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道の駅 越後出雲崎天領の里

ファイル 1404-1.jpg出雲崎町尼瀬の352号沿いにある道の駅。
ここはたしか出来たばかりの随分前に補眠休憩で寄ったことあったかな。あとトイレでも寄ったことあったかな。

今日は食事できたらと思って寄り道。そういうちゃんとした寄り道としては初めて来たと思う。
食堂でちゃんと食べるつもりだけど、他にないかチョイ食いで御当地的な面白いのがあったら悔しいなとか思って一応売店やその前のスナックコーナーも覗いてから食堂に進んだ。

ファイル 1404-2.jpgさてなにたべるかな。少しメニュー見て考えた。
そういえば建物の手前の壁に「出雲崎よもやま話」というパネルが並んでいて「もずくの話」とかあったのが目についてたので、「もずく麺」というのにしてみた。(出雲崎ラーメンも気になったけど、ラーメンは昨日食べてるしね)
もずくの主な産地は能登や佐渡だけど、品質は出雲崎が日本一なんだそうだ。(、、もずくっていったら沖縄しか思い浮かばなかった)

で、「もずく麺」を大盛りで。

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これは意外とサッパリ。
っていうかモズクの感じはしないなぁ。もうちょっとネロッとかトロッって感じかと思ったけど、普通に爽やかな細うどんでツルツルおいしく啜れた。暑い日にはいいね。
で、意外と量あってすっかり満腹。大盛りじゃなくてもよかったのかも。

食後はその隣の「天領出雲崎時代館・出雲崎石油記念館」(館名略してよ、、)を見ていこうかと思ってたけど、これは有料だったのでやめた。(JAF割でも400)

裏の海に出て海を軽く見ながら歩いた。

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もやーっとして正面に浮かんでる筈の佐渡島はまるで見えなかった。ので海に突き出た「夕凪の橋」も歩かなかった。

ファイル 1404-5.jpg目の前の国道を渡ると「石油産業発祥地記念公園」というのがあったので歩いてみた。
明治24年(1891)に国内初の機械式深層掘削で成功した地だそうな。

公園内には櫓のモニュメントや「自走式削孔機」、「石油蒸留釜(明治17年)」、「鉱夫の像」、「クリスマスツリー(という名の赤い自噴装置)」、日石初代社長の「内藤久寛胸像」等が並んでいた。
「石油記念館」を見た後ならもっと楽しめたかもしれないね。

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公園の奥の方には「火気厳禁 公園内は天然ガスが発生しており~火気使用及び喫煙を禁止、、」との注意書きがあった。
っていうか危険なら公園の入口にちゃんと標しとかなきゃ駄目でしょww
これは洒落だよね。ガスのニオイもなかったし。

タグ:餐:麺 景:海 観:橋 観:園 観:発 観:装 観:具 観:像 楽:読 道の駅

新潟大堰

ファイル 1403-1.jpg新潟市西区関屋と中央区関屋の関屋分水路に架かる引上稼動堰。
その脇に「関屋分水資料館」というのがあったので休憩がてら寄ってみた。
実は、立派な堰で資料館もあるからひょっとしたらダムカードもあるんじゃないかな?なんて薄い期待をもって来てみたわけなんだけど、もちろんダムではないのでそんなのはなかった。(福井の「鳴鹿大堰」は例外だったのかな)

資料館を覗くと入口に信濃川河口付近の淡水魚の水槽が2つあった。
沢山の魚が泳いでいたけど、外の映り込みがキツイのとエラく素早く泳ぎ回ってたので魚の種類が確認できなかった。横のパネルには信濃川下流の魚が紹介されてて「イトヨ」なんかも出てたけど、、この水槽にはいないよね、、と目を懲らしたけどわからなかった。

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関屋分水の模型を見てから、一室だけの資料展示室に入った。
関屋分水は信濃川の洪水対策として曲がった河口の手前で海に排水する為の水路。昭和47年(1972)に完成。
そしてこの新潟大堰は、平時に海からの潮水の逆流を防ぐために造られた水門だそうだ。なるほど。他にも信濃川について並ぶパネルを見てまわって軽く休憩。

外に出て新潟大堰を少し眺めて出発。

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っていうか対岸の公園に展望塔があったので移動して「関分記念公園」に行ってみた。
(別項目にしようかと思ったけど新潟大堰を見下ろす眺望だから引き続きって事で一緒にしちゃった)

子供連ればかりの公園で少々気が引けたけどまっずぐ展望台の丘に登って展望台に上がった。
展望台はなんか四角くて団地みたいな感じだね。

で、新潟大堰を中心に関屋分水と日本海の眺め。

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そして、北側には日本海と足元の関分記念公園から長く続く西海岸公園、その森の右手奥に見えるビル街が新潟の中心かな。足元のタコの滑り台もよく見えた。

眺めイイのもあるけど、とにかく風が涼しくて気持ちよかった~。
他には誰も来なかったので、しばーらくのんびり回って360°のパノラマを眺めた。東の関屋分水側が一番風が心地よかった。

ファイル 1403-5.jpg展望塔を下りてせっかくだから公園内も少し散歩。

ほどよく日陰の松林を歩いて抜けてその先に進むと西海岸公園の案内板があった。
すぐ先に海浜植物園というのがあるようなのでそのまま進んでみたら、なんかフェンスで仕切られた裏道みたいな道で、しばらく進んでみたけど植物園に出れず引き返した。(一番先まで進めば裏口はあったらしい)

で、あらためて表側から歩いて海浜植物園を散歩。
園内はウッドデッキの歩きやすい道が続いていたけど、ウッドデッキ以外のトコも歩いて散策できる道があった。
花はそんなに多くは咲いてなかったけど、黄色い花が鮮やかでキレイだった。何て名の花でしょ?(キリンソウ?)

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それとヒバリが柵に停まって囀っていた。けっこう近くまで寄っても逃げなかったのでよく見えた。
いつもは間抜けそうにバタバタと飛びながらピーチクパーチク囀ってるヒバリだけど、こうしてみると凛としてカッコイイ鳥だねぇ。

思いのほかのんびりと色々楽しめる休憩になって満足の午後の新潟でした。

タグ:観:堰 観:館 観:模 観:園 観:楼 動:魚 動:鳥 植:花 景:海 楽:歩 楽:眺

今川海岸

村上市今川の354号沿いにある日本海の海岸。
その海岸の一番南の端の弘法トンネルの手前で車を停めて海に下りてみた。これだけ暑いと水辺が恋しいよね。

この新潟北部の日本海岸は「笹川流れ」と呼ばれる清流のような水と砂利の浜になっていて、本州では一番キレイな海と思ってるお気に入りの海岸。二十代の頃は日帰りで此処まで来たり友達と来たりしてた。
そのころ来てたのはもう少し南の海岸かな。南方向から来てたからね。

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ここは「笹川流れ」の遊覧船が回る最北あたりだと思う。ここらへんから岩が増えて景勝地になる感じ。目の前にある岩にはチラホラとオレンジのユリが咲いていた。
足元のヒルガオを見ながら階段で浜に下りてみた。
今川海岸はちょっと狭めの砂浜で、国道に整備されたコンクリ壁が堤防のように威圧的ではあるけど、暑い季節に日陰が近いのは安心できるね。

さてさて、短パンで来なかったことを後悔しつつ、ジーパンの裾を折ってめくって早速足ポチャ。
「笹川流れ」と砂浜の境くらいだから少し濁ってるかな?なんて思ってみたけど、全然ぜんぜんキレイな水で清流の如し。

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っていうか小粒の砂利浜で波の度に足元が埋まる。。。重さの問題かw
埋まって脱げると面倒なのでサンダルも脱いだ。(長く履いて歩いてるとツボの刺激が強くて痛くなるサンダルだし、、)
少し歩きまわりながらヒンヤリした足元ときれいな海を堪能。

足元の岩についた海藻なんかはきれいな水で洗われてるからそのまま食べてみてもよさそうな感じ。

そんな海面を見てたら何かの稚魚らしいメダカ大の小魚の群れが波に戯れていた。
写真に写るかな、、とズームして波の合間の静かなときに撮ってみたけど、魚は素早いし光や水模様が揺れてなかなか難しい。。
少し引いて撮らなきゃムリかと色々やってたら、だんだんと群れがこっちに近づいてきた。おお、カワイイ。

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そして僕の影の周りや影に入り込んだりして泳いだりしつつも、一回の波でかなり流されて離れちゃって、、
でもまたちょろちょろと皆で泳いで戻ってきたりして実にかわいらしい。

これは何の稚魚だろう?
まだら模様に見えるからハゼ系の魚かな?(もしくはさっき食べた鰰とか?)

何か食べ物でもあげたいけど何も持って無くてゴメンね~。いやーまじで鯉の餌でも何でも持ち歩くようにしないと駄目だなぁ。

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そして終いには足元まで泳いできたりしてホントかわいかった。
(勿論ドクターフィッシュとかじゃないので角質食べたりの接触は無いw)
同じ様な写真ばかりだけど、実際はこれの倍以上撮ってたりして(ピンぼけも多い)
やっぱりいいな新潟の海。
いつまででも戯れていたかったけど車は屋根開けたまま来ちゃったし、キリがないので三十分で切り上げた。

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タグ:景:海 景:浜 景:岩 動:魚 植:花

道の駅 あつみ

ファイル 1401-1.jpg鶴岡市早田戸ノ浦の7号沿いにある道の駅。
よく寄る道の駅で、寝るだけのことの方が多いけど馴染みの場所。

点景にするのはもう三度目。
たしか朝早めから食事できるんだよな、と思って寄ってみた。
まず駐車場脇の店ではイカ焼きとかでイイ匂いしてたけど、メインの食堂に行ってみたらこっちも8時からの営業で普通に開いていた。ありがたい。

ファイル 1401-2.jpgメニューも朝食用とかではなくて(11時から20食限定の海鮮丼以外)普通メニューなので、黒板にある「本日のおすすめ」も含めて目移り、、何を食べようか少し迷った。
そしてやっぱり「本日の~」から「ハタハタ焼魚定食」とチョイ足しで「バイ貝刺」にしてみた。

実はハタハタって初めて食べたんだけど(多分、、)さっぱっりしてるけど甘みが爽やかでイイ味の魚だった。おいしいねぇ。
頭からまるまるパクリで、御飯もすすんだ。

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そしてバイ貝も爽やかな甘み。バイ貝って巻き貝だよね。串焼きとかになる。若干の粘り気が巻き貝っぽく感じるけど、こうして刺身で食べると立派な貝料理だね。おいしかった。


食後は売店も覗いてみた。
「庄内柿ジュース」というのが気になって買ってみた。柿のジュースって珍しいよね。鶴岡でも柿農園を抜けてきたしね。
(レジでサ-ビスとか言ってエスカップをくれた、、栄養ドリンク扱いなのかな)
そして外で座って飲んでみた。 ん?あれ?これって柿か?桃じゃないの?柿ってどういう味だったっけ?とよく分からないけど飲みやすくおいしいジュースだった。

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飲みながら見てたら、売店の入口に「道の駅フェスティバル」と出てて、イカ焼き無料!となってた!おおー。先着何人くらいだろう?でもまだ炭をおこしてるトコだし、並んでる人もいないからまだまだ先だよね。(今やっててもお腹一杯でムリ、、)

ファイル 1401-5.jpg脇の売店の有料のイカ焼きも今日の売上げは心配だね。なーんて思ってちょっと覗くと、イカ以外にも色々あって、焼いてて問題なさそう。
そして水槽とかあったりして、見るとクロダイオコゼや毛ガニが泳いでたりした。
実は館内の売店と食堂の間にある大きな水槽が、汚れててよく見えなくて残念だったのでその代わりって感じで楽しめた。
この外に並んだ店もなかなか本格的だなぁ。

そしてその並びのアイス店を覗くと道の駅あつみオリジナルという「紅えびソフトクリーム」なんっていうのがあった。あー柿のジュースよりこっちだったかな、、なんて思ったけど、いやいやソフトくらいいけるだろうとか思って買ってみた。

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また乾燥エビとかが刺さってるとか、砕いて振りかかかってるとかなんてのを想像してたけどアニハカランヤ。見た目白い普通のソフトで、クリームに混ぜてあるタイプだった。これは意外。
で、食べるとバッチリえび味!えびせんクリームみたいなしっかりエビなソフトでうまかった。
これは食べてよかった。

すぐ脇の線路には二両編成の羽越線が通ったり、トイレの奥の休憩室には畳部屋があったり、「渚の黒鯛釣り発祥の地」とかいって黒鯛の剥製があったり、いろいろありすぎたけど割愛。
食べてウロウロするだけで海辺も歩いてないのに一時間ものんびりしちゃった。

タグ:食:定 餐:魚 餐:貝 餐:飲 餐:冷 道の駅

松ヶ岡開墾場

ファイル 1400-1.jpg鶴岡市羽黒町松ケ岡にある国指定史跡。
明治維新後に庄内藩士が開墾開拓した拠点の地で、瓦葺上州島村式三階建の蚕室というものが五棟も現存している。
この蚕室が外から見るだけでも大きく立派でいい雰囲気。

そんな貴重な史跡でありながらその建物は、記念館だけでなく映画資料館、食事処、陶芸教室などに利用されていて、ちゃんとした時間にくれば色々楽しめる体験村っぽい感じになってるようだ。
もちろんまだ早朝でどこも開いてはおらず、人もいなかったのでかえって静かにその建物を見て回れた。一人で史跡として思いめぐらせながら歩くにはいい時間だと思う。

駐車場から一番手前は四号養蚕室で「庄内農具館」になっている。
その向かいが五号養蚕室で「庄内映画村資料館」。
入口の掲示板の建物案内とかもこってて面白そう。

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五号の隣の三号養蚕室は「庄内映画村」の事務所のようで、そういえば最近よく聞く(俳優女優のブログとかで見かける)「山形での時代劇ロケセット」というのが近くにあるらしい。寂れた廃村や山中の宿町のシーンなどは殆どそこでの撮影のようだ。

その間に工芸教室や蚕蔵や陶芸教室があり、二号養蚕室が食事処、一号養蚕室が「松ヶ岡開墾記念館」になっていた。

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蚕室の桜通りを抜けると一番奥は「松ヶ岡本陣」。
これも国指定史跡。
だけど「本日貸切」だそうだ。(貸切は一日8000円と出てた)
どうせここも中を見れる時間じゃないから何の問題も無し。佇まいだけ見てまわった。

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元和8年(1622)に鶴岡城整備のための仮殿として建築、その後郊外に移築して藩主の休憩室として使われていたものを明治に此処に移築して本陣(集会所兼事務所)としたそうだ。
前の神社のこんもりした丘があってその途中から少し下ろせた。

さてまっすぐ駐車場に戻って、最後に駐車場の先にあった「新徴屋敷」を見てみた。
これは庄内藩配下の江戸市中警備「新徴組」の隊士が戊辰戦争後に庄内藩士として鶴岡に住むときに造られた屋敷で、すぐにこの松ヶ岡に移築して開墾士各戸の住宅として使われた物だそうだ。
京の「新撰組」に比べると「新徴組」というのはまるで知名度が無く、ここにきて初めてそれに関わる遺構を見た。へー。

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戊辰戦争で最後まで負けることなく奮戦して恭順した庄内藩は、他藩より寛容な処分で(薩摩の西郷隆盛の指示とされている)流刑になることもなく、廃藩置県後の藩士はこんな領内の土地を開墾して暮らせたのかと思うとちょっと不思議。
もちろん地元だけでなく北海道へ開墾に向かった元藩士も多数いたけど、そっちも薩摩の黒田、西郷が先導ということでやる気出てただろうし、ここで培った養蚕と桑園開墾技術も活かせたそうだ。
(っていうか江戸の薩摩藩邸焼き討ちって庄内藩だった筈だけど怨んでないんだ、、あれはやらせか?)

気まぐれで来てみた割には面白い所で、庄内藩に関する興味も持ててなかなかイイ散歩になった。天気も良くなってきた。

タグ:観:史 観:建 観:屋

鶴ヶ岡城跡

ファイル 1399-1.jpg鶴岡市馬場町にある城跡の公園。
鶴ヶ岡城は江戸時代の庄内藩の政庁のあった城。
あの戊辰戦争で最後まで戦い薩長の侵入を許さなかった庄内藩の城だけど、天守はない水堀と御殿と櫓の平城だったようだ。
また藤沢周平の小説のモデルでもあって、映画化された「たそがれ清兵衛」とか「隠し剣」「必死剣」「武士の一分」とか全部に出てくる城がココなわけだけど、映画じゃよそでロケしてるからピンとこないよね。
興味はあったけど、櫓も門も残ってない城なのでなかかな寄れずにいつも通過してて、今日やっと来れた。

正面から入ると大手門跡には大きな石鳥居があって奥の本丸には藤沢周平記念館と荘内神社があった。記念館はまだやってるわけなく(やってても有料だから入らないけど)、神社だけちょっとお参り。

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境内には「鶴ヶ岡城の石垣」の石とか「お歯固めの石」を納めるトコとか「曲水庭」とかいろいろあった。
「曲水庭」は拝殿脇の地下水の流れる苔のプチ庭園で、本殿脇の裏には「神苑」という小さな山草の庭園もあった。こっちも水が流れてていい雰囲気だった。

ファイル 1399-3.jpgゆっくり歩いてたら朝日がさしてきた。
ああ、晴れてくれた。よかった。

そういえば、神社の周りは早朝からやけに人がいて、合う人合う人大きな声で挨拶されたんだけど、どうやら公園内の掃除ボランティア?の集合場所になってて、僕もその一員だと思われてたっぽいことに気が付いて足早に神社を出た。

そんなわけで掃除が始まっちゃったので護国神社は見ずに通過。
南側の「大宝館」に進んで堀を渡った。
この「大宝館」は、往時は本丸中門の門櫓があったこの場所に大正4年(1915)に建てられた洋館で、入館無料。9時からだそうだ。(まだ6時前)

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公園を出て二の丸角櫓跡(町役場跡)から信号を渡ると、市役所の向かいに国指定史跡庄内藩校「致道館」がある。
文化2年(1805) 創設で文化13 年(1816)にここに移設された現存の建物。入館無料。9時からだそうだ。。

広い県道脇を西に歩いて、二の丸の奥の側の鶴岡公園に歩いてみた。
広場の脇には「雪の振る町を」のモニュメントがあった。
へーそれも鶴岡だったんだ。

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その先には土塁に上るような道があったので歩いてみた。
確か最初に見た「鶴岡城復元図」ではこの隅が「本丸隅櫓」のあったトコだっけとか思って進んだけど何もなかった。っていうかここは二ノ丸なので勘違いしていた。

土塁から下りて歩くと、内堀の北東部は菖蒲園になっていた。
中央の「ショウブ園」はぼちぼち咲いてる花も多かったけど奥の「アヤメ園」はぽつぽつっと咲いてた程度だったのでこれからが見頃なのかな?

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最後に二ノ丸北東にある「御城稲荷神社」に行った。
ここも掃除されてるとこだったけど、邪魔にならないようにお参りした。
年一度の祭礼の日には城下の人々の参拝もゆるされて愛された神社だそうで、明治の城を解体した時にもここだけは民衆の崇敬が厚かったからそのまま残された城内唯一の現存建築物だそうだ。
けど、社も石垣も新しくしっかりして見えた。

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この城跡は城の遺構としては少々見るトコ少ないけど、水堀が二重に半分は残ってて広さと範囲は昔の侭なので「鶴岡城復元図」による往時の城の規模を想像しやすく、公園としてとても整備されてて散歩するにはとても良く、特にトイレが新らしく道の駅以上にキレイなのが嬉しかった。掃除の人達にも感謝です。

タグ:観:城 観:宮 観:園 観:石 観:庭 観:建 植:花

文下のケヤキ

ファイル 1398-1.jpg鶴岡市文下村ノ内にあるケヤキの巨木。
ナビ地図で位置は分かってたんだけど、入り口が分からずに裏からまわってしまった。
なんか普通の家の裏庭みたいで気が引けつつ、解説板もあったので堂々とふらふら見て歩きまわった。
木は国指定の天然記念物で、幹周8.8m、樹高28m、樹齢800~900年と立派な古木。
なにより見た目からして幹周りの太さが凄く、ケヤキでこんな太いの見たことあったかなぁ。。
ちょっと狭く、開けてなかったので全体は見づらいけど、佇まい立派で葉の勢いも若々しく感じよかったので、来てみて良かった。

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さて、木の奥のすぐ脇には赤川の土手があったので、軽く散歩がてら上ってみた。
ら、
土手のすぐ内側は畑になってて川は遠く、水面すら見えなかった。。
けど、なにやら動く動物。
あ、キツネだ。
雨に濡れて痩せ細って見えるけどあれはキツネ(ホンドギツネ)のしっぽでしょ。

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キツネは素早く走って逃げて茂みに消えた。
小雨もまた降ってきたので、あまり歩かずに引き返す。
振り返ると「文下のケヤキ」がひと頭ぬけて飛び出てみえていた。

そして土手を下りて細道を引き返す。
青いアジサイがキレイだった。その裏に「文下のケヤキ」が見えた。
けど隠れるような感じなので覗いてみるか飛び出した頭を見上げるのみ。立派な木だけに埋もれてる感じが勿体ないな。

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タグ:植:樹 植:花 動:獣 観:然 景:川