やっと和歌山県ネタ。
田辺市本宮町にある10年以上前のNHK朝ドラの舞台になった家。
またも個人邸宅。
もう日が沈んで暗くなりかけたぎりぎりの時間。
チラッと見るだけのつもりだったけど、たまたま所有者のおっちゃんと出会えて一緒に来れたので、話を聞きながら庭をゆっくり歩けた。
まずはドラマでは映していない側。こっち側も眺めいいじゃん。
なるほど、写し方だね、来てみて始めて判った。写してない方向にちゃんと舗装路があったのか。
ドラマでは山の斜面の坂道を登って家に帰る印象だったけど、そっち側は実は繋がってない農作業用の道なんだそうだ。
舗装路は家の前で途切れて、後は山道につながる。
その道は熊野古道だそうで熊野の本宮まで歩いて一時間だそうだ。
その、ドラマでの家へ帰る道側。
熊野川まで見下ろせる眺めいい斜面。
「ここで最終回に主人公の木葉が~」という説明をループで3回くらい聞いた。
酔ってるから仕方ないけど嬉しそうだから楽しく聴けた。
で、勿論この道は下らずに、ご主人自慢の家全景が見下ろせる茶畑の頂点に登った。
ドラマでも何度も映ってた懐かしい景色。
実際に来るとなかなかイイ眺め。
夕暮れの山影が見晴らせて、この時間はこの時間でいいもんだ。
むかいが50/1の富士山だそうで、暮れてから月や星を見ながら酒を飲むのがまた最高だと嬉しそうに語ってくれた。
毎日暮らしていても最高と思える景色っていいよな。
さて、おっちゃんの話では最近も撮影があって、『以前ドラマで使われた家の人』みたいなNHKの特集番組に出てるらしい。
放送日は東京だと四月二十九日、、、、って、明日じゃん!
うわー見れない。残念。
関西では三十日って言ってたかな。んーどちらにしても無理だ。。
でもタップリ話も聞けたて楽しかった。
正直最初は「あーヨッパライにつかまっちゃった」くらいにしか思ってなかったけど、とても気さくで感じイイおっちゃんで良かった。
アッという間に真っ暗に成っちゃったので、ありがとうございましたと礼を言って車に戻った。