守跡前には国重文「旧生方家住宅」があった。
町中にあった沼田藩薬種御用達商家の江戸中期築の町屋だそうで、東日本で最も古い城下町の本格的町家だとか。
有料だったけど100円だったから入ってみた。

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町屋だから両隣にも家が並んでたため建物の横には窓も何もなく、
屋敷は奥に縦に長く暗く続いてた。

その奥のお勝手の土間には、なんと(なぜか)沼田城のジオラマと沼田城五層天守の模型があった!
そうそうこれ、ネットで見かけてたから何処かにある筈だとは思ってたけど、公園内に資料館とかそれらしいのがなかったから、別の場所かと諦めてたけど、まさかこんなトコにあるとは、、入って良かった。

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それにしてもやっぱ五層は立派な天守。
これ、残ってたら松本城以上の観光名所になるよね。
立派すぎるから幕府から睨まれちゃったんじゃないか?
取り壊すくらいなら、焼失した江戸城の代わりに江戸に移築すれば良かったのにねー、勿体ない。

ところでこの「旧生方家住宅」
天守模型のある台所は勝手口が開いて光はいるけど、内側に五つ並ぶ部屋は天井高いのに暗くて閉鎖的。
一番奥の五の間にある「ぬりごめ壁」の解説には「寒気を防ぐためと嫁・使用人の逃亡防止……住居よりむしろ牢獄を連想する」などと書かれておりゾッとした。

ファイル 1263-7.jpgこの「旧生方家住宅」の先から広いグランドまでが「二の丸跡」らしい。
そういえば来たときからグランドから場内放送が聞こえてたりしててイベントやってそうな感じだったので、最後に覗いて見てみたら消防車がずらっと並んでて壮観だった。これは見せ物ではなく消防団の「ポンプ操法競技大会」だった。

脇のテニスコートの手前には「本丸堀跡」があった。
ここの石垣も当時の物だそうだ。
見える堀はホンの一部で、天守の前と二の丸の間も深い堀だったそうだから「旧生方家住宅」のあたりは埋め立てられた堀の跡らしい。いろいろ埋まってそうだねぇ。

取り壊された城跡の割には思いのほか遺構が残ってて、いろいろ見所あってイイ城跡公園だった。
再来年の大河ドラマは真田幸村。この沼田城は幸村の兄の信之の城だからドラマには出てくるかなぁ?

タグ:観:城 観:楼 植:花 動:獣 楽:眺 観:石 観:屋 観:重 観:模

さわら麺処

ファイル 1262-1.jpg道の駅「水の郷さわら」のフードコートに入ってるうどんの店。
ここにはラーメン屋とピザ屋と定食屋が入っていて、いつも食事するといったら定食屋の「さわらっこ」で、過去のここの道の駅の点景記事の食事は全部そこ。そこ以外はとくに地域のものって感じしなくて興味わかなかった。

で、
今日はそんなに空腹ーってほどでもなかったから、たまには軽くうどんでいいかな?とか思って覗いてみた。

ら、
「名物 短冊うどん」というのが出てて気になった。どういうのか聞いてみたら「短冊みたいな太いうどん」だそうでそれにしてみた。
これは通常のうどんと別にメニューがあるわけではなく、麺を変えるということなので「かけ」で短冊うどんにした。(料金は変らずだった)

セルフのうどん屋だけど短冊うどんは少し時間かかるようで席で待った。

そして「かけ短冊うどん」

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これはこれは、なるほど短冊。
啜るというより食べる麺。「うどん」というより「すいとん」って感じの小麦の風味のきいたおいしい麺。これはいい!
すいとん好きの僕にはバッチリなメニュー。おいしかった。

はまりそうだ、次は「けんちん」とか「あんかけ」とか(カレー、、とか?)で短冊っていうのも面白そう。
でも名物って佐原の名物なのかな?他で見たことなかったな。

タグ:餐:麺

高根沢町元気あっぷむら

高根沢町上柏崎にある日帰り温泉施設。
着いたのは4時半で、620円の入浴料は5時以降410円だそうで、、30分早かったかーと悔しい気もするけど、多分5時からは混むだろうからまあいいかと入浴。

温泉は無色のナトリウム泉。風呂は広い浴槽で気分良く、露天風呂も広くのんびりゆっくり入れた。
案の定5時過ぎると混んできたので早く入ってよかった。

さて、風呂だけなら写真ないから点景にならないのでここから本文。

あがって服着て帰ろうかと歩いてたら、出口手前の売店コーナーの土産の「高根沢ちゃんぽん」というのが目についた。
えー何それ、と気になって、食堂で食べられたらいいのにと思って食堂のメニューを見たらバッチリ「高根沢ちゃんぽん」があったのでここで食事してくことにした。

ファイル 1261-1.jpg食堂は二階で、中華料理店と大広間の食事コーナーがあって「高根沢ちゃんぽん」は大広間の方。

なんかヤケに入口が小さいけど、入ると中はちゃんと大広間だった。
(ここでの食事は想定外で建物の写真撮ってなかった)

「高根沢ちゃんぽん」は緑と赤の二種類。どっちにしようか少し考え、下の売店の土産が緑だったのでそっちが基本形かなと思い、緑にした。

ファイル 1261-2.jpg食券出して席に着くと卓上メニューに「高根沢ちゃんぽん」の説明があったので料理待ちの間ゆっくり読めた。
なんでも雲仙市との共同開発だそうで、麺は本場の長崎の麺を使用、緑は高根沢の田園風景をイメージして特産の小松菜をペーストし豆乳と合わせたものだそうな。へー

と楽しみに待って御登場。おー緑だ。

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抹茶が少し鮮やかになったような緑の汁ながら、香りはしっかりちゃんぽん!
啜ると意外とあっさりとしてイイ感じ。これはうまい。
麺もばっちりで野菜もおいしく、特に彩りよく乗った枝豆がいい味で個性的で良かった。

これはいいなぁ。全然知らなかった。
正直言うと「元気あっぷむら」という名前がイマイチ惹かれなくて他にしようかとも思ったりしたけど風呂も料理も満足で来てよかった。
今度は赤を食べに来てみよう!(赤は辛味の赤じゃなくてトマトの赤らしい)

タグ:楽:湯 餐:麺

小原宿本陣屋敷

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相模原市相模湖町小原の20号沿いにある「小原の郷」という駐車場にトイレ休憩(+気分転換)で立ち寄ってみた。
この「小原の郷」はいつも20号を通るたびに気にはなっていたけど、上りだと相模湖駅前交差点の渋滞を抜けた後、下りだと峠から下って流れがついいてるトコで立ち寄ったことなかった。

で、来てみたら、トイレのほかには地域の資料館があるだけで、売店や飲食店はなかった。
でも資料で見た小原宿の模型と「小原宿本陣(徒歩1分無料)」の案内に興味を持ち、ちょっと歩いてみた。

ファイル 1229-2.jpg20号沿いをちょっと歩くと1分かからないほどのすぐ先に「小原宿高札場」の立て札があり、その隣が小原宿本陣屋敷の門になっていた。
案内に寄れば、江戸時代の信州の大名や甲府勤番の役人が利用した建物で、現存の屋敷は江戸後期の建物らしい。

さっそく門をくぐると、なるほど立派な屋敷。
そういえば(旧清水家住宅)とも書かれてたとおり割と最近まで住宅として使われてたらしく屋根はトタンをかぶせてた。

「屋敷に上がるさいは受付で記帳を願います」とあった。朝からお屋敷を無料で見れるなんてありがたいなぁ、、と屋敷に入ってみたんだけど、その受付の管理人室には誰もいなかった。。
呼び鈴を押しても「すみませーん」と呼びかけても反応なかった。。

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黙って入るのも気持ち悪いので仕方なく、庭をまわって外から眺めてまわって、戻って受付で呼びかけて、、なんてのを繰り返してた。
ら、三度目でやっと管理人が出てきた。「トイレ掃除してて気付きませんでスミマセン」

てわけで、屋敷にも上がれた。
中は外からの見た目どおりの広さで、大名駕籠が置かれてたりしたけど、こてこての観光的改修はない質素な屋敷のままで良かった。

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段はない上座の奥の間を回って裏にトイレ。
そして納戸やお勝手、子女勉強処なんていう机もあって戦前の教科書とか置かれてた。
本陣の佇まいのまま近代まで使われていた屋敷としての生活感ある雰囲気が感じられた。

一階を一回り見たら次は階段を上がって二階へ。
二階というか屋根裏なんだけど、ここは養蚕で使われてたそうだ。この二階の更に上にも狭い屋根裏があってかくれんぼしたくなるような屋敷だった。

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最後にちょっと受付の管理人さんに質問してみたら、丁寧に教えてくれて、来た時はなかなか出てこなくて印象悪かったけど、話しやすい感じのいい人だった。

この甲州街道は小さい宿場が並んでて、参勤交代などの行列だとこの小原宿本陣から幾つかの宿場町に分かれて泊まっていたそうだ。
そしてこの小原は上り専用の宿場だそうで、下りは東京側の小仏だったとか。
「昔は籠かついで小仏峠を越えてたんだからすごいですよね」
とは横から話に入ってきた別のお客さん。
ん?小仏?ああ、今現在の国道20号の甲州街道は大垂水峠を通ってるけど、昔の街道は高速や鉄道がトンネルで抜ける小仏峠を越えてたのか、、、へぇぇ。
「新撰組も大砲ころがして峠を越えてきたんでしょうね」
などなど余計な話を膨らまして暫く取り止めのない歴史談話を楽しんだ。

タグ:観:館 観:模 観:屋 観:重 観:具 観:P 楽:読 楽:話

大衆食堂ことぶきや

ファイル 1219-1.jpg行田市埼玉の古墳に囲まれた県道沿いにある食堂。
「フライ」の文字を見かけて来てみた。

行田のB級グルメと言えば「フライ」と「ゼリーフライ」が有名だけど、そういえば「ゼリーフライ」は何度か食べてるけど「フライ」は随分前(06年3月)に食べたきりだった。
で、今回は店が見つからず諦めかけてたトコで見つけたのがこの店。県道沿いなので駐車場もあって車も停められた。(市街にある店は路駐でもしなきゃ停められなかったりする)

店は感じのイイ老夫婦でやってて、テーブル三卓だけかと思いきや奥はお座敷になってた。

ファイル 1219-2.jpgで、迷わずフライを注文、、、と思ったけど、この店は「フライ焼きそば」がオススメらしい。おばちゃんにもそう言われたのでそれにしてみた。
テーブルにあったメニューの裏にもその「フライ焼きそば」の新聞記事が挟んであって、読みながら焼けるのを待った。

そして登場。「フライ焼きそば」(普通盛)

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「フライ」は小麦粉がメインのモチッとした鉄板焼。その中に具沢山の焼きそばが入ってて異様においしそう。
これはどうやって食べたらいいもんか、、少し悩んだけど箸で横に切って焼きそばを撒くようにしてたらうまく食べられた。

ファイル 1219-4.jpgうん、おいしい。
他の店で別々に食べたことはあるけどこうして一つになってるとちょっと感じも変って新しい。

そして店のおじちゃんおススメの自家製ふりかけをかけてみたら、これまたドライな感じの面白い味になった。これいいね。
量は丁度いいくらいだけど粉物は腹入ってから膨れるからこれで満腹。大盛にしなくてよかった。

そうそう、店のおじちゃんも「野田って言うのは茨城?」とか
気さくに話しかけてくれたw
「古墳公園の入口のゼリーフライの発祥の店なくなっちゃったんですね」
ときいてみたら、その店は去年ゼリーフライの油に火がついて火事で全焼しちゃってたんだそうだ。。うわぁ大災難。
「気をつけていつまでもお店続けてくださいね」と店を出た。

この店は来易くて気安くてイイね。美味しかったしまた来よう。

タグ:餐:粉 餐:や 楽:読 楽:話

マルシェ食堂

ファイル 1218-1.jpgJR宇都宮線の東鷲宮駅前のダイエー内にある洋食食堂。
先々月の飲み会で埼玉の友達から聞いてて行こうと思ってた店なんだけど、時間あいちゃったのと酒の席での話しなのでうろ覚え。。
確かダイエーに車停めて、、
んー店舗内にある店なんだっけ?と一階の売り場に入ってみたけど見当たらない。。
えーじゃあ近隣の店ってことかな?と外に出てみたら、店舗の一角に見つけた。ああ、そういえばダイエーの中には入らないって言ってたっけか。

ファミレス風な感じだけど半端な時間ですいてたので気兼ねなく入店。
ああ、そういえば「いつもガラガラだから早く来ないと潰れるかも」なんていってたっけ。たしかに不安なくらいガラガラ。

ファイル 1218-2.jpgで、メニュー見ると定食メニューと別メニューの「りょうたの手羽先」というからあげグランプリ最高金賞の手羽先は分かれてた。
「この唐揚定食の唐揚は『りょうたの手羽先』とは違うんですか?」と質問してみたら、全然別だそうだ。
??てっきりこの「りょうたの手羽先」の店なのかと思ったらそうではなく、特別に扱っているという形らしい。

なので「自慢のから揚げ定食」と「りょうたの手羽先」も一本だけお試しで付けてみた。

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んーこれはうまい唐揚。なんか皿が大きいから見た目パッとしないけど、柔らかくいい味で御飯が進んで程よいボリューム。
「手羽先」はサクッとした感じで軽く意外とあっさり目だった為に「唐揚」の方がおいしく感じた。
んー手を使う不便さも相まってご飯に手羽先は分が悪いかな。食後に追加で頼めばよかった。。

「りょうたの手羽先」メニューの方の唐揚も気になるな。そっちバージョンの唐揚定食もあればいいのに、、

そういえば食べてる間に先にいた一組の客が店を出て、客は自分だけになった。あらら。
次来る時まで閉まらないといいな。

タグ:食:定 餐:揚