水戸市千波町。茨城県庁と水戸市役所の中間と言うモロ市街にある水源と水路の自然公園。
「水源」っていうからもしや、、とは思ってたんだけど、思った通り駐車場のすぐ先にその名の通り水汲み場があった!
大量に汲んでる人もいた。
早速間に入れてもらって空きPET二本分汲んだ。
さすがにそんなに冷たくは無かったけどうまい水だった。
これで満足、すぐ出発しよう、、と思ったけど、何やら神社らしい鳥居と石段があった。
水をいただいたんだから軽くお参りしとくかと登ってみた。
ら、
急な石段自体もちょっと荒れた感じだったけど登った上の笠原不動尊の社屋は崩れてた、、
ちゃんと案内板もあって水戸光圀にも所縁深く歴史有るようだけど、御神体の龍と剣の「クリカラ不動」も丸見え状態。
これは、、地震の影響?
その奥にも何かありそうなので進んでみたら、、
なんと「水戸神社」
都市の名を冠した神社の割にはエラクちんまりした祠大の神社。だけど、案内版を見ると水戸七社のひとつで、光国の時代に水戸城内から移された末社という由緒ある社。
こんな奥まったマイナーな所で水戸の真髄を覗いた気がした。
文字通り水の戸の都市なわけね。
さて、石段を降りると、水汲み場の下にはその源水が流れる清らかな小川に降りられた。
ここの水は冷たくて気持ち良かった!
何でも昔、水戸光圀がここから7kmの水道を水戸の市街まで延ばして町の水にしてたんだそうだ。へー
(こっち方面の歴史的な所ってみんな水戸光圀が絡んでるような気がした)
気を良くして橋を渡ってみた。
流れる川は特にキレイでもない整備された現代的な小川だったけど鬱蒼とした草木は郊外にしか見えなかった。
対岸には逆川緑地の水生植物園的な池の公園が続いてた。
うわぁ至れり尽くせりのトコだなぁ。
のんびりする積もりなんかまるで無かったけどついつい歩き回ってしまった。
池には大量の鯉とイイ型のブルーギルが見れた。
そしてシオカラトンボが沢山飛び回ってた。
ジッとしてるとすぐ傍らに止まったりするけど捕まえられなかった。。
先の方にはホタル再生地とかあって、そういう時期にも来てみたいもんだ。
その辺りは湿地っぽくなってて、浅い小川みたいな流れを覗いたりして歩いてたら、、
ずぼっ!
と見た目は芝生の泥濘にハマって靴ビッショリ。。あーあ。
ここで折り返した。
駐車場に戻る間には、水戸光圀が建てた茶亭という「漱石所跡」というのがあって、ここも水が湧いてた。
そして駐車場に戻るとその前は「歴史広場」という名で笠原水道の岩樋という導水管が復元されてたりした。
そんな感じで、歴史有り自然有りのみずみずしい自然公園。
ついつい一時間弱ものんびり歩き廻ってしまった。