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道の駅はが

ファイル 505-1.jpg旧波賀町、現宍粟市の29号沿いにある道の駅。
丁度いい時間なので此処で食事にした。

食堂は売店の奥にあった。
外から見ると山小屋風で「名物笹うどん」がメインの店のように見えた。

ファイル 505-2.jpg笹うどんかぁ面白そうだな。。名物らしいし。
とか思ってたものの、彼方此方に貼ってある「店長のいちおし」のソースカツ丼も気になった。
んー、うどんじゃ腹減りそうだしな、、
両方頼むのも食い過ぎだしな、、
と悩んで、結局ソースカツ丼にしたw

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若干味噌っぽいっていうかデミっぽいソース(というのは考え過ぎかな)のおいしいカツ丼。
特に名物でもない場所で食べたのは初めてかも、まぁ悪くないね。

そしてついてた味噌汁が波賀味噌だとかでうまかった。

タグ:食:丼 餐:揚 道の駅

鳥取城跡

鳥取市街にある城跡。
うちは一応母方の先祖が鳥取の武家だったので、少し縁がある城。
抜群の眺めの山城だそうなので一度登ってみたかった。

仁風閣のある丸の内から復元された城門をくぐって二の丸へ登る。
この門は現在この城跡にある唯一の建造物。あとは石垣だけの城跡。
でもなかなか立派な城郭で、かっこよかった。

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ほんの少し登っただけですぐに二の丸に着いた。
この山の麓付近の城郭は江戸時代に整備された近代城郭。山の斜面の丘のように広がった広い二の丸は少し登っただけなのに眺めよく市街を良く見渡せる好展望の城跡だった。
まずは北側の三階櫓跡の櫓台で展望。目の前の仁風閣から市街までよく見えた。

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そして真ん中の菱櫓跡を経て一段上の天球丸。
城郭としても一番カッコイイ構造。
実質山麓部の本丸的位置で、広い原っぱになってた。
南端が三階櫓と屋敷跡。
いやいやこれだけでも立派な城跡でなかなかイイね。

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でもここからが本格的な鳥取城の山登り。
山登りって言っても城内の整備された石段を登るんだろうなーんて思ってたらアニハカランヤ。
きれいな石段なんて最初だけで、いきなり熊注意。。
山道は崩れ気味の石段で木の根が張ってボコボコのワイルドなルート。山の急な斜面をまっすぐ登る登る。

これはなかなか凄い道だ、、なんて思ってたら「一合目」なんて札があった。
え、、この十倍あるの?(ありました)
ここ最近は羽黒山のぼったり伏見稲荷のぼったり金比羅山のぼったりして、観光で登るくらいのトコなら少しは自信持ててきてて、そんな感覚でスタスタと登ってたんだけど、これはキツい。。
道も下手に踏み外したら落ちそうなラフな山道。晴れてて良かった。

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ペース早めで一気に登ってたら息切れちゃって五合目でダウン。。てか休憩。
ちょっと眩暈してきてやばかった。

途中で抜かして来た人達もみんな通過して、後からの人も何人も通過して、静かになってからゆっくり出発。
もうペース落として無理せずに登った。

七合目でまた休憩。やばい。五合目で引き返せば良かったか?

八合目でまた休憩。やばい。七合目で引き返せば良かったか?

と、だましだまし登って(何をだますんだw)九合目でまた休憩。
後から来た外人カップルを見送って追いつかないように出発。
城郭が見えた。もう一息。

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やっと登った久松山の頂上は、意外とさりげない公園のような整った広場だった。
なんとか倒れずにのぼれた。危なかった。。

この山の上の本丸が中世戦国時代からの鳥取城。
あの秀吉の兵糧攻めでの籠城戦で四ヶ月の飢餓地獄。凄惨な光景が繰り広げられた城跡。
いやいや実際大勢が籠もったのは山麓の城郭部で、こんな山の上に本丸があるから籠もってた殿様は凄惨な光景を見ずに四ヶ月も我慢したんだろうね。
いや~来る途中で気分悪くなったのは何かあったのかも。

さてさて、そんな山頂の天守台の上はさすがにいい眺め。
これは、城からの眺めじゃないよ。。
鳥取市街は広く小さく、日本海から勿論鳥取砂丘も見えた。


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ファイル 504-6.jpgそして天守の建物跡の窪みにはコスモスが咲き溢れ、蝶々が飛び回ってた。
っていうかこんなトコにホントに三層の天守が建ってたのか?スゲエな。

しばーらくのんびり。

それにしてもこんな山なのに結構登る人の多い事。
老若男女ヒーハーいいながら続々と辿り着いて賑やかだった。

混んできたので一段下りて本丸でもまた展望。
こっちは鳥取市街の南側と目の前の久松公園の城祭りのステージや麓の三の丸にある高校や車を停めた小学校も足元に見えた。(自分の車は、、小さくて分かんない)

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そのあと山の二の丸三の丸も歩いた。ちょっと廃墟チック。
昔、この先に駅があってロープウェイが走ってたんだそうだ。

そして下山。急な道をグングン下る。これ、高所恐怖症の人は来ない方がいいね。
もうすっかり元気回復して、ペース上げて一気に落ちるように下った。

最後にまた山麓部の城郭を見て仁風閣の庭を見て三の丸の高校の校庭脇から城を出た。


いやいや凄い城だった。
来よう来ようと思ってなかなか来れなかったけど、これ、来るのがサンダル履きの夏の時期じゃなくて良かったと思うし、ましてやぬかるんでそうな台風後の週末とかに来なくて良かったと思った。
なんだかんだ鳥取出身の御先祖様がいい時期に来れるようにと誘導してくれてたような気もする。城まつりだしね。(だったら速度超過で捕まるのも回避させてほしかったけど、、)
感謝感謝。
来れて良かった。登れて良かった。眺めは最高だった。

タグ:楽:登 観:城 観:石 観:門 観:史 景:山 楽<困 楽:眺 景:町 植:花 動:虫

仁風閣

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鳥取城内に建てられた明治建築の西洋館。国重文。
特に興味有ったわけではないけど、城行く手前だし、まつりイベントとの兼ね合いか、入館料が無料になってたので入ってみた。

わーお
そういえばこういう立派な洋館って初めて入ったかも。
ドラマとかの貴族華族の世界だねぇ。

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階段上の「仁風閣」の文字は命名した東郷平八郎の筆だそうだ。
二階には洋式トイレや畳の寝室もあり、各部屋は絨毯敷きで立派。
硝子張りのバルコニーも素敵で覗く庭園もいい感じ。
これはいい物を見た。

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そして城を見た帰りに中庭に下りてきた。
ランチパーティーとか祝賀会とか優雅に開きそうな中庭。
池には人なつこい鯉が泳いでて石を渡ったら寄ってきた。

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ただ見て廻るだけでも優雅な気分になれる建物だった。

タグ:観:建 観:重 観:庭 動:魚

鳥取三十二万石お城まつり

ファイル 502-1.jpg鳥取城の久松公園で開催されてたイベント。
色々屋台出てたからコレは丁度いい。へたに市街を廻って食事処探して時間くわなくて済んだ。
って分けで食事がてら会場を見てみた。

まず内堀を渡って大手御門跡から入場すると丸の内広場が会場。
ステージがあって「鎧美人コンテスト」の優勝者発表が行われてた。
ほうほう姫じゃなくて鎧美人ですか、、少し鑑賞。

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凛々しく素敵なお姉さん達だったけど、コメント喋るとどの娘も少しガラ悪く言葉使いが残念だった。。声聞く前に立ち去れば良かったのにゆっくり見ちゃってた。
ちなみに洋服の女性は歴史好きアイドルの小日向えりさんだそうだ。今時のアイドルは色々と特化したスキルが必要で大変ですな。

ファイル 502-3.jpgさてさて、会場内でまず目にしたのは砂像。
先月行った白兎神社にもあったね。鳥取のはやりかな。
あ、砂丘あるからね。

それより屋台。腹ぺこぺこ。
地酒バーから始まって色んなテントがあった。鳥取城復元署名とか、白蛇とか、、
食べ物は鳥取の物だけじゃなくて色々あって、折角来た鳥取の物を探してまずは一通り歩いて選んだ。

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ファイル 502-5.jpg先ず食べたのは「大山がいなバーガー」
大山は鳥取県でも逆端の地域だけどまあイイや。
一番気になったし、並んでて人気有った。

「がいな」とは方言で「大きい」という意味だそうな。
でかいハムを挟んだ旨くて食べ応えあるバーガー。
これはうまかった!


てわけで次に食べたのは「ホルモン焼きそば」
焼きそばは色々あって迷ったけど、この鳥取市街の名物で元々今回食べたいと思って(店が日曜休みってことに気が付いてガッカリして)たのがコレ。
売り方としては他の焼きそばより地味だった。そうだよね地元の人は地元以外の物を食べてみたいよね。

ファイル 502-6.jpg堀の前の石垣に座って食べた。
ちょっと辛かったけどギリギリ食べられるくらい、、やばい、辛かった記憶しかないw 味は忘れた。

もう一品くらいいけるかな?と思ったけど、やっぱ最近は胃も小さくなった様でコレで満腹。
イベント会場を抜けて鳥取城を観光。

タグ:楽:催 観:城 観:藝 餐:ば 餐:焼

玄武洞

ファイル 501-1.jpg豊岡市の円山川沿いにある景勝地。
こっちの方をドライブしてて前々から何と無く気になってたけど、どんな洞穴なのか全然知らず、テレビや雑誌やウェブとかでも特に見かける事もなく地味な場所なんだろうと思ってた。。

が、豈図らんや。国の天然記念物で思ったよりちゃんとした観光地だった。
「玄武洞公園」と言う形で歩いて見てまわれるようで、公園内の歩道の石畳や石段もキレイに整備されてた。
ビジターセンターみたいな案内所にはタッチパネルの大型モニターや、キャラクターの「げんさん」グッズがあった。
ボランティアガイドも張り紙で紹介してたけど、早朝からやってるわけないなと思ってスルー

さてさて、まずは中央正面の玄武洞。
おおー!
これは凄い!ボコボコ柱状節理の岩壁の景勝地。こういうトコだったのか!
揃ってるような混ざってるような、崩れそうなガッチリ堅そうな、不思議なイメージ。幾何学的だけど自然が造った造型。面白いなぁ。

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亀の甲羅に巻き付く蛇のイメージで江戸時代に玄武洞と名付けたそうだ。そして他所の同じ形状の節理の岩石をも玄武岩と呼ぶようになったらしい。
これだけの景観なのにまるっきり初めて見た。国内だけでもまだまだ知らない風景が沢山あるんだなぁ。

さて、向かって右に歩くとすぐ裏が青龍洞。
方角は関係ないらしいw

おおー。
これまた面白い。
長く続く龍の鱗のような配列が緩やかに池から駆け揚がってて、なるほど青龍とはよく言ったもんだ。

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でもこの青龍は観光用に昭和に入ってから付けたんだそうだ。
、、、っていうか洞穴はどこさ?
池を掃除(投げ込まれた硬貨浚い)してたおじさんに訊いてみた。けど「ここは穴は無いよ」
。。。洞じゃないじゃん(^^;

一旦玄武に戻って左側の石段を登る。
次はすぐ裏ではないけど、そんなに離れてなかった。公園内を歩くくらいの距離。

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そして白虎洞。
真横の柱状節理が上に続く小さな窪みの洞。
縞の虎が崖をよじ登ってる感じかな。見えなくもない。
一番小さかったけど一番近くぺたぺた触れる距離で見れる節理だった。
当然だけど人の力ではビクともしなかった。端の一個位は簡単に外れそうなイメージだけどね。(天然記念物だから崩したら罰せられるぞ。。)

玄武、青龍、白虎と来てすぐ裏が朱雀。
スザクは二つあって、翼の曲線を持つ北朱雀洞。
ちょっとエッチな形の南朱雀洞。
ここは崩れ気味なのか、随分手前から立ち入り禁止になってた。離れて見るには迫力に欠ける大きさだけどまぁ悪くない。

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っていうかそれぞれ違った形を織りなす摂理の岩壁で面白かった。
洞穴がちゃんとあいてたのは玄武だけだったけど御愛嬌。
鳥や虎や龍より亀が立派だけど仕方ない。玄武のおかげで統一感のあるぴったりの名前でそれぞれ楽しめたんだからいいよね。

全部見た後は(途中でも見えたけど)展望まで楽しめた。

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目の前の円山川がよく見えた。
模型のような特急型の列車も通ったし、駐車場のウチの車も辛うじて見えた。

そうそう、それとこの公園、ところどころに花じゃなくてキノコが生ってた。面白い公園。
これは植えたのかな。。おいしそうだけど何茸?

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タグ:観:園 観:地 観:然 観:キ 景:岩 景:洞 景:崖 景:川 楽:眺 楽:映 植:茸