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佐野ラーメン 中村屋 駒羽根店

ファイル 3350-1.jpg古河市駒羽根の4号沿いにあるラーメン店。

この中村屋というのは、定番ルート上にあった境町店に何度か行ってて気に入ってて、妹も連れてって好評だったけど閉店になって惜しんでた。で、今年になってこの4号を通った時に見かけて、調べて知って行こうと思って忘れてた。
今日は実は別の店に行こうという話になってて、そっちは野木に本店がある店。妹に検索させてみたけど、営業時間短くてとっくに終わってたので、じゃーどうするかと思いめぐらせてて思い出した。

で来てみたら、こっちは普通にやってて、「ホタテスープの佐野ラーメン」とあって間違いない。店の外観もなんとなく境町店に近い感じで迷わず寄れた。

うんうん、メニューも確か前と一緒。
自分はワンタンメンにした。

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おーこれこれ。ホタテスープの優しい味。そして佐野というよりは手打ちな感じのプリプリ麺。おいしかった。ちょっと久々で嬉しかった。こういうラーメンが好きだなぁ。
ワンタンはまぁまぁ。古河でワンタンならどうしても市街の餃子屋と比べちゃうけど、今日も妹にそっちに行きたいと言われて断ってもっと手軽なラーメン屋でとこっちに来たので比較はすまい。悪くはない。

ファイル 3350-3.jpg妹はラーメンと餃子、それと遠慮なく生ビール。。
まったく父親そっくりだ。
餃子はまぁまぁだったらしい。まぁそりゃね。

餃子屋とは違って一人でも気軽に来れそうなのでまた来ようと思った。

タグ:餐:ら

古峯神社

ファイル 3349-1.jpg鹿沼市草久の県道沿いにある神社。

山間乍らバスとかも停められそうな大きな駐車場のある神社で、そういえば粕尾峠へ進む時に見かけてた。寄ったのは初めて。妹が寄りたいというのでまぁいいかというノリ。

車を停めて歩くと、売店とかはまだやってそうだったけど、夕方5時の神社はもう閑散としてた。けど、他にも歩いてる人はいた。
入口の案内では日本武尊を祀る神社で五穀豊穣と交通安全に御利益あり、また天狗信仰が厚く天狗の宿とされてるそうだ。

鳥居をくぐって進むと、滝と川のような池があって、水はすごくきれいで大芦川の水をそのまま引いたのかと思えるような清らかな流れある池だった。正直、ここで足ポチャしたいくらいだった。(妹、、やろうとしてそうに見えた)

そして狛犬も彫り細かくカッコよく、他にも石の天狗面とかいろいろあった。そして妹が気にしてた橋の入り口の門があって、それが「古峯園」という庭園の入り口だったけど、時間遅いので先に神社に進もうと促した。

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石段を折り返すと、社務所なのか社殿なのか大きな茅葺屋根の味のある建物があり、その中央が祠のような造りで拝殿のようだった。っていうか彫刻が細かくて凄かった。
そして屋根に赤い天狗面。いろいろと凝ってた。

その先は寺のお堂のような広い玄関で中に上がれるようだった。自分は躊躇しつつも妹が乗り気なので靴を脱いで上がってみた。
中はキレイで大きくやっぱりお堂のような感じで、畳の広間にあったカラス天狗の像が迫力あった。
これは修行僧、、じゃなくて山伏の修行拠点の宿舎の集会所って感じなのかな。(江戸時代まではそうだったらしいけど、現在では一般の研修合宿や講という崇敬者の集まりに使われたりするそうだ)

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さらに奥に進むと奥にも広間があり、廊下の向かいに御守りとかあって御朱印の受け付けもこちら。こんな時間でも御朱印大丈夫だった。よかったな妹。
そして広間には天狗の面がずらーーっと並んでた。念のため写真撮っていいか尋ねると(すでにここまで撮ってたんだけど)「どうぞどうぞ是非是非」とむしろたくさん撮っていただきたいというような感じだった。

御朱印を得て満足の妹を待って表に出た。
この建物の向かいには郵便局があった。境内に郵便局がある神社かぁ。。やっぱり山籠もりに近い長期の修行研修とかあるんだろうか。

拝殿の前のカッコイイ松の裏に絵馬掛けがあったので、その前で御朱印を見せてもらった。

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何種類もの中から選べるデザインで、天狗の絵が迫力ある物にしたそうだ。カッコイイ。
昼は栃木でゲットできなかった御朱印だけど、ここでもらえて妹は上機嫌、、と思いきや、そのあと戻ったらさっきの「古峯園」の門は閉まって終わってた。。「だーかーらー先に行けばよかったのに」と不満で終わった。
(妹だけ御朱印求めて進んで、自分だけが古峯園を歩くという手もあったけどね)

タグ:観:宮 観:池 観:石 観:像 観:具 楽:証

古峯神社 一の鳥居

ファイル 3348-1.jpg鹿沼市草久の県道上にある鳥居。

いやべつに鳥居に興味あって寄ったわけではなく、「関東一キレイな水の川」とネットで謳われている大芦川を眺められる場所ないかな?と思い、地図に載ってたスポットなので駐車場があるかなと思って進んできてみた。
、、んだけど、この付近も駐車場は無く停められそうなトコはロープ張られてた。。
ダメかーと諦めて鳥居をくぐって県道を進んだんだけど、その先の坂を少し登るとチェーン用の駐車帯があった。んーまぁ歩けない距離じゃないかなと、そこに停めて歩いて戻った。

ってわけで、ツンデレでもなんでもなく鳥居はくぐっただけ。目的は大芦川。すぐ先の字穴橋から川を覗き込むと、なるほど確かに青いキレイな川。
っていうか、川遊びしてる高校生くらいのが多数いた。

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トンボがやたらと多く、妹が珍しくトンボつかまえたーとか言ってた。

橋を渡って上流の方への道へ進んでみた。
こっちの道も車停められそうな幅あるけど停まってる車もなく路肩にはロープが張られて駐車禁止。
川原に降りられそうなちゃんとした道はなく、あーここから降りたんだなと思える箇所は幾つかあったし、ハシゴも一カ所かかってた。けど、サンダルにスカートの妹が下りる気になるような感じではなく「若い頃なら降りたと思うけど」と通過。

その先で木々が開けて川がよく見えた。ああやっぱりたしかに青くキレイな水だね。でもやっぱり楽に降りれそうなトコはなく車も停められない人を寄せ付けない雰囲気。ずっと手前の1日1000円の駐車場その付近なら下れるトコあるんだろうね。まぁこれくらいでいいんじゃないかな。
大芦川と東大芦川の合流点まで歩いて引き返した。

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で、戻る途中で川原に降りたあとのあるトコでガードレール越えて入り込んでみた。んーまぁこれは岩肌を草につかまりつつ滑り降りる感じかな、、いけそうな気がしたけど、妹が「やめときなよ」というのでヤメといた。下りたトコで足首でもやっちゃったらアウトだしねw
っていうか、こういうトコでは慎重に様子を見る自分を「なーにびびってんの」とか言って先に行く運動神経のイイ妹ってイメージだったけど、まぁお互い年とった(そしてデブった)ってことかね。

ファイル 3348-4.jpg橋まで戻ると若いのが岩から川に飛び込んでた。
「わかいうちだよねー」とかいいながら、羨ましく思いつつも、そういう楽しみ方はこういうきれいな川じゃなくてもいいだろう、、とか思いつつ、流されて新聞に載るなよ、、と客観視して通り過ぎた。

自分らはチョっと足ポチャしたかっただけだけど、そういう気軽さは無いトコだった。

タグ:景:川 観:橋 楽:歩 動:虫

手打ちそば 一庵

ファイル 3347-1.jpg鹿沼市草久の県道沿いにある蕎麦店。

「鹿沼にらそば」の看板を見かけて。妹の「行こ行こ」のリクエストで寄ってみた。
実際、今さっき鹿沼市街のまちの駅のいつもの蕎麦屋でにら蕎麦を食べてきてばかりではあるけど、量的に二人とも少々物足りなくてちょっと何か食べたい気分ではあった。けどまさかにら蕎麦を続けて食べるとは思わなかった。自分もだけど妹もかなりのお気に入りもようだ。

っていうかもう3時半をまわってて、やってる店は無いかもと表った所なので渡りに船。ホントは川を見に来たんだけど車停める所なかったから食事くらいは満足にしたいもんだよね。

ファイル 3347-2.jpg店に入るといろいろごちゃごちゃあって、まちの駅の認定書とかもあってここも「まちの駅」だった。「西大芦そばの駅」というそうだ。外には何も表記なかったけどね。
それと自転車のサポート店でもあるらしく「天狗の一品」というパネルは自転車と共に飾られていた。

さてさて、たのんだのは二人ともに「にらそば」。迷うこともなし。

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んーやっぱいいね。サラッと食べられる。
蕎麦は手打ちでおいしい。けど割と普通な感じで、正直言えばさっき食べた方がおいしく、オオっという感じはなかったけど、ニラはこっちの方が断然うまく、シャキシャキで絡んでいい感じ。
二人ともペロッと食べた。んんん満腹。

ファイル 3347-4.jpgそして外に出て出発前(妹のたばこ待ちの間)に周りを見るとコスモスが咲いているのが見えた。もう秋かな。いや早く秋になってくれ。暑いのはもう結構。
此処から川が近かったらチョロっと行って覗きたいところだけど、ちょっと離れてそうで川も森に埋まった感じの箇所だった。

森を見てたら木のてっぺんにシラサギが止まってるのが見えた。木の天辺とか小鳥じゃないのに珍しいなと思って写真撮った。

タグ:餐:麺 餐:菜 植:花 動:鳥

大神神社

ファイル 3346-1.jpg栃木市惣社町にある神社。

下野国の総社だそうだけど、県道から少し入ったトコにあるからか、今までは何度もその県道を通ってたし近くの下野国府跡も何度か来てたけどここは知らなかった。
今日は、妹が「ここらへんの大きな神社」を調べてここ行ってみようとのリクエストで来てみた。

横の駐車場は広く悠々停められたけど、そこから入ると鳥居をくぐらないからイマイチどういう向きでどういう造りの神社か把握しにくかったので、まず案内図を見て進んだ。(後から気付いたけど、水路で境域を囲まれた神社だったんだね)

案内によると千八百年前に大和の大三輪神社の分霊を奉祀して建立、祭神は大物主命だそうだ。
具体的な事はあまり書かれていなかったけど、元禄2年(1689)に松尾芭蕉が来て句を残したそうだ。
境内の図では「室の八嶋」という池に一番惹かれたけど、それはお参りしてからということで、回り込んで正面から社殿に進んだ。

参拝前にその社殿の前の御神木の二股になった杉の木を見上げた。
案内には徳川三代将軍家光が復興してくれて杉苗一万を寄進したという事が書かれてるだけで、この樹の大きさや樹齢などは書かれてなかった。。

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その向かいにある四つ股の樹が「日本最大の広葉杉」というもの。
こちらも案内には「広葉杉」の樹種の説明があるだけで大きさや樹齢などは書かれてなかった。。

そして社殿に、、、進むと鳥居の下あたりの足元で小さなカエルちゃんがぴょこぴょこ跳ねていた。
おお、これはダルマガエルかツチガエルか。オタマからカエルになりたてくらいのサイズでそこいらじゅうにいた。
妹は「うわぁ」とさけてたけど、僕はゆっくり眺めてから進んだ。

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で、おまいり。
拝殿には幕と提灯が並んでて祭礼が近いのかなと思えた。
裏の本殿は塀があって覗けないタイプ。っていうか、奈良の三輪様って山が御本尊なんじゃなかったっけ?ここは山はないけどいいのかな。

ファイル 3346-4.jpgさて、御朱印を集めている妹は社務所へ直行。それが目的。
でも今は祈祷中のため書けないから終わるまで30分くらいお待ちくださいとのこと。
妹はとりあえずおみくじだけしてた。

30分くらい境内を見てまわってればすぐなんじゃすぐなんじゃなかろうかとフラフラ。
「室の八嶋」に行ってみた。

この「室の八嶋」は「平安時代以来東国の歌枕として都まで聞こえた名所」だそうで「幾多の歌人によって多くの歌が残されている」そうだ。
とはいえ、そんな古代からの池がそのままの形で残っているわけはなく、林の中のその池はしっかり整備されて、池の中にある八つの島も普通に歩いて渡って廻れた。
池は錦鯉だらけで、水はさほどきれいではなく特にどうということもなかった。

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その八つの島にはそれぞれ末社のような祠があり、筑波神社、太宰府天満宮、鹿島神宮、雷電神社、富士浅間神社、熊野神社、二荒山神社と香取神社というラインナップ。まさに総社。うまいことならべたものだ。
池は島の間の隙間と少しの周りであまり広い水面はなく庭園としてもパッとしなかった。とりあえず、蚊がいなかったのはよかった。

あんまり時間はかせげなかった。。
妹に御朱印待つのか聞くと「別にいい」とのことで後はトイレ行って出発した。トイレの周りも沢山の子ガエルがいた。
妹的にはイマイチだったようだけど、自分的にはカエルが沢山いたのでいいスポットだと思えたw
 
 
で、帰ってから調べると、平安時代の「室の八嶋」はそれこそ枕詞になった「けぶり(煙)」のように霧の立つ湧水の池、もしくは広い湿原だったようで、神社は大きく平将門が攻めて来ても残り、関東一の観光名所だったようだ。
それがいつしか湧水が涸れて池は消え、戦国時代には一帯が荒らされて神社も焼失、江戸時代になってそれを嘆いた徳川家光が復興して今の形の神社となり、その庭園としてかつてこの地にあった「室の八嶋」を模した池を造ったということらしい。
そういう解説を素直に案内として書いててくれてたら、国府跡と同じように夢想できてもっと興味持てたかもしれないなぁ。

タグ:観:宮 観:池 観:蛙 植:樹