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旧黒澤家住宅

ファイル 452-1.jpg上野村にある江戸時代の大庄屋屋敷。
国指定重要文化財。
道の駅にあったパンフで気になって提案してきてみた。
旧屋敷とかってみんな興味あるか知らなかったけど、結構みんな好きで楽しんでゆっくり見て回れた。
っていうかココ凄いよ。
まず門をくぐるとそのでかい屋敷がドーンと現れる。
江戸時代中期の屋敷とは思えない大きさ。

勝手口の土間から入ると、広い板の間の囲炉裏の茶の間。
そしてパンフで気になった大きな神棚。
いやなんかすごいね。

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そして奥には幾つもの畳の部屋が並んでた。
その配置は江戸時代の幕府の天領での大総代としての屋敷に相応しいものらしい。
やっぱり昭和四十年代までは末裔が暮らしてたらしい。何人くらいで住んでたんだろうか、掃除や手入れも大変だよね。

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二階にも上がれる。
上は板の間で、養蚕に使われてたそうだ。
現在は色々な上野村の昔の民具などが並べて展示された資料館。
並べ方もキレイに整頓されつつ触れるくらいの距離感で親しみやすい。ゆっくり見て回れた。

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外に出ると分かるのが、三つの玄関。
来客の位によって使い分けてたらしい。
それと屋根の解説。
この屋敷は栗板に石の重石を乗せた独特の屋根。
山中の工夫なのかな。そんな屋根は裏庭の奥の少し小高い所からものぞけた。

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いやしかし周りから見ても大きくすっきり四角くい建物っていうのは旧家屋らしからぬ独特な感じがして面白かった。
たっぷりじっくり見て回れた。来てよかった。

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福寿庵

ファイル 451-1.jpg上野村の道の駅の正面の蕎麦屋。
この村で一番大きな飲食店かも。
イイ雰囲気だし石挽手打ちだし十石そばとは如何にと興味津々で入店。
何度か来たことある友達の話では混む時には三十分とか並ぶらしい。

で、ちょっとメニュー迷ったけどみんなに合わせて天ぷらセットにした。

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えーと
んーと
そばは本格田舎そばの硬めなしっかりしたそばで、つゆは薄味の蕎麦の風味を楽しめるタイプ。
そば湯も濃くてばっちり蕎麦だった。

けど、
ごめんなさい。
昨晩飲み過ぎて体調がイマイチな僕は、もっとすすりやすいそばが食べたかった。。
薄味のつゆはわさびに負けて味わい分からず、天ぷらも美味しかったけど、量が多くこんな体調のためちょっと厳しい感じ。(考えて注文しろっていう話だけど。。)
また機会あれば万全な状態でゆっくり食べたいです。

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不二洞

上野村にある関東一の規模の鍾乳洞。県天然記念物。
駐車場前の売店兼入り口からちょっと坂を登る。
まあまあ登る。
飲み過ぎの朝にはちょっと無口になるくらい登ると、随分と殺風景な工業風地下道の入口があった。

ファイル 450-1.jpgえ?なにこれ?変なムード。。
とかその時は思ったけど、実はコレ、後から掘った横穴の入口。
この不二洞は縦に伸びた形の鍾乳洞で、昔はもっともっと山の上の入口(現在は出口になってる)から入って洞内をずっと下って一番下で折り返してまた登ってわざわざ入った口から出てたのかな。(いや下らないで上の横穴だけの観光だったんだじゃない?)
そんな一番底の部分へ横から入って、探勝しながら登って出れるんだからこんなに有り難いことはない。

なーんてことは出てから思ったことで、そんなの知らない入り始めは変な所だなぁ、、としか思えなかった。

ファイル 450-2.jpgそんな工業風隧道を抜けると鍾乳洞!
で、そんなわけで螺旋階段を延々と上る珍しい鍾乳洞。
呑み過ぎた朝の螺旋階段ってなかなか容易でない闘い。みんなに置いてかれないように黙々と頑張って登った。

螺旋が終わると多種多様な名前の付いた鍾乳石が次々と現れた。
これはなかなか面白い。
ちょっとくぐるところとか、水たまりとか、なぜか臭いところとかもあったけど基本的には歩きやすく、楽しく見ては登り、見ては登りって感じで面白かった。

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ファイル 450-4.jpgいやいや自然って凄いね。
で、そんなたまたま自然に出来た岩間の造型が素晴らしく感じられる人間の感性も素晴らしいね。
上の方に登ってきたら、コウモリとかも飛び回っててイイ演出。
やっぱ鍾乳洞で見かける蝙蝠はポイント高いね。(すばしっこかったから写真には撮れなかったけど)
蝙蝠からしたら何でこんなトコに人間が続々とやって来るのか不思議だろうね。

出口近くまで登ったけど、出口の先には横に延びた洞があってちょこちょこっと行き止まりの鍾乳洞を見て回れた。
そんなレイアウトは知らずに、何でこんな中間に出口があるんだ?飽きた人とか疲れてもうイイって人用の近道出口かな?とか思ったりして。

ファイル 450-5.jpgそして出口を出た。ら、凄い山の上。
やっとこの鍾乳洞の形を把握できた。
ここまで登って入るんじゃあ大変だよね。

かなり急な階段と岩に沿った橋で下る。
高所恐怖症の人にはつらい道だと思う。。
僕はそれほど高所が苦手じゃないけど、それよか腹具合がよろしくなくてへっぴり腰。
尻引き締めて刺激少ないように丁寧に歩いて下った。

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