結城市結城の50号沿いにある「旅の駅」認定ドライブイン。
わりとあちこちの観光地などで見かける「旅の駅」は、主に大型バスなどの団体客向けの施設という印象が強いので滅多に寄ることはないんだけど、普段のドライブコースくらいの距離の結城あたりにあるんだ、、と知って、一度くらいは覗いてみようかなと思っていた。
で、やっぱり市街にあるだけに、他の観光地の「旅の駅」よりは小型な感じで、土産売場はすいてて客より店員の方が多かったけど何か買わなきゃ気まずいって圧迫感は左程なかった。
で、奥ではなくて手前側にファミレス風の食堂があって売場からも入れる形。空腹だったのでここで食事にした。
メニューには茨城産ローズポーク使用のものが並んでて「焼肉丼」にしようかと思ったけど、そばとカツ丼のセットの「つむぎ定食」にした。一応聞いたらこのセットのカツ丼もローズポークだそうだ。
さて、意外とカツ丼は普通だった。
それより、そばがうまかった。
パッと見、平たい麺で、ひょっとしてお土産で売ってる乾麺を茹でたものか?(観光地でよくあるパターン)なーんて思ったけどとんでもない、しっかりした手打ちの麺で、よく見ると店の入口にちゃんと手打ち部屋がある店だった。
なんか店はのんびりしてて、バイトの女の子と店のおじさんがくっちゃべってんのが聞こえてきてて、「あ、お客さん来店!」と業務に戻ったりして、、おい、ここにも客いるんだぞって。
食後は少し売場の方も見てみた。
奥の方は結城紬のコーナーになってて、昭和臭のするバタくさいマネキンが妙な雰囲気でちょっと立ち入れなかった。。
これ、外のショーウィンドーにも「結城紬のできるまで」と機織りから並んでるんだけど、ちょっと草臥れてる上にやっぱりマネキンが妙。もう少し綺麗に洒落た見せ方をしてほしい。。
幟が出てて気になってた茨城のソウルフード「干しいも」は、土産売場ではなんか小さいコーナーながら贅沢品のようなお値段で売られてた。
テレビによれば茨城県民は箱買いして毎日食べるって話だったけど、やっぱ観光客向けにはこういう形になるのかね、、とか思いながら試しに一番高いものを買ってみた。いい客だよホントに。
んー濃厚で程良い甘さ。
だけど芋ようかんみたいな感じで、特にスゴイって感じも、毎日でも食べたいって感じでも無かった。。一袋たべきれるかな。
そういえば、、
テレビでの茨城県民はこれにアイスを乗せたりマヨかけたりするらしい、、、んー、、アイスはないけどマヨならあるから試せるな。
ってわけで、マヨ干し芋に挑戦。
したら、、 味は奇妙な感じ、、、
だけど、咀嚼してたらいきなり化けた!
粘り気がグンっと増して脹らむような口の中いっぱいに広がるような感じで何とも言えない独得な食べ物になった。
これはスゴイ。驚いた。ナイス茨城。
高い干し芋買って何やってんだって気もするけど、これはなかなかのスゴイ食べ物だということが分かった。(安いのでも化けるかな?)