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田村食堂

ファイル 3797-1.jpg伊那市伊那西町下春日町の県道沿いにある食堂。

前に一度来たことがあって、町の中心からは少々歩いた先にあった店。
今回止まった宿がこの店の真正面のホテルで、ああ、ここから賑やかな方に歩くのはヤだなぁ、、と思い、他に店もないのでまぁいいかと入ってみた。

せっかくの伊那での宿泊で、兼ねてから飲み歩いてみたいと思ってた町だけに、一度入った店というのも勿体ないような気もした。

ファイル 3797-2.jpgけど、カウンター席について見たメニューには「馬肉煮込」や「おたぐり」といった食べてみたかった伊那のおつまみメニューがちゃんとあって歓喜。
いやでもどっちがいいだろうと違いを店の人に聞いたら、どちらも馬だけど肉の醤油煮込とホルモンの味噌煮込で全然違うものという事なので、両方たのんで「氷結無糖レモンサワー」で軽く飲んだ。

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おお、なるほど、これはなるほど見た目近くてもまるで違う二品。それぞれいい味でおいしかった。
どちらも日本酒向きなつまみだと思え、二杯目は「井の頭」という銘柄の地元の酒、、とも思ったけど、今夜はまだこれから作業したいから軽く飲むくらいのつもりなので同じサワーでおかわり。

で、二杯の二品で程よく満足。好みでいえばホルモンの「おたぐり」の方がおいしかったかな。

さて、あとは食事して締めよう。
ホントは前回この店来た時に伊那名物の「ローメン」を食べたので、次来ることがあったら店の名物の「ソースかつ丼」を食べようと思ってたんだけどねぇ、昼にカツ丼食べちゃったしねぇ、、そこまで腹も減ってないしねぇ、、ってことで、今回も「ローメン」。まぁ伊那に来たなら食べたい麵でもあるからいいかな。

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たしか直近で食べたローメンは萬里彩園だったかな。(高遠城で焼そばの方が後だった)そこのが甘口でサラッとしてたからか、ここのはそれよりはしっかりした味に思えておいしかった。惜しむらくは豚肉なところ。やーっぱくさいくらいのマトンが恋しい。いや、飲んだ時はこのくらいでいいかな。

考えてみれば駅の近くの飲み屋街みたいなトコが宿から近くても、何軒も飲み歩くわけではなくて、多分一軒で料理と酒に満足したらそれだけで満足してたんだろうから、むしろ店を迷う必要もなく宿まん前の店でおいしく食事できたのでナイスだった。
それに、少しは早めの時間に来れたのでスンナリ店も入れたけど、後から後から客は来てて帰る時には外で待ってる客が沢山いたりしてナイスと思えた。
伊那の宵はいい夜だった。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:飲 餐:煮 餐:肉 餐:麺 楽:宴

道の駅 ほっとぱ~く浅科

ファイル 3796-1.jpg佐久市甲の142号(254号重複)沿いにある道の駅。

ここは割と古くからある道の駅で、CR-Xに乗ってた頃から何度も寄ってた所で夜も寝たりしてた。けど、ここ最近は通過ばかりで、そういえば点景にもしてなかったっけ?点景は今回が初。(と、思いきや、初期に食事した店の名前の方で一回上げてた)んーまぁそういえばいつもトイレか寝るだけだったかぁ。脇腹痛くて唸りながらねたこともあったっけなぁ。。

今回もトイレ。おなかは全然空いてなかったし、そもそも食堂はもう終わってて、ソフトクリームもそっちでの販売のようで終わってた。

でかい熊の毛皮を見つつ、外の浅間山を眺めたりしてしばし休憩。でも人が多くて落ち着かなかった。

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また今回も点景にならないねー、とか思いつつ店内を見まわしてたら
、レジ横の「小ブナの甘露煮」のパックが「毎年大好評!秋の郷土食!」とあって気になった。
店の人に「名物なんですか」とか聞いてみたら。
「ご高齢の名物おばあちゃんの手作りなんですよ」だそうだ。これはいつまでも食べれるものではなさそうだなと思って一つ買ってみた。

出発して食べてみると、おおこれはうまいとパクパク進んだ。
けど割と早く飽きて手が止まった。一度止まるとパタリだった。正月の酒のつまみにはいいんだけどねぇ。ドライブで食べるにはちょこっとでよかった。

リンゴジュースは一気に飲めた。裏見たら松本のリンゴだった。佐久じゃないのか。

ちなみに前回の点景 この日の日誌

タグ:餐:魚 餐:煮 餐:飲 景:山 道の駅

おかた茶屋

ファイル 3795-1.jpg下仁田町東野牧の254号沿いにあるドライブイン。

254号は遠出の西行きの時によく使うルートなので以前から何度も見かけて通過してて、たまにはここで食事してみてもいいかなと思ったこともあったりしたけど、今回が初めての立ち寄り。

外見以上に大きな店内で、団体さんでも来ないと寂しいくらいの奥ゆきがあった。おひとり様で落ち着くような雰囲気ではないので今まで来なかったのも自然に思えたけど、まぁ気にせず奥に進んで食事にした。

店の前の幟には「もつ煮」と書かれてただけあって、もつ煮定食ともつ鍋定食がおススメのメイン料理だったけど、こちらはさっき街中で空振りだった「下仁田かつ丼」が食べたく、それがあったのでそれにした。
あとメニュー見てたら、下仁田はコンニャク処だけあって「こんにゃくができるまで」の解説ページがしっかりあって、見てたら食べたくなったので「みそおでん」もたのんでみた。

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で、先に「みそおでん」
柚子の味のきいた味噌がいい感じでおいしかった。けど、柚子味噌の味がメインでコンニャク自体の味はピンとこないのが本場だけに残念に思えた。つい先日、醬油味の煮た蒟蒻でおいしいのを食べた憶えがあっただけに、こういう味噌じゃなくてそういう煮蒟蒻のメニューがあってもいいだろうになぁと思えた。

そして「下仁田かつ丼」

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メニューに「甘辛ソース味」とかあったからなーんとなく勝手にソースかつ丼かと思っちゃってたけど、ソースじゃなくてタレかつ丼ね。
うん、甘めながらいい味でおいしかった。量も丁度いいくらいでおいしく食べられた。
コンニャクは軽そうで意外と腹に重めなので、他の地域のようなデカいカツとかじゃなくて良かった。満腹満腹。

食べ終わって外に出ると、停めた車の後ろの山がポッコリした感じでかわいらしくなんとなくパシャリ。

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曇っちゃってた空も、薄日が差しはじめてていい感じ。後ろの川も覗いて少しゆっくりしてから出発した。

この日の日誌

タグ:食:丼 食:串 餐:肉 餐:煮 景:山 景:川

坂東市観光交流センター 秀緑

ファイル 3794-1.jpg坂東市岩井にある工房体験施設。

泊まっていた「ホテルグリーンコア 坂東」の正面にあって、ロビーの窓から蔵の建物が見えたので出発前に寄ってみた。

国有形文化財の明治建築の酒蔵を改装した施設になっており、門は開かれていたので入って公園のような感覚で歩いてみた。

まず、門の横に背の高い大きな栗の木がトゲトゲの実を沢山つけて立っていた。こんな町中で大きな栗の木は珍しいよね。そして毬栗が大きくなってて、気温も涼しめだったので、やっとそろそろ秋になってくれたのかと嬉しく思えた。

そして広場の脇には牛? 作り物の牛が三頭、くつろいでた。酪農もする酒造だったのか?

そして高い煉瓦の煙突。大正12年の製造。いいねぇ。青空にまっすぐ伸びていた。

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煙突の先にケヤキの広場があって、そこにある本蔵と主屋が明治建築の国有文。
大きな本蔵は明治28年(1895)造の相澤酒造の酒蔵。現在は多目的ホール。中が見たいけどさすがに閉まってた。
相澤酒造は昭和6年(1931)に廃業、大塚酒造に引き継がれて栄えたものの平成23年(2011)に廃業したそうだ。「秀緑」というのは品評会でも賞を取ってたという主力の酒の銘柄で、筑西の酒造が引継いで醸造してるそうだ。

主屋は店舗兼居宅、こちらは総合案内所。表は閉まってた。まだこういう施設が開く前なのにふらふら公園のように歩いてられる雰囲気というのも有難い。

坂東市合併20周年という幟も立ってた。20年になるのか。個人的には岩井とか以前の地名の方が分かりやすくていいんだけどねぇ。
幟に描かれたキャラは「茨城ごじゃっぺカルテット」という茨城を題材にしたマンガだそうだ。知らなかった。アニメにはなってないけどサンデー系の商業誌作品だそうだ。読んでみようかな。

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一番奥には工房棟、こちらで工房体験とかできるようだ。
そして庭のある和風館の離れもあった。
総合案内所は裏の横からは入れたけれど、案内されるつもりもなかったので入らなかった。

結局誰も見かけずに誰とも合わずに気ままに歩き回って門から出た。
なんか雰囲気よくて気分よく回れた。

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門を出ると目の前にホテルと駐車場。そういえばここの駐車場ってないよね。。(と、思ったけど、裏の裏に専用駐車場はあるそうで、このホテルの駐車場も一応OKなんだそうだ)
こんなとこが岩井にあったんだねぇ、知らなかったわ。ここのホテルに泊まってよかった。

この日の日誌

タグ:観:建 観:館 植:樹 植:実