大崎市岩出山城山にある城山公園。
岩出山城は秀吉に移封された伊達政宗の居城。家康の天下になって仙台に移るまでの十二年間いた城ということで気にはなっていた。
でも今日は別に寄るつもりもなかったんだけど、ナビ地図を見てたら上まで車で一気に行けそうな城山だなと思ったので来てみた。
したら思った通りで、一番上の本丸跡まで車で上がれた。
駐車場ははっきりと区分けされてなかったけど、どこ停めてもよさそうな感じ。取り敢えず閉まってた売店の前に適当に車を停めて公園に歩いてみた。
入口に案内板と園内の地図があり、ここが本丸で間違いないんだけど、普通の公園な雰囲気であまり城跡らしくなかった。
小さな野外ステージの脇から見た東側の眺めは、木々に隠れていい眺望ではなかった。多分、帰りの下り坂の道の方が眺めいいだろうと思えた。
そしてその先が「西の腰郭」という郭跡の広場で、ここに伊達政宗の像が立っていた。
説明によるとこの像は元々は仙台青葉城にあったもので、戦時中に金属回収で徴用された銅像の代わりに立てたコンクリの像だったそうだ。昭和39年にこちらに移されて、仙台には騎乗の勇ましい銅像が立ったってわけだ。
っていうか、伊達政宗ってこんな四角い顔だったのかぁ。。全然イメージじゃないなぁ。(あ、でも現在の渡辺謙もこんな感じか!)
この先から見える南東側の眺めは部分的に少しは見渡せた。
という、まるっきり公園の城跡。
岩出山は付近の道の駅にも「伊達」の名が入ってるくらいで観光的にも力入れそうな名のある城跡だと思うけど、全然そんな雰囲気はなかった。ちょっと珍しいくらい。
なので、いつもはいろいろ見て歩いて写真撮りまくって編集に時間がかかる城ネタの寄り道だけど、おかげさまで今回は軽く簡単に済んだ。
最後に車を停めたトコに垂れてた色づき始めた紅葉の葉を写真撮って出発。
あ、これがこの車での最後の点景になるなら車ごと写しておけばよかったかな。