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童子女の松原公園

ファイル 1850-1.jpg神栖市波崎にある公園。
童子女で「おとめ」と読みます。

「生涯学習センター」という公共施設の駐車場の裏にあって、入っていいのか分かりずらい公園。
確か以前、友達のくにさんと来たときに案内を見かけて気になりつつも何処だか分からずに通過した憶えがあったので、今日はちゃんと探してみた。

で、その童子女の松原を散歩。

中には誰もおらず、並んだ地域案内のパネルも汚れて見づらく、松も古い物や大きい物はなさそうで細く浅く枯れた木も目立って公園と共に造成されたマイナーな松原という印象。
少し進むと公園の中心に古代人カップルの像が立っていた。

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地域で評判の美男美女が夜な夜な密かにデートしてたんだけど、ある日ついついうっかり朝までコースになっちゃって、今から帰ったらみんなにバレちゃうーと慌てて松に姿を変えた、、という恥じらいの末の悲劇の伝説だそうだ。
実際はお互いのファン(パトロンとか政治的に利用したい身内とか)にバレれて殺害されて松の木の下に埋められたんじゃないか、、って気がするけどね。 いや、女性の名前だけが残ってるのがおかしい、美男とデートじゃなくて実は、、、 なーんて勝手な推理小説を考えながら散歩。

像の先には「童子女の鐘」なんてのがあって、銅鐸型の鐘が吊ってあった。「松の姿になった男女の変わらぬ深い絆にちなみ永遠の愛を願う鐘」だそうだ、、

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どんな音がするのかな、、なんて思って見てたらうっかり鳴らしちゃって凄い大きい音が鳴って驚いた。
やべー、独りで永遠の愛を願う鐘ならしちゃった!恥ずかしすぎて松の木になりたかったわwww

あー、
つまり人目つかない裏にある公園というのは隠れてデートする為のスポットってことで、わざとなのね。
どうぞ隠れて朝までいちゃいちゃしてくださいと、
でも朝になったら土の下かもよー ってことね。

そして公園内はすぐ近くの風車の音や、頭上を飛ぶ成田からの旅客機の音で意外とうるさくて多少の物音は通らなくなってるので、誰に聞かれることなく語らえますよと、

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取り敢えず一回り歩いて公園を出た。
誰もいなくてほっとした。

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横利根閘門ふれあい公園

ファイル 1849-1.jpg横利根川が利根川に合流する場所にある閘門の公園。
ここは利根川の北側なので何となく茨城県のイメージだけど、地図で見ると県境が入り組んでて公園の入口は香取市佐原二になっている。
駐車場から公園の大部分は稲敷市西代になってるから茨城の公園でいいと思うけど、管理してる国交省利根川下流河川事務所は千葉側に管理局があるからやっぱり千葉の公園?
でもま、個人的には茨城側!ってイメージなので分類は茨城にしました。アシカラズ。

ここは何度か来てて、僕が幹事やったオフ会(04/9/5)でも解散予定の最後の休憩所に選んだ場所。
でもそういえばあまり最近は来てなかったし、今年富山で国重文の閘門を見てきたのでこっちもまたじっくり見たいなと思って散歩休憩がてら来てみた。

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やっぱり大きく立派な閘門。これも国重文。そして長閑な公園はポカポカで気持ちよかった。園内には解説板も多く読んで歩いた。
大正10年(1921)完成の閘門で、大正期の物では唯一現役で使用されてるものだそうだ。え、現役で動いてるの?どのくらいの頻度で稼動してるんだろう?開くトコ見てみたなぁ。

さて、ルアー釣りの少年を避けながら周りを歩いてたら、物凄い数のトンボが飛んでいた。(たぶんみんなアキアカネ)
空を撮ってもその密度が伝わる写真が撮れなかったのは悔しい。けど立ち止まって写真撮ってたら目の前に止まったり、肩に止まったり、頭にも止まられた。

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そして水面を見ると、魚影も濃くブルーギルが沢山見えた。
少し大きめのはフナにも見えたけど、、やっぱギルだろうね。
こんなに沢山見えてるし釣り人も沢山いるけど、みんなバス狙いだよね。ヒットしてる姿は見なかった。

閘門の先の横利根川を見るとカルガモが泳いでいた。ブルーギルを食べる鳥はいないのかな。
コブ白鳥は雑草、、じゃなくてピンクの花を喰ってた。

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