記事一覧

甲賀流忍者屋敷

ファイル 1583-1.jpg甲賀市甲南町竜法師にある甲賀忍者筆頭格の望月氏本家旧邸。

観光スポットで入館料650円でいつもなら考える事なくパス!なトコだけど、見た目古民家だったせいか何故か乗り気で一箇所くらいは恥の掻捨てでもいいかなとか思って入ってみた。

外は静かだったけど中は結構お客さん入ってて賑やかで、ちゃんとガイドで分かりやすい説明が聞けた。

屋敷は江戸中期の元禄に建てられた物で、進入した者から逃げる仕掛けや捕らえる仕掛けなどが施されていて、実に忍者屋敷らしいからくりのある造りでキャッチーで面白い。

近代では昭和の30年代まで普通に屋敷としてとくに気にせずに使用してたそうだ。
っていうか、戦国時代ならたくさん暗躍しそうな忍者だけど、平和そうな江戸時代でも進入されたりしてたのかねぇ?一応忍者の頭領だからってことで趣向として造ったからくりなんじゃないの?とかひねくれて最初は疑って聞いてた。

ファイル 1583-2.jpg

落とし穴、どんでん返しの抜け穴、紙で開く窓、内側からは開けられない板襖、二階三階への階段は無く、登ったら外せる梯子や縄梯子を使ってたそうだ。

ガイド説明を聞いた後にその梯子で二階に上がってみた。
二階はやたら低い屋根裏のような空間。中二階だね。動きづらいので忍んできた敵を誘い込んで三階と一階から挟み撃ちにしたそうだ。(実際にしたのかな?)屈んで移動。

ファイル 1583-3.jpg

三階は広く高い悠々した屋根裏空間(結局屋根裏か)暗い中での会議でも使われてという忍者っぽい話。

ファイル 1583-4.jpgあとは一階に戻って展示品とかを見た。
クナイや手裏剣や撒きビシ、仕込み刀に仕込み銃、水蜘蛛の足に填めるような輪は実は浮き輪のように腰の高さで使ってたそうだ。

っていうか、、、
ホントに忍者らしい忍者っていたんだねぇ。

実は僕は忍者って信じてなかったんだよね。
忍者って今でいう産業スパイみたいなもんで、騙したり眩ましたり裏をかくってトコを平和な江戸時代に噺家や演劇の誇張と創作で広げて忍術だのの奇術使う漫画的イメージが一般化しちゃっただけだとばかり思ってた。
けど、ちゃんと黒装束着て、修行して、飛んだり跳ねたり手裏剣投げたり、煙出して隠れたりしてたんだ。。
ちなみに甲賀忍者と伊賀忍者の違いを質問してみたら、使う物や技に違いはなかったそうで、大きな違いは、甲賀は一族の結びつきが強く伊賀は個別活動だそうだ。

へー、そうなんだ。と、意外と素直に面白く楽しめて入ってよかったと思った。


んー、、
でもやっぱ帰ってきてから改めて冷静に考えるとホントか?と疑わしい。
この屋敷も江戸中期のものだしね。(観光用に改修してるだろうし)
江戸時代には既に流行っていた「忍者っていうのはこういうものだよ」っていう漫画的イメージに沿って造られたというような気がしてならない。。

タグ:観:屋 観:装 観:具

道の駅 あいの土山

ファイル 1582-1.jpg甲賀市土山町北土山の1号沿いにある道の駅。

道の駅はさっき寄ったばっかだったけど、鈴鹿峠こえて下ったトコにあった歴史ルート公園「鹿深(かふか)の道」というのが気になって情報をと思って寄ってみた。

この道の駅はあまり寄らないトコだけど、実は始めて車で寝た道の駅が此処だったと記憶してる。(98年のGW。日誌には仮眠って書いてるね)
ここで寝て朝起きてカエルの啼く田圃の雰囲気が良くて、車で寝てドライブする良さが味わえて、後の長距離走へと繋がる黎明の地として思い出深い場所なので、一度は点景に記したいとは思っていた。

ファイル 1582-2.jpgさてさて、
館内には近隣の観光地の情報が色々張り出されてた。

無料サービスの「土山茶」を飲みながら(関よりサービスいいね)見て回ったけど、「鹿深の道」についての情報はなかった。。
ちなみにサービスの「土山茶」は割と濃いめの渋いお茶で、しっかり味出てて硬派なお茶だった。

一品買うついでに店の人にも「鹿深の道」を聞いてみたけど、そういう案内が出てることさえ知らなかった。。
え?そういうもん?

その買った一品は土山茶のクリ-ムパン。
パンにもクリームにも土山茶が練り込まれた緑色のパン。
この道の駅は土山茶づくしで食事も面白そうだし、抹茶ソフトは自分で好きなだけ巻けるという面白そうな道の駅。暑い季節にまた来たい。

で、今は腹減ってないから、パンは後で食べようと思ってたんだけど、写真撮るの忘れそうだから一口だけ食べとこうかなとパクついた。

ファイル 1582-3.jpg

ら、意外や意外、抹茶系のまろやか系かと思いきやサニアラズ、しっかり緑茶の渋味あるおいしさ。あーこれおいしい。
とりあえず一口だけのつもりだったけど、ついつい続けて食べちゃって、走り出してすぐにペロリと食べちゃった。
おいしかったから引き返してもうひとつ買っていこうかな?なんて思ったくらいだったけど、さすがに戻らなかった。

また次来たときにも売ってたらいいな。

タグ:餐:麭 餐:飲 道の駅

道の駅 関宿

ファイル 1581-1.jpg三重県亀山市関町新所町の1号沿いにある道の駅。

ここは何回か車停めて寝るのに利用してる道の駅。三回くらいは寝てると思う。
昼間の店が開いてる時間に寄ったのは初めてかも?なので点景も初投稿。馴染みある場所なのにちょっと意外。

で、食事しようと覗いてみると、いろいろと興味引く御当地メニューが並んでた。

「亀山ラーメン」も気になったけど朝食につけ麺食べてたからやめて、ここはやっぱり亀山名物の「みそ焼きうどん」にした。
定食セットにしようかと思ったけど、「たぬき俵にぎり」というのが面白そうだったのでそれを添えてみた。

「みそ焼きうどん」は何度か食べようと思って亀山市街に行ったけど混んでたのと、お一人様で焼肉屋の雰囲気っていうのと、やっぱり辛いんじゃないかという不安から腰が引けて、結局やめたり通過したりで食べたことなかった品。最近テレビでも見かけるよね。

ファイル 1581-2.jpg

さて、その「みそ焼きうどん」は八丁味噌っぽい甘い風味の味噌なのがちょっと意外だったけど、そうか中京圏ではこれがデフォな味噌なのね。
甘い感じもイイじゃない、、、 と食べてたら、後から辛味がきた。

げ、やっぱ辛いのか。。。

僕が我慢しつつ食べられるくらいの辛さなので一般的にはカライとはいわない程度なんだろうけど、やっぱり市街の店には入らないでよかったと思った。

付け合わせた「たぬき俵にぎり」はここら辺の名物だそうで、天かすと青ネギの入った香ばしいおむすびで、これは安心の美味しさ。
巻いた海苔が油っぽいので手で食べるより箸で食べたい所だけはマイナスな気がするけど、このおいしさで「みそ焼きうどん」で溜まったストレスは解消できた。

ファイル 1581-3.jpgさて、食後は「亀山茶ソフト」というのも狙ってたけど、まだソフトに触手動く気温じゃないのでヤメた。
かわりに草餅と亀山茶でお腹に優しく一息ついた。

いやしかし、あんことヨモギにお茶の組合せって最強だよね。落ち着くよね。
亀山茶は割とサッパリ目ながら風味ある爽やか系。印象は薄いけど程良い感じ。

その後は少し関宿の街でも歩こうかな?とか思ったけど、そういえば以前早朝に車で通り抜けた事があったのを思い出してやめた。

タグ:餐:焼 餐x辛x 餐:飲 餐:餅 道の駅

清田の大樟

ファイル 1580-1.jpg蒲郡市清田町下新屋にあるクスの古木。

手前の方から道路に案内が出てて辿って来たんだけど、付近はやたらと狭い道で駐車場もなくて一旦通過。
(案内出しといて寸前で車両進入不可みたいに書くのは如何なもんか、、と思う)
なんか悔しいから一回りして戻って手前で路駐して歩いた。

んー確かにこりゃ車で入り込みたくない細道。
その先に大樹が見えた。
進むと路地裏って感じの場所で、公園みたいにはなってなかった。

おお、これは立派なクスノキ。
太くてどっしりしてて青々と元気で、形も崩れてなくてカッコイイ。

ファイル 1580-2.jpg

案内によると「目通り14.3m、根回り13.6m、樹高が22mで樹齢約一千年という中部地方第一のクスの大木」だそうで、国の天然記念物。
「明治初期までこの清田一帯はクスの樹海で~ その後開発等で伐採されてこの一本だけが残された」そうだ。
最後に残った一本というのは寂しいだろうけど、その分伐採された他の樹の分まで元気に長生きしてるようでなにより。

っていうか、もう少し大切にして公園とかにすべきだと思うけど、住民にとっては邪魔なだけの存在なのかな?
でもそんな不憫さを感じさせない元気な姿は、見ててパワーを貰えたような気になるね。

枝の切り口に生えたキノコもこの樹を森と思って安心して生えてる感じに見えた。

ファイル 1580-3.jpg

まぁ、ちょっと寄りづらいトコではあるけど、イイ天気で軽く歩けて気分良かった。
道の駅とかそういうトコ以外の寄道ができて良かった。

タグ:植:樹 植:茸 観:然

道の駅 潮見坂

ファイル 1579-1.jpg湖西市白須賀の1号沿いにある道の駅。
まあまあよく立ち寄る道の駅で、いつも混み気味ではあるけど停められ無かったことはなく、朝は早めからやってる割に午後閉まるのは早いのでトイレのみが多い。
点景も二度目のようだ。(前回→)

ファイル 1579-2.jpgさて、朝食が早朝だったので小腹減ってちょこっと何か食べたかったトコだった。
丁度よく店内はいる前のスナックコーナーに「浜名湖焼き」というのがあったのでそれを注文。季節限定と書かれてた浜名湖産の焼き牡蠣付きというのにしてみた。

ファイル 1579-3.jpg

「浜名湖焼き」というのはシラス入りのお好み焼きだそうで、浜松の「遠州焼き」とは違うんだね。
浜名湖産の焼き牡蠣というのはお好みの中ではなくて脇に添えてあった。小ぶりで風味強いから別々でちょうどいいかな。
牡蠣はまぁそれほどでもないけど、浜名湖で牡蠣が採れるというのが意外だったので興味もてた。(淡水や汽水じゃ難しいと聞いたので)

この道の駅に入る手前で脇の遠州灘の海がキラキラ輝いて見えてたので、食べ終わったらちょっと海岸まで散歩しようかな、、と思ってたんだけど、海の方を見ると雲が掛かってきちゃってたのでヤメた。

タグ:餐:焼 餐:貝 道の駅

大黒PA

ファイル 1578-1.jpg横浜市鶴見区大黒ふ頭にある首都高のパーキングエリア。

僕が免許取って車買った翌年に開通した横浜ベイブリッジと共にオープンしたPAで、若かった頃は何かにつけて首都高によく乗ってたので、多少の混雑もなんのそのでよく来てたんだけど、段々とガラが悪くなって印象悪くなってからパタリと来なくなったので、今回はホント久々の立ち寄り。何時以来だろうか?十五年は軽く来てないと思う。

で、今日は時間も早朝なので駐車場はガラガラで落ち着いた印象。
なんかもうすっかり忘れてたけど、トイレ以外歩いた憶えがなかった。

ファイル 1578-2.jpgで、階段登ったら眺めイイのかな?とか思ったけど、二階くらいの高さから駐車場が眺められるだけでそんなたいしたこと無かった。

でもまあぐるぐるとループ状に下る高架に囲まれた空間で、特に夜は光が集まっては面白い場所ではある。
コロシアム的な会場のアリーナって雰囲気があるから個性的な車で集まってみたい気持ちも分からないでもないね。

さてさて、
二階の吉牛は閉まってたけど、一階の軽食コーナーは二時間営業で開いていたので朝食にした。

食べたのは一番人気とあった「大黒つけ麺」にした。

ファイル 1578-3.jpg

なんか見本みたいに整った見た目で登場。
麺はもちもちすぎてちょっとしっかりしてない感じだけど、まあ面白い。
汁は香ばしく焦がしニンニク?マー油が聞いた感じかな?
悪くなかったけど、朝の食事って感じでは無いよな。「特選中華まん」くらいにしとけば良かったかな?とか思った。(そっちの方が横浜っぽいしね)

腹がふくれたら体も温かくなった。空腹って寒いよね。
最近はここらの首都高使うときといえば、いつも早く関東を抜けちゃいたくて焦って通過が当たり前だったけど、腹ごしらえと気持ちの余裕は大切だね。

タグ:餐:ら 観:光 観:P