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磐裂根裂神社

ファイル 1571-1.jpg壬生町安塚の県道沿いにある神社。

最近のこの時期はいつの間にか定着した新興行事の「恵方巻」の季節になってるようで、なんで大阪商人の商売繁盛の儀式を全国のみんなでやらにゃならんのじゃ?とか思いながらウェブを見てたら、「恵方巻の発祥は栃木にあり」といった記事を見かけて読んでみた。
「恵方巻」はコンビニでキャンペーン展開する時に付けた商品名で、この栃木県壬生町の「岩裂根裂(いわさくねさく)神社」の節分祭で振る舞われてた「福巻き寿司」というのが元だということだ。

ってわけでちょっと気になってたので来てみた。

この神社のあるところは「亀塚古墳」の上だそうだ。
あまり大きくはない神社で他に来てる人もいなかったけど、亀の上に乗ったバイキンマン見たいな像があったり、手水舎には干支毎の12本の柄杓が並んでたりした。この手水の水が「長寿神水」という湧き水だそうだ。

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いろいろと面白そうな神社だけど由緒とかの説明は書かれておらず、御利益の項目は並んで書かれてたけど御祭神とかは分からず、お参りするのヤメとこうかな、、とも思ったけど一応ちゃんと拝んだ。(祭神は磐裂神と根裂神という日本神話の神だそうだ)

ファイル 1571-3.jpgさてさて本題の「福巻き寿司」というのは?と思い出して見まわすと、←こちらとの案内が社務所の方を示していた。

で、行ってみると「恵方神社」という方位盤モニュメントのコーナーがあった。
ちょっと目新しくて歴史は感じず、案内説明にも「節分に福巻き寿司を食べるという祈祷祭」の内容があるだけでいつ頃から続けられている祭事なのかは書かれてなかった。

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そしてその節分の数日前という今日でもそのコーナー以外は特に飾り立ててる様子もなく静かな境内。
んーやっぱ、ここの風習が伝播して広まって関西で定着したとは思えず(寧ろ西へ行って来た人がここで自慢げに披露して定着したのでは?)、発祥の地アピールは如何なものかと思えた。


ちょっと寄ってみた発祥の地が雰囲気イイ神社で「それも悪くないかな」って気になれたならば、たーまには「恵方巻」を食べてみてもいいかなー、 とか思って来てみたわけだけど、やっぱりそういうのは昔から慣れ親しんでる地域の人達だけで楽しめばいいんじゃないかと言う結論。
やっぱり2月3日は「豆」の方がいいな。撒かないけど。

タグ:観:宮 観:発 観:遺

そば処 福秀

ファイル 1570-1.jpg上三川町東蓼沼の「蓼沼親水公園」「蓼沼緑地公園」手前にある蕎麦店。
ウチから真っ直ぐ北方向にドライブするときに通る定番の道沿いにあって前からちょっと気になってたのがここの「ちたけそば」の看板。
「ちたけ」というのは乳茸というキノコで、栃木県の御当地食材。ずっと前から奥鬼怒とか栃木県の山岳部へドライブ行くとよく見かける幟で気になってたけど一度も食べたこと無かった。

てわけで最初から「ちたけそば」を食べるつもりで店内に入ってみると意外とメニュー豊富で少し迷ったりもしたけどやっぱり「ちたけそば」にした。

ファイル 1570-2.jpgフト気付くと、テーブルの脇に店の人が山に入ってキノコを採った写真のアルバムがあった。
おお、コレは意外と本格的だ。と、眺めながら期待して待った。

で、登場した「ちたけそば」は思いのほか黒く、あまり見た目は良くなかった。

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そばは削ったような短めの手打ち麺。これは冷たい「もり」で食べたかったな。
で、ドカンと乗った「ちたけ」本体を食べてみた。 ら、
ボサボサっとした高野豆腐みたいなスポンジみたいな変な食感。。ヘタだけじゃなくて笠の部分もそんな感じで苦手な口触り。味もよくわからず良さが全然分からなかった。。
ダシで汁の味がいいのかな?と啜ってみた。汁は甘みの強くないドライな味でおいしかったけど、、やっぱり「ちたけ」の特別感はよくわからなかった。。 orz

えーー「ちたけはおいしい」って聞いてて期待してたし店内のアルバムでキノコムード盛り上がってたんだけどなぁ、、季節が悪かったのかな?かなり残念。

でもこの店は感じよかったし「そば屋の餃子」とか気になるメニューも色々あったからまた寄ろうと思う。

タグ:餐:麺 餐:菜 楽<残