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東京湾観音

ファイル 1565-1.jpg富津市小久保の東京湾に面した大坪山の山頂に立つ高さ56mの観音像の巨大仏。

中は有料で胎内巡り的に階段で登れる展望楼となっている。
12年前のオフ会で来た時はケチって霧がかってて展望きかなそうだったので中には入らずに駐車場折返しだった。ので、今回こそは登ろうと勇んで入場。
500円の拝観料は僕のJAF会員証で全員一人400円で入れた。

さて中は螺旋状の段差緩い登りやすい階段で、七福神などの像を見ながらゆっくり回り登る。
しばらくは小窓の並ぶ広い階段だけど胴から上の顔の部分は窓のない細い螺旋階段。ぐるぐると一気に登って最上階20階は、頭の上に乗せた丸い御冠の中だった。

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て、下りはゆっくり脇の外側に出たりして展望回廊。
これはなかなかの高さでいい眺め。磯根崎から東京湾が見下ろせた。
この少し登る形の最上部の展望回廊は、頭の上の御冠の上を回れる形で、下から見たときは「あそこは管理者くらいしか出れないんじゃない」なんて話してた場所。しっかり鉄柵で囲まれて怖さはなく展望も差ほど邪魔してなくてなかなか良かった。

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そのすぐ下は頭の裏側の展望回廊。駐車場の自分等の車もよく見えて安心。(イタリアンな見合わせの三台だね)
あ、写真は金網の合間からならキレイに撮れた。

中に戻ると、顔周りは耳や目や鼻などの形が見え、顔の形一杯の内部になってた。
こんな中心の螺旋階段以外はガワだけの構造物で耐久性は平気なもんなんだ。

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そして広い胴体部まで下りると今度は腕への脇道などが左右にちょこちょこあって、右腕の脇から腕の上の胸を回る展望回廊に出たり。左腕の脇からは胸下を回る展望回廊に出たりと入り組んでて、面白かった。
友達が「サバゲーやったら面白そう」とか言ってて共感。っていうか推理小説の事件の舞台で使えそうだなぁとか思った。
なんか、観音様の体の周りに展望台とか出てるのってどうよ?とか思ったこともあったけど、登ってみるとコレは以外と面白いもんだなと思えて、素直に楽しかった。

ファイル 1565-5.jpgゆっくり下りて、外に出ると小雨がポツリポツリ垂れていた。
そんなに気にするほどの雨でもなく、ゆっくり見上げながら周りを一回り。
なかなかイイお尻だった。

そして裏の「観音会館」という昭和チックな土産屋に入ってみると、奥の方は広い休憩所。
うろうろしつつふらふらしつつ、まとまりない緩い感じで次ドコ行こかーと相談しつつ、思いのほかゆっくり休憩した。

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磯料理マルゴ

ファイル 1564-1.jpg富津市萩生の127号沿いにある海鮮料理店。
内房名物の「黄金アジフライ」を食べてみたいとは思うものの、この先の金谷の人気店はテレビやネットで更に話題で気が遠くなるような行列の店。
なので其処以外で食べれるトコは無いのかと友達のシバオが探して見つけたのがこのお店。で、集まって来てみた次第。

で、なんとか午前中に来てみたら駐車場はギリギリ停められたけど、店は満席。やっぱ人気。
行列にはなってなかったけど、帳面に名前と車のナンバー書いて車で待ってれば呼んでくれるというシステムだったので列になってないだけだった。

ってわけで、まだしばらく待ちそうなので、店のすぐ先にある「黄金井戸」に歩いてみた。

「黄金井戸」は国の天然記念物「ヒカリモ(光藻)」の発生地。
127号を走ってていつも気になってて、前に一度立寄ったこともあったんだけど、季節違いで何も無い水たまりだった。。
なので、こんな冬の今日もどうせ見れないだろうとは思いつつ、時間潰しでみんなで歩いて来てみた。
ら、 季節云々ドコロか「崩落の恐れ有り 立入禁止」で閉鎖されていた。。

なので、まあ仕方ないか。とその隣にある崖の上の神社に登ってみた。
階段三階分くらいかな?そんなに苦でもない登りだけど、竹岡港からの東京湾が眺められる神社。階段で振り返るとコンビのように揃えたような衣裳の二人が並んで登ってて笑えた。

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眺望は、まぁ曇っちゃってたからイマイチ、、、イマサンくらいだけど一応対岸の三浦半島は見えていたし、手前の竹岡港(萩生港)の上空に群がってたトンビとかも元気にピーヒョロロ言ってた。
神社は「皇神社」。小さい社で由緒とか案内板とかは無かった。

「黄金井戸」は自己責任で覗いてみる?どうせヒカリモは見れなそうだからやめとく? 

と思いきや、洞窟の池を覗いてみたら、少しだけど黄金色の藻が浮いていた。

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この「ヒカリモ」は自発的に発光するのではなく、差した光を反射してキラキラ輝くのだそうで、こんな曇っちゃった日では光ってる感じは薄く、黄土っぽいアクのような感じで残念では有るけれど、少しでも見れて満足。

とかなんとかのんびり歩いて店に戻ると、ほどなく順番で呼ばれて入店。
30分待ちだった。

ファイル 1564-4.jpg席についてメニュー迷わず4人とも黄金アジの「黄金定食」
が、
「ごめんなさい、黄金定食はもう売り切れなんです」。。。

ガーン!
ここまできて目的の黄金アジ食えず終いか、、と思いきや。「黄金アジフライは単品であります」と。。ん?
この「黄金定食」は一日限定二十食の鯵フライと鯵たたきがセットになったサービスメニュー。限定じゃない普通の「鯵フライ定食」でも鯵は同じ黄金アジだということだそうだ。
だったら、と、みんな「鯵フライ定食」をたのんで、プラス「鯵たたき」二人前たのんだ。これでほぼ一緒だよね。

ってわけで無事に竹岡の黄金アジフライ登場。
小ぶりだけどアジフライ四枚でたっぷり味わえる定食。

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黄金アジってどんな感じか?と、食べてみたら、ふわっふわで驚いた。アジだよね?こんなに違うとは思ってなかった。
なんか深海魚のような柔らかさだけど、ぐずぐずじゃないしっかりした身のアジで、こーれはんまいね!なるほど人気でるわと納得の鯵フライ。
うっかり四枚ともソースかけちゃったけど、僕はアジフライは醤油派なので「いけねー」と思ってたら友達が一枚換えてくれて醤油で食べられた。(うん、やっぱ醤油だ)ごろちゃんありがとう。
尾っぽまでカリッとおいしく食べられた。

ファイル 1564-6.jpgそして「鯵たたき」は御頭付きで新鮮たたきたて。
(写真は一人前分)
黄金アジは文字どおり黄色い体の魚だそうだけど、育ち方が違うだけで普通のアジと種類は一緒なので頭だけだとわからないね。
たたきもサラリと甘く美味しかった。

一人だったら追加で一人前はたのまないだろうからみんなで来て良かった。

おいしかった。
会計は四人で割ったら「黄金定食」より安かった。あれ?(こっちの方がサービス的じゃね?)
と、ご満悦の昼食になった。

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