神崎町にある神社。
いつも脇を通る時に気になってたこんもりとした森の山。これは城跡っぽいなぁと思ったけど、サニアラズ。神社でした。
意外と大きく立派な神社だった。
案内には「白鳳時代に遷座」とある。白鳳時代?英文の説明にはHakuho period(673-685)とあった。
1300年以上前か。歴史あるんだな。香取神社は有名だけど神崎神社は知らなかった。。
交通の神とあったのでお詣りした。
さて、目的は拝殿の横にある古木。
「神崎ノ大樟 通称なんじゃもんじゃの木」
大クスの古樹で国指定の天然記念物。
いやぁ大クスで通称なんじゃもんじゃっていうからどんな変な形の樹かと思えば、健全に真っすぐ伸びた立派な樹じゃないですか。。
っていうかなんか若々しいな、、
と思ったら、これは蘖(ひこばえ)という根元から生えた若い木だそうだ。
で、御神木の本樹がその奥。
残念ながら明治四十年に火災で焼けちゃったそうだ。
なるほど、なんじゃもんじゃって感じの幹。
人の顔にも見えますねー。
写真だからじゃなく、こういう形だった。
因に「なんじゃもんじゃ」っていうのは、1674年に参詣した水戸光圀が「この木は何というモンじゃろうか」と感嘆した事から付いた名前だそうな、、黄門さま、軽い発言が多い気がする。。(ウチの地元の神社でも変な事言ってたみたいだし)
裏側から見るとこんな感じ。
ん〜焼け落ちる前の昔の姿が見てみたいなぁ。
黄門さまを唸らせた面白い形の大木だったんだろうなぁ。
境内の周りの山の縁に小道があったので歩いてみた。
この境内の森も「神崎の森」と呼ばれる天然記念物だそうだ。
学術的に貴重な森、昔の侭の自然な下総の森って事だけど、シュロの木があちこちに生えてたりした。
どっかから飛んできて勝手に生えちゃったのかな?
天然記念物指定する前に植えちゃったのかな?
木も森もゆっくり見たかったけど、寒くて寒くて早歩きで回って車に戻っちゃった。
屋根開けてドライブするより歩いた方が寒いね。
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