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焼津ぶしうどん しょうた 焼津本店

ファイル 3805-1.jpg焼津市惣右衛門にあるうどん店。

150号の交差点で信号待ちで「焼津ぶしうどん」という看板を見かけて思わず曲がって来てみた。ら、店は工場敷地内にあって、「水産加工会社の直営かな」と思えた。
車で進むと倉庫の前の詰所を改修したような店の前には行列ができてた。。その奥が駐車場になってて工場側には停めないように書かれてて、満車っぽかったので諦めようかな、、と思ったら奥の方で停められたので並んでみた。

11時苺過ぎで5組10人ほどの待ちで、快晴で気温暑くなってたからやっぱやめようかなーと思ったけど、折角のだから、他に店探す方が手間だからと、「日傘用」と用意されてた傘をさして気長に待った。(並んでたので店の写真は撮れなかった。。)

ファイル 3805-2.jpg20分ほど待って店内に入り、食券買って席着いて、ひとつ無料の半熟ゆで玉子を食べて待った。
店内壁に大漁旗とサインはありがちな感じだけど、他にカツオを捌いて焼いて加工する工程の写真が並んでて、水産会社の直の本格的な味を期待できた。
たのんだのは「焼津なまり冷やしうどん」。とり天か肉か迷ったけどやっぱなまり節そぼろのカツオスペシャルで攻めてみた。
並び始めてから30分で料理出された。(ああ、昨日と同じくらいだw)

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うん、さすがにうまい。削りたてという新鮮な鰹節は勿論いい風味だしなまりのカツオらしさもよく、冷えた汁もいい味で堅く香ばしく、そして麺が意外なことにパスタのような平麺で面白かった。

高知が好きな自分としてはカツオといえば高知だけど、実は焼津の方が漁獲高は全然上で五倍以上で断トツ、たたきもうまいのかなぁ。。だけど鰹節の加工においては枕崎が断トツで焼津の倍だそうだ。あー枕崎は町からして鰹節の匂いだらけだったからねぇ。まぁ枕崎なんて滅多に行ける距離じゃないし、静岡でこういう美味しいものが食べれるなら全然嬉しい。「焼津鰹節」おいしく食べられてよかった。

けど、食事としては並んだ分のマイナスでトントンかな。

店を出ると、昼寸前でさすがにさっきよりも並ぶ列は長くなってた。わぁ、この時間に来てたら諦めてたかも。
並んでる人がいるとやっぱり写真は撮りづらく、さりげなくと思ったけど睨まれたので店の写真はあきらめてすごすご車に戻った。

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タグ:餐:麺 餐:魚 餐:卵 楽<待

能満寺山公園

ファイル 3804-1.jpg吉田町片岡にある山の城跡公園。

「小山城」という案内で来てみたし、駐車場にも「小山城」とはあったけど、公園名は「能満寺山公園」で、寺の裏にある山の公園という事らしいのでそちらを表題にしたけど目的はその小山城。
たまたまだけど来てみたら山の上に模擬天守が見えて気分上がって、このくらいの山ならと登ってみる気にもなった。

で、まず案内に沿って進むと、どうやら門をくぐってしっかり寺に進まなきゃならない形だった。寺も公園の内なのか、寺が管理してる公園なのか、なんかやだなぁ、、と思いつつ門をくぐって進むと、寺の本堂は別の小さな門と塀に囲まれてたので通り過ぎても気にならないような感じだった。
けど、
ふと脇にあった「小山城」の解説を見ると、その隣には「国指定天然記念物 能満寺のソテツ」とあった!え?なに?どれ?と思ったらそれが小さな門の中の本堂の前だった。

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それまではササっと通り抜けるつもりだった寺だけど国天然記念物といわれりゃ足が止まるよね。門からちょっと覗くだけのつもりが結局全体が見たいとどんどん中にお邪魔してたっぷり眺めてしまった。

日本三大ソテツのひとつだそうで、高さ6m、東西に8m、南北に11m広がった雄株だそうだ。平安時代に安倍晴明が植えたそうな。へええ。
後に徳川家康が気に入って駿府に移植したけど、「帰りたい」と夜な夜な泣くので戻されたという伝説もあるとか。へええ。

なんかこれで満足しちゃって城に登るの忘れそうになったw
そして進むと急な階段。いやぁもうソテツだけでいいよね。いいよね。と言いながら結局登っちゃった。

ちょこっと上ると石段は立入禁止。ちょっと怖いくらいの急階段なので横の女坂が登るルートになっててよかった。

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女坂ルートは掃除してる人とすれ違った。登り切った上の虚空蔵尊の前でも若い人が掃除をしてた。行き届いた公園と好感持てた。いやどこも月曜はこういうもんなのかな。でも祝日だよなぁ。ごくろうさまです。

そして虚空蔵尊の先に進むと模擬天守が見えた。ちらっと見つつ、本丸の方から上がる順路。
本丸の広場も一目見渡してから堀を渡って二の曲輪に出て、本丸からの虎口に架かった橋の前に三日月堀を眺めた。変な堀だなぁーと思ったけど、それこそ武田の城の特徴で模擬天守以上の城としての見所。まぁ僕はシロートだからサーっと見て模擬天守の展望台に進んじゃったけどね。

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犬山城型模擬天守の展望台小山城は朝日を背に堂々とかっこよく見えた。中は展望台と資料館で入館料200円だった。
ケチる額ではないけど、ここに来るまでどこにも料金の事が書かれてなかったので少し面白くなかった。

中に入ると城の帽子の吉田町ご当地キャラ「よし吉」がなんかいいデザインで和みつつ、150/1のおおきな模型があって好印象。
建物は何もないけど心臓のような形に堀と土塁の城の姿。昔は麓は川に囲まれていながらも能満寺はちゃんとそこにあったんだね。土塁と濠で囲まれてるけどw あ、ソテツもあるw
あとは鎧と武具のあっさりした展示でササっと見て階段を上がった。

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んん、いい眺め。まず北側は山方向、足元の城内は三日月堀も三日月に見えた。
東方向と西方向は城内の森の木で眺めはなかったけど、南側は吉田町の市街から少し遠い海まで広く見えた。正面やや右の日蔭になった建物が町役場らしい。海はカメラのズームではきらめいて見えた。
他に誰も上がってこなかったのでゆっくり二周して眺めてくつろいだ。

展望台を下りて今度は西側の森の方へ進んだ。こっちから見上げる展望台もカッコイイ。所謂量産型の観光天守楼だけど、素直にカッコイイと思えるのは年とったからかね。十二現存天守全部行って、結局城としては天守じゃなくて構えと造りだーとか思いつつ、そんなに詳しくもないくせにマニアックにこだわってもしょうがないじゃんとか思えてきた。

さてさて、天守天守言いつつこっちに来たのは森の中の三重堀。
これはそれぞれ三日月型の湾曲で並んでて武田の城のエッセンス満タンの貴重な遺構だそうだ。ちょっと木々繁っちゃってよく見えなかったけどね。(やっぱ城は冬に来るべきだよね)真ん中の堀は水溜りになってるのが見えた。
案内には「落城後身を投げた武田方婦女子の化身した赤い唇の蛭が住むようになった」という伝説があるそうだ。

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三重堀の森を抜けると吉田町郷土資料館があった。もうここは城外らしい。小さな城だなぁ。
郷土資料館に入ってみたら、古民家の部分再現やレトロ玩具の展示などあったけど、ただ並べてあるだけって感じで(昨日寄った資料館がよかっただけに)なんかちょっと残念な感じ。すぐに出ちゃった。

あとはまた城内に戻って馬出しの方から三重堀を覗いたりしつつ、三日月堀をまわって虎口の橋渡って本曲輪を歩いて女坂に戻って下った。

ファイル 3804-7.jpg下って来たら駐車場前の売店が開いてたのでちょっと覗いて、ご当地サイダーとかあったので購入、店内に腰かけるトコがあったので飲みながら休憩して店の人と話してたら、後から来た地元の人っぽいお客さんも加わって城の話しや地域の話を色々と聞けた。詳しいなぁと思ったら隣りの牧之原市の観光協会の人だった。

この小山城は最初は今川の砦で、武田が攻め取って修築して城にし、徳川と最前線として激しい戦いが繰り返された場所。「上の模型ではここら辺川になっちゃってましたけど」というと、「その頃はこっちの方が大井川の本流になってた」んだそうだ。ああ、そういうことか。昔は水害の多い地区だったそうでそういう話も聞けた。15分くらいゆっくりしちゃった。

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相良サンビーチ

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牧之原市相良の太平洋に面した砂浜の海岸。

昨夜泊まった宿が、防風林と国道を挟んだ海の前の二階の部屋なので、これは朝起きたら目の前海かなーとちょこっと期待してたけど、Wi-Fi不良でやむなく山側の部屋に移動。安い以外いいトコひとつもない宿で起きて、出発しても宿のニオイが鼻に残って気分悪かったので、海くらい見ようと海辺に出てみた。

防潮堤で道からは海は見えず、路駐で階段上って堤の上から眺めてみた。丁度目の前が朝日昇った東方向で、輝く海が青くのびていた。
右に見えるのが御前崎の灯台かなーと思ってカメラをズームさせてみた。尖がって見えたのは手前の御前崎港のキリンのクレーンで、灯台は分からなかった。(帰ってから見たらもーっと右に写ってた。上の写真の真ん中あたり)

けどそういえば浜で遊んでる親子とかいるし、手前左には停まってる車があったので、どっかに入り口でもあるのかなと移動してみたら、少し先にゲートが開かれて広い浜の駐車場に出れるトコがあった。

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ってわけで浜辺で休憩。
久々に車体に海を映して写真撮ってみた。CR-Xに乗ってた頃はよくこういう写真撮ってたよなぁ。。と思いつつ、最近はよくこの車も撮るようになったよなぁと思った。

波打ち際まで歩こうという気はなく、ここでのんびり海と空を眺めた。

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しばらく汐風浴びてニオイも飛んだ気がして満足して出発した。

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